青い薔薇が開発されました。
というニュースをこの間(っても1〜2ヶ月前位)に見たのですが、
スミレの遺伝子から青の因子を抽出したと言われる、この薔薇、
画面で見る限りは、青っていうより薄い青紫って感じでしたね。
まあ、『不可能』という意味で使われることもあるブルーローズ。
そう、あっさり(でもないんだろうけど)真っ青な物が出来たらつまらないです。
青い薔薇……青い薔薇ねぇ……
とか思いつつ、この時私の頭には2つのことが駆けめぐっていた。
1つは、このネタでなんか1本書きたいなぁ〜、と。
咄嗟に浮かんだベタベタでコテコテな展開はこんな感じ。
新種の開発とかしちゃう、植物学者が主人公でさ、
立場的に絶対無理な相手に惚れちゃうの。
相手もその植物学者が好きなのね。
でも、色んなしがらみがあって、二人が一緒になることはできない。
そんでもってさ、植物学者は決心するの。
自分がその人の誕生石であるサファイヤ色の薔薇を作ることが出来たら、
その花を持って相手をさらいに行こう。みたいな。
↑コテコテな設定にも程がある(爆)
もう1つは、新種を開発しなくても、青い薔薇ってあっさり作れるんじゃないの?
みたいな。
子供の頃、理科の教科書か何かで読んだんだけど、
白いカーネーションの茎を途中まで縦に割いて、
片方の茎を赤インクを溶かした水につけておくと、
その水を吸って、花も半分だけ赤くなるとかっって実験があった筈なのよ。
粒子の大きさの問題で、絵の具じゃなくてインクじゃないとダメみたいだったけど。
ってことはよ。
白薔薇買ってきて、青インク溶かした水につけときゃ青くなんじゃないの?
地味に、この卑怯なやり方でも話を思いついた話は内緒♪
とか何とか思って、いつか実験してやろうと思っていたら、
自分で実験するまでもなく、近所のスーパーに入っている花屋で、
まさしくそういう代物が売られていた。
スゲー真っ青な薔薇。
ちなみに、↓こんなのよ。
なぜ、これが青インクを吸わせた物だと断言できるかというと、
写真では解らないけど、緑色の部分をよく見ると解るの。
葉脈に沿って変にどす黒いんだもの。
あっ、写真では水が青く見えるけど、
これはまさしく青インクを吸わせている所ではなくて、
ジュエリーなんたらって名前がついた、
水に入れるとふくらんでゼリーみたいになるヤツが入れてあるの。
ホントは緑色とか紫色とかクリアなヤツとかも混じってるのよ。
折角の(偽物だとはいえ)青い薔薇だから、ちょっと凝った飾り方してみたの。
で、本日の日記のテーマが何かと言いますと。
私と同じように暇なことを思いついて、
実践した上、売っちゃう人がいるんだぁ〜とか、思っただけ。
買った私も私だけど。
まあ、1本100円だったしね。
私は本日、お友達のマンションに遊びに行っていた。
そして、その帰り、いざこざは起きた。
いつも通り正面玄関から出ようとした私は、ふと、そのマンションの夜間出入り口が目に入った。
(以前、玄関の改装中に遊びにきた時、そこから入ったことがあるので、私はそこが出入り口だと知っていた。だが、この時点では、それが『夜間専用』だとは知らなかった)
そして私は、(自転車を止めた場所がそこから出た方が近かったので)本当に、何の気なしに、
そのドアからマンションの外に出ようと思い立ってしまったのだ。
ドアを開けたら玄関程度の小さなスペースがあり、その先のドアを開けると外。
そんな造りの夜間出入り口の1つめのドアを開け、2つ目のドアを開き、
外に1歩踏み出したとき。
えらい剣幕で、「ちょっとあなたっ!」とおばちゃんが1つ目のドアから顔を出した。
驚く私にそのおばちゃんは、
「ちょっと、なんでそこから出るの? ここは夜間専用なのよっ!」
と最初からけんか腰だ。
そんでもって、「そうなんですか? すみません」と謝った私をジロジロと眺め、
あんた何処の人みたいなことを聞くので、
私は、ここのマンションの知り合いのところに遊びに来た者ですと応えた。
おばちゃんは一人で怒っているが、私は何もそこまでまくし立てなくても……
と冷ややかな視線でおばちゃんを見ていた。
