32 ラグリアは苦笑しながらそう言った。どうやらこの口ぶりからするに、今まで散々聞かれてきた質問だったらしい。 「あっ、す、すみません・・・その、ですけど・・・・ラグリア様には、いらっしゃるのかなって、思ってしまいまして・・・・」 スピカは思ってもみなかったことを言われてしまい、目を見開いてしまった。 「今何に一番愛情をかけているかと問われれば、それはミャウであろう・・・・半分、恋はしているように感じる・・・フッ、おかしいかもしれぬがな・・・・・だが、今はそれで良い・・・・あまり面倒なことは好かぬのでな・・・・」 本当はレグルスに会いたい気持ちがあったが・・・・ラグリアへの感謝の念を考えれば、今日ずっと一緒にいることはスピカにとって当然のことであったし、実際嬉しかった。 「・・スピカ・・・・そなたは不安なのだろうが・・・今はそのことを心配することはあらぬ・・・」 そうして2人は服を脱ぎ、ベッドに横になってお互いにお互いの大事な部分を舐め合った。スピカはラグリアの体の上に乗るような感じでラグリアのそこをしごいたり、舌を使って舐めたりした・・・恥部をラグリアの顔の目の前に晒しながら。そしてスピカのそこをラグリアが後ろから舌を使い、舐め上げる。 「あ・・ん・・・!んん・・〜・・っ・・・!」 ラグリアにそこを舐められてしまうと更に奥がうずく。だが娼婦として、スピカもラグリアのそこを満たさなければならない。気持ち良さに流されないように、ラグリアのそれを丹念にしごき、先端を舌で舐め上げた。 「あぁ、スピカ・・・・とても、気持ち良い・・・・」 とラグリアは言いながら、スピカのお尻に軽くキスをした。 「ひゃあんっ!!」 突然恥ずかしくなってしまって、スピカは顔を赤くしてしまった。 「構わぬ。謝って欲しい訳ではないのでな・・・・あぁ、スピカ。もう良い・・後はそたなの中で感じさせてもらおう・・・・」 そうしてスピカはそのまま後ろ向きでラグリアの上に乗った。ラグリアのそれを、いつもよりも感じてしまうのは・・このような体位のせいなのだろう。 「あ・・っ・・・!あぁ・・っ・・・!」 ラグリアはスピカの腕を掴み、そう言った。お互いに既に大事な部分を舐め合ったことで、2人とも既に息遣いが荒かった。 「あ・・っ・・はっ、はい・・・!あ、あの・・動いても・・大丈夫ですか?」 そうしてスピカは返事をして、自分の腰を動かした。全ての体位はアトラスから仕込まれていたことだが・・・・このようなパターンで実際にやるのは珍しいので、新たな気持ち良さを生み出していた。 「はぁ・・っ・・ああぁっ・・・ああぁっ!ああぁぁん!」 そう言われてスピカは嬉しかったし、自分も気持ち良かったから、もう少し腰を速く動かした。それに加えてラグリアも下からスピカを突き上げた。一気に奥を貫かれ、スピカは思わず身悶え、ラグリアを感じていた。 「ああぁぁっ!!う・・っ・・!あああぁっ!ああぁぁ・・っ・・!!ああぁぁん!!」 そうしてラグリアはそれまで掴んでいたスピカの腕を放した。スピカはラグリアの横に移動し、ラグリアはその後起き上がり、手でしごいてその精を放出した。ラグリアの手の中では余ったらしく、白い液が漏れ出てベッドにポタポタと落ちてしまっている。 「はぁ・・スピカ・・・・そなたはやはり娼婦なのだな・・・男へのリードもうまいと分かった。」 ラグリアの手の中からあふれてしまっている白い液を見て、スピカはベッドの上にあったティッシュを取ってラグリアに渡した。 「あぁ、ありがとう・・・・・」 ラグリアはそのティッシュを受け取り、拭いていた。スピカはそんなラグリアに近付き、横からピトッとラグリアの腕に寄りかかった。 「あ、あの、すみません・・・・今だけ、こうしてお傍にいても良いですか?」 ラグリアは優しい微笑を浮かべてスピカにそう言った。スピカは嬉しくなってしまい、少しだけラグリアに甘えてみた。 「は、はい!あの・・ニャ〜ッ・・って、言えばいいですか?」 ラグリアはスピカの肩に手をかけ、強引にスピカを押し倒した。スピカは突然のことで驚いてしまっていた。 「・・どうしたのだ?そなたが私を誘ったように見えたのだが・・・私が怖いか?」 そうしてその日はラグリアのペットとなり、愛されたスピカなのであった・・・・・・・・・・・・・ |