39 「レグルスさんの服も・・脱がさせて下さい・・・・」 レグルスの見つめる暖かな眼差し。傍にいる喜び・・・・こんなこと、今までに経験したことなどなかった。スピカはそれこそ、娼婦としてセックスに関する全てのことをアトラスから習ったと思っていた。だがそれは違ったのだ。 「!・・レグルス、さん・・・!」 レグルスは余裕の微笑でもってそう言い、スピカの乳首を舌で舐めて転がした。 「あ・・っ・・・!ぁ・・ん・・・!」 確かにレグルスはスピカの乳房を揉んだり乳首を舐めたりしていたから、スピカの心臓の鼓動の音を聞いていても不思議ではなかった。だがまさか、そんなことを言われるとは思ってもおらず、スピカの鼓動は余計に高鳴ってしまった。 「・・おまえは本当に可愛いね・・・」 とレグルスは言って、スピカの下腹部の方に手を置いた。そのままその手は下に移動して・・・・スピカの一番敏感な部分を刺激することとなる。 「ん・・あぁっ!う・・ヤ・・いや、です・・レグルスさん・・・!」 そう言ってレグルスはスピカの脚を更に広げて、腰を持ち上げさせた。更にスピカの中心部分に指を置いて、それを転がした。 「や・・っ・・・!ああぁぁっ!!ん・・あぁ・・っ・・!は、はず、かしい・・です・・・!レグルス、さぁ・・ん・・・!」 そうしてレグルスは自分の体を移動させて、スピカのそこに軽くキスを送った。それだけでスピカはビクンと体を反応させた。 「ひゃあんっ!!」 明らかにレグルスはいつも通り、余裕ある微笑を浮かべている。全然困ったそぶりなど見せてはいないのだが・・・・レグルスはスピカにウインクすると、スピカの脚の間に顔を埋め、そこを舌で舐めた。 「あっ・・ああぁぁっ!!はぁ・・あぁ・・あん・・・っ・・・!!あ・・っ・・・あぁっ・・!レグ、ルス、さ・・ぁん・・・!!」 レグルスは顔を上げてスピカに尋ねた。スピカはレグルスと目線が合うと恥ずかしくて仕方なかったが・・・体勢を整え、愛しい人の顔を見てゆっくりと、しかしはっきりと言った。 「そ、その・・恥ずかしくて・・・このままいたら、私・・・・・!」 スピカはそれでも恥ずかしかったが・・・・レグルスと見つめ合えることはこの上なく嬉しいことだった。スピカはコクンと頷いて、レグルスの背中に手を回してその頬に軽くキスをした。 「それで・・お願いします・・・・」 そう囁くように言ったスピカの顔は本当に真っ赤だった。元々スピカは娼婦らしからぬルックスや出で立ちであったが・・・・ここまで初心な反応を見せられると本当に娼婦であったのか疑問になる位である。 「あぁ・・・ただし。私から視線を外すことは、許さないからね・・・・」 |