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July.2002
更新が滞ってきた……。
こんなことなら、もうちょっともったいぶって(もったいぶるような内容では決してないが(泣))『DESTINY』をUPすれば良かった……
とか思ってみたって後のまつり。
今書いている話が、思ったより長くなってしまっているのも、その要因のひとつだろう。
適度に(重要! 試験に出る(笑))端折るってことを学習しろよ私。
しかし、その適度にって奴が難しい。
自分の好き勝手に書き殴っている文章だって、うまいこと出来ていないのに、
他人様のすばらしい作品をノベライズするとあっては……
ああ、ごめんよ『SECRET LADY(仮名)』。作品のイメージ壊して(泣)
泣いてみたって、どーしよーもないので、卑怯にも細切れUPすることを決意。
怠惰な執筆状況の割には、何故か律儀な性格の持ち主である私は、中途半端な状態が嫌いなので、
きっと、急いで続きを書くことになるだろう。
って、ホントかよ……
仕事が忙しくなってきた。
にも関わらず、先週末に睡眠時間を究極に削って『幽霊刑事』他5冊を読破したため、イイ歳な私のヒットポイントは減ってゆくばっかりだ。
そして、前回のUPで『GIFT』は完結したのだが、続いて掲載する筈だった『GIFT2』の前に、フォローしておかなくてはならない自体が発生したのだ。
本文の方を書き換えれば、フォローはしなくて済むのだが、できるだけ本文は今のまま活かしたいのだ。
でも、フォローの文章もあまりサクサクとは進んでくれない。
そして、文章の創作が進まない理由は解っている。
デスクトップのパソコン。文章の入力をするのには何の問題もない。キーボードもでかくて打ちやすい。
しかし、ずっとラップトップのワープロを使って文章を書いてきた私は、創作をする場合のみ、椅子に座って机に向かうという形ではなく、床に座ってテレビをチラチラ見ながらではないと筆(指)が進まないのだ。
だが、そんな理由でノートパソコンを買うには、奴は高すぎるのである。
私はテキスト入力だけできればいいのだ。
畜生! ソ○ーのワープロが2インチフロッピーでさえなければ!
あげくの果てに悪いことは重なるもので、私の愛する地方ローカル番組は、一端終了してしまうらしい。
これからは、何を楽しみに水曜日を乗り切れば良いのだろう……
解決策を見いだせないまま終わる。
昨日、中途半端なUPをしてしまったので、残り少ない『GIFT』をちゃっちゃと完結させようと思う。
が、本日は友人と宅呑みする予定。しかも泊まりで。
とてもじゃないが、こんなHPを作っていることなど、暴露出来ない種類の友人なので、急いで作業中。
突然だが、最近つくづく思うが、私の書くオリジナル小説は中途半端なところに位置するなぁ〜という事。
同人誌にした場合、やっているネタが○○×○○(任意のキャラ名)っぽいくせに、オリジナル。
しかし、オリジナルとつく割にはファンタジー色がない。
オリジナルオンリーイベント等に出掛けると、(単に比率の問題だっていうのは知ってるけど)凄く浮く。
同じオリジナルなのに何故?
否、別に本を売りたい訳じゃなくて……
なんとなく、オリジナル≒ファンタジーみたいな感じになっているのは、何故かなぁ〜と思っただけ。
オリジナルのジャンルなんて、ホントは色々あるのにね……
文句というか、仕事の愚痴である。
他人の愚痴なんて聞きたい人なんぞ居ないとは思うが、ここは私の趣味のページだからいいのだ。
読んでるのはえいちゃん(名前出すなよ(笑))だけだろうしね。
私を怒らせているのは、某企業の組合員の虎の巻を編集している人間である。
本来ならば、全面改訂すべき大幅な改訂を、『追補版』という形で経費を削減しようとすることは、まあ、許そう。
私の仕事の手間が倍ほどになったとしても、まあ、許してやろうではないか。
しかし、予想はしていたものの、その企業は原稿を出すのが遅く、校正を出しても戻ってくるのが非常に遅いのだ。
そのくせ、納期だけはきっちり決まっているのである。
ここまでは、悲しい事実だが良くある話だ。
いつの時代も中小(零細?)企業は弱者なのである。
今回私を怒らせたのは、そんなことではない。
ほぼ責了(あとはこっちの責任で間違いを直して仕事を進めるということ)かと思われたその時、『いやぁ〜、忘れてました』のひと言と共に、いきなりページが8ページも増えるような原稿をよこしたのである。
納期に余裕があるなら別に良い。
だが、会議で使用するため、その虎の巻は金曜日の夕方までに、コピーで10部(といっても、120ページ×10部の両面コピーを取るのには気の遠くなるような時間がかかるのだ)納めなくてはならないのである。
たとえ、その、オールタイプ(全部自分で入力すること)の追加原稿が入稿されたのが水曜日の夕方だとしてもだ。
そんなことをされたら、ビデオ録画をしてこなかった『ヒカルの碁』が見られないじゃないか!
