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第521話

「え? えーと、見かけなかったよ。 たぶん、僕たちを見て逃げていったんじゃないかな。」
「そうか。 仕方ない、また待ち伏せるとするか。」
ダイちゃんが小声で大ちゃんに言った。
「なんかこいつムカつく。 もっとでかくなって踏み潰してぇ。」
「ダメだよダイちゃん。 そんなことして他の巨人に見られたりしたら作戦が台無しだよ。」
「わかってるよ。 いって見ただけ。」
部長が言った。
「とりあえず、あやしまれてはいないようだし先に進もう。」
ダイちゃんが、
「よし、リーダーについてこい。」
そう言って先に進んでいった。
しばらく森を進んでいくと、開けた場所に出た。
そこは巨人たちが暮らす村のようだった。
部長が言った。
「文明はそれほど発達してないようだな。」
こびとの前では野蛮そうに見えた巨人たちも、普段はおだやかな生活をおくっているようだった。 

第522話

「とりあえず、そのあたりの連中に話を聞いてみよう。」
 部長が言うとダイちゃんは、
「それはリーダーの……あっ。」
 そう言いかけてあることに気づいた。というかあるものを見た。
さきほどこの村へ来る前に森の中で会った巨人である。彼は、
「何だ、お前らか。この村の住人……にしたらなんか雰囲気が違う
 どこから来た?」
 すると大ちゃんが、
「ところでおじさん、ここで何やってるの?さっきは森で待ち伏せる
 とか言っていたけど……。」
「ああ、さっき別のやつと交代したんだ。こびとを捕まえると金に
 なるからな。お前らもこびとを探しに来たんだろ。」
「お金って……。」
 大ちゃんが何か言おうとすると、別の男がやってきて、
「おいゼハフ、こびとはつかまえたのか?」
 部長やダイちゃんたちが森で会った巨人の名は、ゼハフという名だった。
ゼハフは、
「なんだトリネユ、なんでお前がそんなこと聞くんだ。」
「いやな。こびとを高く買うって言う金持ちが居てよ。その辺の役人に
 渡すよりずっと得だぜ。」
 大ちゃんは部長やダイちゃんにだけ、聞こえるように小声で言った。
「みんなひどいよ。小人を捕まえて売り買いするなんて。」
 部長は、
「確かにそうだな。でもこれで巨人がこびとを捕まえたがる理由が
 わかった。」
 するとダイちゃんが、
「それならいいアイデアがあるよ。」


「なにっ、こびとを捕まえたって?」
「さっき居なくなったと思ったらもう捕まえたのか?」
 ゼハフとトリネユは驚いたように言った。
 ダイちゃんは手のひらを開いてさっき呼んだ石本を見せた。
「本当はこびとは王様が王子様が集めているんだろ。お金よりこの
 こびとを王様に渡したいんだ。こびとを渡すとおかねをくれる役人は
 どこに居るの?」
 石本は、
「ひどいよー。今度は何かと思ったら僕を売るなんてー(T_T)」
 部長は石本だけに聞こえるような小声で、
「お前は捕まったこびとがどうなったか調べてくるんだ。おそらく
 ブギヒアとかいうやつもそこに居るはずだ。明日になったら呼び戻して
 やるからちゃんと調べて来い。」
 そのときゼハフが、
「おい、こびとと何話してた。」
 するとダイちゃんが、
「ああ、もうつかまったら絶対逃げられないからあきらめろって言った
 のさ。ところで役人は……。」
 ゼハフが、
「そうだな、役人は……。」 

第523話

ゼハフは指をさして言った。
「あそこの建物の前に立ってるやつがそうだ。」
ゼハフのさした方向を見ると、この村にしては少し立派な建物の前に男が
一人立っていた。
大ちゃんが、
「あ、ありがとう。 すぐに渡して来るよ。」
部長たちは役人のいる方向へ歩き出し、ゼハフたちと離れていった。
部長が、
「さっきあいつが言ってた、こびとを高く買うってやつの話も気になるな。
 もしかしたらマジューイがからんでいるかもしれん。」
ダイちゃんが、
「そうかもなー。 でも今はこいつを役人に渡してブグヒアとかいう
 こびとを見つけて、こびとの前でヒーローにならなきゃ。」
大ちゃんが、
「ダイちゃん・・・。 ヒーローになるためじゃなく助けるためでしょ。」
「いいだろ、どっちでも結果は同じなんだし。」
「そうだけど・・・」
部長が石本に言った。
「とにかく、今はお前のがんばり次第だ。 失敗するなよ?」
石本が、
「僕も巨人として潜入する役がよかったよー。 こびとなんてやだよー。」
そうこう話しているうちに部長たちは役人の前にたどり着いた。
「なんだ?お前たちは。 こびとでも捕まえたのか?」 

