※蛇足的補足、会話のみ(読まなくても話は繋がる内容です)


→→石丸の死体が消えた後の物理準備室にて(腐川は気絶中)

十神「つまり、一連の犯行が可能な人物は、ここにはいない葉隠と霧切と灯滝という事になる。」
苗木「〜霧切さんには、セレスさんや山田クンが襲われた時のアリバイがあるんだよ? ボクらと一緒に食堂にいたって、確かなアリバイがさ!」

セレス「そうなると、あの不審者の正体は葉隠君か灯滝さん……」

十神「葉隠はさて置き、灯滝の姿が見えないのはどういうことだ? まさかあの一芸料理女、こんな状況でも朝食会のために食堂に残っているのか?」
朝日奈「灯滝ちゃんは徹夜明けで疲れてたから、個室で眠ってるはずだよ!」
十神「徹夜明け……?」
大神「夜時間が明けてすぐに我も朝日奈とともに食堂で灯滝を見たが、完徹のそれであった。早くに食堂に来た霧切も灯滝と会っている。」
朝日奈「昨日の夜時間直前に食堂に忘れ物を取りに行って、探しているうちにチャイムが鳴って、中に閉じ込められちゃったんだって! 校則で“個室以外の就寝は禁止”されてるから、料理してずっと起きてたんだってさ」

セレス「食堂に閉じ込められていたのですか!?」
十神「夜時間の立入禁止区域に居ることは校則違反ではなかったか……!?」
大神「時間帯からして、灯滝がセレスと山田を襲うことは不可能だ。我と朝日奈が食堂に来たのは7時5分前後。灯滝が食堂を出て自室に向かったのがおよそ10分後……7時15分頃だ。セレスが襲われた時間より僅かに後だが、不審者は山田を連れて出て行ったのだろう? 7時30分頃に図書室で山田を襲うまで引き回していたのなら、食堂には行けぬ。灯滝は不審者ではない」

苗木「ボクはみんなを探しに出る前に大神さんたちから聞いていたんだけど……。とにかく灯滝さんにもアリバイがあるって言えるよね」
セレス「でしたら葉隠君以外には考えられなくなりますが……」
十神「つまり、もう殺人は起きない。〜校則がある限り3件目の殺人は起きない。もし、犯人が校則を破ろうものなら……」
モノクマ「ミンチだよ、ミンチ。〜」

セレス「いいところに現れましたわね。ついでにお聞きしたいのですが、灯滝さんが夜時間に立入禁止区域にいた事は校則違反ではないのですか?」
モノクマ「正確には夜時間の前に食堂……つまり夜時間の立入禁止区域にいて、夜時間を過ぎてもそこにいたからロックが掛かって出られなくなったんだよね。灯滝さんはロックの掛かっている状態の立入禁止区域に強引に入ったわけではないから……今回は校則違反ではない、とモノクマ学園長は判断しました」

苗木「なんだか屁理屈っぽい感じがしないでもないけど……」
朝日奈「灯滝ちゃんがミンチにならなかったんだから、それでいいじゃん!」
セレス「料理人がミンチ……美味い冗談、なんて言えないですわね」
大神「洒落にならぬ……」

セレス「とにかく犯人が、すでに2人を殺している以上、さらなる犠牲者が出る可能性はない……という事ですね」


=倒れている腐川が殺される心配がない
→消えた死体探しへ

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(→CHAPTER3あとがき)
加筆修正:140728

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