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それから、あっという間に2週間が過ぎていきました。何とかお金も溜まってきましたし、明日からは3連休です!最初はプレアデス先輩にお声がけしようと思ったんですけど、今日は私1人で行くことにしました。その・・レグルスさんやミザールさん以外のホストさんに、もっとお会いしてみたいと思ったからです。
それにしましても・・・・夜遅くに1人で歩く街中は、とても怖いです。明かりは沢山点いているので見通しはとても良いんですけど・・・・それでも、普段と違う感じの方が多く歩いている感じがして、それが怖いんです。
えぇ〜っと、それでもレグルスさんとお約束したことですし、この2週間レグルスさんにお会いする為に頑張りました!・・って、半分休んでましたけど。半分は本当に頑張りました!早くレグルスさんにお会いしたいです〜。きっとそれまでのように、素敵に色っぽく迎えて下さるんでしょうね・・・・・
って、キャ〜ッ!うっとりしてる場合じゃないですよ〜、私〜!もう少しで電柱にぶつかりそうになってます〜!・・妄想のしすぎなんでしょうか?つい、景色を見ずに歩いていました。気を付けないとです〜。
そうして私が一旦止まってしまって、電柱を避けて歩こうとしたその時でした。

「おい、そこの女。」

えぇっ!?なっ、何ですか!?私のすぐ近くですか!?

「はっ、はい!!」

反射的に私が返事をすると、そこに立っていらしたのは・・・・わぁ〜っ!サングラスがとってもよく似合っていて、背が高くてスラッとした男性さんです〜。レグルスさんとはまた違った男性さんならではの色っぽさがあって・・・とてもワイルドな感じの方です。

「フッ・・危なかったな。俺が声をかけようとする前に電柱の存在に気付いたみたいだが・・大丈夫だったか?」

キャ、キャ〜ッ!み、見られてたんですね〜・・・・どうしましょう!とても恥ずかしいです〜!

「あ・・はい。大丈夫です・・・・」
「そうか。ところで、何をしている?この時間に女が1人でいるのは感心しないな・・・・俺にナンパされに来たか?」

ええぇぇっ!?いっ、いえ〜。私はその〜、レグルスさんに会いに来たんですけど〜・・って、心の中で言っても意味ないですけど!この男性さんが怖くて、言いたいことがなかなか上手く出てこないです〜。

「いっ、いえ!あの、ちょっと・・・・」
「ちょっと?何だ?」

キャ〜ッ!ど、どうして答えをせかされるんでしょうか〜!

「え、えぇ〜っと。ここの近くのお店に、用があって・・・・」

私がそう言うと、このサングラスをかけた男性さんは少し複雑な表情をなさって、驚いてらっしゃいました。

「・・・意外だな。遊んでるような女には見えなかったが・・・・やることやってるってか?」

えぇっ!?・・とってもまずい予感がします〜。変な風に誤解されたような気がします〜!

「え、えぇ〜っと・・あの!本当にすみませんが、急いでいるので・・・・」
「まぁ、待て。どうせ遊んでるんだろう?俺の所に来る気はないか?」

ええぇぇっ!?しっ、しかも近付かれちゃってます〜!!ど、どど、どうしましょう!?街灯に照らされているこの男性さんのお顔が、とてもワイルドで、格好良くて・・・・何も考えられなくなってしまいます〜。
えぇ〜っと。このおかけになっていらっしゃるサングラスは、色素が少し薄いのでしょうか?この男性さんの瞳がしっかり見えます・・・・わぁ〜っ。こうして見てみると、レグルスさんとはまた違った、本当に格好良い方です〜・・・・

「えっ!?え、えぇ〜っと、ですけど・・・・」
「少し位いいだろう?俺は丁度この近くの店で働いている。悪いようにはさせないから、安心しろ。」

えぇっ!?どっ、どうして急に声音がお優しくなってるんですか〜!?そんな風に仰られてしまったら、私・・断りにくいです〜!

「あっ。は、はい・・・・」
「フッ・・そんなに俺を怖がるな、悪いようにはさせないと言ってるだろうが。それじゃ、はぐれないように着いて来いよ。」

そうしてこの男性さんは歩き出しました・・・・これって、着いて行くしかないです・・よね?
・・・私、自分でも思うんですけど、優柔不断ですよね〜・・・・レグルスさん、すみません!!その内必ずレグルスさんの所に行きますから、もう少しだけ待っていて下さいね・・・・・
私は心の中で必死に何度もレグルスさんに謝りながら、この男性さんに着いて行ったんですけど・・・・どうなってしまうんでしょうか?「悪いようにはさせない。」ってこの男性さんは仰ってますけど・・・・怖いです〜。

「・・・おい。」
「はっ、はい!!」
「・・そんなに怖がるな。別に、取って食ったりしないぜ?それから、その敬語もやめろ。俺は敬語で話されるほど偉くないんだよ。」

えぇっ!?そっ、そんな!

