<<前月へ ●DIARYTOP● 次月へ>>
August.2002
どういう理由が覚えていないが、このコンテストは中止されていたのではなかったか?
気付けば復活していたらしい。
途中からテレビをつけたので、人力プロペラ部門の方しか見ていないが、この競技(?)は熱いではないか。
多分、このコンテストに取り組んでいる人間は一年のこの日にかけているのだろう。
しかし、飛距離が伸びて喜ぶ団体もあれば、あっという間に墜落してしまう飛行機もある。
それはもう、一瞬のうちに。
こんなに結果のハッキリ見えるコンテストはそうはないと思う。
理想と現実の違いというか、それとも机上の計算と現実の違いというべきか……
手間も暇もお金もかかるだろうに、それでもみんな頑張っているのである。
しかし、私はこう思う。
興味のない人間には、何でわざわざあんなことを手間と暇と金をかけてやるんだ、ばかじゃないの?
と思われる様なことをやっている時、人間は一番楽しんでいるのではないかと。
だって、そういう時、人間を動かしてるのは『情熱』ってヤツでしょ。
というのが、誰にでも居ると思う。
生きていく上でのことや、私のように文章を書く人間なら、文章を書く上とかで。
私が文章を書き始めたきっかけというのは、新井素子さんの『星へ行く船』シリーズを読んだことに、端を発する。
これは気の遠くなる程昔の話で、当時文章を書き殴っていたノートがどっかに行ってしまい、確認することは出来ないが、記憶をたどる限り、最初はパクり以外のなにものでもなかったと思われる。
女の子の一人称で書かれているし、なんとか(覚えてないし)事務所っていう探偵事務所が舞台だし。
中学生のやることなんて、所詮そんなもんだ(否、ちゃんとしている方もいらっしゃるとは思いますが)。
とはいえ、今現在、私の書く文章に彼女の影は(多少の漢字の使い方を除いて)みられないと思われる。
というか、思いたい。
そして、私が今書く文章は誰の影響が強いかというと、これが少し難しい。
読んでいて、即座に「ああ、あの人のパクリか」と思われることは無いにしても、作家名をあげれば、彼を知っている人ならば「ああ、そういえば……」程度には似ているだろう。
仕事をあまりしないで、遊んでばかり居る処まで、似て無くてもいいのに、とかも思う(笑)
さて、その彼が判る人はいるでしょうか?
えいちゃんは、判る?
日記のネタも尽きてきたことだから、木曜日は毎週『科捜研の女』というタイトルで、ドラマが終了するまで、何か書いてやろうと思っていたのに、今週はパンパシ水泳の放映で中止。
イアン・ソープは若くてカッコ良くてナイスだが、『科捜研の女』の休止は残念。
仕方がないので、この間、友人とメールで交わした話し等ひとつ。
Web上に小説を公開しているサイトは数あれど、オリジナル推理小説を掲載しているところがないのは何故だろうという話になった。
yahoo! で『オリジナル推理小説』検索してみるとHitは61件。少ない。
というか、当たり前。
推理小説を書くにあたって、重要な物の一つには、まず間違いなく『トリック』があげられる。
そして、トリックほどパクられて困るものは無いであろう。
なぜなら、多くの場合は、他人に先を越されると使い物にならなくなるからだ。
こんな恐ろしい物を、Web上という恐ろしい処で公開する人間が、そう多くいるとは思えない。
残念ながら私にそんな才能はないが、もし仮に、珠玉のトリックを思いついたならば、HPで公開はせず、何処かに投稿するだろう。
つまりは、そーゆーことだ。
推理小説に限らず、他の小説でも、漫画でも早いもの勝ちなのは当前。
漫画家ゆうきまさみもどこかに書いていたが、後になってから、いくら『こーゆー話は自分も考えて居たんだ!』と主張した処で早い者勝ちなのだ。
その際ゆうきまさみが考えていたんだと記述していた作品は『銀○伝』。
そして、私にもそんな作品はある。
高校生の時に練っていた作品で、一人だけ黒い羽根を持つ天使が出てくる話だった。
作品名はあえて言うまい。
もし、書き上げていたとしても、その作品の方が、数段壮大で素晴らしい出来であることは、言うまでもないのだから……
タイトルだけ、有名作家の有名作品をパクッてみたが、内容はほど遠い。
そして文章の内容は驚くほどタイトルどおりなのだ。
私の出勤コースの途中に、どうやらイタリア料理店(店の前に出してあるメニューから察するに)らしい、料理店がある。
自分でも、どうしてそうしてしまうのか解らないのだが、私は行きと帰りで通る道順が微妙に違うので、朝はその店の前は通らない。
どちらのコースも裏道っぽい道路を多く通るのだが、帰り道の方が、より裏道度が高いと私には思われる。
その帰り道の途中に、この店はあるのだ。
率直な意見を述べると、この道にある以上、こぎれいな外観の割にはもうかっているとは思えない。
思い起こせば、以前その場所はうらぶれた喫茶店で、2年くらい前に潰れたのではなかったか?
