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第541話

「ほらよ。」
部長は股を開き、お尻の穴を2人のこびとに突き出した。
「う・・・。」
ワホと石本4号から見ると、まるで異次元への入り口か
何かのように見える。
それが同じ人間の体の一部とは、とても思えなかった。
しかも、近づくにつれ強烈な臭いに包まれるのだった。
石本4号が、
「ぶ・・・部長。 これはひどすぎですよ。
 臭すぎて倒れそう・・。」
石本にとっては、中の3号が感じる臭いと外の4号が
感じる臭いを両方伝わってしまうのだ。
普通の2倍の苦しみに耐えなければならなかった。
部長が、
「早くしろよ。 この体勢疲れるんだぞ。
 それとも中の石本は一生俺のケツの中でもいいんだな。」
「そ、それだけは嫌だー。」
「じゃあ、さっさと助け出せよ。」
石本4号はしぶしぶ穴へと近づいていった。
だが巨大な穴は締まりがよく、完全に塞がっていた。
「部長、これじゃあどうすることもできませんよー。」 


第542話

「しょうがないなぁ。」
「ちょっと見せて。」
 大ちゃんとダイちゃんが、部長のお尻の穴を覗き込む。部長は、
「おい、早くしろよ。こんな体勢の上に二人からのぞかれているんだからな。」
「そんなこと言ったって、無理なものは無理だよー。」
 石本たちとワホが言う。するとダイちゃんが、
「とにかく早くやれ、やらないと……。」
「わかったょー。」
「すみませーん。」
 ダイちゃんの声に完全にびびってしまったワホと石本4号がかろうじて外に
出ている3号の体を引っ張る。が、動く気配はまったくない。ダイちゃんが、
「何やってるんだ。」
 部長も、
「これじゃどっちがお仕置きされてるのかわからない。」
 すると大ちゃんが、
「いくらなんでもかわいそうだよー。」
 ダイちゃんが、
「じゃあ、少し大きくしてやれ。」
「わかった。」
 大ちゃんが念じると石本3号4号、ワホの体が大きくなった、とは言っても
部長たちのつめの先くらいから指くらいになった程度である。そのとき、
「臭いよー、苦しいよー、早く助けてー。」
 部長のお尻の穴にはまったままの石本3号、自分の体が大きくなった分、
部長のお尻の穴は自分にとって小さくなり、さらに強く周りから締め付け
られることになった。そのとき部長が、
「しまった、大変なことになるかもしれない。」
 大ちゃんが、
「どうしたの?」
 部長が、
「急にトイレに行きたくなった、しかも大きいやつ……。」 


第543話

大ちゃんが、
「どうしよう、まだ石本のお兄ちゃんがお尻に・・・」
でも部長は、
「だめだ、もう我慢できん。」
ダイちゃんは、
「お尻の穴を刺激されて出したくなったんだな。」
部長は必死で我慢しながら、
「ここで出すわけにはいかんし・・・。
 そうだ大ちゃん、今すぐトイレにテレポートさせてくれ。 頼む!」
「あ、うん。わかった。」
大ちゃんは、急いで部長に念じた。
すると、部長は石本が入ったままテレポートしていった。
「まにあったかな・・・。」


そしてトイレに移った部長。
我慢も限界だったため、石本をそのままに便座にあわてて座った。

ドカーーーン!!!

まるで爆発が起こったような勢いで出すものをいっきに出した。
もちろん石本3号もその勢いで飛び出した。
部長は冷や汗を拭きながら、
「ふぃ〜・・・。たすかった。」
部長は尻を拭いて立ち上がると下を見た。
便器の中でもがきながら叫んでる石本がいた。
「ぶちょー、助けてくださいよー。 こんなのひどすぎますよー。」
すると部長は、
「すまんな、石本。 助けてやりたいが、便器に手を突っ込むのはさすがに無理だ。
 あとで大ちゃんに頼んでテレポートしてやるから。 いったん流すぞ。
 じゃ、またあとでな。」
そういうと、水を流すレバーに手をかけた。
「え!! ちょっと!! ダメっ!! 部長なにするのーー!!」
ガチャン・・・
ジャアアアアア・・・・・
石本3号は流されていった。


用を足した部長がダイちゃん達がいる風呂場に戻ってきた。
「大ちゃんのおかげで助かったよ。 ありがとう。」
大ちゃんが、
「うん、それで石本のお兄ちゃんは?」
そのとき、足元にいた石本4号が
「う・・・おえっ!! 部長まさかこれって・・・」
石本3号の苦しみが4号に伝わってくるのだ。
部長が言った。
「ああ、石本ならトイレで流してきた。」
「ええええ。」 


