TOP 戻る 前へ 次へ

[324]76 05/01/01 05:00:51 ID:sgZ1+aOw

高町家に引き取られたフェイト3日目16_8 〜発覚〜

「まだ入ってなかったのか」と言う恭也さんに、私はうんと言って左を通り過ぎた。
すれ違いざまに腕を捕まれた。恭也さんはすこし怖い顔をしている。
「お前、その傷はどうしたんだ?」着ている服から肩口が見えていたらしい。
私はとっさに隠して行こうとするけど、腕をしっかり捕まれているので離れられない。
腕をつかむ手が強くなって、思わず痛いと口から漏れる
「ああ、悪い。でも、こんな傷が出来た理由が知りたい。
ここが嫌ならオレの部屋に来るか?」多分、私が話さない限り離してくれないだろう。
だから、お部屋に行きますと言って、腕をほどいてもらった。

恭也さんの部屋に来た。ここに座れとベッドを指さしたのでそこに座る。
私はベッドの横にある扉・・・私の部屋につながる扉を見つめている。結局初日の時以外は
あの扉を使っていない。恭也さんは自分の椅子に腰を掛け、さて、と切り出した。
「その傷、どこでやったんだ?」私はどうして良いか、分からずに黙っていた。
「美由希、だな」びっくりして、恭也さんの方を見る。やっぱりなという顔で私を見た。
「その傷は木刀で付いた傷だろ?傷痕を見れば、相手の型が見えるからな」
私の心を読んだように喋る。もしかしたら、なのはにもばれているのかな?と聞いてみた。
「いや、なのはにはばれていないと思うが?それよりも、どうしてこうなったのか
訳を聞かせてくれないか?」私はどう喋ればいいのか迷っていた。
「じゃあ、本人に直接聞くしかないか」と恭也さんが立ち上がる。私はそれだけは止めて
と恭也さんを引き留めた。私は美由希さんに嫌われているみたいだと言うこと、
道場に呼び出されてからの経緯を話した。


TOP 戻る 前へ 次へ

PC用眼鏡【管理人も使ってますがマジで疲れません】 解約手数料0円【あしたでんき】 Yahoo 楽天 NTT-X Store

無料ホームページ 無料のクレジットカード 海外格安航空券 ふるさと納税 海外旅行保険が無料! 海外ホテル