そして、とある日。その店の前では板きれを抱えた、工務店のにーちゃん風の方が一生懸命作業なされていた。
──ああ、つぶれたか──
私は思った。
しかし、2日後、その店の前には再び、本日のオススメメニューの黒板が掲げられていたのである。
そんなことが今年に入ってから過去に3回。
そして、今もその店は改装中なのである。
──今度こそ、潰れたか?──
大変申し訳ないが、毎回そう思ってしまう。
だが、潰れないのだ。
今回は、どうなのか解らない。
しかし、今回も単なる改装だったとしたら……
私は、こんなに短期間に何回も床板を張り替えなくてはならない理由を考えるのが怖い。
床板で自家製キノコでも栽培しているのだろうか?
最近私が、はまっているジャンル。解る人には解るし、解らない人にはさっぱり解らないだろう。
これが例えば『名探偵コナン』等なら、好き嫌いは別にして、大抵の人が知っているだろう。
こんなサイトのしかも日記をみている人で、更にこのジャンルにピピ〜ンと来る人などいないと思うが、
これはもともと日記なので、今書きたいことを書いておく。
私が今はまっている、推理小説のシリーズ、それには、どうやらイイ男らしい(漫画化されたものを見る限りやっぱりイイ男)の犯罪学者が出てくる。
既に漫画化されているので、こんな考えは無駄でしかないのだが、私がそのシリーズを漫画化してもらうのに理想とするのは、新書館で『ご隠居シリーズ(正式名称:三番町萩原屋の美人)』を描かれている『西 炯子』さんだ。
否、別に麻々原絵里依さんに文句がある訳ではない、単に西さんの絵柄の方が、より好きなだけだ。
っていうか、麻々原さんの描かれる例の二人組は、イイ男過ぎてびっくりしたくらいだ。
もちろん、コミックスは出る限り買うつもり。
そして、このシリーズのファンの方から非難を浴びそうなのを覚悟で記述する。
もし、明石屋さんまがあと10歳若くて、出っ歯じゃなかったら、私の想像していた、某助教授のイメージに一番近いかも知れない。彼って、出っ歯じゃなかったら、結構ハンサムだと思いません?(って、誰に聞いているんだ?)
で、結局のところ何が言いたいかというと、特別言いたいことは無い。
だた、思っただけなのだ……
何だか訳のわからない壮太の過去まで飛び出し、途中までは順調に筆(指?)が進んでいた『GIFT2』。
とある処を堺に、この先どーやってラストに持っていけば良いか、手詰まってきていた。
それはもう、長すぎる程の停滞だ。
3行書いては消し、5行書いては消す毎日。
が、私は今日の会社からの帰り道、思わずにやけてしまう口元を、すれ違う人に不審に思われない為、手で被わなくてはならない程、楽しい展開を思いついた。
楽しいぞ、これは。俄然楽しくなったじゃないか!