第524話

「そうだよ。」
 ダイちゃんが自信たっぷりに言った。
「おい、見せてみろ。」
 建物の前の役人が言った。
「こいつがそうだ。」
 部長が手のひらに居る石本を見せた。
「ほう。なるほど。なかなか元気そうだな。よし待ってろ。」
 役人は石本を部長から受け取ると、一旦建物の奥に入り、しばらく
してから小さな袋を持って建物から出てきた。
「ご苦労だった。これが賞金だ。又見つけたらここにもってこい。」


 賞金をもらった部長たちは村を離れ、森の中にいた。部長は、
「こびととして石本を潜入させることには成功したが、大丈夫かな。」
 するとダイちゃんが、
「その辺は大丈夫。役人に渡す前に分身を作っておいたんだ。
 これでブグヒアとかいうやつの情報はばっちりさ。ほらね。」
 そう言って大ちゃんはあらかじめ作っていた石本の分身を見せた。
すると大ちゃんが、
「そうか。分身の見たり感じたことはそのまま伝わるからね。でも
 ダイちゃん、探すのはブグヒアじゃなくてブギヒアじゃなかったっけ。」
 そのときだった。
「なんだ。まだこびとを持っていたか。」
 部長たちが声のしたほうを振り向くと、トリネユが立っていた。
大ちゃんが、
「どうしよう。後をつけられていたんだ。」
ダイちゃんが、
「なんだよ。一人だけじゃん。」
 トリネユが、
「それが、そうじゃないんだよな。」
 周りはいつの間にか、トリネユの仲間らしき人たちに囲まれていた。
ダイちゃんは、
「こんなやつら、僕が巨大化してやっつけてやる」 

第525話

大ちゃんが、
「ちょっと待ってダイちゃん。 そんなことしたら僕たちがここの
 住人じゃないってバレちゃうよ。」
ダイちゃんは、
「でも、やっつけるにはそれしかないじゃん。」
すると部長が、
「よし、まずは話を聞こう」 
部長がトリネユに話しかけた。
「いったいどういうことなんだ?」
するとトリネユは、
「最近こびとたちが警戒してなかなか捕まらなくなったんだ。
 だが、突然やってきたよそ者のお前たちが簡単にこびとを捕まえたろ。
 もしかして、お前たちはこびとの住みかを知ってるんじゃないかと考えたんだ。」
大ちゃんは、
「まずいよ、バレてはないけど別の意味であやしまれてるよ。」
ダイちゃんは、
「やっぱり踏み潰して証拠隠滅するしかない。」
部長が、
「いや、石本が中の情報をつかんでくるまでは派手なことはしないほうがいい。
 ここは石本をもう一人増やしてごまかそう。」
トリネユが言った。
「おい、なにをこそこそ相談してる。 やっぱり知ってるんだな?」
部長が、
「いや、こびとの住みかなんて知らない。
 もし知っていたらもっとたくさん捕まえてるはずだろ。」
トリネユが、
「ふむ・・、それもそうか。 だがどうやってそんな簡単に捕まえられたんだ?」
部長が、
「この辺りを探してたらたまたま見つけたんだ。」
トリネユは、
「たまたま見つかっただと? 俺だってこの辺りはいつも探し回ってるんだ、
 たまたま見つかったことなんてないぞ。」
部長たちが言い合っている間に、大ちゃんは石本をもう一人増やしてダイちゃんに渡した。
石本を受け取ったダイちゃんは、トリネユ達に気づかれないように
石本を草の陰に放した。
そして部長がその石本を指差して言った。
「ほら見ろ! あそこにこびとがいるぞ。 だからたまたま見つかるといっただろ。」
トリネユは突然のことに戸惑ったが、慌てて石本を捕まえた。
「捕まえたぞ。 金持ちに売り飛ばしてやる。 まだいるかもしれないな。
 よし、みんなで探せ。」
トリネユたちはこびとを探し始めた。
部長が、
「今のうちに行こう。」
「うん。」
「僕のセリフだ。」 

第526話

 そのころ、役人に渡された石本、石本2号としておこう。石本2号は
箱に入れられどこかへ運ばれていた。
「うーん。どうなっているんだろう。暗くて外がまったく見えないよー。」

 一方、部長たちが去った後のトリネユ達、
「くそっ、あいつらが見つけた一匹だけか。」
「でもこれだけでもいい値になりますよ。」
「うーん、仕方ない。こいつを売りに行こう。」
 こうしてトリネユたちにつかまった石本を石本3号と呼ぶことにする。

 石本を送り込んだ部長たちは周りに誰も居ないのを確認して、
「もう誰もこのあたりにいないようだが、これからどうする?」
 ダイちゃんが、
「あいつらが情報を集めてくるまで、宇宙船にもフィキヨのところにも
 戻らないほうがいいと思うよ。分身同士、何があったかわかるみ
 たいだし、何かあったらすぐに呼び戻せるし。」
「そうだね。」
 大ちゃんが言うとダイちゃんが、
「僕たちもこのあたりをもっと調べたほうがいいじゃないか?
 他の村とか。」
 部長が、
「そうだな。」
 そう言って部長たちは歩き始めた。しばらく歩くと、家らしい建物が
いくつか見えてきた。大ちゃんが、
「ここにも村があるみたいだね。」
 部長が、
「先ほどの村よりはかなり大きい感じだな。村というより町みたいだ。」
「しばらくはここを中心に行動しよう。お金もあるしね。」
 ダイちゃんが言った。部長が、
「じゃあ、どこか泊まれるところを探そう。」

