第17話「真昼の情事・後編」

「あっ!ああぁっ!はぁ・・ん・・!レグルスさん・・・!」
「・・スピカ・・・・可愛い・・・・そんなおまえを見ていると・・・私は止まらなくなりそうだよ・・・・」
「ん・・っ・・・!レグルス、さぁ・・ん・・!」

スピカがイッてから少し休んだ2人は、再び肌を重ねていた。
スピカのそこはレグルスのそれを一発で何とか受け止め、ゆっくりレグルスは動いていた。もちろん「ゆっくり攻める」と言った自分の発言を実行している訳だが・・・・・このままではそれもいつまで持つか正直レグルス自身にも分からなかった。それ位、スピカはレグルスにとって何よりも愛しくかけがえのない存在になっているし、昔からそうだった。

「フフッ、どんな体位がお望みかな?スピカ。色々やってみないと、こればかりは分からないからね〜。」
「ん・・・!レグルスさん・・・!この、ままで・・・私は・・・!」
「そうかい?でも・・・こうすると、どうかな?」

とレグルスは言って、スピカの両足を自分の両肩に持ってきて、スピカの腰を一気に上げさせた。

「うっ!レグルス、さん・・・・!」
「フフッ・・・・この角度だと、出し入れしている様子が、おまえによく見えてしまうね〜。」

と、レグルスは意地悪な微笑を浮かべてスピカにそう言った。
確かに・・今は動いていないのだが、自分とレグルスが完全につながって一つになっていることがよく見えたから・・・・スピカは思わず目を閉じてしまった。

「やっ!嫌ですレグルスさん!こんな、こと・・・!」
「そうかい?でも・・ほら、どうかな?」

とレグルスは言いながら、ゆっくりと動き出した。それはスピカにとってもレグルスにとっても、お互い快楽を生むのには違いなかったのだが・・・・何かスピカは足りない感じがしてしまっていた。もっと強い刺激が欲しいと感じてしまっていた。
だがまたそんなことをレグルスに言ったらからかわれそうで。だから言えなくて、素直にレグルスのやることに従っていたのだが・・・・・

「おや?スピカ。フフッ、物足りなそうな瞳で私を見つめているね?」
「!えっ!?えぇっ!?あ、あの・・私・・・!」
「言わなくても、その物欲しそうな瞳を見れば分かるよ。全く、おまえは本当に淫靡な女性だね〜。仕方ない。おまえにそんな顔をされても楽しくないからね・・・・いくよ、スピカ。」

と言って、レグルスはいきなり先ほどとは打って変わった速いスピードでスピカのそこを突いて、抜いて、また突いて・・・の繰り返しをした。
その様子はスピカにもろに見えてしまった。気持ち良さとリアルによく見えることで、スピカは二重の快楽を感じてしまっていた。

「やっ!ああぁっ!ああぁっ!ああぁん!ああぁっ!レグルス・・さん・・・!」
「・・スピカ・・・気持ちいいかい?」
「はい・・・・!気持ち・・いいです・・・・!ああぁっ!レグルスさん・・・!もっと・・して下さい・・・・!」
「・・本当に・・おまえは淫らだね・・・・・ゆっくりする予定だったのに・・・覆してくれて・・・・」

とレグルスは恨み言を言いながら、いきなり両手でスピカの乳房を鷲掴みにし、激しく揉みながら動いた。

「あぁっ!いやあぁっ!ああぁっ!ああぁん!!ああぁぁっ!」

あまりにも強く突いてくるレグルスに、スピカはもうどうにかなってしまいそうだった。それこそスピカの中が壊れてしまうのではないかといった勢いだった。
だがそれでもスピカは気持ち良さを感じずにはいられなくて。レグルスは常に一番奥を貫いてきて、もう気持ち良さがスピカの中にあふれ出していた。

「フフッ。おまえの中が・・・こんなに熱くなってしまっているよ・・・・スピカ・・・・」
「はあぁっ!あぁん!レグルス、さん・・・・!」

スピカはレグルスに抱き着いた。レグルスも同時にスピカを抱き締めて、速い動きをやめなかった。

「いっ・・ああぁっ!レグルスさん・・・・!私・・!もう・・・・!」
「ん・・・?まさか・・イッてしまうかい?スピカ。」
「ち、違います!ただ・・ちょっとずつ・・痛くて・・・・!」
「あぁ・・そうみたいだね・・・通りで締め付けてくる訳だよね。うん、もう少しでイきそうだよ、スピカ・・・だから、我慢してくれるかい?」

とレグルスに言われてしまっては仕方なく、スピカはコクンと頷いて、痛いのをこらえてレグルスの動きを受け止めた。しかし痛いとは言っても・・・・実際はまだ気持ち良さを感じているのも確かで。
痛いけど気持ちいい、それが今のスピカの感情だった。

「あっ!ああぁっ!レグルス、さん・・・!キス・・して下さい・・・!」
「スピカ・・・・あぁ・・愛しているよ・・・・っ・・!」

とレグルスは言いながら、スピカの唇に自分のそれを重ねたと同時に、お互いに舌を絡め合わせた。
ディープキスを終えてからのレグルスは、少し余裕のない表情をしていて。それはレグルスが絶頂に達する瞬間だとスピカは分かった。だから後もう少しだけ痛いのを我慢した。
それにレグルスがこんな余裕のない複雑な表情を浮かべるのは滅多にないことで。そんなレグルスを見ていて、スピカはとてもドキドキしてしまっていた。

「レグルスさん・・・・!」
「スピカ・・・・あぁ、イく・・・イくよ・・・・」
「あぁっ!ああぁっ!ああぁん!」
「っ・・・!・・・・・・」

レグルスはスピカの中からそれを抜いて最後は手でしごき、スピカの乳房に、乳首に、谷間に白い性を放出したのだった・・・・・・


  

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