どだい、自分に重苦しい話が書けると思っていたところに間違いが、あるんだよ私。
どんな重大な事件も悩みも、ライトにサクッとサッパリと話を進めるのが自分ではないか。
重厚なテーマと文章は他人様におまかせしておけばいいのである。
ってな訳で、るんるん気分で帰宅した私が本日何をしていたかというと……
洗濯と変なイラストを描き殴ることだった。
洗濯はともかく、何故、変なイラストを描いていたのかは、後日判明するだろう。
尚、その際、イラストに関しての苦情は一切受付ない所存でございます。
なぜなら、私は字書きだから。
白状すると、今まで私がこのサイトで掲載しているオリジナル小説は、20世紀、しかも1990年代後半に書かれたものである。
途中で放ったらかしにしておいた『GIFT2』でさえも。
この空白の約5年の間、私が何をしていたかはさておき、『GIFT2』の続きを書くべく、それを読み返していた私は驚愕の事実を知ることになる。
多分、このサイトを覗いていただいている方の多くは、オリジナルの方だけを読まれていることと思う。
実際の私の思い入れがどうであっても、読むべき物がオリジナルだけしかないのだから、それはそれでしょうがない。
前置きが長くなったが、このサイトは某犯罪学者シリーズの二次創作もこっそり扱っていて、彼が思案する時の癖が、『唇を指でなぞる』ことなのである。
『GIFT2』を読んでいると、私は突然、自分で書いておいていうのも何だが、本当に突然、『人差し指で唇をなぞりながら、画面に食い入る佐久間の姿がモニタールームあった』という文章に出くわしたのだ。
私は考えた。
こっ、これは……
当時は、このシリーズの二次創作をしようなどと思いもしていなかった私が、登場人物の癖として、こっそり拝借したのか?
確か、私がこのシリーズを初めて読んだのは、『ロ○ア紅茶の○』が文庫落ちした時である。
急いで奥付をチェック。1997年の7月の発行だ。
ってことは、『GIFT2』ではなく、まだ『GIFT』の執筆をしていた時だ。
チッ、やっぱりパクったのか?
どーすっかなぁ〜、だとしたらこの記述はヤバイよな〜等と、PCのモニターを睨みつけながら、眉間にしわを寄せて考えていた私は、又しても突然あることに気付いた。
自分の人差し指が唇をなぞっていることを……
????
これって自分の癖?
5年も前のことを思い出すのは不可能のなので断定はできない。
しかし、真剣にモニターに食い入る時に、する仕草というものはどんな物か? と考えたあげく、自分が自然にとる仕草を記述したのかもしれない。
もちろん何の気なしに、パクッたのかもしれない。
だが、この一件は、アリスがしょっちゅう指摘するから、助教授特有の癖みたいに感じてたけど、案外とこの癖の持ち主は多数存在するのではないかということを気付かせてくれた。
そして、結局理由も断定できなく、今はそのシリーズの二次創作も扱っている私は、彼の癖をペン回しに差し替えた(苦笑)
何にせよ、無意識っていうのは怖いって話である。
この話は、ウチの会社の社長が、同窓会の幹事になった事に端を発する。
その同窓会で配られる会誌の作成を当社が引き受けたのだ。
まあ、これは当然の結果と言えよう。
印刷会社の社長が幹事にいるのなら融通もきくというものだ。
つまり、その会誌を作る作業は、印刷会社の社員が行うべき、正規の仕事だ。
それはいい。作ろうじゃないですか。いくらバラバラに原稿が入稿されて、非常に仕事がしにくかったとしても。
更に、普通の仕事では有り得ない程、中途半端な状態で何回も校正に出るのも、この際目をつぶろうじゃないか。
しかし、広告を集める為の名簿を作成したり、広告協賛の依頼書を作ったりするのは私の仕事ではない。
同窓会幹事の個人的な仕事だ。
そして、今までの幹事は当然それを自分でやっていたと思われる。
それを私にやらせるのは、ある意味、業務上横領なのではないだろうか?