否、そんなことはどうでもいい。
そーゆーことをされると、追加ページ以降のノンブル(ページの下についてる数字)は全部打ち直し。
印刷しやすいように見開きで組んであるページは組み直し。
目次も打ち直し。
コピーは取り直し。
直し、直し!、直し!!、直し!!!
そして納期はケツカッチン。
なめとんのか、お前らっ!
私の3倍も給料貰っておいて(推定)、そんな極悪非道なことするなよな!
そして私は今日も、『罰があたってその企業がつぶれますように』と願いをこめて、お星様に祈るのであった……
ばかみたいだが、呪わないだけマシだと自分では思っている(どっちもどっち)。
先日美容院へ行った。
その美容院はなかなかナイスで、長さはこれ位であとはイイ感じに切って下さいと頼むと、本当にイイ感じにカットしてくれる。
私は、髪は細いのに量が多いく、しかも必要以上に真っ直ぐという、厄介な髪の毛の持ち主だ。
自分も美容師さんもベストだと思う髪型に持っていきたければ、まず、くせ毛風パーマをかけることになる。
なぜなら、そうしなければ髪の毛の量は多いのに、ペタンとした感じになってしまうからだ。
そして美容師さんは、はさみの切れ味が心配になるくらい一生懸命私の髪の毛をすかなくてはならない。
だが、今回は前回かけたパーマがまだ微妙に残っているので、長さはほとんど変えず、軽くしてもらだけにした。
おかげで長さは変わらないのに、髪の毛の量は半分くらいに減っただろうか。
見た目の重たさもなくなったし、髪を洗うのも楽になった。
(芸能人でいうなら、渡辺満里奈風かな)
しかし、この髪型の唯一にして最大の欠点は、別に洗い髪のまま寝たわけでもないのに、目覚めるとものすごい立ち上がり方をしていることである。
たとえ、それが30分程度の昼寝でもだ。
おちおち昼寝もできない髪型っていったい……
その点以外は大層お気に入りなだけに、痛いぜ。
改めて言うが、お中元のことではない。
私が現在進行形でこのサイトに載っけている長編のことである。
この話は、もともとは『DESTINY』シリーズの後処理的な話だった。
風折&涼サイドの話をさくさくっと書いて、本来の智史&弘樹シリーズに戻る予定だったのだ。
しかし、いざ書き始めてみると長くなった上に、ちっとも風折と涼の話になっていない。
どっちかというと、杉崎と工藤の話ではないか……
しかも、全くもって基本が出来ていない芸能界の話を書かなくてはならないのだ。
結局途中で飽きて駆け足で終わらせた。
そして、相方から『打ち切りの決まった漫画のような急展開』という、ありがたいお言葉を戴いたのである。
そして、この話は、卑怯な手を使って怒濤の急展開で終わらせたにもかかわらず、400字詰原稿用紙にして200枚以上あるのだ。
言い訳をすると、飽きたという理由以外に、漫画化をしてもらうのに、あまり伸ばすと相方に申し訳ないという気持ちがあったのも事実だ。
という訳で、『分けないで最初から間に入れておけよ!』と言われそうな、『GIFT2』が今月末くらいからUPされていくことになると思う。
何故、誰も読みたくないであろう、しかも自分もあまり書きたくない話が延々と書き続けられるかというと、単に私が自他共に認める貧乏性の律儀者だからであろう。
つまり、折角たくさん書いたのに終わらせないのはもったいないと思ってしまうということだ。
まあ、もったいないと思うのは自分だけなんだけどね……
私が書いている『GIFT』シリーズには、2度ほど『マレーシア』という国名が登場する。
しかも大層ひどい扱われ方である。
しかし、私がこのサイトを立ち上げるきっかけとなった、某推理作家の、某最新刊とはなんのつながりもないことを、ここに宣言しておこう(本文中でしておけよ)。
あくまでも、この話が執筆されたのは1997年なのだ。
私にとってマレーシアとは、某ローカルタレントが無理矢理連れて行かれ、無理矢理動物を観察させられた処である。
本文中で智史が言っている「何の罰だよ。何の刑なんだよ」は、そのローカルタレントのお言葉だ。
(執筆当時は某ドラマの台詞を流用していたのだが、風化したため途中で差し替えた)
