12 そうして沈黙。2人ともお茶を飲む。 「・・・スピカ。」 とラグリアに微笑んで言われてしまってはスピカも困ってしまった。しかもラグリアの微笑があまりにも優しく暖かいものだからスピカはドキドキしてしまった。 「そ、そんな・・・・あ、あの、ラグリア様さえよろしければ・・・私は、そのためにこのお城に来ましたから。」 いよいよだ。スピカは鼓動が早まるのをよく感じながら立ち上がった。ラグリアも立ち上がり、スピカの頬に手を置いた。 「・・ラグリア、様・・・・・」 こうして近くで見てみると本当にラグリアは美男だと分かる。こんなにカッコイイ人ならさぞ女性にモテるだろうに。やはり将来は他の王国のお姫様みたいな人と結婚するのだろうか? 「・・スピカ・・・・」 ラグリアはスピカの腰を抱き、ゆっくりと顔を近づけてきた。スピカもラグリアに少しもたれかかって瞳を閉じた。 「・・ラグリア、様・・・・」 唐突にベッドに押し倒されてしまい、スピカは驚いてしまった。 「・・スピカ・・・・」 ラグリアはスピカの名前を低く甘く囁いた。スピカはそれだけで体をビクッと反応させてしまった。その間にラグリアはスピカの服を脱がしていく。 「あ・・っ・・ラグリア、様・・・・!」 服を脱がされていくスピカも、ラグリアの服に手をかけてその服を脱がしていった。 「・・スピカ・・・・フッ・・そなたは、言葉だけで感じてしまうらしいな・・・・」 そんなことを言われてしまうとスピカもつい身悶えずにはいられなかった。ラグリアに触って欲しくて・・・満たして欲しくて・・・・ 「そのような目で私を見るとはな・・・・満たして欲しいか?」 ラグリアはそう言って自分の股間をスピカの顔に近づけた。 「あ・・は、はい。ラグリア様・・・・」 既にラグリアのそこは勃起していたが、スピカは口に含み、舐めてしごいた。 「・・・うまい、な・・・・」 ラグリアがスピカの頭を押さえつけた。ラグリアのそこはますます大きくなって熱くなったような気がした。 「・・ん・・・はぁ・・っ・・・」 ラグリアに誉められたことが嬉しくて、スピカは更にラグリアに満足してもらえるようラグリアのそこを舐めてしごいた。精液とはまた違う液体がスピカの口の中に広がるのが分かる。 「良い・・・私は大分満たされた・・・今度は私の番だ。そなたの望んでいることを満たそう・・・・私に、何をして欲しい?」 とラグリアは微笑んでそう言ってくれた。その微笑みが本当に優しかったので、スピカはラグリアの言葉に甘えることにした。 「・・えっと、それじゃあ・・・・ここを・・・」 と言って、スピカは顔を赤くしながら大事な部分を指差した。 「・・そこを・・どうするのだ?」 ラグリアはそう言い、スピカのそこに指を触れた。 「あっ・・・!う・・ん・・・!」 そう言ってラグリアはゆっくりと円を描くように、優しくスピカのそこを指でかき回す。 「あっ・・ああぁっ!あぁ・・・あぁ・・ん・・・!はぁ・・あぁっ・・・!あぁ!あぁ・・ん・・!」 やっと欲しかった、この快楽。スピカの腰がラグリアの指の動きにそって自然と動く。 「・・どんどん濡れていくな・・・フッ。舐めて欲しいか?」 そう言ってラグリアはスピカの大事な部分に顔を埋め、舌で舐めた。恥ずかしさと気持ち良さにスピカは包まれた。 「あぁっ!あぁ・・っ・・!はぁ・・あ・・ん・・・!ああぁ・・っ・・・!あぁ・・っ・・!ラ・・ラグ、リア・・様・・・!」 ラグリアはそう言い、スピカの両足を今以上に広げて蕾をすごい速さで指で転がした。 「あっ!ああぁっ!あぁ・・っ・・ああぁっ!!あぁ・・っ・・!ああぁん!ああぁっ・・・!ラ、ラグリア・・様・・・・!」 自分の耳元で低く甘く囁くラグリアの声がスピカを余計に刺激した。本当にスピカは言葉に弱かった。 「ああぁっ!ああぁ・・っ・・!ラ、ラグリア・・様・・・!私・・もう・・・・!」 スピカは絶頂に達した。それを見たラグリアも指の動きを止める。 「・・そなたは本当に淫らだな・・・・フッ・・・・」 ラグリアが微笑む。そのラグリアの優しい微笑を見てスピカはドキッとしてしまった。 |