私は会社から給料を貰っている。
その勤務時間内にプライベートな仕事をさせるということは、会社の金を横領しているのと同じことだ。
だが、ウチのような零細企業では私用と公用の境界線が曖昧になっているのも、よくあることだろう。
そーゆーもんだと、解っていても、納得がいかない。
そして、2年前の夏に、私のボーナスが出なかったのに、社長の車が新車に変わったのも、
やっぱり納得いかないのである。
いつの日か彼は知ることになるだろう。
私のように表立って文句をいう人間より、無口な人間の方が怖いということを……
歩く夜道が、月夜の晩ばかりではないことを──
最後だけ、ちょっぴりホラー風にせめてみました。失敗?(笑)
このドラマは今回で確か4作目だっただろうか?
私はこのドラマを初回からずっと見ている。
だって好きなんだもん。沢口靖子と科捜研が。
本日のテーマは、科学捜査が介入できない、クローズドサークルの中で、いかにして証拠を集めるかというのと、友情がテーマだった(私的にはそう思った。制作者側の意図までは知らん)。
今回、ドラマ内で沢口靖子が演じる榊マリコは、ココアパウダーとセロテープを使って関係者の指紋を採取していた。
ここで私は、大昔に読んだことのある漫画で、登場人物が抹茶を使って指紋を採っていたのを思い出した。
もともと、内容的には本当にそれで指紋が採れるのか否かなんて気にならないギャグ系の漫画だったと思うのだが、今回の『科捜研の女』をみるかぎり、ココアパウダーで採れるのなら抹茶でも採れそうだ。
そして、血液型の判定のしかた。
殺人現場には犯人のものと思われる、真新しい血痕が残っていた。
榊マリコは自分の血液と混ぜ合わせ、凝集がおきるか否かで血液型を絞り込んでいた(クロスマッチテスト)。
その場の血痕は彼女の血液(B型)と混ぜても凝集せず、同行していた刑事の血液(A型)では凝集した。
そこで、彼女はその血痕は自分と同じ血液型のB型の可能性が高いと判断する。
っていうか、良かったね二人の血液型がA型とB型でって感じだ。
これがとO型とAB型のコンビだったりしたら、ちっとも参考にならなかったところだ。
が、閉じこめられた人間の中に確実にA型とB型だと断定できる人物がいるのなら、
血液型を絞り込むにはかなり有効な手段と言えよう。
ただ、それが解ったところで、科学捜査の介入できないクローズドサークルの中で、
自己申告の血液型なんて信用できるもんじゃありませんがね。
しかも、その血痕が一ヶ所だけしか無かった場合、そんなことをしたら、後々の科学捜査の足を引っ張りかねない。
そして、そう都合良く犯人の血痕が(しかもまだ凝固していないもの)が何ヶ所も残っている確率なんて、
その状況が100回あったら3回くらいなものじゃないだろうか。
否、別にドラマのあげあしを取りたい訳じゃない。
そういうのが出来ると解ると、実際にやってみたくなるのが私の悪癖なのだ。
同じ理由で強力粉からグルテンを取り出したり、生クリームを瓶詰めシェイクしてバターを作ったり、
ナメクジに塩をかけてみたり(←これは違う(笑))etc……
私にクロスマッチテストを行う機会が現れないことを祈る。
なぜなら、機会があれば、私は絶対にそれを行わずにいられないからだ(笑)。
予定より半月ばかり遅れ、『GIFT2』のUP開始。
只今3章の半分くらいまでしか出来ていない。
今までの更新より大幅にスピードを落として1週間〜10日に1回のペースで進める予定。
この半月の間にどれだけ貯金が出来るかが切実な問題だ。
そして、智史&弘樹と同様、私の思い入れは他人に認められないだろうけど、
今回の話のオススメキャラは壮太だ。
原作者本人でさえ、壮太にこんな過去があったとは知らないだろう。うふふ。
