32

「あっ、えっと・・・・その、ラグリア様は・・・特定の恋人さんや、婚約者さんは・・いらっしゃらないのですか?」
「フッ、何を聞くのかと思えばそのようなことか・・・・・なぜ、女というものはそのような話題を好くのだろうな・・・・」

ラグリアは苦笑しながらそう言った。どうやらこの口ぶりからするに、今まで散々聞かれてきた質問だったらしい。

「あっ、す、すみません・・・その、ですけど・・・・ラグリア様には、いらっしゃるのかなって、思ってしまいまして・・・・」
「・・そのような縁談話が今尚きていることは確かだが、そのような話は好かぬ・・・・そなたも言葉位聞いたことはあるだろう?政略結婚というものだ。」
「あっ、はい・・・・その・・・政治的な策略から、というものですよね?」
「そうだ。愛情など全く伴っていないものだ・・・・私は、最初から愛する者と結婚した方が良いと思っている・・・・故に、そなたの言う特定の恋人というものはおらぬな・・・・これで、答えになっただろうか?」
「あっ、はい・・ありがとうございます・・・・その、それでは・・ラグリア様は、今はその・・好きな方とかは、いらっしゃるんですか?」
「・・好きなもの、か・・・・ミャウだ。」
「えっ・・・?ミャウちゃん?」

スピカは思ってもみなかったことを言われてしまい、目を見開いてしまった。

「今何に一番愛情をかけているかと問われれば、それはミャウであろう・・・・半分、恋はしているように感じる・・・フッ、おかしいかもしれぬがな・・・・・だが、今はそれで良い・・・・あまり面倒なことは好かぬのでな・・・・」
「あ、は、はい・・・ウフフッ。ラグリア様は、ミャウちゃんに入れ込んでらっしゃるのですね。」
「・・そうだな・・・・自分でも不思議な位だと思っている・・・・猫というものがあれほど愛らしいものだとは思っていなかったものでな・・・・」
「ウフフッ、そうですか・・・・確かに、私もミャウちゃんはとっても可愛いと思います。」
「あぁ・・ありがとう。ミャウに代わって礼を言おう・・・・」
「そ、そんな・・・・私の方こそ、ありがとうございます・・・・」
「・・では、そろそろ始めるか?それとも・・もう一杯茶を飲むか?」
「あっ、構いません!その・・・こんなお仕事でも、ラグリア様にご奉仕出来ることが・・私、嬉しいです・・・・」
「・・スピカ・・・・フッ、今日の代償は少し重かったのでな・・・・今日は一日、私に付き合ってもらおうか・・・・」
「はい・・ラグリア様の仰るままに・・・・・」

本当はレグルスに会いたい気持ちがあったが・・・・ラグリアへの感謝の念を考えれば、今日ずっと一緒にいることはスピカにとって当然のことであったし、実際嬉しかった。
レグルスのことは明日以降でも何とかなる。スピカはそう信じてラグリアとキスを交わした。

「・・スピカ・・・・そなたは不安なのだろうが・・・今はそのことを心配することはあらぬ・・・」
「あ、はい・・ラグリア様・・・・」

そうして2人は服を脱ぎ、ベッドに横になってお互いにお互いの大事な部分を舐め合った。スピカはラグリアの体の上に乗るような感じでラグリアのそこをしごいたり、舌を使って舐めたりした・・・恥部をラグリアの顔の目の前に晒しながら。そしてスピカのそこをラグリアが後ろから舌を使い、舐め上げる。
お互いに気持ち良さを感じながら過ごすこの時間は、何物にも変えられない甘美でいて、官能の世界だった。

「あ・・ん・・・!んん・・〜・・っ・・・!」

ラグリアにそこを舐められてしまうと更に奥がうずく。だが娼婦として、スピカもラグリアのそこを満たさなければならない。気持ち良さに流されないように、ラグリアのそれを丹念にしごき、先端を舌で舐め上げた。

「あぁ、スピカ・・・・とても、気持ち良い・・・・」
「ん・・は、はい・・・!私も・・気持ちいい・・です・・・!」
「フッ、そうだな・・・よく濡れている・・・・」

とラグリアは言いながら、スピカのお尻に軽くキスをした。

「ひゃあんっ!!」
「フッ、そなたはこのようなことでも感じるのか?」
「あっ・・す、すみません・・・・」

突然恥ずかしくなってしまって、スピカは顔を赤くしてしまった。

「構わぬ。謝って欲しい訳ではないのでな・・・・あぁ、スピカ。もう良い・・後はそたなの中で感じさせてもらおう・・・・」
「あ・・っ・・ラグリア、様・・・はい・・・」

