第25話「雷が運んだ愛」

ゴロゴロと鳴り続ける雷。それからベッドに移動した2人は抱き合っていた。
今の所ベッドの中にいるとは言っても、レグルスはスピカに手を出そうとはしてこなかった。優しく暖かくスピカを包み込んでいる。それがスピカにもよく伝わってきたからスピカはとてもリラックス出来ていたし、実際幸せを感じていた。

「おまえは・・雷が怖いんだね。」

と、レグルスが言ってきたので、スピカはコクンと頷いた。

「レグルスさんは・・怖くないんですか?雷。」
「全然。別に普通だね〜。」
「・・信じられないです〜・・・・」
「アハハッ。でもまぁ、今日は少しだけ、雷に感謝の念を捧げておこうかな?」
「えっ?」
「・・こうして、おまえとずっと一緒にいれるからね。」
「レ、レグルスさん・・・・」

スピカは顔を赤くしてしまった。レグルスはフッと微笑む。その微笑は本当に優しかった。だがその次の瞬間、また光ったと同時にすさまじい轟音が家の中に響いた。
今までの雷とは比較にならない程の雷の強さで、スピカは先ほどまでよりも更に強くレグルスにしがみついていた。

「キャアッ!!レ、レグルスさん・・・・!怖いです・・・!」
「おやおや、そんなに震えてしまって・・・分かったよ。それじゃあこうしようか。」

とレグルスは言って、いきなり着ていたブラウスを脱いだ。レグルスは上半身だけ裸の状態になった。
スピカは突然のことで驚いてしまったものの、その次の瞬間レグルスは有無を言わさず、自分の心臓のある所にスピカの顔を抱き寄せた。

「!・・・・」

スピカの驚きは更に膨れ上がったが、レグルスの規則的な心臓の鼓動を聞いていて落ち着いたのが事実だった。
レグルスの鼓動はトクトクと規則的にゆっくりと流れていた。レグルスの胸板は温かくて、スピカから段々雷の怖さが消えていっていた。

「・・レグルスさん・・・ありがとうございます・・・」
「フフッ、どういたしまして。少しは落ち着いたかな?」
「・・・はい・・・・」

スピカは頷きながら返事をした。レグルスはそんなスピカを優しく見つめている。その眼差しがスピカは嬉しかった。このままレグルスとずっと一緒にいたいと思ってしまっていた。
だがその次の瞬間、レグルスはスピカの腰の方に手を回したかと思うと、いきなりスピカのはいていたスカートを下ろしだした。更には着ていたブラウスのボタンまで片手で器用に外しだしている。

「レ、レグルスさん!?」
「フフッ。やっぱり我慢出来そうにないよ・・・・おまえがそんな風に抱きついてくるから・・私の理性が、もう限界だよ・・・・」
「えっ?ええぇぇ〜っ!?」
「おまえのせいだからね?私の心をこんなに支配してしまって・・・恨むなら、自分を恨むんだよ?」
「そ、そんなぁ〜・・・・」

スピカは口で否定しながら、レグルスが服を脱がしやすいように微妙に体を動かしてしまっているのは事実だったし、実際スピカの秘所は今までのレグルスとの行為に大分慣れたせいもあってか、自然と濡れてしまっていた。

「おやおや・・もう濡れているよ?やはり、私の所に夜這いしに来たのかい?」
「ち、違います!!雷が怖くて・・・キャッ!!」

スピカがそう言った矢先にまた絶妙なタイミングで雷が鳴るものだから、スピカはレグルスにまたしがみ着いた。レグルスは苦笑してしまっていた。

「フフッ、私にその柔らかい胸を押し付けてきて・・・そんなことをするから、止まらなくなるんだよ・・・?」

とレグルスは言って、片方の手でスピカの乳房や乳首を弄び、もう片方の手でスピカの秘所に指を這わせていた。

「あっ・・・やっ・・いやっ・・レグルスさん・・・!」
「フフッ、ダメだよ・・・そんなことを言っても、もう遅いよ・・・・」

レグルスはそう言って、スピカの一番敏感な所を刺激した。

「う・・ん・・!あっ・・あぁ・・っ・・!ん・・・!あっ・・はぁ・・っ・・!レグルス、さん・・・!」
「フフッ、可愛い。こんなに濡らしてしまって・・・・ほら、どちらを刺激してもこんなに蜜があふれてきてるよ・・・」
「んっ・・やぁっ!レグルスさん!」

そう、レグルスは今2つの敏感な部分に片手で同時に触れていた。あまりの気持ち良さにスピカは思わずのけぞってしまった。

「フフッ、最高に可愛いね、スピカ・・・・」
「あぁん!はぁっ!ん〜・・・!ぁ・・・っ・・レグルス、さん・・・!挿れて・・挿れて下さい・・・・!」
「おやおや。これはこれは嬉しい言葉だね〜。いいよ、それじゃあ挿れようか。」

既にレグルスのそこも完全に用意は出来ていた。だから一気にスピカのそこに挿れる。

「ん・・っ・・!あぁっ・・レグルスさん・・・!」
「・・スピカ・・・動くよ・・・」
「はい・・・」

レグルスはそう言って、最初はゆっくりと動いたが、徐々にその動きを速くしていった。

「あぁっ!!んっ!ああぁっ!レグルス、さん・・・!気持ち・・いいです・・・!」
「・・あぁ・・・そうだね・・・」
「レグルスさん・・・!あっ!あぁっ!ああぁんっ!」
「スピカ・・・いいね、おまえの中は・・・どんどん私を受け入れてくれているね・・・」
「うん・・・っ!レグルスさん・・・・!」

そうして2人は今日も交わった。その行為にスピカも日増しに強く反応するようになっていた。腰を動かしていたレグルスも、その後1分もしない内に苦笑いしながら言った。

「あぁ・・そろそろイきそうだよ、スピカ・・・・」
「レグルスさん・・・!は、はい・・・!私・・・!」
「っ・・!・・・・」

その後レグルスはそれを抜き、スピカの乳房や乳首にその性を放出したのだが、スピカの顔にも少しかかってしまった。

「キャッ!!」
「おっと、すまないね。フフッ、勢いが良すぎたみたいで・・・・いや〜、おまえの中があまりにも気持ち良すぎて、つい興奮してしまったよ。」
「・・・レグルスさんでも・・・そんなことあるんですか・・・?」
「私は常にそうだよ。・・あぁ悪いね、今拭くからね。ついでに、一緒にお風呂に入ろうか?」
「・・はい・・・・あ、ですけど・・エッチなことするのなしですからね?」
「おやおや・・まぁ、仕方ないかな?」
「レグルスさん〜・・・・!?」
「アハハッ。まぁ、私のこの性分は仕方ないよ。諦めてもらうしかないね。」
「ム〜ッ・・・・・・・」

唇を尖らせているスピカが可愛くて、とても愛しくて。レグルスはいつもの余裕ある微笑を浮かべながらスピカをそっと抱き締め、「愛しているよ。」とスピカの耳元で囁いた。
スピカもレグルスにそうされると抵抗出来なくなって、怒りも消えていたし少し嬉しかった。

気が付けば、雷はいつの間にか止まり、雨もやんでいたのだった。それは、雷が運んだ2人の距離を縮めるプレゼントだったのかもしれない。


  

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