そして、改めて思うのだ。
もともとそんな設定はなかったのに、良くつじつまを合わせたものだと(笑)
本日、いよいよ『GIFT2』のUPを始めようとしたものの、カウンタ探しの旅に出たため、時間切れ。
会社で特に面白いこともなかったので、『DESTINY』シリーズについての裏話などひとつ。
ネタバレがあるので未読の方はご注意を(別にバレて困るものでもないが)。
この話、もともと弘樹はイラストレータではなかった。
智史と同居することになったのも、風折さんの策略という訳ではなく、純粋に部屋がなかったからだった。
智史の名前も智史ではなく『智己』と書いて『ともき』と読ませていた。
つまり、『ともみ』とも読めるからPNが『智美』だったのだ。
母親の名前が『智美』だなんて設定は、後からつじつま合わせに突然出来た設定だ(苦笑)。
風折さんは涼のことを狙ってはいたものの、同居なんて(無理な設定)していなかったし、
話の流れ的にも、智史が作家だという設定がもっと活かせるものだった。
そして、やたらと名前が出てくる隣の女子校『霞ヶ丘女学院』、この学校も大いに話にからんできていたのだ。
あまり存在意義があるとも思えない隣の女子校に名前がしっかりついているのは、この時のなごりである。
そして、イラストレータではないものの、弘樹もバイトをしていた。
それが何かというと、モデルなのである。
弘樹のルックスをかなりイイ男に設定しているのも、この時のなごり。
弘樹のバイト先でスキーウェアの撮影当日、予定していた女の子が来れなくなったから、
智史が代わりに弘樹に脅されて、女性モデルの代わりをするなんてエピソードもあったりした。
量的には400字詰め原稿用紙、50枚分くらいはあっただろうか?
しかも智史(当時は智己)の一人称ですすめる形式。
何故、この話をボツにしたのかは、自分でも覚えていない。
しかし、どっちの話にしても設定が強引なことに変わりはない。
ふたりの背景がきちんと書き込めた分、今の話の方が幾分まともかもしれない。
始まりがこんなにいい加減なのだから、『DESTINY1』ときたら、それはもう凄まじくいい加減に書かれている。
『DESTINY2』を書き終わった時、よく、つじつまが合わせられたものだと自分でも感心した程だ。
地獄の『GIFT』シリーズを書き終えたら、もう一度このふたりの話が書きたい。
自分のオリジナルキャラクターの中では、私はこのふたりが一番好きなのだ。
こんな私の思いとは裏腹に、周りの友人が気に入るキャラは『風折』『杉崎』『工藤』が多かったりするのである。
まあ、この人達(自分で書いておいて言うのもなんだが)キャラ濃いしね……
インパクトの差なんだろうなぁ〜
私に限らず、誰でもそうだとは思うが、休み明けは普段の2.5倍くらい出勤するのがツライ。
休み中、完璧に昼と夜が逆転していた私には本当にキツかった。
朝の10時くらいから、午後5時くらいまで細切れで寝る生活。
親には夜寝ているように装っていたので、そんな時間に寝ている私に対するコメントは冷たかった。
「あんた、よく寝るね。なんでそんなに眠いの?」
はは〜んだ。寝ていないからに決まっている。
私は夜中にスラムダンク他を読破していたのだ。
結局、土曜の日中は寝ないで、夜8時半から寝ることによって、生活をもとに戻そうとしたが、
もともと、平日5時間、休日8時間くらい寝れば大丈夫な私は、その日、午前2時半に目を覚ましてしまった。
そして、微妙に時間帯がズレたまま、休暇は終わったのである。
基本的に夜型人間な私……。
実力がないのは知っているが、作家になりたい。なぜなら、朝起きなくてもいいから。
