TOP 戻る 前へ 次へ

[333]jewel :G 2006/01/15(日) 18:27:33 ID:vRIvyzDK

Silver G

 かける言葉が、見付からない…その時、司令室の扉が開いた。
「エイミィ、なーに泣いてんのさ? 大丈夫大丈夫、アタシらがちゃーんと助けてきて
あげるからさ♪」
「そうですよエイミィさん。いつも現場の指揮を執ってくれるクロノがいないのは
痛いですけど、僕たちで作戦考えましょう」
 人間形態のアルフと、魔導服を身に纏ったユーノが、決意に満ちた眼差しで言った。
「アルフ!」「ユーノ君!どうして!?」
「どうしてって…そりゃ、行かない訳にはいかないでしょ? クロノは、僕達の大切な
仲間なんだから」
「…そうだね、行こう。助けなきゃ、クロノを!」
「うん! 行こう、フェイトちゃん、ユーノ君、アルフさん!」
 フェイトが静かに決意し、なのはが頷く。
「という訳だからさエイミィ、すっごくベタな感じだけど、私達の考えは一つ。
クロノがいないんだからさ、オペレーション、しっかり頼むよ」
「みんな…」
 アルフがぽんぽん、と頭をたたくと、エイミィは目尻に涙を溜めたまま微笑んだ。

「問題は…彼らの要求してきた『センターポイント』ですよね。ロストロギアって
言ってましたけど、どういうものなんですか?」
「それは、私から説明するわね」
 再び司令室の扉が開き、リンディがいつになく神妙な面持ちで現れた。


TOP 戻る 前へ 次へ

テレワークならECナビ Yahoo 楽天 LINEがデータ消費ゼロで月額500円〜!
無料ホームページ 無料のクレジットカード 海外格安航空券 海外旅行保険が無料! 海外ホテル