そうしてスピカはそのまま後ろ向きでラグリアの上に乗った。ラグリアのそれを、いつもよりも感じてしまうのは・・このような体位のせいなのだろう。

「あ・・っ・・・!あぁ・・っ・・・!」
「あぁ、スピカ・・・とても、きついな・・・・このまま、引き裂かれそうなほどだ・・・・」

ラグリアはスピカの腕を掴み、そう言った。お互いに既に大事な部分を舐め合ったことで、2人とも既に息遣いが荒かった。

「あ・・っ・・はっ、はい・・・!あ、あの・・動いても・・大丈夫ですか?」
「あぁ、構わぬ。そうして欲しい・・・・」
「はっ、はい・・・!」

そうしてスピカは返事をして、自分の腰を動かした。全ての体位はアトラスから仕込まれていたことだが・・・・このようなパターンで実際にやるのは珍しいので、新たな気持ち良さを生み出していた。
自分の気持ち良いようにスピカは腰を動かしていった。自分でやっていることなのに、自然と甘い声が漏れてしまう。

「はぁ・・っ・・ああぁっ・・・ああぁっ!ああぁぁん!」
「!・・そなたは・・・良い動きをするのだな・・・・」
「はぁ、はぁ・・あぁ・・っ・・!き、気持ち・・いい、ですか?ラグリア様・・・!」
「あぁ、とても気持ち良い・・・・後は・・時間の問題だろうな・・・・」

そう言われてスピカは嬉しかったし、自分も気持ち良かったから、もう少し腰を速く動かした。それに加えてラグリアも下からスピカを突き上げた。一気に奥を貫かれ、スピカは思わず身悶え、ラグリアを感じていた。

「ああぁぁっ!!う・・っ・・!あああぁっ!ああぁぁ・・っ・・!!ああぁぁん!!」
「・・・スピカ・・・!」
「ああぁぁっ!!はぁ・・ああぁっ!!ああぁぁーーっ!!」
「!・・あぁ、スピカ・・・離れた方が良い・・・・もう、限界だ・・・・!」
「あっ・・は、はい・・・!」

そうしてラグリアはそれまで掴んでいたスピカの腕を放した。スピカはラグリアの横に移動し、ラグリアはその後起き上がり、手でしごいてその精を放出した。ラグリアの手の中では余ったらしく、白い液が漏れ出てベッドにポタポタと落ちてしまっている。

「はぁ・・スピカ・・・・そなたはやはり娼婦なのだな・・・男へのリードもうまいと分かった。」
「あっ・・い、いえ、そんな・・・・あっ、あの!拭かれますか?」

ラグリアの手の中からあふれてしまっている白い液を見て、スピカはベッドの上にあったティッシュを取ってラグリアに渡した。

「あぁ、ありがとう・・・・・」

ラグリアはそのティッシュを受け取り、拭いていた。スピカはそんなラグリアに近付き、横からピトッとラグリアの腕に寄りかかった。

「あ、あの、すみません・・・・今だけ、こうしてお傍にいても良いですか?」
「あぁ・・構わぬ。ミャウもいないことだ・・・・今日はずっと、そうして私の傍にいれば良い。」

ラグリアは優しい微笑を浮かべてスピカにそう言った。スピカは嬉しくなってしまい、少しだけラグリアに甘えてみた。

「は、はい!あの・・ニャ〜ッ・・って、言えばいいですか?」
「フッ、随分と色気のある猫なのだな・・・・飼い主にそのまま襲われても良いのか・・・・?」
「えっ!?キャッ!!」

ラグリアはスピカの肩に手をかけ、強引にスピカを押し倒した。スピカは突然のことで驚いてしまっていた。

「・・どうしたのだ?そなたが私を誘ったように見えたのだが・・・私が怖いか?」
「あ・・えっ、と・・ラ、ラグリア、様・・・・いえ、怖くは、ないですけど・・・・」
「・・そなたは本当に愛らしいのだな・・・顔が赤いぞ?」
「!!あ、え、え〜っと・・・・」
「フッ。少し、いじめが過ぎただろうか?嫌ならやめても構わぬが・・・・」
「あっ・・そ、そんな・・・いいですよ?このまま・・続けて下さって・・・・」
「そうか・・・ならば、そうさせてもらおうか・・・・」

そうしてその日はラグリアのペットとなり、愛されたスピカなのであった・・・・・・・・・・・・・


  

PC用眼鏡【管理人も使ってますがマジで疲れません】 解約手数料0円【あしたでんき】 Yahoo 楽天 NTT-X Store

無料ホームページ 無料のクレジットカード 海外格安航空券 ふるさと納税 海外旅行保険が無料! 海外ホテル