第544話

 そのころ、読者も部長たちも忘れかけているかもしれない役人に渡された
石本2号は、他の何人かのこびとたちと檻に入れられいてた。
そしてその周りには自分たちと入れられているような檻がいくつも
並べられていた。石本2号は、
「困ったなー。これじゃブギヒアって人がいてもどこにいるかわから
 ないよー(;_:)うそついてごまかすわけにも……うわぁぁっ!!」
 そう、石本2号にもトイレに流されてしまった石本3号の苦しみが2号にも
伝わってきたのだ。


「今度は元気そうなこびとを頼む。そうだ、太っているのがいいぞ。」
「バソレ様、今度はつぶさないでくださいよ。このごろはこびとたちも
 なかなかつかまらなくなっているようですし……。」
「わかっておる。」
 王族の一人と、その家来が石本2号のいるところへ近づいてきていた。

-ズーン、ズーン、ズシーン-

 バソレとその家来の足音と振動がだんだん大きくなる、もちろんこびと
たちは今度は誰が連れ去られ、どこか知らないところへ連れて行かれ、
何をされるのか不安におびえている。そんな中石本2号は、
「やめてー、苦しいよー。臭いよー。」
 周りのこびとたちは、
「アーあ、こいつ連れていかれるのが怖くて、とうとう……。」
「仕方ない。ここからは逃げられないし……。」


「おや、なかなか元気そうなのがおるな。」
「ええ!?こいつ!?いや、これですか?」
「この暴れまわっておるやつじゃ。」
 バソレは石本2号を指差した。
「恐れながらこれはちょっと……。」
「いや、これほど元気なやつなら、余を満足させてくれようぞ。」
「ははっ。」
「ワーッ、そんなー。やめてー、苦しー、臭いー。」
 石本2号はバソレの家来につかまり、そのまま連れて行かれてしまった。 

第545話

石本2号を掴んだ家来は長い廊下を歩きながら言った。
「バソレ様、やっぱりこいつ様子がおかしいですよ。
 何もないのに苦しいだの臭いだの・・・。
 やはり別のこびとにした方が・・・。」
だがバソレは、
「いや、そいつでいい。 その丸っこい体が気に入った。
 それにちょっとぐらい無茶しても潰れにくそうじゃないか。」
家来は、
「ですが、こびとはこびとです。どんなに見た目が強そうでも、
 我々がほんのちょっと力加減を間違えただけで潰れてしまいます。」
「わかっておる。 心配するな、大事に遊んでやる。」
 そう話しながら、巨人の2人は長い廊下のつきあたりの
立派なドアを開け部屋の中に入っていった。
石本2号は伝わってくる苦しみに耐えるのがやっとで、
自分が捕まっていることに気づいていなかった。
家来は部屋の真ん中にあるテーブルに置いてあるビンの中に
石本2号を入れると、入ってきたドアの方に戻っていった。
「ではバソレ様。 私はこれで失礼します。
 ゆっくりこびと遊びをお楽しみくださいませ。」
そう言って部屋から出て行った。 

第546話

 こちらは再び部長たち、
「ああ……。やっと助かった……。」
 下水に流されてしまった石本3号は、大ちゃんの力で何とか救出された。
部長は、
「石本、悪かった。」
 すると石本3号は、
「大変だ。」
「どうしたの?」
 大ちゃんが聞く。ダイちゃんは、
「こいつとろいからな。まだ下水に流されてるつもりになってるんだろ。」
「違うよ。なんか捕まっているのかも……。」


 さて、石本3号が救出され、我にかえった石本2号は、
「ああ……。やっと助かった……。って……あれ……?ここどこだろう……。」
 バソレは石本2号に話しかけた。
「おい、こびと。名は何と申す?」
 ビンの中で石本2号は周りを見回している。そしてバソレを見て、
「わぁぁぁぁっ!」
 石本2号は、とんでもない叫び声を上げた。バソレは、
「思ったとおり元気そうなやつじゃ、ちとかわった所があるようじゃ。
 早速余の相手をしてもらおうかの。」


 一方、部長たちはというと、
「おい、また何か嘘をついているだろ。」
 ダイちゃんが石本3号に言う。部長は、
「いいかげんにしろ、折角助けてやったのに、とんでもないやつだ。」
 ダイちゃんは大ちゃんに、
「そうだ、もとの下水に戻してやれよ。」
 大ちゃんが、
「そんなー。いくらなんでも石本のお兄ちゃんかわいそうだよー。」
 部長は、
「しかし石本の言うことが本当かどうか確認……そうだ!」
 そういって部長はワホを見て、
「お前、石本の言っていることが本当かどうか確認してこい。」
 ワホは、
「え?今すぐですか?」
 部長は大ちゃんに
「こいつを石本のところへテレポートさせて入れ替わりに、石本を
 呼び戻してくれ。5分たったら元に戻すんだ。できるか?」
「うん、わかった。やってみるよ。」