おばちゃんがいくら私を怪しい奴だと思おうと、怪しくないのは私自身が良く知っている。
何でここが出入り口だと知っていたのと聞かれても、明確に応えられる。
そりゃ、知らなかったとはいえ、やっちゃいけないことをしてしまった私も悪いけど、
どうしても、そこまで、ものすごく、悪いことをしてしまったとは思えない。
「ここは夜間専用だから、昼間は出入りしないでね」と言ってくれれば済む問題なのではなかろうか、と、自分がそのマンションの規則違反を犯してしまったことを棚に上げ、思わずにはいられない。
更におばちゃんは、私に濡れ衣を着せにかかった。
そこのドアは本来、気軽にそこから出られないように、ドアノブにプラスティックのカバーがかけてあるらしい。
「ドアにカバーついてたでしょ。それはどうしたのっ」
「はい? そんなものはついていなかったですよ」
「本当なのっ」
「本当です(この時点で、かなり腹が立ってきている私)」
だが、その会話の最中ふと下に視線を落とすと、ドアとドアのスペースの間に、
そのプラスティックのカバーが落ちていた。
それを拾いつつ、
「本当に外れてたの?」
と更に私を疑うおばちゃん。
「私が出たときはついて居ませんでした」
「あなたが出たときにはもう、ここに落ちていたの?」
「私は気が付きませんでしたけど、そうだと思います」
「本当はね、コレ、このノブについているのよ」
と取れてしまったドアノブカバーをはめにかかるおばちゃん。
ドライバーとビスがないと無理だろ、という突っ込みは胸の中に飲み込んで、
おばちゃんから解放されるのを待つ私。
「本当に?」
「本当です。大体そんなものが着いていたらここから出ようと思いません(相当イライラしてきている私)」
「そう。でも、ここから昼間に出入りして泥棒とかに見られたら困るから、ここから出たらダメよ」
とおばちゃん。
泥棒が目をつけるときは夜間に出入りしたところでつけるだろ、という突っ込みを再び飲み込み、
「解りました」と応える私。
そして、おばちゃんの最後の一言。
これが決定的に私を怒らせ、この日記を書かせている。
「じゃあ、そのドア早く閉めて。泥棒に見られてたら困るから」
「……」
私は無言でドアを閉めた。
つーか、あんたがそんなにネチネチと私を引き留めなかったら、
2分前にこのドアは閉まってたっつーのっ!!!
私は思う。
例えばその時、泥棒がこの出入り口に目をつけたとしたら、
その機会を作ったのは、95%以上の確率でそのおばちゃんだろう、と。
って、こんなこと思っちゃダメでしょうか?
やっぱり、私がものすごく悪いんですかね?
そのドアには別に『夜間専用』とは描かれておらず、
『ドアの開閉は静かにお願いします』という貼り紙しかなかったとしても。
本日、お友達と会っていた私は昔のことを思い出した。
そのお友達ってのは、某漫画家さんをお兄さんに持つ。
某うしおと○らを描かれていた藤田和○郎さんを
アシスタントに使っていたこともあるその方は、
某小○館の少年サ○デーからデビューなさった方だ。
つまり、サ○デーで描いている漫画家さんとお知り合いなのです。
でもって、突然話は変わりますが、サ○デー誌には私の大好きな漫画家さんが、2人いる。
一人は椎名○志さん。そしてもう一人は、安永○一郎さん。
別にちっとも本気ではなかったのだけど、私はある日、友達に、
「安永○一郎さん紹介してってお願いしといて♪」
と笑いながら言ったことがある。
もちろん、冗談だということは解っていたのだろうけど、
それでも友人はお兄さんに私がこんなことを言っていたよと伝えてみたらしい。
その時、お兄さんから返ってきた言葉は──
「別にいいけど、彼、もう結婚してるよ」
というものだった。
その話を友人から聞かされたときに、
「いや、私、別にそういう紹介してもらおうと思ってないから(笑)」
と応えて、本気でそう思っていた私ですが、今更ながらに思う。
そういう紹介有りなら、誰か独身の漫画家を紹介してもらえば良かったと。
だって、週間連載とかしていて超忙しい旦那ですよ。
私がなにをしていようと、気にしやしないと思いません?