 トリネユたちにつかまった石本3号、彼も2号同様どこかに運ばれて
いるのだが、袋に入れられて居るため周りは見えない。しばらくすると
なにやら話し声が聞こえてきたが、内容はよくわからなかった。石本2号は、
「一体どうなっちゃうんだろう。役人に渡された僕も周りが見えない
 状態みたいだし……。」
 そのとき、
「おい、着いたぞ。お前のご主人様だ。」
 袋が開けられ、周りが急に明るくなった。目がなれ、石本3号はふと上を
見上げた。
「えええええっ!!」 

第527話

そしてこちらは泊まれるところを探している部長たち。
部長が、
「うーん・・・、どの建物がどういう店なのかよくわからないな。」
大ちゃんも、
「僕たちの知ってる町とはちょっと雰囲気が違うからね。」
ダイちゃんが、
「まあ、そのうち見つかるだろ。」
三人は適当に町の中を歩き回った。
大ちゃんが、
「やっぱり聞いてみないとわからないね。」
部長が、
「そうだな、その辺の人に聞いてみるか。」
そういうと、近くを歩いてる人に尋ねた。
「あのー、すいません。 この辺りで泊まれるところってありませんか?
 ホテルとか。」
すると相手は部長たちをじろじろ見つめて言った。
「お前らどっから来たんだ?」 

第528話

「ええっと、その。僕たち怪しいものじゃ……。どこか泊まれるところを
 探しているんだけど……。」
 大ちゃんが言う。そうしているうちに周りに人が集まってきて、
部長たちは町の住民たちに囲まれた。部長が、
「うーん、まずいな。ここでも怪しまれている……。」
「こうなったら巨大化……。」
 ダイちゃんが言うと、
「だめだよー。」
「やめるんだ。」
 大ちゃんや部長があわてて止めた。ダイちゃんが、
「冗談だよ。」
「冗談を言っている状況でもないと思うが……。」
 部長が言った。そのとき、
「何事だ。」
 聞き覚えのある声がした。部長たちは声のしたほうへ振り向いた。
声の主はナントだった。彼は、
「久しぶりだな。」
「そういえば、ワープゲートのトラブル以来ですね。」
 部長が言った。
「ああ、あのあとゴーボン星へ飛ばされて、そのあとこの星に来た。
 今は町の有力者の息子を偶然助けて、その家に厄介になっている。」
 周りの人たちは、
「何を話してるんだ。ワープゲートって……。」
「でもあの人の知り合いじゃないか?」
「じゃ、悪いやつじゃないのかも。」
 周りの人たちは次々と立ち去り始めた。そして部長たちが最初に
声をかけた人が、
「ナントさんの知り合いだったか。それは失礼した。私はグーゴ、彼に私の
 息子を助けてもらった。」
 ダイちゃんが、
「この人の息子を助けたのか。でも町の有力者っていう感じじゃない
 なあ。」
 大ちゃんが、
「ダイちゃん、失礼だよ。」
「いや、気にしないでいい。それにナントさんの知り合いなら、話したい
 ことがある。」


 部長たちはナントとともにグーゴの家に案内された。部長たちとナントは
その家の客間に通された。グーゴは、
「君たちの事はナントから聞いている。だからこの町の秘密を君たちに
 話そう。」
「そうか、それで僕たち余計に怪しまれたのか。」
 大ちゃんが言った。
「そうだ。秘密を守るため極力外部との交流を避けている。」
 ダイちゃんが、
「秘密って何?」
「君たちはここに来てこびとを見たか。」
 グーゴは言った。部長は、
「はい。」
「実はこの町はこびとたちを守るために有るのだ。彼らはわれわれの
 知らないことをよく知っている。この付近から出ないことを条件に、
 彼らの住む場所を指定した。今まではそれで何とかなっていたが、
 突然王族や貴族、金持ちどもがこびとを集め始めた。うわさによれば
 不思議な力を使う何者かが現れ、こびとを集めるように言ったらしい。」
 大ちゃんが、
「僕たち、マジューイという人を追ってやってきたんです。もしか
 するとその人がそうかもしれない。」
「なるほど、でも私が知っているのはそれだけだ、名前もどんな人物かも
 よくわからない。」


 こちらはトリネユたちにつかまり、とある金持ちに買われた石本3号、
そこでおどろきの第一声を石本3号は、ほかのこびとたちのいる場所へ
つれてこられた。こびとたちを見下ろしている巨人が、その金持ちらしい、
「よしよし、これだけ集まったらやつに……。おい、ワホ。」
「何ですか。だんな様。」
「私はしばらく出かけてくるから、その間こびとが逃げないように
 見張っててくれ。」
「かしこまりました。だんな様。」
 ワホと呼ばれた男は、しばらくこびとたちを見ていたが、
「そうだ。だんな様には悪いが、こびとどもにいままでやりたかった
 あれをやってやろう。」 

