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「・・・マクリス様は・・・その、今・・恋をなされてるんですか?」
「うん?ン・・・まぁ、その話はもういいさ!・・・・・・自分で考えてても憂鬱になっちゃうんだ・・心が寂しくてね。恋は実らせたいって思うけれど・・・・駄目なんだ・・・嫌われるようなこと、しているつもりないのにね・・・・アハハッ!こうして考えちゃうと、寂しくなっちゃって・・・・それで、君の元にきたんだ。君なら、この僕の寂しく飢えた心を満たしてくれると思ったからね。」
「・・マクリス様・・・・・」
「・・・僕を満たして、スピカ君。偽善の愛でもいいんだ・・・・今僕に確実にないものは・・女性からの愛なんだ。君の愛を少しでも・・僕に恵んでくれると嬉しいんだけどね。」
「は、はい!それはもちろんです!私は・・その為にここにきましたから。私に出来ることなら、何でもします。」

とスピカは言った。マクリスはそれを笑顔で受け止めてくれた。

「うん、ありがとう!スピカ君・・・・まずいな・・このままだと、君に飛び火して恋しちゃうかも・・・・」
「えっ!?」
「アハハッ!うん、冗談♪君のことは、レグルス君が完全に気に入っちゃってるみたいだからね・・・・でも、今日だけは僕のものだよ?スピカ君・・・・」
「マクリス様・・・・」

2人は見詰め合った。そのまま2人の顔の距離は近くなり、自然とその唇が重なった。
最初は触れ合うだけのキス。一時唇を離した2人だったが、またすぐにどちらからともなくその唇を重ねる。今度は舌を絡ませる濃厚なキスだった。
それから2人は自然とベッドに横になった。三度2人は唇を重ねて、お互いにお互いの服を脱がした。

「アハハッ。こうして君の体に触れるのが、とても久しぶりな気がするよ・・・・・ね。君の体は・・僕を待っていてくれたのかな?」

マクリスはそう言って唇をスピカの項に、そして胸の方に移動させながらそう呟いた。

「あ・・っ・・・やぁ・・っ・・・!」
「うん、君の体は本当に奇麗だよね・・・・それにとっても可愛い。レグルス君の気持ちが、少しだけ分かる気がするな〜・・・・」

と言いながら、マクリスはスピカの乳首を舌で転がす。スピカの体はビクビクとマクリスのすることに反応した。

「ひゃ・・あぁっ・・・!あぁ・・っ・・・そ、そんな・・に・・・!ダメ・・・です〜・・・!」
「アハハッ!もう乳首がこんなに勃っちゃってる・・・君は本当に感じやすいんだね。」
「!マクリス・・様・・・・!」
「じゃあ、ここもきっと濡れてるよね!」

とマクリスは笑顔で言って、スピカの秘所に指を這わせた。

「あっ・・あぁっ・・・あ・・はぁ・・っ・・あぁん・・・!」
「アハハッ、案の定だね。それじゃあここはどうかな?」

と言って、マクリスは指を1本、スピカの中に入れた。

「ひゃあぁっ!!ち、ちょっと痛いです、マクリス様・・・・!」
「あぁっ、ゴメン!!アハハッ、まだちょっと早かったよね・・・・うん、ゴメンね、スピカ君。君が早く欲しかったものだから、つい、ね・・・・」
「・・マクリス様・・・・・」
「あっ、でも少しずつ開いてくれてるね・・・分かる?」

と言って、マクリスはゆっくりと指でスピカの中をかき回した。

「ん・・あ・・あぁっ・・・!マクリス・・様・・ぁ・・っ・・!」
「・・君は本当に可愛いよね・・・・その感じてる顔、もっと僕によく見せて・・・・」
「や・・ぁ・・・っ!マクリス様・・・・!そ、そんな・・・・!あぁっ!」
「・・あっ、そういえば君は言葉に弱かったよね・・・ね?スピカ君・・・・」

と、マクリスはスピカの名前を甘く低く耳元で囁いた。スピカの体がビクンと反応する。

「ああぁっ!!い・・あっ、あぁっ!!マクリス、様・・・・!」
「アハハッ。ホントに君ってば可愛い・・・・ね、もうそろそろ挿れて大丈夫だよね?君のここがこんなに濡れてるから・・・」
「あ・・は、はい、マクリス様。」
「うん・・・あぁっ、やっとだよ。君とやっと1つになれるね!」
「マ、マクリス様・・・は、はい・・・・」

そんなことをハッキリ言われてしまうと少し照れくさいスピカであったが、頷いて返事をした。
マクリスはニッコリ笑顔を浮かべて、それからスピカの秘所に自身のそれをあてがい、それからスピカの中へと入ってきた。