↑ポイントは普通そこじゃないだろ(爆)
どうしても 歩み寄れない あいつとは(五七調)。
ってな感じの出来事。
なんだか最近の私は仕事で地図ばかり作っているのですが、
本日作っていたのは会社の引っ越し先の地図でした。
以前、12号線を目印にして作った地図は解りにくいと、
社長に作り直しを食らったからです。
やっぱり地下鉄駅を基準にせよと。
いや、作ってもいいんですけどね……
そうしたならば、すっげー広大な範囲の地図になるんですけども……
近くにすっごく目印にあるものがあるところならいざ知らず、
コンビニを目印にするしかないこの場所、
あんまり細かい道を省略する訳にもいかないんですけど……
別段、私は細かい地図をつくるのが不満なのではない。
社長はイラレで作ったその地図を、どうしても(ここ重要)JPGなりGIFなりにして、
会社のホームページに載せたかったのです。
それさ、PDFで載せる訳にはいかんのかい。
誰でも思うことだろう。私も思った。
だが、社長的には地図を載せる画像としての選択肢は、JPGかGIF(しかもJPG推奨)なのだ。
少々、頭痛を覚えながらも私は地図を作った。
更に、それを奴の望みどおりJPGにしてやった。
もちろん、画像としては大きめなのは百も承知で、
600ピクセル×600ピクセルで130KBもある画像を。
作ってから2年間全く更新していないウチの会社のHP。
3日に1度くらいにしか迷い込んでこないであろう訪問者に嫌われたところで
私の知ったことではないからだ。
と、いうのは少し嘘だ。
地味に大きいな〜大きいな〜と思いつつ、
それ以下のサイズには出来なかったというのが真相(だって文字が見えなくなるんだもの)。
いや、縦は微妙に短くしても地図として成り立つのだけど、横が削れない。
これが困りものなのである。
フレーム使用で縦に2分割されている会社のサイトは、
左端にメニュー、右側に各コンテンツ(その左端には背景画像)という構成になっており、
地図を載せるべきテーブルの幅が450ピクセルくらいしかない。
背景削ってテーブル広げてくれればいいけど、きっと奴は画像を縮小しやがるだろうな……
と予測しつつも、私は無言(言ったって無駄だから、どれほど無駄かはこの後解る)で
社長に画像データ入りのフロッピーを手渡した。
そーしましたらばですね、やはり昼休み開けに奴は
画像データを入れたフロッピーを私に突き返しました。
ここから、奴と私とねじれな位置な会話が始まる。
社長:コレ、解像度上げてくれ。字が全然読めない。
私:解像度上げても無駄だと思いますけど。
社長:だって、文字が見えないんだHPを見てみればわかる。
私:画像を縮小しませんでしか。
社長:した。
私:なら、解像度上げたって結果は同じです。
社長:HP見て見ろ、見れば解るから。とにかく解像度上げてくれ。
私:…………見なくても解ります。
そもそも、100%の状態で、なんとか文字がクリアに見えるように作ってあった画像。
それを縮小したならば、文字が見えずらくなるのは当たり前。
600×600の画像を1000×1000の解像度にしたところで、
それを縮小して450×450にしたならば、結果は同じ事だ。
つーか、ファイルサイズが大きくなる分、余計悪い。
私は思った。
自分の趣味であるジャズグループのHPを管理しておきながら、
こんなことも理解してくれず、それなのにWEBコンテンツのなんたるかを、
知り尽くしていると思っているこいつに、これ以上、何を説明しても無駄だ、と。
斯くして、私は画像はそのままで、HTMLファイルの修正を試みる。
会社のホームページに行って、ソースをテキストエディタにコピー。
背景画像もダウンロード。
テーブルの幅を広げ、背景画像の幅を狭くし、フロッピーに落とし、
「 きちんと見えるようにHTMLファイル作り直しましたから、
地図のページと背景画像、これに差し替えて下さい。
同じ名前つけてありますから上書きで大丈夫です」
と言って、社長に渡した。
もしも、私がしたのであれば、全ての作業が30秒で完了したであろう、
ファイルの差し替えが、奴にかかるとなぜか1時間経っても終わらない。
そして1時間半後、奴がほとんど自分専用にしているPCの前を
離れたのを見て、私は自分が使っているMacから会社HPにアクセス。
……………。
ソースを見る前から一目瞭然。
私の作ったファイルじゃない〜〜っ!