第529話

ワホは石本3号やほかの捕まったこびとたちの入った檻を持ち上げ、
にやけた顔で覗き込んだ。
「うへへ、見てるだけで興奮するぜ。」
そして机の上に置くと、周りをきょろきょろ見回した。
「だんな様は出かけたし、ほかには誰もいないよな。 そんじゃ始めるか。」
ワホはそういうといきなり自分のズボンと下着をずりおろした。
檻(と言ってもワホたちから見ると虫かごのようなもの)の前に、
 すでに巨大に勃起しきったワホのチンコが飛び出した。
こびとたちは自分たちの体の何倍もあるワホのチンコに驚き悲鳴をあげる。
石本3号は今までの経験でなんとなくそうなると予想できていたのか、
あまり驚くことはなかったがこれからされることを想像するとゾッとした。

「また・・・されるのか・・・・。」
ワホは檻の入り口を開けた。
そしてその入り口からズボッと巨大チンコを突っ込んだ。
檻の入り口は開いているが、ワホの股間で完全にふさがれた。
「へへへ、どうだ俺のチンコは。 お前たちの何倍もでけーぞ。」
こびとたちは巨大チンコにおびえて、できるだけチンコから離れようとしている。
ワホは、
「聞いた話だが、王様たちはこびとを集めて自分の股間の世話をさせているらしい。
 それがすごく気持ちいいんだそうだ。 さあ、今から俺にもその
 気持ちよさを味あわせてもらうぞ。」 

第530話

「うわあっ!」
「助けてくれ、潰れる!」
 こびとのうち何人かが、ワホの巨大チンコで檻の反対側に押し付け
られたのだ。ワホの巨大チンコで押し付けられたこびとたちはなんとか
動くはずのない巨大な肉棒を必死で押し返そうとしていた。
「おお、これだけでもすごく気持ちいいぞ。」
 ワホはチンコの先に押し付けられたこびとたちの刺激で快感を感じていた。
自分も何度か同じような体験をしていたとはいえ、石本3号はその様子を
ただ呆然と見ているしかなかった。すると石本3号に、
「なにぼさっとしているんだ。早く助けないとつぶされるぞ。」
「あ、はい……。」
 ワホの巨大チンコに檻の反対側に押し付けられなかったこびとたちは
目の前で苦しむ仲間を助けるべくみんなでそれでも動くはずのない巨大な
肉棒を押し戻そうとする。石本3号はそのこびとたちに加わり、巨大な
肉棒を必死で押していた。こびとたちの中には格闘技の心得のあるものも
居るらしく、ワホの巨大チンコにパンチやキックでなんども攻撃して
いたが、当然そんなことをしてもワホを気持ちよくさせるだけである。

-ビクウン-

 ワホは快感のあまり自分のチンコを大きく動かした、その衝撃でワホの
巨大チンコで押し付けられたこびとたちは一応は助かったが、それを
押し返そうとしていたこびとたちはその衝撃で弾き飛ばされてしまった。
こびとにとっての巨大な肉棒はさらに硬く大きくなった。
「又大きくなったぞ。」
「俺たちどうなるんだ。」
 こびとたちが騒ぎ始めた。するとワホが、
「最後の仕上げだ。もっと気持ちよくしていかせろ。気持ちよくしないと
 つぶしてしまうぞ。」
 こびとたちは、
「いくとどうなるんだ。」
「きっと大変なことになる。」
「でも気持ちよくしないとつぶすって言ってる。」
 こびとたちはしばらく相談していたが、石本3号を取り囲み、
「君、栓になってくれ。あの巨人のやろうとしていることはわかってるな。
 一番太っている君が犠牲になればみんなが助かるかもしれない。」
 石本3号は、
「あのー、やっても無駄になりそうな感じがするんですけど。」
 しかし周りのこびとたちは石本3号を無理やりワホの巨大チンコの中に押し
込もうとし始めた。ワホは、
「おおっ、なんかすごく気持ちよくなってきた。こんなの初めてだー。」 

第531話

こびとたちはグイグイと石本3号を押し込んでいく。
そして押し込めば押し込むほど、ワホの巨大チンコは硬く熱くなっていく。
石本3号は、
「ちょ・・ちょっとやっぱりこんなことしてもダメだって。 逆効果だよ。
 僕もこびとに何度もやったことあるからわかるんだ。
 ちっぽけなこびとなんて、簡単に飛んでっちゃうんだ。」
石本3号を押し込もうとしていたこびとたちは手を止めた。
「僕もやったことあるだって?」
石本3号は、ハッとして言い直した。
「い・・いや、やったじゃなくやられたことあるって言いたかった・・・
 かな。」
「やられたことがあるだって? 前にやられたやつがなぜここにいるんだ?」
「えーと・・・、やられたあとにうまく逃げ出して・・・」
「巨人に捕まって逃げ帰れたやつがいるなんて聞いたこと無いぞ?
 あやしいな。」
すると上のほうからワホが、
「こら、手を止めるな。 早くもっと気持ちよくしろ。」 

