１７

２人とも生まれた時のままの姿になった。マクリスがスピカに覆いかぶさり、抱き締めた。

「うん・・君はいい体をしているね。紛れもない、芸術品・・・・・触ってもいい、芸術品だね。」
「そ、そんな・・マクリス様・・・・」
「・・ほら・・・もうここがこんなに硬いよ・・・・」
「あっ・・・！ぁ・・っ・・・！」

マクリスに乳首を舌で転がされ、更には乳房を揉みしだかれて・・・・気持ち良さをスピカは感じてしまっていた。

「あぁ・・っ・・！あぁ・・ん・・！ぁ・・っ・・！」
「・・うん、可愛い・・・そうして体を動かしてしまう君は可愛いね・・・・じゃあ・・ここはどうなんだろうね・・・」

と言ってマクリスは思いっきりスピカの両脚を広げて、腰を上げさせた。そしてスピカの大事な部分にいきなり舌を這わせた。

「あっ！！あぁっ・・・！い・・ぁ・・ああぁっ・・・！あぁん・・・！」
「・・可愛い・・・どんどんあふれてくるよ・・・・あぁ、おいしい・・・全部舐めてあげるからね。」
「あぁっ！ぁ・・っ・・・！マ、マクリス・・様・・・・！」
「・・・もっと僕の名前を呼んで。そして求めてごらん・・・「欲しい」って・・・・」
「あ・・っ・・！あぁ・・っ・・！マ・・マクリス・・さ、ま・・・ぁ・・っ・・！ほ・・欲しい・・です・・・・！」
「うん、合格。君は本当に素直だね・・・・僕はね、素直な子が大好きなんだ！」
「あっ！！ああぁ・・っ・・！あぁん！」

スピカは言葉に弱かった。耳元でそんな風に言われてしまったら・・・・駄目だ。体が余計にうずいてしまった。

「あっ、可愛い。君ってば言葉で感じちゃう？」
「！あ・・その・・・・は、はい・・・・」
「アハハッ！自分の弱点も素直に認めるんだね。本当に君は可愛い！可愛すぎて・・・・このまま閉じ込めてしまいたくなってしまうよ・・・」
「えっ！？」
「・・・ねぇ、スピカ君。僕だけの、専属の娼婦でいてくれないかい？僕はね・・今相当に、君のことを気に入ってしまったみたいだよ？・・離したくないんだ。」
「！・・あ・・え、え〜っと・・・・」

突然そんなことを言われてもスピカは困ってしまうだけだった。マクリスはそんなスピカを見て笑顔を浮かべる。

「アハハッ！君ってばホントに可愛い！！・・うん、結構僕の好みのタイプだよ？スピカ君。アルビレオ君やプレアデス君とは正反対のタイプだけど・・・・君みたいな子も僕は大好きだな！」

と言ったかと思うと、マクリスはそのままの体勢でいきなりスピカの中に自分のそれを挿れた。

「あっ！！あぁっ！」

いきなりスピカの中にマクリスが入ってきたのでスピカは身悶えずにはいられなかった。

「アハハッ！もう少し時間が必要だったかな？でも・・すごい勢いで君のここは、僕を受け入れてくれるね・・・大丈夫？もう痛くない？」
「あ・・は、はい・・・・」

そのスピカの返事を聞いて、マクリスは動き出した。速くもなく遅くもない丁度いいテンポだった。スピカは心地良い気持ち良さを感じていた。

「あ・・っ・・！あぁ・・っ・・！マクリス、様・・・！」
「・・可愛い、スピカ君・・・・感じてくれてるんだね・・・僕自身を・・・」

とマクリスは言ってから、スピカの耳元にフッと息を吹きかけた。

「あっ！！あぁっ・・！ダ、ダメ・・・！マク、リス・・様・・ぁ・・っ・・！！ああぁっ！」
「アハハハハッ！ホントに君ってば最高！！こんなコトで感じちゃうなんて・・・もっとイジめちゃおうかな？」

と言ってマクリスは今までのは比較にならない程の速い動きで一気にスピカを突き上げた。

「ああぁっ！！ああぁっ・・・ああぁっ！！ああぁっ！あぁ・・っ・・！ああぁん！ああぁっ！」
「うん・・そうして気持ち良さを感じている君の顔もとっても可愛い。ね・・」

そう言ってマクリスは再びスピカの耳元に息を吹きかけた。明らかにわざとだと分かっていることなのにスピカの体は反応してしまっていた。

「ああぁぁっ！！ああぁ・・っ・・！ああぁっ・・・！マ・・マク、リス・・さ、ま・・ぁっ・・・！！」
「うん・・あぁ・・君の中って本当にいいね。このままだと僕・・・そろそろイッちゃいそうだよ・・・」
「あ・・っ・・！わ・・私・・も・・・です・・・！マクリス、様・・・！」
「あぁホント？それじゃあ・・どっちが早くイくか競争してみよっか♪」

