朝食を食べながら家族の団欒を楽しむ
「フェイトちゃん、今日はお兄ちゃんと一緒に学校に行ってね」
「うん!お兄ちゃんも一緒にお勉強するの!?」
「いや、僕はフェイトを教室の後ろから見学するだけさ」
「じゃぁ、今日はずっと一緒だね!」
「あぁ、そうだよ」
一緒に居られることがよほど嬉しいのか、いつもの登校時間より20分も早く出発しようとするフェイトに引っ張られて家を出る
まずはなのはの家に寄ってなのはと合流する
ピーンポーン
インターホーンの音が住宅街に響く
「な~の~は~ちゃ~ん。」
フェイトの子供心爆発な呼びかけにクロノも思わず苦笑い、、、
「は~い」
応答と共にガチャリと玄関の扉が開く
「おはよう。フェイトちゃん、、、、く、、クロノ君、、、」
なのはは思わずたじろいでしまった
そのなのはの肩の上で必死に笑いをこらえるユーノ
(くっくく、、、いいカッコだね。クロノ執務官殿?(笑))
(だまれフェレット,,,,)
念話でユーノがクロノをからかう
「あ、あははは、、、仲良いね、、、フェイトちゃん、クロノ君」
なのはも少し反応に困っている
それもそのはず、フェイトはクロノの右腕にしっかりと抱きつき満面の笑みですから、、、、
「なのは、リンディ艦長から聞いてると思うが、フェイトがこういう状況だから、学校ではフォローを頼む。」
「う、うん。解った。」
(ちょっと羨ましいなぁ、、、、フェイトちゃん)
なのはもまだ9歳、兄の恭也に甘えていい年頃である
こう感じるのも当然なのだが、、、、
「次ははやての家か、、、はぁ、、、反応が今から予想がつくよ」
「あ、あははは、、、、」
そして、、、
「はぁ~ラブラブやなぁ。」
「はやて、そういう言い方は止めてくれ」
「ええやん。仲良しっちゅうのは大事なことなんよ」
結局はやてとヴォルケンリッターのメンバーにからかわれ、クロノ達は学校へと到着した
「クロノ君、先生にはどうやって説明するの?」
「あぁ、そのことなら問題無い。すでに手は打ってある」
「手?」
「ようは、催眠術みたいなものさ。フェイトは頭を打って軽い記憶喪失になっているって信じ込ませたのさ。僕はその保護役ということでクラスの後ろで様子を見てるよ」
「いややなぁ、じゃぁ、今日の体育の着替えの時もクロノ君は教室の後ろにいるの?」
「な、な、何を言ってるんだ!はやて!僕がそんなことをするわけないだろう!?」
顔を真っ赤にしながら狼狽するクロノ
何故かなのはの顔も少し赤い
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