第532話

「とにかく押し込め。」
「こいつの言った事が本当かどうかは押し込んでからわかることだ。」
 こびとたちは再び石本3号をワホの巨大チンコに押し込み始めた。
石本3号は、
「やめてよー。苦しいよー。」
 こびとたちは石本3号が苦しむのも気にもせず、石本3号をワホの
巨大チンコに押し込もうとする。ワホは、
「おっ、これは気持ちいいぞ。もっとやれ。」

-ズボオッ-

 石本3号は完全にワホの巨大チンコの中に入り込んでしまった。
周りから熱い肉の壁に押さえつけられ声すら出せない。
(どうしよう。ほとんど動けないし。それに無理に暴れたら……)
 石本3号がそう思った直後、
「助けてクレー。」
「ここから出してクレー。」
 石本3号は一瞬何が起こったのかわからなかった。が、しばらく考えて、
(もしかして、僕の後ろで大変なことに……)
 実は石本3号と一緒に前のほうで押していたこびとたちも何人か
ワホの巨大チンコの中に入り込んでしまっているのだった。石本3号の
ように完全に中に入りほとんど動けないもの、体が半分入り、必死で
脱出しようと暴れるもの、その仲間を必死で引っ張り出そうとするもの。
これらの行動はワホに今までない快感を与えているのだ。
「うぉぉぉぉ、これはいきそうだぁぁ。」
 ワホは叫び声を上げ、彼の巨大チンコは大きく動き、周りのこびとたちを
弾き飛ばす。石本3号もそうだが、石本3号と一緒にワホのチンコの中に
押し込まれてしまったこびとたちも大きく振り回された。そのとき、
「あ、何とかなるかも。」
 ワホのチンコの中のこびとの一人が、外へ脱出しようとし始めた。
さっきの衝撃で、体の後ろ半分が外へ出たのだ。もちろんその行動も
ワホへの快感を与えることになるのは言うまでもない。ほとんど声が
出ない石本3号は思った、
(やめてよー、動いちゃだめだよー……)
 しかし、
「もし俺が脱出するために刺激を与えても、前のやつが栓になってく
 れるはずだ。」
(やめてよー、お願いだから……)
「うぉぉぉぉーっ。」
 石本3号の思いなど知るよしもなく、体の後ろ半分が外へ出たこびとは、
必死で周りの壁を押し広げ、体をよじり、外への脱出を試みようとする。
 その直後ワホが、
「いく、いく、あれがでそうだぁぁ。」 

第533話

ゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・

「まずい、この感じはあれが出る直前だ。 もうおしまいだ。」
石本3号がそう思った直後、真っ白になった。
石本3号やチンコに入り込んでしまっていたこびとたちは一瞬で
大量の精液に押し出された。
そしてこびとの混じった精液は、チンコに入っていなかった
こびと達に降りかかった。
だがワホの射精はまだ終わらない。
「あ・・・あ・・・・」
気持ちよさそうな声を出しながら、どんどん精液を噴出していく。
こびと達はそのたびに弾き飛ばされ、大量の精液に包まれていった。
「ふーー・・・」
ようやく射精が止まったころには、こびとは全員精液の中でおぼれそうに
もがいていた。
「ここまで気持ちいいとは。 さすが王様たちが気に入ってる遊びだな。
 毎日でも飽きそうにないぞ。」 

第534話

 何人かのかろうじて話せるこびとたちは、
「ああ……。」
「毎日やられてしまうのか。」
「体が……いや命がいくつあっても足りない……。」
 精液の中でおぼれそうになりながらも石本3号は、
「はあはあ……、そうだ、だんな様とか言う人が帰ってきたら怒られ
 るんじゃないか?そうしたら……。」
 するとワホは、
「残念だな。ちびども。だんな様は一度出かけたら2,3日は帰ってこない。
 その間ゆっくり遊ばせてもらうぞ。」


 一方グーゴの家に居る部長たち、先ほどの様子は石本の分身を通じて
部長たちにも伝わっていた。部長は、
「どうやら、うまく潜入できたみたいだな。」
「そうだ、ところでその中にフィキヨとか言う人のお兄さんのブギヒア
 はいるのかな。」
 大ちゃんが言った。すると部長は、
「疲れてそれどころじゃないようだ。」
 ダイちゃんが石本を見下ろして、
「疲れてないやつがここに居るよ。」
 石本は、
「でも、どこにいるかまではよくわからないし……。」
 ダイちゃんは、
「そうだ大ちゃん、こいつの分身の居るところへもう一体分身を作って
 テレポートさせるぐらいできるだろ。」
 大ちゃんは、
「うん。でもいきなりもう一人増えたら怪しまれるかも。」
「そ、そうだよ。あんなとこ行くのはいやだよ。」
 石本が言う。すると部長は、
「向こうは混乱しているみたいだからな。案外ばれないかも。もし何か
 あったら呼び戻せばいい。」
 こうして分身、石本4号が作り出され、石本3号の元へ大ちゃんの
テレポートで送り出された。