もちろん、マレーシア自体に悪いイメージを持っている訳ではないのだが、どうしても『酷いことされる』というキーワードでマレーシアを思い出してしまうのだ。
同じような人が、某地方都市にはきっと1,000人くらいは居ると私は信じている。
そして、『GIFT〜天賦の才能〜』という話は、天に誓って、実在の人物、団体、事件、作品等とは一切関係ないのである。
今後の展開で解ると思うが、どんなに似た様な事件が起こっていたとしてもだ。
だって、その事件が起きたときには、もう脱稿していたのだから。
この話が本にならなかった事情には、実はその辺もからんでいるのである。
だから、こんな誰も読まない日記の部分で言い訳して、どうするんだよ私……
と言ってもお中元のことではない。
私が現在進行形でこのサイトに載っけている長編のことである。
これは元々(何故そんな話になったかは覚えていないが)、私がオフライン活動をしていた時に組んでいた相方にまんが化してもらおうと思って書いた話だ。
最初の2〜3章はシナリオ形式で書いていたのだが、人間慣れないことをすると話がちっともはかどらないということに気付いた私は、それ以降はいつもどおりに書き、ついでだからと前の章も書き直した。
結局、私の経済的及びプライベートな事情で、この話がまんがにはならなかったが、その際相方と行った綿密な打ち合わせは大変役に立った。
自分の話を人にまんが化してもらおうと思うと、書き込み不足の部分が露わになるのだ。
長い話になればなる程、特別目立った間違い(誤字脱字は別)でもない限り、誰からもツッコミは入らない。
なぜなら、私もそうだが、読み流している部分が多いのである。
その本文を一番読んでいる筈の本人は、書いているのが自分だから、当然内容が理解できるから書き込み不足に気付かない。
しかし、それをまんがにするとなると、その迷惑な作業を頼まれた人間は、誤字脱字の多い駄文を熟読し、不明な処は解明してもらわくてはならないので、私に説明を求めることになる。
そうすると、解るのだ。自分の弱点が……。
という訳で、その相方の多大なるご協力により、この話は多少まとものなものへと改訂されたのである。
とはいえ、この話が資料もなしに適当に書かれており、微妙に時代設定も古いことには何の変化もないので、やっぱり適当に読んでもらえるとありがたいのである。
人間心理って微妙……
『要するに』
私はここ2年位の間にこの言葉が大っ嫌いになった。
私的には『要するに』っていうのは、割と複雑な話の最後を締めくくる時に使う言葉だと思う。
例えば「要するに、彼は彼女が好きだったてことさ」とか。
話の上手い人というのは、ある出来事の話をする時に、省いても良い部分と必要な部分の分類がうまい人だと思う。
それが何故か、話が上手くない人だと、最初から最後まで全部話すか、大事なところも話さないかの両極端に別れる。同一人物でもだ。
人間に得手不得手があるのは仕方のないことだと思うが、単なるおしゃべりならともかく、仕事となる話は別だ。
見れば解るところを延々と説明し、ひとこと言っておいて欲しいことは、仕事が終わってから「あっ、言い忘れてた」とかされると、こちらの機嫌も悪くなるのである。
だって、二度手間だもの。
もちろん、時間の無い時に、無駄な説明をされるのもイライラする。
私は一刻も早く、その仕事に着手したいからだ。
お気づきのことだろう。
私のイライラを増幅させる人間が、仕事の説明をしている時によく使うのが『要するに』なのである。
それで、自分の話が下手だと自覚していてくれる人なら、こちらも広い心を持てるかもしれないのだが、どうやら彼は自分の話が上手くて上手くて仕様がない位に思っているようだ。
多分、理解できない私の方をばかだと思っているのだろう。
そんな彼のもうひとつの特徴は、絶対聞いた質問には応えないということである。
例:「すいません、△△のレイアウトはどうしたらいいんですか?」
「ああそれ、納期、明日だから」
「………」
さて問題です。本当に話が下手なのは、私と彼のどっち?