「わ、まさか、本当に……ここは……。」
 バソレの前のビンの中が光り、石本2号が消え、代わりにワホが
テレポートしてきた。しかし、
「なにか光ったようだが……。別にかわった所はないな。」
 石本とワホの体型は似ていて、なおかつ小さなこびとの顔は見分け
られない。バソレは、
「なかなか面白いことがつぎつぎと起こるのう。それでは早速たのむぞ。」
 そう言ってズボンを下ろし始めた。石本2号と入れ替わったワホは、
「5分とか言ってましたが、本当に戻してくれるんでしょうか……。
 お願いしますよ。」 

第547話

バゾレはこびとをにやにやと見つめ、股間をもぞもぞさせている。
そして、
「今日は何を使うとするか・・・。」
バゾレは部屋を一通り見渡すと、あるものに目を止めた。
「やはり一番のお気に入りのあれを使うとしよう。」
そう言うと、ビンの中から小さなワホをつまみ出しあるものの前に運んだ。
それは立派なマンションのようなドールハウスだった。
ワホは、その入り口の前に置かれた。
「さあ、中に入るがいい。 中にあるものは自由に使っていいぞ。
 気に入った部屋でゆっくりくつろぐがいい。」
今のワホには、それがどういうことなのかわからなかったが従うしか道はないので
とりあえず中に入った。
中もすごく精密に作られていて、本物の豪華なマンションなのかと錯覚するほどだった。
ワホが見とれていると、後ろでドアが閉まる音がした。
なんとなく嫌な感じがして、ドアに触れてみた。
鍵がかかって開かないのか、内側からは開けられない仕組みなのかはわからないが
とにかくドアが開かなくなっていた。
「と・・とりあえず中を見て回るか・・・」
ワホは恐る恐るドールハウスの中を見て歩いた。
部屋はどれも豪華で、ふかふかのソファやベッドが完備されている。
ひとつだけ気になることは、どの部屋の窓も円形でガラスがなかった。
木製の観音開きで、押せばすぐに開くようになっていた。
ワホは、どうせ5分たてば元の場所に戻れると
ひとつの部屋のソファに深くもたれて時間までゆっくり過ごすことにした。
すると外から、
「ほう、303号室が気に入ったようだね。 では、はじめるとするか。」
するとそのドアから、ガチャンと鍵が閉まるような音がした。
このドールハウスは、こびとがどの部屋に入ったかとか鍵などの
操作をすべて外からできるようになっているのだ。
ワホが、
「な・・なんかヤバイ予感・・・。 まだ5分たたないのかな・・・?
 はじめるっていったい・・・」
そしてその瞬間、窓がパカッと勢いよく開いたと思うと
外から巨大な何かが部屋に入り込んできた。
「わあああああああ!!」
その巨大なものは、まわりの家具を弾き倒して止まった。
ワホは間一髪ソファから離れ、壁の方に非難した。
広かったはずの部屋が、いっきに窓から入ってきた何かに埋め尽くされた。
「こびとの部屋を、余の出した精液で満たしてやろう。」
窓から入ってきたのは、バゾレのチンコだったのだ。
部屋から出るにはドアからしか出れないが、鍵がかかっているために出られない。
もうワホには逃げ道はなかった。
「早く・・・早く5分たってーーー。」
そしてバゾレは腰を動かして、窓にチンコを挿したままオナニーをはじめた。 


第548話

「うわぁぁっ!」
 巨大な肉棒が、ワホに向かって迫ってくる。

-ズドーン-

 バゾレのチンコが壁に激突、ワホは間一髪でよけることが出来た。
「助けてクレー、このままでは……。」
 ワホがそう言っている間に、バゾレのチンコは引っ込み、再びワホに
向かってきた。
「うっ!」
 今度はよけられず、ワホはバゾレのチンコと壁の間に挟まれてしまった。

「おお、ひさしぶりにうまくいったようじゃ。気持ちよくしてくれよ。」
 バゾレは、チンコの先でこびとを押さえつけることに成功した。
こびとがもがきながら自分のチンコに心地よい刺激を与えてくれる。
「これからが大変じゃ、こびとをつぶさないようにせんとのう。」

