10/31(金)

 今月始めた5周年企画のシークレットゲームですが、シナリオライターはあすせかの健速氏なんですね。今年まで氏のゲームは未プレイでしたが、面白そうだと感じたゲームのライターが連続で同じだったとなると、何やら呪いじみた……もとい運命じみたものを感じざるを得ません。この方、あまりテキストは上手くないんですが、シナリオ構成……というか辻褄合わせが上手いんですよね〜。これまで色々なライターのゲームをプレイしてきましたが、その中で好きなライターについて軽く分類してみます。


■文才型
 このタイプは純粋にテキストが上手。内容が深いか、非常にテンポの良いテキストを書くライター。
●トノイケダイスケ:擬音・擬態語の使い方が絶妙。メタファーを多用した一種文芸作品風なテキストが魅力だが、長すぎる文章はかえって冗長ともとられかねない。代表作:水月、さくらむすび。
●蛭田昌人:引退したエルフの社長で、ギャグを書かせれば右に出る者はいない。破天荒な主人公の軽快な一人ボケツッコミがプレイヤーを爆笑の渦に巻き込む。代表作:同級生シリーズ、伊頭家シリーズ
●LIBIDO:テキストを読ませるためにメッセージ速度を遅く設定するほどの自信家。この人もギャグが上手。スローテンポな、一昔前のノリが懐かしい。代表作:Libido7、放課後恋愛クラブ
●高橋龍也:インモラルな世界や狂気に塗れた人を描くのが上手。誰も考えないような形容が出来る。自分の世界を持っている人。代表作:雫、痕、リアライズ

■シナリオ型
 構成力があるタイプ。多くのシナリオを纏めてひとつのストーリーを作り出すことに長けている。アドベンチャーというゲームのジャンルで活躍するのに必要な能力を持っている。
●打越鋼太郎:トリックの達人。一本のシナリオをあちこちに謎を散りばめつつ成立させておき、最後に一気にどんでん返しをかけてくる。ゲーム一本を遊んだ気にさせるライター。代表作:infinityシリーズ、メモリーズオフ
●山田一(田中ロミオ):宗教家……と言っても良いくらい独自の世界観を持っており、自分で世界を作り出して自己完結させているパターンが散見される。昔はこうじゃなかったのに……。でも、好きな人は好きなのかも。代表作:加奈、家族計画、CROSS CHANNEL
●早狩武志:ザッピングを駆使して、シナリオの「裏側」を見せるのが得意。裏を返せば実はシナリオを説明しきるのが苦手なのかも。だが、このやり方はADGでは十分通用している模様。代表作:僕と、僕らの夏、群青の空を越えて

■キャラクター特化型
 ゲームの重要な要素である「キャラクター」の魅力を際立たせる術を持っている。原画や音楽とのバランスを取れる人が多い。テキスト勝負ではないので、ひょっとすると、ゲームよりアニメの方が向いているのかもしれない。
●麻枝准:キャラクターにシンボルを付与するのが好き。それは、氏と組んだ樋上いたる氏の強烈な絵と合わせて強烈な印象を与える。果たして、他の原画家と組んだ場合、個性は発揮されるのか……引退した今となっては永遠の謎。代表作:Kanon、AIR、CLANNAD
●虚淵玄:氏のゲームは灰汁の強いキャラをダークな世界で活躍させる、ヒロイックな展開が特徴。台詞回しがハードボイルドで、ギャルゲーとは思えないが、そこが他のライターと一線を画している。代表作:Phantom、鬼哭街


……こんな感じ。メジャーどころを集めてみましたので、知っている名前も多いことでしょう。皆さんはどう分類されるでしょうか。

 まったく別の話。
 最近、携帯用のAV機器としてipodを買おうと考えていたのですが、どうもipodは音質があまり良くないらしいのでウォークマンを購入しました。
 
 今月出たS636FK。スピーカーも付いて良い感じ……なのですが、結局音楽を取り込むのが面倒で、写真を撮ったらまた箱に戻してしまいました。宝の持ち腐れとはこのこと。AV機器まで積まないよう、次回更新時には使いこなせるようになりたいものですが。

 そして、ついに発売された暗黒の大王「ギル・ベイダー」を購入。
 
 先々月のデスザウラーに続いて、子どもの頃に欲しくてたまらなかったギル・ベイダーを手に入れることが叶いました。復刻版を出してくれたタカラトミーに感謝。
 皮肉ですが、こうして段々欲しいものがなくなっていくんでしょうなあ……。


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