「あっ、あの!ですけど、えぇ〜っと。初めてお会いしますし・・・・」
「フッ・・慣れないヤツには取り敢えず敬語ってか?面白い女だな。ま、電柱にぶつかろうとしてた位だから無理もないか。ハハハハハッ!!」

キャ〜ッ。や、やっぱり笑われてます〜!もう本当に、穴があったら入りたいですけど・・・・実際電柱にぶつかりそうになったのは事実ですし、その理由がレグルスさんのことを考えてウットリしてたからだなんて思うと、とても反論出来ません〜・・・・恥ずかしくて俯くしかないです〜・・・・

「・・あぁ、悪い。フッ・・馬鹿なヤツを罵るのが一番の馬鹿だってこと、覚えとけよ。」

あっ・・この男性さん、私に気を遣って下さってますか・・・・?見かけはちょっと怖そうな方ですけど・・実はとてもお優しい方だったりするのでしょうか?・・・そうですよね!人は見かけじゃありませんから・・・・私は、この男性さんの優しさに触れたことで、とても温かい気持ちになれました。

「いっ、いえ。そんな・・・・あの、すみません。ありがとうございます・・・・」
「謝ることはない。気にするな・・・・あぁ、ここだ。入るぞ。」

えっ!?あっ・・そういえば俯いていて気付かなかったんですけど・・・・ここは「Shooting Star」があるビルじゃないですか〜!この男性さんと一緒にビルの中に入って行って、更に地下の階段を下りて行きました・・・・と、いうことは、まさか・・・・!

「あっ、あの!失礼ですが、「Shooting Star」のホストさんでいらっしゃいますか?」
「おっ。何だ、知ってるのか?・・って、そりゃ遊んでる女なら分かるか。あぁ、そうだ。俺はここのホストをしている。フッ・・この店のことを分かってるなら話は早い。ここで遊ぶ気になったか?」
「あ、はい!と、いうか。私、ここのお店に用があって来たんです。」

わぁ〜っ、すごい偶然です〜!良かったですよ〜、レグルスさ〜ん!何とかお会い出来そうです〜。

「そうだったのか!それなら余計に都合がいいな。フッ・・俺に着いて来て良かっただろう?」
「はい!」

私は一気に嬉しくなってしまって、笑顔で返事をしながら「Shooting Star」のお店に入りました。前回と同じ煌びやかな流れ星の電気装飾が私を迎えて下さって、カウンターには・・・・

「ミャ〜ッ。」
「よぉ〜し、ミャウ。イイ子だな。」
「ミャ〜ッ!」
「あ・・こんばんは。ミャウさん。」
「ミャ〜ッ!」

そうです!そこには前と同じように、看板猫のミャウさんがいらっしゃったんです!私とこの男性さんとでミャウさんを撫でてから、私は前回と同じ500ゴールドをボックスの中に入れて、改めてカウンターの方に案内されました。そこには若そうなホストさんが1人いらっしゃったのですけど、このサングラスをかけた男性さんもカウンターの方に回られました。

「ようこそ、いらっしゃいませ!お客様、カードはお持ちでいらっしゃいますでしょうか?」
「あっ、はい!」

そうでした!会員カード、と・・・・私はお財布の中からカードを取り出して、若いホストさんの方に渡しました。サングラスをかけた男性さんも私のカードを見て下さっています。

「スピカ様ですね!ようこそ。今の所ホストの指名はないようですが、よろしいですか?」
「あっ、すみません。えっと、レグルスさんは、今日大丈夫そうですか?」
「あぁ〜、今日はもう他のテーブルに入ってますけど・・・・そうですね。遅れてよろしいのでしたら、2、30分ならお時間取れるかと思います。」
「あ、それでも構いません。ありがとうございます!」

取り敢えず、レグルスさんに少しでもお会い出来るなら良しとした方がいいのかもしれません。レグルスさんは人気No.1ですからね〜。

「スピカか・・・・フッ。噂の客を、俺はナンパしたという訳か。」

えっ!?噂って・・ど、どういうことでしょうか?

「!?」


  

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