しかも、背景画像を差し替えていないから、文字が背景にかかってしまっていて、
はっきり言って、不様。
けっ、もう知ったことか。好きにするがいいさ。
と思いつつ帰宅し、つい先刻もう一度会社のHPに行ってみると、
背景画像もHTMLファイルもは私が作り変えたものに差し変わっていた。
……一体何がしたかったのよ、社長。
ああ、理解できない。
いや、したくもないけど(爆)
弟にノートパソコンとられてからだよなぁ〜、
執筆ペースが格段に落ちたのって……(←すぐ人のせいにするんだから姉ちゃんは(笑))
いやね、そもそも弟にやったのって、結構古いノートPCなのよ。
私はそれ、ワープロ代わりにしか使ってなかったから、
動作の遅さにイライラさせられることも少なかったのだけど、
アレをメインPCとして使うには無理だろうな、と思っていたの。
近い将来、あまりの動作の遅さにキレて、
「こんちくしょ〜、新しいPC買ってやる〜っ」
ってなことになるだろうなと。
夏が終わる頃にはあのノートPC戻ってくるだろうな、と。
まあ、使えないことが解っていて弟にノートを貸して(←さりげなく貸したになってるぞ、オイ(笑))やったのには、それなりの事情がある。
とある種類の報告を、どうしてもインターネットでしなくてはならない為、
自分のデスクトップをおしゃかにしてしまった弟にはどうしてもパソコンが必要だった。
だが、しかし!
私の予想以上に、弟はそれだけの為にPCが必要だったのだ。
つまり、それしかしないから、多少時間がかかっても我慢出来る程度にしか、
PCを使っちゃいないってなあんばいさ。
斯くして、PCを新しいものに買い換える気配もなく、弟は車を買い換えた。
多分、というか確実に、そのローンが終わるまで、奴はPCを買わないだろう。
……ってことは、又、私がノートを買わなくちゃならないの?
売っているうちにデュアルブートのG4を買っておきたいのに?(←未だにOSXが苦手(爆))
かくなる上は……
オータムジャンボにかけてみるか(ニヤリ)
↑大抵の場合、こんな奴には当たりません(爆)
友達にメールしたり、わざわざ携帯から掲示板に書き込んだりと、
散々っぱら文句をたれた、この間の停電でございますが、
冷静になってみると、台風被害としてはごくごく軽いものだと言えるでしょう。
冷凍庫に大量の保冷剤が眠っていたおかげで、
まる1日停電だった割には冷凍食品も無事でしたしね。
様々な電化製品の日付と時間をセットし直さなくてはならなかった事を除けば、
面倒な後片づけその他は全くなしに、通常の生活に戻れました。
だがしかし、あの停電は、やっぱり曲者だったのです。
↓の日記でも書いているように、ちょっとばかし無理めな9月目標をたてていた私。
その出端を、あの停電ですっかりくじかれてしまったのです。
やろうと思っている時に出来ないと、いざ出来るようになっても、
ちっともやる気が湧いてこないというのは、自覚している私の悪癖。
そんでもって、電話が繋がらなかったために、翌日あたりから、
友人やら身内やらから「台風大丈夫だった」的な電話が目白押し。
そんなこんなでDESTINY3のUPがすっかり遅れてしまいましたとさ。
まあ、DESTINY3のUPが遅れたところで、私のやる気がなくなったところで、
私以外は誰も困らないからいーっつちゃいーんですがね。
でもでも、今後こういうことがあったら、ウチのマンションだけ差別するような
復旧のさせかただけは勘弁してね北電(北海道電力)さん(T_T)
先刻、DESTINY3を書いている途中、どうしても眠たくなって、
ちょっとうたた寝をしてしまったのだけど、
現実とシンクロしつつも、ちょっと有り得ない夢を見てしまった。
出来れば(あくまでも心の予定←多分というか確実に無理)、
9月中にDESTINY3を終わらせて、有栖川の事件物も2本ぐらい書きたいなぁ〜
とか思っていた私。
そんな無謀なことを考えていたためか、
うたた寝時に見た夢は、更に追いつめられるものだった。
頭の片隅で有栖川の事件物の展開を考えつつ、DESTINY3を書き進める私。
だが、それをしている途中で、突如、明後日から中間テストが始まるということに
気付いたのである。(←この時点で展開に無理がある(笑))
勉強しないとヤバイ、でも話も書かないとヤバイ(心の予定的に)。
更に、なんかよくわからないけど、そのくそ忙しい時に、
私の部屋に父親が泊まりに来る予定が入っている……
どないせーっちゅーねんっ!