 こちら再び精液まみれの檻の中、そこへ送り込まれた石本4号は、
「ああ……本当に送り込まれちゃった……。あのー、この中にブギヒア
 とか言う人は……。わぁっ!」
 次の瞬間、石本4号は大量の精液の中に落ち込み、おぼれそうになる。
それでも何とか脱出に成功した。
「助かった。ええっと……。」
 すると他にも精液からの脱出に成功したこびとの一人が、
「おいお前、さっき向こうのほうでおぼれていなかったか。」
「えっあノー、気のせいです。ところで……。」
「同じやつが二人いるなんて怪しいな。さっきも変なこと言ってたし。」
(やっぱり怪しまれてルー。戻してよー。早くー)
 そのとき石本4号は視線の先で石本3号がぴかっと光り、消えたのを見た。
(今度は僕が交代ってこと?そんなー;_:)
「何だ。向こうにもいると思ったが、気のせいか。」
 そのとき上からワホの声、
「まだたまだできそうだ。もう一回やれ。もしだんな様に言いつけたら
 つぶしてしまうぞ。こびとの数が少しくらい減ってもわからないからな。」 

第535話

「どうしよどうしよ、またやられちゃうよー。」
石本4号は必死で考えた。
上からはワホが、
「おら、精液ぐらいで溺れてないでさっさと2発目の準備しろ。」
こびとが苦しんでてもお構いなしに、さっき射精したばかりなのにすでにギンギンのチンコをさすっている。
石本4号はとりあえずこびと達に聞いた。
「ブギヒアって人いませんかー? 早くしないとまたやられちゃうよー。 いないんですかー?」
何度聞いても反応はない。
「やっぱりこの中にはいないのか・・・・。 仕方ない、あの作戦を使うか・・・。」
石本4号は、さっき部長たちのところに戻された3号に考えを伝えた。

そしてこちらは石本3号。
4号が考えついた作戦を実行しようと部長に話しかけた。
「ねえ、部長。 ブギヒアって人が見つかったって伝わってきたよ。」
部長は、
「ほんとか?」
「え、うん、ほんとだよ。 うそなんかつかないよ。」
「・・・・・・。」
「ほんとだから信じてよー。」
「わかったよ。 じゃあ、その人に触れていろ、大ちゃんにお前と一緒にテレポートしてもらう。」
「ダメなんだよ、それが。 そのブギヒアって人、巨人に捕まっちゃってて今にも潰されそうなんだ。」
「なんだって!?」
「助ける方法は、僕を巨大化させてやっつけるしかない。と、向こうの僕が言ってます。」
部長は大ちゃんと顔を見あわせて、
「うーん、なんか引っかかるが・・・。どうする?大ちゃん。」
「でも、お兄ちゃんの言ってることがほんとだったら早く助けないと。」
「そうだな、仕方ない。 大ちゃん、向こうの石本を巨大化させることはできるか?」
「うん、大丈夫。」
そして大ちゃんは念じた。

そしてこちらは、石本4号。
「やったーーーー。 うまくいった。」
そして石本4号の体はムクムクと大きくなっていく。
「きたきたきたーーー。」 

第536話

「うわっ!」
「なんだ!?」
 周りのこびとたちは突然大きくなっていく石本4号を見て騒ぎ出す。
上からはワホが、
「おい、どうした、何を……。」
 そう言っているうちにワホも石本4号の変化に気づく。その檻の中のこびと
たちは、
「こいつ、大きくなっている……。」
「逃げろ、つぶされるぞ。」
 こびとたちは全員檻の隅っこへと逃げていく。

-バリバリ-

 石本4号はこびとたちの入っている檻を突き破り、さらに巨大化を
続ける。
「うわあっ!いったいどうなっているんだぁぁ!!」
 ワホは怖くなってその場から外へと逃げ出した。

-ズドーン-
 
 まもなくその後ろでワホが先ほどまでいた建物の壁が壊れる音がした。
必死で逃げようとしたワホは地面の石にけつまづいて転ぶ。そのワホを
巨大な影が覆った。ワホは恐る恐る起き上がり、後ろを見上げた。
「うわぁぁぁぁっ!!!!」
 自分を今までみたこともない巨人が、見下ろしていた。巨人はしゃがみ、
自分のほうへ巨大な手を伸ばしてくる。腰が抜けて動けないワホはすぐに
巨人の巨大な手につかまり、持ち上げられた。もちろん、その巨人の正体は
石本4号である。ワホは石本4号の巨大な手の中で暴れた。
「助けてくれぇぇぇ!」


