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[472]YUKI アースラの恋模様25 2006/01/23(月) 16:33:28 ID:cfUil/6f

アースラの恋模様25

「えっ、、、?」
「クロノのことが好きなの。兄としてじゃなくて、1人の男の人としてクロノが好き」
「・・・・・・」
「でも、クロノはエイミィのことが好きだから、私の想いは叶わないから、クロノとエイミィのことが私は好きだから、自分の気持ちにケジメを付けるために、、、、、、」

どれくらい抱きしめてくれてたんだろう
無言の時間が痛いくらい長かった

「、、、、、、そうか、、、わかった、、、、その申し出、、、、受けるよ」
「ありがとう、、、クロノ、、、、」


私はそのあとクロノの部屋を出た
部屋を出る時、クロノが「ありがとう」と言っていた
その一言が嬉しかった


10分後 エイミィの部屋
「そういうわけでエイミィ、トレーニングルームの準備を頼む」
「う、うん。解った。、、、で、でも、フェイトちゃんどうしていきなり、、、、」
「フェイトの覚悟とケジメの現れだろう。」
「そうか、、う〜ん、、、フェイトちゃんがライバルだったのかぁ、、、」
「エイミィ」
「何?、、、って、きゃっ!、、く、クロノ君?」
突然クロノがエイミィを抱きしめる
と、いってもクロノの身長では抱きしめるというより抱きつくようになってしまうが
「僕はフェイトに何をしてあげられるんだろう」
「クロノ君、、、、」
「僕はフェイトの気持ちにこたえることは出来ない」
「うん」
「でも、フェイトにやっと生まれた人として大切な感情を傷付けたくない」
「うん」
「僕は、、どうしたら、、、、、、」
「クロノ君。クロノ君はフェイトちゃんの申し出を受けたんでしょ?だったら、全力でその気持ちに答えなきゃ」
「全力で?」
「そう。クロノ君は一切手加減せず、全力でフェイトちゃんと戦うんだよ」
「そうやって、僕が勝ったら、フェイトは、、、」
「うん。傷つくと思う。、、、、、でも、手を抜いて戦うことの方が、もっとフェイトちゃんを傷つけることになるよ」
「だから、全力でフェイトちゃんと戦ってあげることが、フェイトちゃんが一番望むことなんだよ」

「、、、、そうか、、、、そうかもな。、、、、、、、ありがとう、、、エイミィ」
「うん。クロノ君、お兄ちゃんとして頑張ってね」


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