 バゾレの声は、しっかりワホに届いていた。巨大な肉棒にものすごい力で
壁に押し付けられ、声すら出せないワホは、
(そんなー、ここままじゃつぶされる……早く助けてー)
 自分の力で動くはずもない巨大な肉棒を必死で押し返そうとするワホ、
それがバゾレ自身に快感を与えることになる。そこでチンコを大きく
動かすとこびとをつぶしてしまうのでなるだけ動かさないようにして
いるのだが、ワホにはそれでもとんでもない力が何度もかかることに
なる。ワホ自体は大変な目にあっているのだが、バゾレは快感の絶頂に
達しつつあった。


 一方、こちらは部長たち、
「おい、もうそろそろ5分経ったんじゃないか?」
 ダイちゃんが言う。
「そうだね。」
 大ちゃんが言うと部長が、
「じゃ、元に戻してやれ。」
 すると石本2号が、
「そんなー、せっかく戻れたのに……。」
 ダイちゃんが、
「何なら代わりにお前が下水に行くか?」


(もうだめだー、つぶされるー)
 巨大な肉棒の攻撃に必死に耐えるワホがそう思った瞬間、石本2号と
入れ替わった。もちろんバソレはそれに気づかない。ワホと代わった
石本2号は、
「えっ、一体どうなってルノー。まさか……。」
 巨大肉棒の奥から「あれ」が迫ってくるのを石本2号は感じていた。 

第549話

石本は今までの経験から、どういう状況なのかをとっさに理解したのだ。
「いやああああ、こんなタイミングで入れ替わらされるなんてええ!!」
だが、石本がどんなに嫌がろうとバゾレには関係なかった。
もうすぐイキそうなチンコを、こびとを潰さないように器用に動かす。
石本2号は巨大チンコと壁に何度も押し潰されそうになるのを
耐えるしかできなかった。すると、突然チンコの動きが止まった。
そして外からはバゾレの声が響いた。
「あ・・・・あふ・・・もう出そうじゃ・・」
石本2号はその瞬間にチンコの前から逃げ出そうとしたが遅かった。
一瞬グワっと膨れ上がった鈴口から大量の精液が噴出した。
石本2号はそれをまともにくらい、精液とともに壁に激突した。
石本2号は、ぶつかった痛みにもがいていたが
その間にもバゾレの射精は続いている。

ドピュ・・ドプン・・・ドムッ・・・ドプッ・・・・

どんどん部屋が精液で満たされていき、とうとう天井近くまでたまって
しまった。石本2号はなんとか痛みに耐え、天井にぎりぎり残っている
隙間で呼吸している状態だった。
「このままじゃ、精液の中で溺れちゃうよー。 そんなの嫌だー。」
ドロドロで視界の悪い中、もぐって泳ぐこともできない。
もし泳げたとしても出口はふさがれているため脱出は無理だった。
それなのにバゾレは、射精を終わらせた余韻にひたっているのか
なかなかチンコを部屋から抜こうとはしない。
「ふいー、今日はすごく気持ちよかったぞい。
 このまま2回目をやろうかの。」
その声は部屋の中で溺れかけている石本2号にも聞こえた。
一回でこんな状態なのに、もし二回目を出されたら・・・
それは石本2号にとって絶望的だった。 


572 名前:NEW2 投稿日: 2007/08/15(水) 23:04:35 [ elYI31SA ]

第550話

 石本2号が困っている間にもバソレは次の行動を始めたらしい。今回は
巨大肉棒に直接押しつぶされそうになることこそなかったものの、
自分のはるか下でバソレの巨大肉棒が大きく動く振動が、大量の
精液を通じて伝わってきた。
「どうしよう、どうしよう、どうしよう。」
 あせりまくる石本2号、こうしている間にも運命の時間は迫ってくる。
そのとき、

-ゴボン、ゴボン、ドスン、ベリベリ-

 下の方で鈍い音がしたかと思うと、大量の精液がどこかに流れ始めた。
ほぼ部屋いっぱいに満たされていた精液がどんどん減っていく。
「よかったー、なんだか知らないけど助かり……。」
 石本2号はそう思ったが、そうではなかった。バソレの巨大肉棒が
勢い余って壁を突き破り、そこから外へ流れ始めているのだ。

-ゴォォォォォッ-

 やがてその流れは大きな渦をつくり、石本2号を飲み込もうとする。
「いやだー、助かったと思ったけど、こんなのに巻き込まれたら……。」
 石本2号は必死で泳いでその渦から逃げようとしたが、周りが粘つき、
泳ぐどころではく、あっさり渦に巻き込まれてしまった。
「ワーッ誰か助けてー、嘘じゃないよー、ホントにおぼれそうなんだー、
 あれ?」
 石本2号は壁の穴から流れ出た大量の精液とともに部屋の外へ出る
ことが出来た。
「助かったー。この穴から外へ出れたんだ。」
 と言ってその穴を通して、石本2号がさっきまでいた部屋をふと見ると、
目の前にバソレの巨大肉棒の先、そして外からは、
「2回目がでそうじゃぁぁぁ!!」 