とマクリスは言ったかと思うと、更に腰の動きを速めた。一気に気持ち良さがスピカの中にくる。

「ああぁっ！ああぁ・・っ・・！ああぁ・・っ・・！わ、私・・・イ、イく・・・・！！」
「うん・・僕も。じゃあ・・同点ってコトで・・いいね・・・・！」
「ああぁっ！ああぁ・・っ・・！ああぁっ！！あああぁぁぁーーーーーーーっっっ！！！」
「ん・・っ・・！スピカ、君・・・・！」

スピカが絶頂に達したと同時にマクリスは自分のそれを抜き取り、最後に手でしごいてスピカの胸元にその性を放出した。

「！・・・マク、リス・・様・・・！ハァ・・ハァ・・・」

お互いにとても息が荒かった。マクリスも大きく息をついている。

「はぁ・・ゴメン。思いっきりスピカ君の胸元を白くしちゃったね・・でも、舐めてくれると・・嬉しいな。」
「あ・・はい。もちろんです・・・・」

とスピカは言って指ですくい取り、マクリスの性を舐めた。

「・・君ってば・・・見た目以上に淫靡なんだね・・・驚いちゃったよ僕。でも・・・そういうギャップにきっと、僕は心を奪われちゃったんだろうね？スピカ君。」
「えっ！？あ、は、はぁ・・・・・」
「・・・アハハッ！ところで・・君は？誰か・・好きな人はいるの？」

とマクリスに聞かれてしまい、スピカはどう返答していいものか困ってしまった。

「え〜っと・・・・いる・・ような・・いらっしゃらない、ような・・・・」
「・・よく、分からないのかい？」

と、マクリスは目を見開いて尋ねた。スピカはこの複雑な想いをどう表現していいか分からなかった。
アトラスには恋をしていたのだと思う。だがそれは決して叶うことのなかった恋。だからもう自分の中で諦めていた。それからは・・・・レグルスに出会って・・・ラグリアに出会って・・・このマクリスと出会って・・・・皆自分に優しくしてくれているし、レグルスに関しては愛の告白までしてくれている。
スピカは皆のことが好きだ。だから・・・・・誰か１人なんて・・・決められない気がして・・・・・・・結局スピカは気が多いのだ。抱かれた人にその時だけ恋をする感じ・・・・・しかし、そんなことを言ったってどうしようもない。だから首を振ってスピカは答えた。

「すみ、ません・・・・その・・私自身・・・分からないんです・・・・なので・・・好きな方は・・いない、ということで・・・・」
「う〜ん・・よし！！それじゃあ、たった今から僕を好きになったらどうだい？」
「えぇっ！？」

思ってもみなかったマクリスの提案にスピカは驚いてしまった。

「僕に恋をしているって思い込むんだ。そしたらきっと、君は本当に僕のことが好きになっていると思うよ？アハハッ！だから・・・君は僕の将来の恋人・・ってコトでどうだい？」

とマクリスに笑顔で言われてしまい、スピカは困ってしまった。明らかに冗談っぽい気がするのだが・・・冗談でもこんなことを言われると困ってしまう。

「ええぇっ！？そそ、そんな！！それは、ちょっと・・・・」
「おや、駄目か〜い？せっかくいいアイディアだと思ったのに・・・・でも・・レグルス君に買われたってコトは・・・少なくともレグルス君とはこういう関係なんだろう？」

とマクリスに聞かれたので、スピカは「は、はい・・・」と答えた。

「・・レグルス君が手出しをしているのなら・・・連動してラグリア君もそうだってコトになるよね〜・・・アハハハッ！全く・・・親類だと改めて気付かされる瞬間だよね。」
「えっ・・・・・・？」

マクリスの思いがけない一言にスピカは驚いてしまった。親類・・・・・！？マクリスは、レグルスとラグリアの親類だというのか！？

「・・おや、どうしたんだい？そんなに驚いた顔をしてしまって・・・・・僕は何か、そんな驚くようなことを言ったかな〜？」
「え、えっと・・・マクリス様。ご親類・・って・・・・」
「えっ？あぁっ！！ラグリア君とレグルス君はね、僕のイトコなんだよ！」
「えっ！？ええぇぇ〜〜っ！？そうだったんですか！？」

通りで始めてマクリスを見た時、レグルスやラグリアに何となく似ている気がした訳だ。どちらかといえばレグルスに似ているような気がしないでもないが・・・・

「うん、そう。アハハハッ！本当は僕はこの王国の人間じゃないんだけどね・・・無期限で遊びに来てるんだよ！実を言うとそろそろ帰ろうと思ってたんだけど・・・・君とこうして出会ってしまったから・・・・君がいる限り、僕もこの王国にい続けるよ・・・だって君ってば可愛いんだもん！！君のこと、もっと見ていたいんだよ・・・だから、ね・・・・君さえよければ、またこうして一緒にいてね？」

と言ってマクリスはスピカを強く抱き締めた。スピカもマクリスの背中に手を回した。

「・・は、はい・・・！マクリス様・・・・ありがとう、ございます・・・・」
「当然のことじゃない！！僕にとっても、君にとっても喜ばしいことだよね！うん・・・最高の時間だ！！」

そうして２人は時間を忘れて抱き合ったのだった・・・・・・・・・・・・・・・