って、こんな心がけじゃいつまで経っても無理な話であろう。
実家に帰省し、墓参りをして、スラムダンクとタッチとH2とめぞん一刻とどっきりドクターとみゆきを読破し、後は惰眠をむさぼりお盆休みは終了。
1行たりとも執筆はしていない。
時間が有り余っていると、案外書かないものなのである。
学生時代は、試験中とかレポートが溜まっている時に限って書きたくなって困ったものだ。
そして、そんな悪い癖は社会人になってからも改善されず、仕事が無茶苦茶忙しい時に限って、
睡眠時間を3時間位しか取らず書き殴ってしまうのだ。
そして、何故か私が集中的に執筆する季節は秋から年末までなのである。
さてさて、この時期に、いくら書きためられるかが、この先のUPに切実に関わってくることは必至。
何故かといいつつ、こんなまとめ書きをする理由は解っている。
秋以降まとめ書きをする私は、大抵年末に脱稿する。
すると、新年は、脱稿したのだからという理由でのんきになる。
そのうち春になる。春は眠いから書かない。
更に夏になる。夏は暑いし遊びたいから書かない。
秋風が吹く頃。やっと書きたくなる。
以下エンドレス……という訳だ。
昔の作品でお茶をにごしているうちに、ありがたいことに秋が来る。
そして、ユキ総帥のモデルになった友人に言っておきます。
私は遅筆じゃないんですよ。書き始めれば早いんです。
ただ、その気になるのが遅いだけで……
さてさて、この後、UPが開始される筈の『GIFT2』。
同じシリーズ物だが、コレには今までと違う属性があるのだ。
それは、まだ書き上がっていないということ。
原稿用紙にして60枚程度は書き上がっているのだが、その後どうなるか、書いている自分にも見当がつかない。
本当に書けるのか私? ノートパソコンもないのに。
会社で7時間、帰宅してからも5時間くらいはモニターを見つめ続ける自分の視力が心配な今日この頃。
『誰も頼んでないんだから、やめればいいじゃん』というツッコミは聞きたくない。
そして、書きためる恰好のチャンスであるこのお盆休みには、私は実家へと帰省するのだった。
仕方ないから、こっそり弟のパソコンを奪って書くかな……
多分、5行くらいしか進まないだろうけど。
へろへろになりつつ、『恋のトリックスター』完結。
原作者に申し訳ないほど、ずぶずぶな出来だが、私にこれを書き直す気力はもうない……
そして、今回、私が初めて経験したこと──
それは、一人称でラヴシーン(……いいんだよな? 不安)を原稿用紙約2枚分も書くことだ。
普段書き慣れている三人称でさえ、こんなのあんまり書いたこと無いのに……
一人称だと(今回の場合)手を出している方が延々と実況するのだから、恥ずかしいことこの上ない。
こんなの書くくらいなら、最後までやっちゃってるのを三人称で書く方が、よっぽど楽だ。
ましてや、書き慣れていないキャラだと尚更だ。
あからさまに言い訳するのは何なので、ここでこっそり言い訳するが、『GIFT』シリーズに、やたら智史と弘樹が出てくるのにはこの辺に理由がある。
キャラ設定がしっかりしていて、書き慣れている分、こいつらの出てくるシーンは筆が進むのである。
それはもう、当社比2.5倍位の早さで……
いわゆるしきり直しってやつである。
しかし、『恋のトリックスター』はこの裏技が使えないのでキツかった。
だが、彼にはどーしても、『GIFT2』で登場してもわなくてはならないのだ。
結構、オイシイ役ですよ、彼。
今回、無様だった分『GIFT2』では、頑張ってもらうので、原作者は広い心で許して欲しい。
いや、自分でいうのもなんですが、マジ、彼、カッコいいですから……。
ああ、私の人生、言い訳が多すぎる……(泣)
今朝、重大な問題が発生した。
