急にけたたましい音楽がなって、ビックリして起きた。隣には眠そうに目をこするなのはがいる。
なのはは手に持っている四角いものをいじって音をとめた。
「おはよう。フェイトちゃん」私も少しはにかみながら挨拶をする。お互いに目を合わせ、どちらともなく
くすくすと笑いあった。こんなに心の中が暖かくなったのって何年ぶりなんだろう。
二人で洗面台に向かう。途中で美由希さんとすれ違ったので、二人で挨拶をした。笑顔で答えてくれたけど
なのはの横を通った瞬間に私は物凄く睨まれてしまった。私、美由希さんに何か悪いことしたかな・・・
今日の朝食はみんなと同じものが出た。
桃子さんが微笑みながらこっちを見ている。美由紀さんはなのはとお喋りしている。
なのはとっても楽しそう。
恭也さんは士郎さんと何かお喋りしている。
時々こっちを見てニヤニヤしている…私の顔に何かついているのかな?
「早く食べないと学校に遅れるわよ」 桃子さんの一声で朝食に手をつけるみんな。
私も、早く食べないと。