第551話

「ヤバい!」
さっきのように密室ではなくなったが、このまま直撃をくらえば危険なことに
かわりなかった。でも、石本2号はまださっきの痛みが回復してないため
思うように動けなかった。
それでも必死で床をはって逃げようとしていた。
が、床には大量に流れ出た精液がドロドロとついていて、それが石本2号の
体にも絡みつき射精の射程範囲から逃れきれそうになかった。
「もう、ダメだ…」
そう思った時だった。
今にも精液を噴き出しそうだった巨大チンコが、するすると引っ込んでいき
窓から出て行ったのだ。
バソレが部屋から自分のチンコを抜いたのだ。
石本2号は、
「なんだかよくわからないけど、助かった…」
そう思って安心したが
次のバソレの言葉に再び凍りついた。
「やはり、2度目は見えるところでこびとが直撃をくらってるとこ
 を観察するとしよう。」 

第552話

 そのころ部長たちは大ちゃんによるテレポートで戻ってきたワホから
先ほどの話を聞いていた。
「なるほど、石本の言ってたことは本当みたいだな。」
 部長が言うとダイちゃんは、
「でも向こうはこびとを集めてはいても、それ以外怪しいところは
 ないみたいだ。」
「あのー、私はどうしたらいいんでしょうか……。」
 ワホが言う。すると部長は、
「そうだな。もう帰っていいだろう、頼りないが監視をつけるぞ。」
 ダイちゃんが、
「んもう、そういうことは僕が決めるんだから。でも僕の考えてた
 ことと同じだからいいか。」
「監視って、僕も行くの!?向こうで大変なことに……。」
 石本3号、4号が言う。ダイちゃんが、
「しょうがないだろ、まだブギヒアとか言うやつが向こうにいるか
 いないかまだわかっていないんだ。」
「と、言うわけで頼んだぞ。」
 部長が大ちゃんに言った。大ちゃんはじゃんけんで負けた石本4号と、
ワホをつれワホの主人の屋敷の前へとテレポートした。


「あれ、思ったより遅かったな。どうしたんだ?」
 戻ってきた大ちゃんにダイちゃんが聞く、
「建物は元通りに戻せたんだけど、こびとたちがいなくなっていたんだ。」
「なるほど、ワホがこっちにいる間に逃げたんだな。」
 部長が言うと大ちゃんが、
「それでこびとがいなくなっていると怪しまれるから、代わりに石本の
 おにいちゃんの分身を作って代わりにおいてきたんだけど。」
 ダイちゃんが、
「なるほど、まあ、頼りないけど監視役が多いほうがいいしな。」
 こうして石本4号に加え、石本5号から20号が作り出されたのである。


 一方、こちら必死で叫ぶ石本2号、
「ワーッ、やめーて、おねがいー。」
 次の瞬間、石本2号の目の前の壁が取り外され、バソレの巨大な手が
向かって来る。
「うわあああっ!」
 バソレの二本の指がものすごい力で石本2号を両側から押さえつけた。 

第553話

「い・・痛いよ。潰れちゃう!!」
 石本2号はバソレの指の間で叫んだが、バソレはそのまま石本2号を
顔の前まで持ち上げた。2度目の射精を我慢したため、すごく興奮していて
力加減も調整できないのだった。石本2号は、指の力に潰されそうに
なりながらじたばたともがいていた。
「ほう〜、一発目をまともにくらってもまだまだ元気そうじゃ。
 こいつはまだまだ遊べそうじゃな。」
 バソレはそう言うと、石本2号を深めのグラスの中にポトリと落とした。
「うわっ!」
そしてバソレはそのグラスを低めのテーブルに置いた。
石本2号は、
「いったい何を・・・ん?!」
 上を見上げると、バソレが気持ちよさそうに自分のチンコをいじってる姿があった。
「まずは、2発目を出さんと我慢できん。
 グラスなら、こびとが精液で溺れる姿をちゃんと見ることができるからのう。」
「え・・・ちょっと、そんな・・・やめてよー。」
 石本2号は必死でグラスから脱出しようとしたが、深いグラスから
出られるわけはなかった。石本2号がそうしてグラスの底でちょこちょこ
している内に、とうとうバソレが絶頂をむかえてしまった。
「はぁ・・・はぁ・・・、イクぞい。」
バソレは、ギンギンになった自分のチンコを無理やりグラスの方に向けた。
石本2号の上空に巨大なバソレの亀頭が現れた。

どぴゅっ!! どぴゅっ! 

