「先生の家」 7

「・・先生・・・おっきい、ですね・・・・」

「ウム。君がいるから、尚更ね!」

ウゥ〜ッ、恥ずかしい会話してるな〜。でも先生は全然恥ずかしくなさそう。それどころか、小さい袋を取り出しておっきいそれに装着してる。何だろう・・・・

「せんせ?その付けてるもの何ですか?」
「ン〜?あれ、分からない?ふーせー君。避妊器具さ!保健の授業で習わなかった〜?」
「ウッ・・寝てて、よく覚えてないです・・・・」

アウ〜。こんなこと言って先生、怒らないかな〜?そう思うとあたしは不安になっちゃったんだけど、先生は優しく笑ってくれた。

「ワハハハハッ!!ふーせー君らしいね!」
「ウゥッ、今度からちゃんと授業聞くことにします・・・・それより、せんせ?あたしにそこ見られて、恥ずかしくないの?」
「う〜ん・・・恥ずかしさより、嬉しい気持ちが勝っているかな・・・・もっと見てくれていいよ?」
「遠慮しときます!!!ところで、せんせ?それ、どうするの?」
「・・・そうか、君は本当に何も知らないんだね・・・ウム。先程少しだけ指で刺激した所に挿れるのだけど・・・・」

先生にそう言われたと同時に、あたしは自然にブルッと体を震わせてしまった。それは、恐怖からくる震え。

「ヤダッ!!あの痛かったヤツでしょ?そんなおっきいの入んないよ〜!!」
「ウ、ウム。だがしか〜し!!これは棘の道なのだよ?ふーせー君!!女性は誰しもその痛みを乗り越えて大人の女性にステップアップするんだ!!出来る限り、優しくするから・・・・よろしい?ふーせー君。」

先生に優しくそう聞かれたら、否定出来る訳ないじゃん・・・・!だからあたしは、コクンって頷いた。

「分かりました・・・ホントに、痛くしない?」
「うぅ〜ん・・・出来る限り、そうするよ・・・・」

先生、難しい顔してる・・・・絵里の言ってた「最初に痛い」っていうの、これのことだったんだね・・・・実感した。
あたしは先生の背中に手を回して、先生を見つめた。先生もあたしを見つめてくれて、最初に軽く唇を重ねた。先生・・・あたし、信じてるからね・・・・
それから、先生があたしの蕾の部分に先生のおっきいあれをあてがってきた。ウソ、もう痛いんだけど・・・・!

「ヤダッ!先生、痛い・・・・!」
「ウム、ふーせー君!我慢して、力を抜いてね・・・・」

それから、猛烈な痛みと同時に大きな異物があたしの中に入ってくるのを確かに感じていた。何これ・・・今までに感じたことのない、変な感じ・・・・!

「やぁーーーっ!!先生、痛いよ〜!!」
「ふーせー君!!もう少し、もう少しだから・・・我慢してね?」

先生は優しくあたしにそう言ってキスしてくれた。ウゥッ、痛すぎてほんのちょっとだけ涙出てきた・・・・でも、先生とキス出来たのは何よりも嬉しくて、唇に触れるだけのキスから自然とディープキスにとって変わった。
そのキスで少し気が紛れたみたいで、キスを終えてから先生と顔を離すと、先生は笑顔を浮かべてくれた。

「ふーせー君、全部入ったよ・・・・どう?」
「えっ!?ど、どうって・・痛いです・・・・」
「ウム、そうだね〜。私も少し痛いかな・・・・」

えぇっ!?そうなの!?驚いて先生を見ると、先生は再び笑顔を浮かべて話してくれた。

「君と私はつながってるんだから、無理もないさ。で、ふーせー君・・・この状態で私が動く、なんて言ったら・・やっぱり嫌?」
「えっ!?動くって・・・!?」
「口で言うより実際やった方が早いか。こう、だね・・・・」

そうして先生は、2、3回あたしの中をゆっくりと出たり入ったりしてきた。

「先生、痛すぎ!!」
「やっぱりね・・・いっそのこと、速く動いてあげた方がいいかな・・・・」

先生は半ば呟くようにそう言って、いきなりすごい勢いで腰を動かしてきた。

「やぁーーーっ!!せ、せん、せ・・・!ああぁっ!!」

ウソ!?またこの変な声出してる!?あたし!!曽我部先生も驚いて、一旦動きをやめてあたしを見た。

「・・・ふーせー君。もしかして、気持ち良い?」
「ウッ・・今、少しだけ。あっ、ですけど痛さが勝ってますからね!!」
「ウ、ウム!それじゃあ、先程よりは少し遅くしようね!」

そうして先生は、速くもなく遅くもないテンポであたしを突いてきた。あたしは痛いだけだったけど、段々と気持ち良さを感じてきたのも確かで、先生のしてくれることに反応していた。

「あ・・っ・・ああぁっ!ああぁ・・っ・・!せん、せ・・・!」
「あぁ、駄目だ・・・ごめんね、ふーせー君!君が愛しすぎて、もっとしたい・・・・!」

先生はそう言うと、一番最初の時のように、あたしの顔のあちこちにキスしながら、一気に腰の動きを速くしてきた。

「やぁっ!!せん、せ!痛いよ〜!!」
「でも、気持ちいいだろう?ふーせー君・・・フフフフ〜。私が気持ちいいんだからね・・・・!」

ウソ・・・・!?驚いて先生を見ると、先生があたしの唇にキスしてくれた。そのまま先生と強く抱き合って、お互いに見つめ合う。
先生も、気持ち良さを感じてくれてるの?あたしと同じ、この何にも例えられない甘い快楽を、あたしの体で先生が感じてくれてるんだ・・・・!!
そう思うとあたしは嬉しくなって、痛みを我慢して先生のしてくれることに従った。実際、気持ち良いのも事実だし、先生が優しくしてくれてることがよく分かったから・・・・

