今日は学校は休みなんだけど、私はなんだか早く起きた。時間は6:20
私は道場に向かった。
道場では、美由希さんと恭也さんが剣術の稽古をしていた。恭也さんが気づく。
「おはよう、フェイト」私も、挨拶をした。
「フェイトおはよう」美由紀さんも挨拶をしてくれた。
昨日に感じた怖さは全くなかった。恭也さんが私を呼ぶ。私は恭也さんのそばに寄った。
「フェイト、昨日のことをそれとなく美由紀に聞いてみたんだが、
その時間は深夜の鍛錬に向けて仮眠していたそうだ。」
…つまり、私が相手していたのは別人っていうこと?ふと、私は昨日のことを思い出した。
「まあ、昨日の傷を見る限り、美由紀が嘘をついてると思うのだが…
あいつの顔を見る限り、嘘を言っているようではないし、俺にはよくわからん。
もう少し様子を見ようと思うのだが」私が美由紀さんは嘘をついていないと思うと言うと、
恭也さんは解らないといった顔をした。そして、
「…なのはがらみのことか?」私はどきっとした。何のことか解らないと私が言うと、
恭也さんは忘れてくれと手を振って美由紀さんの元に戻った。
恭也さんには私達の関係がばれてそう…。 私は二人の稽古を少しみてから家に戻った。