とうとうバソレが2度目の射精をした。
大量の精液は一直線にグラスに入っていき、逃げ場のない石本2号に降りかかった。 

第554話

「うわぁぁ!!!」
 石本2号が叫ぶ間もなく、彼の周りはバソレの出した大量の精液に
満たされた。
「うぷうぷ、わ……。」
 石本2号は大量の精液の中で必死で手足をばたばたさせた。

-ドボッ、ドボッ、ドボボ……-

 グラスの中にさらに大量の精液が流れ込んできた。


 一方、こちらは大ちゃんのテレポートで帰されたばかりのワホ、
そこへ彼の主人が戻ってきた。
「今戻ったぞ。何か変わったことはなかったか。」
「は、はい……。」
 ワホの様子がなんだかおかしいと感じたワホの主人は周りを見回した。
そして、
「屋敷がきれいになっているな。掃除をしてくれたのか。ご苦労だった。」
「それよりだんな様。どうされました?お早いお帰りで。」
「いや、あの方が急にこびとどもを見たいというので取りに戻って
 きたのだ。こびとどもをつれて来い。」
「わかりました。だんな様。」
 ワホはすぐにこびとたち、すなわち石本5号から20号の入った檻
(巨人たちから見れば虫かごのようなもの)を持ってきた。その中で石本の
分身たちは、
「助けてー。」
「やめてぇぇぇ。」
「おぼれちゃう。」
 それを見たワホの主人は、
「なにやらおぼれるとか、騒いでるようだが、何かあったのか?」
「え、その……別に何も……。」
「まあいい、今すぐいくぞ。お前もついて来い。」
「はい、だんな様。」
 ワホの主人はワホと石本5号から20号の入った檻とももに馬車で
出発した。


 さて、部長たちは石本の分身を通して、先ほどの動きを察知した。
「ワホのほうで動きがあったようだ。やつはだんな様と呼んでいる人物と
 とどこかに出かけた。」
 部長が言うとダイちゃんが、
「早速僕たちも追跡しよう。」
「ええっ、もう少し様子を見たほうがいいんじゃない?」
 大ちゃんがいった。すると部長が、
「そうしたいところだが、一緒にいるのがあの石本だからなぁ
 ……。」
「それじゃ、決定だな。」
 ダイちゃんが言った。


 例の馬車は森を抜け、ある場所に着いた。そこは山の中で周りに
人家などはなかった。馬車からは見えない場所へ部長たちが
テレポートして来た。ダイちゃんが、
「何だよ。何にもないところだな。」
「待て、やつらがあの洞窟へ入るぞ。」
 馬車を降りたワホと彼の主人の入っていった洞窟へ部長たちが行こうと
すると、誰かに声をかけられた。
「おい、お前たちどこから来た。」 

第555話

部長はとっさに誤魔化した。
「えーと、その・・道に迷ってしまって。
 それでちょうどいい洞窟を見つけたんで休憩でもしようかと・・・。」
部長は大ちゃんたちの顔を見た。
「あっ、うん。 そうそう、休憩したいよ。」
すると声をかけてきた男は、
「うーん、あまり疲れてるようには見えんが・・・。
 だが、今はこのあたりは立ち入り禁止だ。 休憩も別のところでしてくれ。」
ダイちゃんが、
「なんだよ立ち入り禁止って。 あの洞窟が誰かの所有物とでも言うの?」
「・・・、とにかく今はだめなんだ。 さっさとどこかに行け。」
男は部長達を押し帰そうとした。
「いてて・・」
その反動でダイちゃんが転んでしまった。
ダイちゃんは起き上がりながらムクムク巨大化した。
そして男をグイっと掴むと顔の前に持ち上げた。
足元では突然のことに驚いた部長と大ちゃんが見上げている。
ダイちゃんは掴んでる男に言った。
「僕は遠まわしなことが嫌いなんだ。
 だから率直に聞くけど、あの洞窟の中にマジューイってやつがいるんだろ?」
「ひ・・・ひやああああ。」
男はあまりの恐ろしさに声にならない悲鳴を上げた。
「言わないと、さっき転んだ仕返しするぞ? お前の上に転んでやろうか?」
「ひ・・・ひい、し・・知りません。
 何も知りません、誰も近づけるなと頼まれただけなんです。」 

