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5階です。あと半分あります。
(えー)

 
続・氷結クリフト
 その伍 「デジャヴじゃない」

 
 
「さぁ、お勉強の時間です」
「やだやだー!」
「今日は保健体育の授業ですよ」
「またー?」
 性懲りもない人です。
 前回ブライ老によって授業を中断されたクリフトは、今回こそはと気合を入れて用意をしていました。
「それより体育をやろうよ」
「これは姫様にとって大事なお勉強なのです! そしてにとっても!」
 テーブルには新たな教科書がズドンと積み上げられ、天板を支える脚がきしみます。
 クリフトは二人の間できた本の壁から顔を覗かせ、鼻息荒く言いました。
「お互いのカラダを知ることは、ひとつになる上でとても重要な事なのです!」
「ひとつになるって?」
 アリーナ姫には彼が何を言っているのかサッパリです。(いつものこと)
「いずれ私達が愛によってまぐわう時っ! 今のお勉強が実を結ぶのです!」
「ま、まぐわう?」
 クリフトは書物の山から身を乗り出すと、キョトンとした花顔を見せたままのアリーナ姫の手を取って言います。
 両手を包むようにギュッと握り締めれば、クリフトの鼻からは2本の赤い川が噴き出てきました。
「じ、実技の方は姫様のお心の準備が出来た時で構いませんので……
 
 
「貴様、今すぐ死ぬ心の準備は出来ておるか」(ズウゥゥゥン)
 

ブライはヒャダインを唱えた!!!

 
「貴様がまぐわうのは氷柱だけじゃ! このウスラボケェ!」
 そうしてクリフトの部屋は再び氷室となり、輝く空気に氷柱(しに)が煌くのでした。
「うすらぼけ?」
「姫様は覚えなくて良いことです」
 
 
 哀れ、氷結クリフト。
 
 
 
 

RESET
 
 
 
宿の経営者が涙目。

 
       

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