マンションのガス湯沸かし器が壊れたのだ。
シャワーを浴びようと思って、電源を入れてもちっともお湯が出てこない。
15分程奮闘した結果(朝の15分は非常に貴重だ)、湯沸かし器死亡という結論に達し、管理会社に電話をかけた。
夕方、ガス屋を派遣するという話がまとまり、私は泣く泣くシャワーをあきらめ出社。
約束の6時に帰宅すると、オートロックのエントランスの間で、ガス屋待機中。
決していい男ではないが、雰囲気的には割と私好みのガス屋と共に帰宅。
湯沸かし器診断。やはり危篤ではなく死亡と判明。
管理会社との協議の結果、湯沸かし器を交換することに。
出来るだけ早く直してくれという、私の要望も虚しく、取り寄せになるので、治るのは明後日だという。
勘弁してくれ! 重ねて言うが、私は今朝もシャワーを泣く泣くあきらめているのだ。
又しても少々泣きが入ったが、ガス屋にごねても、どーなるものでもないので、
明後日の午後、管理会社の人間立ち会いの元に湯沸かし器を交換してもらうことにする。
ちっ、しょーがねーな。雨の日に面倒だけど、徒歩5分の銭湯にでも行くかと私が考えていると、
工具を片付けつつ、ガス屋のにーちゃんの言った台詞が以下だ。
『風邪ひかないで下さいね』
……………かっ、風邪?
この人は湯沸かし器が直らなければ、私が水のシャワーを浴びるとでも思っているのだろうか?
否、浴びる人が居るから、こう言っているのだろう。
私:「いえ、近所に銭湯があるから、水には入りませんよ」
ガス屋:「僕たちには言えることは、これしなないですから」
だから、否定してるだろーが!!
っていうかガス屋、一体私に何をさせたいんだ?
何回言われても、私は水には入らんぞ!!
余談だが、これが真冬だったら彼の台詞は『死なないで下さいね』だったのだろうか……
思い起こせば、結構いい味出してるにーちゃんであった。変だけど……
『恋のトリックスター』。
わたしは、これを何故一人称で書こうと思ったのだろう。
書き始めてから10日程しか経っていないのに思い出せないくて大丈夫か私!
多分、番外編だから別のことしてみよう、とか思ったに違いないが、これがくせ者だった。
私はもともと、小説もどきを書き始めた頃はずっと一人称で書いていたのだが、『DESTINY』シリーズを境に三人称に変更した。
だから、一人称の話だって書けるはずだったのだ……
結局は『慣れ』ってやつなんでしょうね。
そして、きっと慣れる間もなく、『恋のトリックスター』の連載(?)は3回で終わる予定。
ああ、神様お願いします。
きちんと終わらせられますように……
まあ、それなりの諸事情があって掲示板を置いてみた。
別にそればっかりをしていた訳じゃないのだが、そんなことをしてる位なら話の続きを書け! 私。
というか、気持ちが先走っていきおいで立ち上げたサイトだから、少々冷静になってくると、
手直ししたい処が山ほど出てくるのだ。
出てくると修正したくなる。今日はそういう日だった。
本日付けでレイアウト的な変化はないが、この週末中にはトップページが大幅に変わる予定。
そして、掲示板が増えたために、枠が1個余ったので、助教授の講座が枠に収まっている。
変だと思っても1〜2日のことだから、黙っていて欲しい。
そして、本当に私が今週末にしなくてはならないことは、『恋のトリックスター』の
続きを書くことである。
でもでも、トップも変更したい……
そんなこと、したくならなきゃ良かった……なんて思ってみたって後のまつり。
今週末も私の睡眠時間は、削られるのだろう。平日だって5時間位しか寝てないのにさ。
これで、もし身体とか壊したら、私は本当のばかだ──
<<前月へ ●DIARYTOP● 次月へ>>