お夕飯の後すぐに部屋に戻された。
結局、白菜とお汁だけのお鍋しか食べていないから
すぐにお腹がすいてきた。
でも、どうして外からしか鍵がかからなくなってるのだろう?
しばらくして、鍵の開く音が聞こえた。
「ごめんね、フェイトちゃん。あれだけじゃお腹空いたでしょ?」
なのはがいろんなお菓子を持ってきてくれた。それもたくさん。
なんだか胸が熱くなって涙が流れてきた。そんな私を見て、
なのはが頭をなでてくれた。なんだかとっても気持ちいい。
この後、二人でケーキを食べながらいろんなお話を
してたら、気づかないうちにクリームが口の端についていたらしい。
付いたクリームをぬぐおうとしたら、なのはに手を止められた。
何だろうと思っていたら、なのはがクリームの付いたところを
なめてくれた。 少しビックリしてるとなのはが唇を重ねてきた。
なのはのくちびるって甘い・・・
ちょっとぼーっとなってると、突然からだが奥から熱くなってきた。
「そろそろ効いてきたかな?」
いたずらっ子のような笑みを浮かべてなのはが笑った。