28 「あ・・あぁっ!あぁ・・っ・・・はぁ・・ん・・!」 そっ、そんな!アトラスさんを惑わせるなんて無理です〜!と思いながらアトラスさんを見つめたら、目が合ってしまいました。アトラスさんは私と目が合うと、余裕の微笑を浮かべてみせました。 「あぁっ・・・!アトラス、さん・・・!」 ウゥッ・・私、確かにアトラスさんに襲われている筈なのに、どうしてこんなことを言っちゃうのでしょうか?ですけど、アトラスさんの指使いがとても優しいんです。私のこと、大切に扱って下さってることが分かって・・・・ 「フッ・・いいぜ。今のおまえは魅惑的だ・・・」 アトラスさんはそう仰ると、私の唇にキスして下さいました。アトラスさんに褒められたことが嬉しくて、私はついアトラスさんの首の後ろに手を回してしまいました・・・ 「ん・・ふぅ・・っ・・!」 ア、アトラスさん、舌が長いです!私の口の中に余裕で入ってきて、舌が溶けてしまいそうなほどの甘いキスで・・・・! 「良い表情だ、スピカ。ここも、用意が出来ているようだしな・・・・」 アトラスさんはそう仰ると、それまで何度か触れていたのですけど、一気に私の下腹部にある蕾に指を入れられました! 「ひゃあっ!!やぁっ・・そこは・・・!」 アトラスさんはそう仰ると、わざと水音をグチュグチュと立てて私を攻められました。 「やぁっ!恥ずかしいです・・・!」 アトラスさんはそう仰ると、ズボンのポケットから小さい袋を取り出して一気に上着とズボンを脱がれました!わぁっ、金色のネックレスがキラキラしてます・・・! 「やっ・・待って下さい、アトラスさん!そ、そんな大きいの、入らないです・・・!」 ウゥッ、アトラスさんに丸く言いくるめられてしまいました・・・・ 「ひゃ・・あぁっ!!」 半分パニックになってしまって、何とかアトラスさんの言う通り力を抜いてみたんですけど・・・徐々にアトラスさんが私の中に入ってこられるのを感じます・・・・ 「あ・・あぁっ・・・!アトラスさん・・・!」 ウゥッ・・アトラスさんって、どうしてこんなに余裕なんでしょうか?ついムッとなってアトラスさんを見てしまったんですけど・・・アトラスさんって、本当にお顔が素敵で格好良いんですよね・・・また、アトラスさんの格好良さに負けそうです・・・・ 「ん?どうした?何をむくれている?」 アトラスさんはそう仰ると、私の腰と背中を抱き締めて下さっていきなり動かれました!予期してなかったことをされた私は、驚いたと同時にアトラスさんをまともに感じていました。 「ああぁぁっ!ああぁ・・っ・・!あぁん!あっ・・ああぁぁっ!!」 今まで、お付き合いしていた男性さんとこうして夜を過ごしたことはありましたけど・・・アトラスさんは、何というか・・・技術的にとてもお上手、なんでしょうか?私、痛さを全く感じないんです・・・・ 「フッ・・奥が熱いぜ?スピカ。ここか?おまえの性感帯は・・・」 アトラスさんはそう仰ると、私の奥を一気に貫いてきました。たまらず私はビクンと体を反応させてしまいます。 「ああぁっ!!あぁ・・っ!ああぁん!」 私は完全にアトラスさんにしがみ付きました。確かに、最初はアトラスさんのすることに抵抗していた私なのに・・今は、そんな気持ちが吹き飛んでます。むしろ、もっとアトラスさんにして欲しいなんて思う私は、やはりアトラスさんの言う通り「淫靡」なんでしょうか・・・・ 「スピカ・・・どうだ?まだ抵抗するか?」 アトラスさんが動きをゆるめて下さったので、私は何とか普通に返事をすることが出来ました。アトラスさんは私のその言葉を聞くと、満足そうに微笑まれました。 「成り行きというのも悪くないだろう?スピカ。俺は常にこのスタイルだ・・・誰に何と言われようとな。」 私が驚いてアトラスさんを見ると、アトラスさんは余裕の微笑を浮かべられました。 「全く自覚がないだろうが、今のおまえはどの女より魅惑的だぜ?感じてる顔なんか最高だ。」 まさかアトラスさんに、色気で褒められるなんて思ってませんでした・・・・う、嬉しいのと恥ずかしいのと気持ちが入り混じって、何だか心が痛いです・・・ 「・・レグルスなんかやめて、俺にしないか?スピカ。