「ああぁっ!!あぁっ・・・!せ、せん、せ・・・!」
「・・あぁっ・・ふーせー君。愛しているよ・・・・!」

先生はそう言って、今度はあたしの項や胸に軽くキスしてくれた。もちろん、先生の腰の動きが止まることはなくて・・・あたしは先生のキスから紡がれる甘い感触と、下半身のギチギチした痛さと同時に何にも例えられない気持ち良さを感じていた。

「ああぁぁっ!!ああぁっ・・・!せんせ・・・ダメ!あたし、おかしくなっちゃう・・・・!」
「大丈夫だよ。私は、すぐ傍にいるから・・・・!」
「せんせ・・・・!せんせぇ、大好き・・・・!ああぁぁっ!!ああぁ・・っ・・・!せんせ、ダメ!!あたし、これ以上は・・・・!」
「ウム・・イッちゃいそう?ふーせー君。」

先生の腰の動きが、心なしか更に速くなった気がした。やっ・・・!そんなに出し入れされたら、あたし・・本当に気持ち良さと痛みで、変になっちゃうよ〜!!

「う・・ん・・・!はい・・・!あああぁぁっ!あああぁぁっ!!」
「く・・っ・・・!っ・・ふーせー、君・・・・!!」

そうしてあたしがイくと、先生は笑顔ですぐに動くのをやめてくれた。それからあたしの頬に手を置いてすぐに唇にキスしてくれた。

「・・ありがとう、ふーせー君。とても気持ち良かったよ・・・・でももう少しだけ、君とこうしてつながっていたいかな・・・・」
「エヘヘッ・・せんせ。でも、まだ痛いんですけど・・・・」
「あぁ、そうだね・・・色々と処理することもあるし、仕方ないか・・・・」

先生はそう言うと、痛くしないようにあたしの中からゆっくり離れた。先生の大きかったそこは、少しだけ小さくなっててぬるぬるしてる感じだった。ウッ・・それが自分で出してた液なんだろうな〜と思いつつ、先生の先端を見てみると・・・白くなってる?

「先生、その白いのって・・・・」
「ウム、私もイッたよ。ふーせー君・・・ありがとう。そしてごめんね・・・本当に痛かっただろう?」
「うん・・・でも、先生だからイイの。」

あたしはそう言って、笑顔を作ってみせた。本当は痛くてしょうがないんだけど・・・でも、先生だからイイっていうのは本当だもん。先生、大好きだから・・・・
先生が色々と処理しながらもあたしを見つめてくれる眼差しが嬉しかった。あたしのことも丁寧に処理してくれたんだけど・・・その時見てしまった。ティッシュが赤くなってたの・・・・!
驚いて起き上がろうとしてみたんだけど、その次の瞬間すごい痛みがあたしの下半身に走って、結局起き上がることが出来ずに横になってしまった。

「いたっ!!」
「あぁっ、ふーせー君!どうしたの!?今日はもう、ゆっくり寝た方がいいよ・・・・恐らく、その痛みは明日まで持続するだろうから・・・・それとも、トイレか何か?」
「・・そうじゃないんですけど・・・・あの。さっき先生が拭いてくれたティッシュに、赤いのが見えて・・・・」
「あぁ〜・・・あれは、ふーせー君が処女を抜け出た印さ。破瓜による出血だね!」
「破瓜・・って、何ですか?」

あたしが尋ねると、先生はあたしのすぐ隣に移動して、笑いながらポンとあたしの頭に手を置いた。

「フフフフ〜、ふーせー君!本当に保健の授業は居眠りばかりしているようだね〜?悪い生徒には、体罰が必要かな?」
「・・・先生。それすっごいセクハラ発言ですよ?」
「こらこら、そんなこと言わないの。君と私は愛し合ってるんだから、セクハラはあり得ないんだよ?」

ムゥ〜ッ、確かにそうだけどさ〜。わざと唇を尖らせて先生を見ると、先生はいつも通り優しい笑顔を見せてくれた。

「ワハハハハ〜!大丈夫、今日はもう何もしないよ。ゆっくり休みなさい!」
「はぁ〜い。先生、お休みなさ〜い!」
「ウム、お休み!ふーせー君!」

本当はもっと先生と一杯お話したい所なんだけど、初めてのエッチでひどく体が疲れてるあたしに、自然と眠気が襲いかかる。あたしは目を閉じて先生にピッタリくっついた。そんなあたしを先生が優しく抱き締めてくれてるのが暖かくて、とっても心地良かった。
目を閉じると、今日の出来事が頭の中に繰り広げられていった。走馬灯のように色んな場面が思い浮かんでは消えていく。先生の家でお勉強したこと、有観さんっていう超奇麗な先生の義理のお姉さんに会ったこと、先生が秘密の場所に迎えにきてくれたこと、そして今、先生の家のベッドでこうして過ごしてること・・・・
今となっては、全部が最高に良い思い出になってた。あたし、忘れないよ!今日、この日を。先生と一緒に、1つの高いハードルを乗り越えた日のことを・・・・・

 

END.


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