「ユーノ君、どうしたの?こんなところで」
「ちょっと困ったことが起きたんだ・・・」振り向いて固まるフェレット・ユーノ
後ろには喋るフェレットに呆然とする二人がいた。
「ちょちょちょちょちょ、ちょっとなのは、これっていったい何なの?」
アリサがどもっている。すずかに至っては口をパクパクさせるだけだった。
「ユーノ君。もとの姿に戻って。」なのはが苦笑している。
ユーノさんもちょっとしまったって感じで二人を見て
「うん、わかった」というと、人間の姿に戻った。それを見たすずかがよろめいた。
「今まで黙ってきてごめん。これが本当の姿なんだ」ユーノさんは二人に謝った。
「・・・もう、何が起きても驚かないから」アリサがあきらめたような声で言った。
「改めて、初めまして。ユーノさん」すずかはぎこちなく挨拶をした。
「所でユーノ君、どうしてフェレットの姿でいたの?」なのはの疑問はもっともだと思う。
「すぐに帰ろうと思ってたし、この方が色々と動きやすいからね」
「ふーん、そうなんだ。大変だね、ユーノ君」なのはが感心していると、アリサが
つかつかとユーノさんの前に立つ。