 一方、こちらは部長たちと石本3号、
「あのー、向こうの僕がもっと大きくしてほしいって、言ってきてるん
 ですけど。」
 ダイちゃんが大ちゃんに、
「一体どのくらい大きくしたんだ?」
「うーん、ここの星の人の10倍くらい。」
 部長が、
「それでも大きいくらいだ。余り大きくしすぎるとブギヒアを助ける
 どころかつぶしかねない。」
 石本3号は、
「ええっと、もっと大きくしないと仕返しが……。」
 部長が、
「仕返しだって!?ブギヒアを助けるのが最優先だろ。」
 するとダイちゃんが、
「ほんとうにブギヒアとか言うやつ巨人に捕まってるのか?今どうなって
 るんだ?」
 すると部長が少し考えた後に石本3号に聞こえないようにダイちゃんと
大ちゃんに何かひそひそ話した。ダイちゃんが、
「そうだよな。」
 大ちゃんが、
「わかった。やってみる。」
 石本3号が、
「わかったって、一体……(^_^;;;;;)」

-どっすん-

 ワホが大ちゃんの力で部長たちのところへテレポートしてきた。ワホは
何が起こったのかわからず、周りをきょろきょろ見回していている。

ダイちゃんが、
「こいつ、こびとを持ってないぞ。」
 部長が、
「おい、こびとはどうした?」
 ワホが、
「すみませーん、こびとにかけましたー。だんな様には……。」
 部長がワホに、
「かけたのはいい、こびとを捕まえてつぶそうとしていたろ。どうした。」
「つぶすと脅しましたが、やってません。本当です。」
 今度は先ほどまで巨大化していた石本4号が3号と同サイズに戻されて
テレポートしてきた。部長は石本4号に、
「どういうことなんだ。説明しろ。」
「えっあノー、その人が嘘を……。」
 石本4号が言うとワホが、
「うそなんかついてません……。」
 部長が、
「石本ぉぉぉ!!お前ってやつはぁぁ!!!」
 するとダイちゃんが、
「こうなったら、二度とこんなことしないよう、きつーくお仕置きする
 べきだな。」 

第537話

するとワホが、
「あのー、その前に帰ってもいいでしょうか・・・?
 こびとどもを逃がしでもしたら旦那様になにされるか・・・。
 ああ、でも屋敷まで潰れちゃったんだ。もう終わりだ。」
ダイちゃんが、
「どうする? 石本の嘘だったんだし、こいつは悪くないけど。 帰すか?」
大ちゃんが、
「うーん、たしかにそうだけど。 でもこびとたちを捕まえてたのは事実だし・・・」
部長が、
「そうだな、こいつもただで帰すわけにはいかないな。
 だが、こいつは有力な情報を得るために使えそうだ。」
ダイちゃんが、
「それもそうだな。 実際にこびとの受け渡しの現場にいるわけだし。」
部長がワホに言った。
「よし、お前は俺たちのお仕置きを受けた後帰してやる。
 屋敷も元通り直してやろう。 だが、こびとの受け渡しの時の情報は
 俺たちに教えるんだ。」
ワホが、
「え、ええー。 お仕置きって・・・何を。
 屋敷を戻してくれるのはありがたいけど、スパイをしろってことですか?」
部長が、
「ああ、そうだ。 旦那様とやらが帰ってきても普段どおりにしていればいい。
 見たことや聞いたことを俺たちに教えてくれればいいんだ。」
ワホは少し考えたが、自分だけでは屋敷を元に戻すことは不可能。
部長たちに従うしかなかった。
「は・・はい。 わかりました。」
すると部長が。
「よし、これで話は決まった。 まずはお仕置きだ。 大ちゃん頼むぞ。」
「はい。」
大ちゃんは念じ始めると、ワホの体が縮み始めた。
「ひ・・・ひいいい。 助けてくださいーーー。」
部長が、
「安心しろ。 お仕置きが済んだら元に戻してやる。」
「お仕置きって・・・いったい何を・・・」 

第538話

「ああよかった。僕は関係なかった。」
 石本3号は言った。部長は、
「お前にはやらないといってない。一緒にお仕置きを受けるんだ。」
「そんなぁ(;_:)」
「あのー、もう一度聞きますけどお仕置きって、何を……。」
 既に石本3号、4号と同サイズになってしまったワホが言う。ダイちゃんが、
「うーん、そうだなー。」
 そのとき、少し前に部屋を出ていたグーゴが戻ってきた。
「おい、長旅で疲れているだろ。風呂に入れ。」
 大ちゃんが、
「あ、お風呂があるんだ。」
 するとダイちゃん、
「そうだ。そのお風呂3人一緒に入れる?」
「うちはお前たちのような客がよく来るからな。余裕で入れるぞ。風呂は
 ここを出て左へ行った突き当たりだ。」
 グーゴが再び部屋を出た後部長が、
「なるほど、順番に入るより、一度に入れたほうが……。」
 ダイちゃんが、
「いや、お仕置きの方法を考えたんだ。こいつらを連れてお風呂へ
 行くんだ。」


