SNOW
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2003年1月って何してたんだろ……。.hack//Vol.3やTDL2は大体12月のうちに終了させたし……。そうか、パワプロ9に勤しんでいたのか! まあSNOWを買わなかったことは明らかなわけだ。 そんなわけで、私はPC版SNOWはスルーして他のゲームしてたんですよ。それで、その年の8月頃だったでしょうかね、月刊コンプティークがリニューアルされました。そこで連載され始めたのがコミック版SNOW。コンシュマー移植決定を受けてのものです。それを読んであずまゆき氏の絵が思いのほかツボにはまったので私はそういえばこんなの出てたよな……と思い返して購入を決意したわけです。フルボイス版とのことでしたし。結果的にDC版を購入した私は負け組みとなったのかもしれませんがね_| ̄|○ というかPS2で芽衣子編追加かよ! しかもその後やっぱりPC版でフルボイス版出しやがったし! もういい! 私は私でDC版の批評するんだからな! 必殺! プラス×マイナス=電波 の法則 澄乃が「えう〜」とか「あんまん〜」とか言ってますが普通に萌えたんですが。あれか、電波と波長が合ってしまったのか! ということで、このゲームのヒロインは発言が電波です。こういう普通に可愛い絵のキャラに訳の分からんセリフを喋らせるとこのように電波キャラが誕生するのです。この辺りはKanonのレビューを読んで私の見解をご理解頂きたいっ! 舞台は一年中雪の降り積もる村。綺麗な背景にのんびりとした趣のある音楽。良作の雰囲気を匂わせます。 ところで、実はSNOWは一周しただけでは謎が解けないゲームでして、すべてクリアーした時にその全貌が見渡せるシステムとなっています。そのため、澄乃編をクリアーした時(しぐれと桜花はとある条件をクリアーしないと攻略不可能だったりする)、何だこりゃ?と思ったわけです。確かに感動はあるんですが、良く分からない結末。ここで諦めないことがこのゲームの本質を知るために大切となるでしょう。 さて、諦めずに攻略し続けるうちに、もう一つ私は疑問符が浮かびました。 「何だこりゃ? KanonとAIRのパクリじゃないのか!?」
結論から述べますと、SNOWはKey作品の影響を強く受けていることは間違い無いようです。スタッフ自らが認めているからです……_| ̄|○ SNOWの感動的なストーリーに私は号泣しました。ED素晴らしい。歌も最高。キャラも萌えまくり。でもこれって全部どこかで見たことあるのよね。そんな見たことあるストーリーを許容出来るかが本作のポイント。すべてを許して楽しめる貴方に龍神は微笑むことでしょう。 まあ、何と言いますか。私はAIRに納得してなかったんですよ。だからってことではないですが、Kanon,AIRを集約し、分かりやすくしたストーリーを繰り広げてくれたSNOWには納得出来ました。両作品の明かされなかった部分がここで明らかになっているというか。どことなく補完してくれた気がしました。そんな冬の風物詩。 KanonもAIRもプレイしたことの無い方で感動したい方、あるいはこれからギャルゲーの世界に飛び込もうという方には超がつくお勧めの一本。私的には両作をプレイした方でも考え方一つで楽しめると思うのですが、微妙なところでしょうか(^^; |