第556話

「本当だろうな。」
 ダイちゃんは掴んでる男にそういうと、
「う、うそじゃないです。お願いです。命だけは……。」
 すると部長は、
「じゃ見張るように言ったやつのことは本当に何も知らないんだな。」
「は、はい……。」
「よしわかった、行っていい。だが名前を言ってからだ。」
 部長が言うとダイちゃんは、
「それはリーダーの僕が決めることだよ。」
「じゃあどうするの?」
 大ちゃんが言う。ダイちゃんはしばらく考えたが、
「もし後でうそだとわかっったらお前を探し出して握りつぶしてやる
 からな。」
 そう言って男をおろした。男は、
「な、名前はジードです。」
 ジードと名乗った男は逃げるようにダイちゃんたちの元を離れた。
ジードがかなり離れた後で、
「もちろん、誰かが後をつけていくんだよな。」
「うーん、石本の分身を作って後をつけさせたいところだが、今までの
 ことを考えるとなぁ……。」
 部長が言うとダイちゃんは、
「そうだ大ちゃん、僕の分身を作ってよ。僕が後をつけていってあいつの
 秘密を探ってくる。」
「ええっ!?」
 大ちゃんはびっくりした。部長も、
「うーん、それはやめたほうが……。」
「ぼやぼやしてるとあいつ行っちゃうよ。」
 ダイちゃんが言う。すると大ちゃんは、
「わかった。やってみるよ。でもダイちゃんが二人になるんだから二人
 づつに分かれたほうがいいんじゃない?」
「なーるほど。じゃ、やってくれよ。」

 こうして大ちゃんの力によりダイちゃん1号2号が誕生した。二人はお互いに、
「すげーな。双子ってこんな感じかな。」
「最強の双子だよ。」
「でもこのまま後をつけるはちょっと……。」
 二人になっても巨大化したままのダイちゃんを見上げながら大ちゃんが
言う。
「あっそうか。」
「こういうことはあまりしたくないけど、後の活躍のためだからね。」
 部長や大ちゃんと同じサイズに戻ったダイちゃん1号と大ちゃんは、
洞窟へ向かい、部長とダイちゃん2号はジードを追うことにした。 

第557話

そしてその頃、石本2号は
バソレがグラスに出した大量の精液の中で溺れかけてもがいていた。
2回目ということもあって、石本2号自身の体力も限界に近かったのだ。
重くドロドロとした精液が体にまとわりつき、油断したらしずんでしまう。
でも、そんなことはバソレには関係のないことだった。
それどころか、
「かわいいのうー。」
などと言いながらグラスの上からニコニコと覗いて楽しんでいた。
「うう、もうだめだ・・。 体が動かない。」
石本2号が沈みかけたときだった。
突然精液の中から摘みあげられたのだ。
バソレは精液まみれの石本2号を掌に乗せて、ぐったりした石本2号を
見ながら言った。
「だいぶ疲れてるようじゃな。 だが、余のモノはまだまだギンギンじゃ。
 まだまだくたばってもらっては困るぞ。」
するとバソレは部屋に置いてあった箱を見ると、その方に移動した。
そして箱の蓋を開けた。箱の中は粗末な部屋のようになっていて、
こびとが1人うつむいて座っていた。
「余が気に入ったこびとは、この箱にストックしていつでも遊べるように
 置いてあるのじゃ。 お前も終わったらここにしまっといてやるぞい。」
バソレは掌でぐったりしている石本2号に言った。
「だが、その前にこいつと2匹一緒に遊ぶことにしよう。
 さぁ、ブギヒア来るんだ。」
バソレはそう言うと、箱に手を突っ込んでこびとを摘み出した。
「3発目は何をして楽しむとするか・・・。 迷うのう、フフフ。」 

第558話

 一方、二手に分かれた部長と大ちゃん、実は二人ずつではなくもう
一人いた。ご存知石本3号と4号である。

 さて、洞窟へと向かったダイちゃん1号と大ちゃん、二人には石本3号が
ついていた。石本3号は、
「あのー。」
 ダイちゃん1号は、
「何だよ。」
「なんかブギヒアという言葉が聞こえたらしいって……。」
「またかよ。そういうのはあとあと。こっちは忙しいの、向こうのほうにも
 同じこと言ってるみたいじゃないか。あんまり変なこと言うと交代
 させるぞ。」
 ダイちゃん1号がそういうと石本3号は黙ってしまった。