「広いなー。温泉旅行へ行ったときのお風呂みたい。」
 大ちゃんが言う、部長が、
「ところで、お仕置きって、どうするんだ。」
 するとダイちゃんが、
「僕たちの体を洗わせるんだよ。」
「そんな。無理です。大きすぎます。」
 ワホが部長たちを見上げながら言う。
「そんなー。」
「あんまりだー。」
 石本3号、4号が泣きそうな顔で言う。
「文句を言うな。さっさとやれ。」
 ダイちゃんが石本3号、4号、ワホのすぐ近くに思いっきり足を踏み
降ろした。

-ズトォォォン-

 小さな3人にとってものすごい音と振動に震え上がった。
「ごめんなさーい。」
「やります。やります。」
 石本3号は部長、4号は大ちゃん、ワホはダイちゃんに向かって歩き
始めた。 

第539話

それぞれ3人の巨人のそばまで近づいて見上げるこびとの石本3号・4号とワホ。
あらためて見ると部長たちの巨大さを実感した。
石本3号が、
「やっぱりこんなの無理だよ。 高層ビルを洗うほうがまだましだよ。
 巨大な上にデブなんだもん。 洗い終えるのに何日かかるか・・・」
部長は、
「何をごちゃごちゃ言ってるんだ。 早くしろ。」
石本3号は仕方なく部長の体を登り始めた。

石本4号の前には巨大な大ちゃんが座っている。
石本4号は、
「大ちゃんは部長より体が小さいからまだましだけど・・、それでもデブだからなあ。
 というか、部長を洗ってる3号の苦労も伝わってくるんだし、2人分苦労するってことじゃん。
 こんなお仕置き不公平だよー。」
大ちゃんが、
「もう・・・、石本のお兄ちゃんだってデブでしょ。
 それにやっぱり嘘つくのはよくないよ。」
 石本4号もしぶしぶ大ちゃんの体に登り始めた。

そしてワホの前にはダイちゃんが座っている。
おろおろしているワホをにやにやと見下ろしていた。
ワホが、
「あ・・あの。 体洗えばいいんですよね・・・」
「うん、そうだぞ。 早く僕の体洗ってよ。」
「えーと・・、えーと・・・・」
「もたもたしてると、お前に石鹸つけて擦り付けちゃうぞ。」
「ひ、ひい。 そんなことされたら潰れますよー。」
ワホも恐る恐るダイちゃんの体に登り始めた。 


第540話


 こうして3人のこびとたちはそれぞれの体を洗い始めたのだが……。

「おい、何やってるんだ。早くやってよ。それにいつまで同じところを
 やっているの?」
 ダイちゃんがワホに言う。ワホはあぐらをかいて座っているダイちゃんの
足首あたりを洗っていた。ワホは、
「そういわれても、一生懸命やっているんですけど、あまりにも大きい
 ので……。」
 大ちゃんの太ももあたりを洗っていた石本4号も汗だくになって作業を
していたのだがなかなか進まない。4号は、
「もう疲れたよー。ちょっと休ませてよー。」
 大ちゃんはその言葉をちゃんと聞き取れず、
「えっ?どうしたの?」
 大ちゃんはそのとき無意識に少し体を動かした。それでも石本4号に
とってはものすごい衝撃、
「わぁぁぁっ、大ちゃん、何するんだよー。」
 石本4号はバランスを崩し、座っている大ちゃんの太ももから落ちそうに
なったが、何とかそれだけは免れ、巨大な壁のごとき大ちゃんの太ももを
よじ登りもとの場所にもどった。石本4号は、
「やっぱり無理だよー、数を増やすか……だめーだー、みんなの苦労が
 伝わってくるから意味ない。そうだ、もう少し大きくしてよー。」
 すぐ横から部長が、
「だめだだめだ。それじゃお仕置きにならないだろ。いいって言うまで
 洗うんだ。」
 石本4号は、
「そんなー、うわぁぁっ!大変だぁ!」
 大ちゃんは、
「石本のお兄ちゃん、どうしたの?」
 ダイちゃんが、
「どうせお仕置きされるのがいやだから、又うそをついてるんだろ。」
「違うよー、ホント大変なことに……。お尻……。」
 実は部長のお尻を洗っていた石本3号が部長のお尻の穴にはまって
しまったのである。石本3号本人はもちろん、その苦しさは4号にも
伝わっていた。
「くさいよー、苦しいよー、動けないよー。」
 ダイちゃんが、
「まったく、面倒なやつだなー。」
 そう言ってしばらく考えたが、
「よし、わかった。体を洗うお仕置きはやめよう。これじゃいつまで
 たっても終わりそうにないし。」
 ワホと石本4号が、
「やったー」
「助かったー。」
「その代わり、お尻の穴から、あいつを助け出せ。」
 ダイちゃんは言った。
「そんなぁー。」
「あんまりだぁー。」
 とは言ったものの、仕方なく二人は石本3号を助けるために部長のほうへ
向かって歩き始めた。、 
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