例によって例の如く唐突な話題だが、私は作文が嫌いだった。
そのくせ、小説(もどき)は書くのである。
多分、私は作文にまとわりつく『書かされている』という感じが嫌いだったのだと思う。
すごく書きたい物がある時は、試験勉強中だって、どんなに仕事が忙しくったって、平均睡眠時間が4時間を切っていたって書く。
しかし、作文というやつは、『遠足に行って』とか『見学旅行を終えて』とか『○○○を読んで』とかタイトルを決めて書かされる。ちっとも書きたくないのに。
割と良く聞く話で、学生時代音楽の成績は2だった歌手とか、アインシュタインは数学の成績が悪かったとかいうのがあるが、国語の成績が悪かった作家というのは、私は寡聞にして聞いたことがない。
いるのかなぁ〜。
でも、作文が嫌いだったという作家には居て欲しいな。なんとなく。
突然こんなことを思い出したのはきっと、客観的にはする必要のないと思われる、しかもやりたくない仕事をするハメになりそうだからだろう。
会社員ってせつない……
本日、帰宅途中に面白い物を目撃した。
それは電柱に貼り紙をする不動産業者である。
彼らは白いセダン車に乗って、電柱1本おきに『8帖1ルーム20,000円』とかいう格安物件の広告(?)を貼り付けてゆく。
それの貼り紙にはあらかじめ糊が塗ってあるらしく、助手席の人間が車から降りもせずに、窓から手を伸ばしてはペタンペタンと……
電柱によく貼ってある貼り紙。
それを貼っている人間を目撃するのは私にとって初めてだった。
そして、目撃するまで、漠然と、片手に糊のはいった缶をぶら下げ、紙袋から貼り紙を取り出し、刷毛で1枚1枚糊を塗ってから貼り付けてゆくというイメージを持っていた自分に気付いた。しかも夜中に……
いったい私はどうしてこんなイメージを抱いていたのだろう?
割と謎だ……。
ずっと以前から読み続けていたものの、有栖川有栖先生の書かれる犯罪学者のシリーズが、最近いきなり楽しくなってきた私は、その話がしたいがために、一番はまってくれそうな友人に、そのシリーズをそしらぬ顔で勧めた。
彼女は「まず短編で様子見」と思ったらしく、いきなり『英国庭園の謎』に手を伸ばした。
英国庭園の内容がどうのという事ではないが、そこから入ると、火村とアリスがつるんでいる理由がイマイチ良くわからないことになるらしい。
ああ、勧めたい……
『海奈良』とか『46番目』とか『ダリ繭』とか『スウェーデン館』だとかを……
あんなに楽しい設定が満載なのに……
「こんな素晴らしい作品があるよ」という理由ではなく、「一緒に邪推しましょ」という邪心で人に本を薦めるというのはいかがなものか、と思わないでもないが、よく考えると自分も同じような事をされたのでおあいこである。
思い起こせば、ウチで宅飲みをしていた時、みんなが寝静まった頃を見計らって、エ○ァンゲ○オンのビデオをおもむろに取り出した友人もいた。(彼女は、多分「こんな素晴らしい作品があるよ」という理由で勧めてくれたのだとは思うが……)
ス○ムダ○クで、微妙にマイナーなカップリングの良さを延々と手紙に書きつづってきた友人も居た……
そして、私は地味に考える。
この作品をなんで知りましたか? というアンケートの設問に「知人から勧められて」と応えた人の知人の何%かは、確実に私と同じ動機をもった人なのだと。
……いったいどのくらいのパーセンテージを占めているのだろう?
絶対に正確な統計はとれないと思うが、私が思っているより案外多かったりして……
会社のウィンドウズのハードディスクがいかれた。
1月程前からカラカラカラ……と不穏な音を立て続けていたそいつを、我社の社長は騙し騙し使い続けた。
それがとうとう昨日ダウン。
ファイルのバックアップはとってあったので、壊れたところで私は今すぐには困らない。
困るのは社長だ。
なぜなら電子入札ができないから。
せっぱつまらないと、どんなものでも買わない社長ではあるが、今回は非常にせっぱつまっていたらしく、すぐさま新しいハードディスクを購入。
とりあえず、出掛ける前にOSをインストール。
そして、でかける直前に私に向かって、
「インターネット接続の設定できるか? ……できないか」
と、自己完結して出掛けていった。
………おいっ、ばかにしてんのか!
私、基本的な設定くらいはできます。
ただし、プロバイダの接続状況の書類さえ置いていってもらえれば。
社長の言っていることは、「電話かけられるか?」と聞いておいて、相手が誰かも電話番号も教えずに、「やっぱりお前に電話はかけられないか」と言っているのと同じである。
これは、私の能力がどうのという問題ではなく、社長の要求することに無理がある。
しかも、彼はそれが無茶だということに、ちっとも気付いてはくれないのだ。
こんな理不尽な要求を少なくても3日に1度はつきつけられ、私の日々のストレスは、どんどん蓄積していくのである。
『今日のばか社長』というサイトを立ち上げ、毎日、奴のやらかしたバカな行動をUPしてやろうかと、本気で目論む今日この頃……
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