楽しませてやるぜ?」 アトラスさんの言葉が、私の心の中で一気に広がっていきました。ここで、このままアトラスさんの言うことに答えるべきなんでしょうか? 「すみません・・・!お気持ちは、嬉しいんですが・・私は・・・・!」 私が驚いてアトラスさんを見ると、アトラスさんはいつもと変わらない余裕の微笑を浮かべられていました。 「俺はおまえを誘惑しただけだ。今ここで転がってこられてもつまらんだろう?この程度で傾く女なら、それこそ放って帰るぜ。」 ヒャアッ・・あ、危ないです。もう少しで私は、アトラスさんの誘惑にはまる所だったんですね・・・・ 「あ・・は、はぁ・・・」 アトラスさんはそう言い終わった途端に、いきなり腰をすごい速さで動かされました!突然のことに、また私は驚きながら感じてしまいました。 「ひゃあっ!!ア、アトラスさん・・・!ああぁっ!こんなっ・・突然・・・!」 アトラスさんはそう仰いながら、私の秘部の花芯に指で触れてきました・・・一気に甘い快楽が、私の体の中に満ちていきます・・・・! 「ああぁぁっ!あっ・・ああぁっ!ああぁん!そ、こは・・ダメェッ・・・!!」 そうしてアトラスさんは、私の最奥を一気に攻め立てられました・・・もちろん、花芯の指の動きも先ほどより速くなっていて・・・こ、このままじゃ、私・・・! 「ああぁぁん!!アトラス、さあぁん!!も、もう、ダメ・・・!!」 そうして私の目の前がスパークしたような感じになりました。それは、つまり・・私が達したからなんですけど、同時にアトラスさんもそれまでの速い動きを完全に止められてました・・・・アトラスさんは、どうなんでしょうか? 「スピカ、おまえは想像以上に良い体をしてるな。今後もやりがいがありそうだ。」 アトラスさんはそう仰ってから、私の中からゆっくり離れてすぐに処理されてました・・・どうやらアトラスさんも達したようですね、ちょっと安心しました。 「ええぇぇっ!?そそっ、そんな!出来ればもう、止めて欲しいんですが・・・・」 ウッ!!そう言われると何も言えないです〜・・・・私は俯くことしか出来なかったんですけど、私のすぐ隣に横になったアトラスさんが私の顎に手を伸ばされたことで、私はアトラスさんの方を向きました。 「・・アトラスさん・・・・」 アトラスさんはそう仰って、私を見つめて下さったんですけど・・・素顔のアトラスさんに見つめられると、ただでさえドキドキするのにそれが増します・・・・!本当に、どうしてアトラスさんはこんなに格好良いのでしょうか。サングラスかける必要ないと思うんですけど・・・・ 「は、はい・・アトラスさん・・・」 私がそう言うと、アトラスさんは少し目を見開かれました。えっ?どうして驚かれるんでしょう? 「フッ・・少しは世辞を知ってるようだな。」 う、うぅ〜ん。アトラスさん、冗談だと思ってらっしゃるんでしょうか?レグルスさんとはまた違ったワイルドで素敵なお顔だと思うんですけど・・・・と私が考えていたら、アトラスさんが私の考えていたことを気にして下さったのか、少し小さなお声で話して下さいました。 「・・スピカ。俺は、女に褒められたり優しくされることに慣れていない・・・・驚かせたなら悪かった。面と向かってそう言われたのは久しぶりのことで、どう反応していいか分からなかった・・・・」 むしろ、アトラスさんは女の方に沢山チヤホヤされて慣れきってるのだとばかり思ってました・・・驚いてアトラスさんを見ると、アトラスさんはそれまで見たこともない、優しい微笑を浮かべられました。 「・・喋りすぎた。俺はもう寝る。」 突然、アトラスさんが私に背を向けてそう仰られたので、私は驚いてしまいました!ですけどこれって・・もしかしたら照れ隠し、ですか? 「アトラスさん、照れてるんですか?」 私が笑ってそう言うと、アトラスさんは突然起き上がって私の方を向いたかと思うと、いつものワイルドな微笑を浮かべられてました。 「・・よほど体が俺を求めてるようだな?スピカ。はっきり言えば良いものを・・・」 ア、アトラスさん、絶対照れ隠しですよね!?と思いながら、私は結局、この後もアトラスさんに体を委ねてしまいました・・・・ |