 さて、場所を戻そう。石本2号とブギヒアを連れ出したとバソレは、
「どうも両方とも弱っているようじゃ。これでは楽しめん。3発目を
 やる前にあれをしてしておかんとのう。」
 バソレはそういうと美しい装飾がされた深い皿に何か液体を注ぎこんだ。
そしてその中に石本2号とブギヒアを放り込んだ。石本2号は、
「うわぁっ、おぼれちゃうよう。」
 疲れきっていた石本2号はその液体の中に沈みそうになったが、
「何か元気が出てきた。でもおぼれそうなことには変わりないよー。
 助けてー。」
 石本2号が必死で手足をばたばたさせているとその横でブギヒアも
同じようにおぼれないよう手足を動かしていた。
「元気が出たようじゃの。これは特製の秘薬じゃ。どんなに疲れた
 こびとでもすぐに元気になるのじゃ。元気になったところであれを
 やってもらおうかのう。」
 バソレはそういうと透明な容器を取り出した。石本2号は先ほど
自分が入れられたグラスだと思ったが、それよりも細く独特の形を
していた。バソレは石本2号とブギヒアをつまんで液体の中から
容器の中へと移した。そしてその容器に自分のチンコを差し込んだ。
容器は最大限に勃起したバソレのチンコをかたどって作られて
いるのだ。
「何するノー。つぶれちゃうよー。」
 石本2号とブギヒアはバソレのチンコを押し返そうとしたが、そんな
ことなどできるわけもなく、すぐに容器の一番奥に押し付けられて
しまった。
「このままじゃつぶされちゃうー。」
「いや、ひとつだけ逃げ込む場所がある。そこに逃げ込まねば
 二人ともつぶされてしまう。」
 ブギヒアは石本2号に言った。
「でも……。」
「助かる方法はそれしかない、失敗して……。」
「わかった。行くよー。」
 石本2号とブギヒアはバソレのチンコの中へと入っていった。 

第559話

バソレは気持ちよさそうな顔して言った。
「おおー、いいぞいいぞー。 2匹ともよくわかっておるな。」
石本2号とブギヒアは、バソレのチンコの中で
できるだけ動かないようにしていた。
ブギヒアは、
「よし、これでなんとか潰されずにすんだ。」
石本2号は、
「またこんなとこに入ることになるなんて・・・、もういやだよ。
 でもこれって、すごくまずい状況じゃないかな・・・」
ブギヒアは、
「どうしてだ?」
「だって、こんな隙間のないとこで出されたら確実に溺れちゃうじゃないか。」
「大丈夫だよ。 こいつは気に入ったこびとはなるべく
 殺さないようにしてるんだ。 お前もどうやら気に入られてるみたいだし。」
「そんなこと言ったって、どう考えたってヤバいじゃないか。」
「こら、騒ぐな。 刺激を与えれば、それだけ量も増えるんだ。」
そして上の方でバソレの声が響く。
「いい・・いいぞー。 もっと、もっと動いて気持ちよくするのだー。」
興奮したバソレは、自分でもグイグイとチンコを刺激し始めた。
中にいる2人は、突然ものすごい揺れに襲われた。
「うわーーーー。」 

第560話

 バソレのチンコが勃起するにつれ、石本2号とブギヒアの周りの壁は
どんどん硬くなり、二人は周りの壁に押さえつけられ、ほとんど身動きが
取れなくなってしまった。
「うぉぉぉーっ!!今日は絶好調じゃあ!」
 バソレはさらに興奮し、体を大きく動かしながら、チンコに刺激を
与え続ける。そうなれば中の二人はたまったものではない。身動きが
取れないまま、あらゆる方向に激しく振り回されるのだ。テーマパークの
絶叫マシンなど足元にも及ばないだろう。バソレは自分のチンコの中で
入っているだけでも心地よい刺激を与え続けるこびとたちのおかげで
快感は絶頂に達しつつあった。
(苦しいよー。動けないよー。)
 声すら出せない石本2号は周りから潰されそうになる力に耐えながら
これから自分がどうなってしまうのかを考えてみた。
(早くここから出してよー。でも出るとまたおぼれちゃう。どうしよう。)


 そのころジードを追っていた部長とダイちゃん2号はジードが
山小屋のような小さな建物の中に入るのを見た。ジードはつけられて
いるのも知らずに、その中のいすに座って一息ついた。
「ふう……あいつら何者なんだ?どうして大きくなれるんだ?これは報告
 しておかないと……。」
 そのときである。
『ミスしたな。お前つけられてるぞ。』
 突然ジードの後ろで声がした。振り返るとおそらく立体映像であろう
半透明の人影が幽霊のように現れた。それをみたジードは、
「も、申し訳ありません。もうこれからは……。それにあの洞窟は
 もともと王家の作った迷路のような秘密の抜け道の入り口のひとつ。
 そこからあなた様のところへなど……。
『うむ。たしかに王室の抜け道を利用したアジトはそう簡単には見つけ
 られんだろう。しかし、失敗したものには用はない。やつらと一緒に
 消えてもらう。』

 一方、外で見ていた部長とダイちゃん2号、部長が、
「入ったまま出てこないな。どうする?」
 ダイちゃんが一緒に踏み込もうという合図をしようとしたとき、

-バリバリバリ-

 突然ジードの入った建物が壊れ、中から巨人が現れた。
「助けてくれぇぇぇ!」
 巨人の手には、ジードが握られていた。 


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