「ところで、なのはちゃんにアリサちゃんそれと…フェイトちゃん。どうしてここにいるの?」
なのは達は顔を合わせて苦笑いしている。
私はなのはの顔を見て、どうしたの?と聞いてみた。
「な、何でもないよフェイトちゃん」とぎこちない返事が返ってきた。
「今日は私のおうちでお泊まり会をすることになっていたんですけど、すずかちゃんが遅いから迎えに来ました」
冷や汗をかきながらなのはが説明をする。
「ふーん、そうなんだ。じゃあ、ここまでどうやってきたの?」
「「う゛」」なのはとアリサが同時にうなる。
「そ、それは、ほら、私が鮫島に頼んでここまで送ってもらったから」アリサもしどろもどろになっている。
「じゃあ、鮫島さんを待たせちゃってるんだ…」ファリンさんが寝ていたソファーから飛び降りようとしたのを3人が止める。
「ノエルさんになのはの家まで送ってもらうからって返したから」アリサ必死。
「そうなの?フェイトちゃん」急に私に振られぽかんとしていると3人が首を振って合図を送ってくるので、私はうんと首を縦に振った。
「そうなんだ、でも、お姉様が…」とノエルさんを見た。しっぽみたいなコードがコンセントに刺さっている。
どうしようか悩んでいるとき、ノエルさんが目を覚ました。