「・・マクリス、様・・・!」

挿れられただけでスピカの体が一気に熱くなった。やっと欲しかった本当の快感にスピカも酔いしれていた。

「こうしていると、君の顔がよく見えるね・・・・アハハッ!じゃ、いくよ。」
「はい。」

そうしてマクリスはスピカを抱き締めて動いた。マクリスは最初から無駄のない速い動きでスピカの中を行き来した。

「あっ・・ああぁっ・・・!ああぁっ!ああぁぁっ!」
「うん・・・・君の中は、とっても良いよね・・・・ねぇ、スピカ君、知ってた?僕はね、君とこうして過ごす時間が・・とても好きなんだよ・・・・?」
「ああぁっ!!あっ・・は、はい・・・・!」
「アハハッ!だからね、君にも・・僕とこうして過ごしてる時間・・・気に入ってくれてたら、嬉しいな・・・・」
「は、はい・・・!マクリス様・・・・その・・好き、ですよ・・・・?マクリス様と・・・こうしている時間・・・!」
「・・うん・・・ありがとう、スピカ君・・・・アハハッ!よぉ〜っし!君にそう言われると、ますますやる気が起きちゃうね〜。」

とマクリスは笑顔で言って、それまでとは比べ物にならないほどすごい速さで動き出した。突然のこの速さにスピカは一気に感じてしまっていた。

「ああぁっ!!ああぁぁっ!ああぁん!ああぁっ!!はぁ・・ああぁっ・・・!」
「スピカ君・・・・!ハァッ・・・感じてる?僕のコト。」
「は、はい・・・!ああぁぁっ!!はあぁっ・・・ああぁぁっ!ああぁん!!」
「・・うん・・・・それなら、イイんだよ・・・・!僕も・・君をすごく感じてるよ・・・・スピカ君・・・・!」

マクリスはずっと変わらずこの速いスピードでスピカの中を行き来している。こんなにされるとスピカの体は気持ち良さでたちまち満たされてしまって・・・・もうそろそろ限界が近かった。

「あああぁっ!ん・・ああぁっ!ああぁっ・・・ああぁぁん!!マ、マクリス、さま・・ぁ・・・っ!イ、イく・・・・!」
「うん・・・僕も・・・イッちゃいそうだ・・・・!」
「ああぁぁっ!!あああぁぁ・・っ・・・!!あああぁぁぁーーーーーーっっっ!!!」
「ハァ・・ッ・・・!スピカ君・・・・!!」

マクリスは一気にスピカの中から抜け出てその性を放出した。スピカも一気に絶頂に達したことで、マクリスをボーッと見つめることしか出来なかった。

「アハハッ。いやぁ〜、イイHだったね!僕は今日という日を忘れないだろうな〜・・・・君もそうだと嬉しいんだけどね?スピカ君!」
「あ、はい・・忘れないようにします。」

と、スピカは恥ずかしかったが、笑顔でマクリスにそう言った。

「うん、そうしてね!・・・・ハァッ・・・・」

マクリスはそうして息をついて落ち着きを取り戻していたみたいだった。スピカもまだ荒い呼吸ながら、やっと体を動かす自由を取り戻せた感じで、薄い夜着を軽く身に付けながら、気になっていたことを尋ねた。

「あの、マクリス様・・・・」
「ん?どうしたのかな?スピカ君。」
「その・・マクリス様は、どなたに恋をしてらっしゃるんですか?その・・もし、私なんかでよろしければ・・お話を、お聞きしたいなと思ってしまって・・・・」
「スピカ君・・・アハハッ!ヤ、ヤだな〜・・・・僕は、そういうコトに慣れてないモノだから・・・・ちょっと恥ずかしいよ。」

と言ってマクリスは照れながら笑った。どうやら本気の初恋らしい・・・・このように初心な反応をするマクリスをスピカは何となく可愛いと思いながら話を続けた。

「ウフフッ、そうですか・・・・あの、ですけど・・私は娼婦ですから。娼婦は、男性の望みを全て与えて、幸せになってもらう為に存在するのだと、アトラス様は仰っていました・・・・その、私がお役に立てるとは思えませんけれど・・・・マクリス様は、お悩みだったみたいですから・・・・お話だけでもすれば、少しでもそのお心が安らかになるかと思いまして・・・・」
「・・スピカ君・・・・・うん、そうだね。確かにそうなのかもしれない。でもね・・これは、僕自身が解決しなきゃならないことだと思うんだ・・・・それにね、スピカ君。きっと君なら、もう気付いてるんじゃないかと思うんだよ?僕の大好きな人!」

とマクリスは言って笑顔でスピカを見つめる。だがスピカはそのようなことにはめっぽうウトかったのでまるで検討が付かなかった。

「えっ?そ、そんなことないですよ・・・・私、あの・・その・・・・鈍感、らしいので・・・・」
「ふ〜ん、そうなのかい?アハハッ!でも確かに鋭そうな感じはしないよね、君は!何かフワフワしてる感じだから!」
「あ・・・・・・」

ここまであっさり肯定されるとスピカはちょっと悲しくなってしまうが・・・・・事実そうみたいなのだから仕方がない。反論なんて出来る訳がなく、スピカは絶句して苦笑するしかなかった。

「君の気持ちはとっても嬉しいんだ!うん、だから・・今以上に悩んじゃって、示しが付かなくなったら、その時は君に話すって約束するよ!・・・ありがとう、スピカ君・・・君と出会えて、僕は本当に良かったと思ってるよ・・・・」

と言ってマクリスはスピカを抱き締めた。

「はい・・私の方こそ、ありがとうございます・・・・」

そうして2人は、しばらくの間抱き合ったのだった・・・・・・・・・・・・・・


  

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