会議が終わった。私達の件とユーノさんの件、それと時空管理局で観測した事象に
共通点と不可解な点が多すぎると言うことで、当面は静観することに決まった。
ただ、動きがあれば逐一報告してくれると言うことだった。
私としては、まだ確定してないとは言っても母さんの起こしたことだし、なんとか
自分で解決したいと発言したけど、これは私達の仕事だからとリンディさんに
止められてしまった。ただ、力を借りる場面が来るかもしれないとも言われた。
私達は司令室に戻ってきた。すでにユーノさん達は戻ってきていた。
そこで、会議の結果と今後のことについての説明があった。
「ところで、アリサさん、すずかさん。魔法を使ってみたいとは思いませんか?」
リンディさんがさらっととんでもないことを言った。
二人は一瞬何を言ってるかわからないといった感じで惚けていた。
「なのはさんとフェイトさんの魔力を借りて、一時的に魔法を使える状態にするだけです」
と言って、二つの丸い玉をさし出した。