って感じの夢だった。すげー設定だよ。
一人暮らしで、原稿の締切があって、中間テストもあって、なんだか面倒を抱えているって
お前は、神岡智史かってな感じ。
しかし……なぜ今更中間テスト。
どうせみるなら、前期試験とかレポート提出の夢にしておけ私。
高校生な設定はいくらなんでもずうずうしぞ。
いや、箒の飛行訓練の試験じゃなかっただけマシだろうか(爆)
さて、ずうずうしい夢の話はともかく、
前回次回予告をしてしまったので、以下、びっくり水の謎について。
前回の『伝説の人』の話をしてくれたのと同じ教授が話してくれた、また別の話。
(こんなことばかり話してくれたけど、別に『全国おもしろ人間』とかっていう講義ではない)
とあるところに新米主婦がいた。
あまり料理が得意ではなかった(またかよ)彼女は、
旦那さんにおいしいご飯を食べさせてあげようと、日々お料理の本と格闘していた。
ある日、旦那さんにおいしいうどんを食べさせてあげようと、
うどんのゆで方を勉強していた彼女は、
『うどんを入れ、お湯が沸騰してきたら、びっくり水を差して下さい。
そうすると、うどんの表面が締まって、おいしくゆでられます』
という記述を見つけた。
彼女は思った。
びっくり水ってなあに?
本を隅から隅まで読めど、びっくり水については載っていなかったので、
彼女はスーパーにびっくり水を買いにいくことにした。
だが、捜せど捜せど、びっくり水は見つからない。
彼女は、スーパーの店員を捕まえて聞いた。
「びっくり水はどこにありますか?」
結局、その店員も彼女の勘違いには気付かず、
『びっくり水』という商品がどこかにあるのだと思った。
一緒に捜したんだか、商品リストで捜したんだか知らないけれど、
結局は「うちではそちらの商品はお取り扱いしておりません」
という結論が出たらしい。
困った彼女は、仕方なく『六甲のおいしい水』を買って帰り、
びっくり水の代わりに使ってみた。
彼女の結論──
「びっくり水の代わりに、六甲のおいしい水を使っても、おいしいうどんがゆでられました♪」
ってな感じの話でした。
まあ、前回の話は実際に起こったことなので、どんなに作り話っぽくても、
本当の話なのだけど、今回の話は確実に嘘くさい。
だってさ、料理の本(もしくはうどんのパッケージの裏)に、
びっくり水を差せって普通書いてないでしょ。
吹きこぼれそうになったら、差し水をして下さいって書いてあるもんじゃないの?
まあ、あまりに堂々と「びっくり水は何処ですか?」と質問された
スーパーの店員がそういう商品があると勘違い(なにげに有りそうだし)したのは、
まあ、アリだとしてもさ……。
その話を聞いた後、しばらく私の仲間内(当然ユキ総帥含む)では、
『びっくり水』という名の《ただの水》を発売したら、
案外売れるのではないかという話から始まって、
あったら売れるかもしれない、『落としぶた』とか『隠し包丁』とか、
商品開発(というより、変なネーミング)の話題で持ちきりだったのでした。
でも、今考えても、『隠し包丁』という名の《ただの包丁》ってちょっといいかもしんない。
もちろん、パッケージに荒々しい筆文字で『隠し包丁!』って書くのよ♪
↑少なくとも、私はちょっと心惹かれる(爆)
修学旅行に海外に行くんだね。
いや、私の弟も修学旅行にヨーロッパに行きやがりましたが、
あいつの場合は少々事情が違います。
全国津々浦々から生徒が集まってくる奴の高校は、日本中どこに行ったところで、
誰かが一度は行った場所になってしまうので、いっそ海外ってことになったらしいです。
だがしかし!
今現在私が仕事で関わっている高校は別段そんな事情があるわけではないらしい。
その証拠に、修学旅行のしおりに『国内版』と『海外版』がある。
つまり、希望によってどちらかを選べるということなんですね。
いや、別にひがんでる訳ではないのよ。
自分が否応なしに京都・奈良あーんど東京に連れて行かれ、
自主研修時に訪れる寺から寺への移動はタクシーじゃなくて、
公共交通機関だったとしても。
極々少数の生徒のものすげー我が侭な「飛行機は怖いから乗りたくない」という主張の元に、
行きも帰りも寝台車に揺られ、まともに眠れなかった日が二晩もあったとしても。
私が言いたいのは、どうして京都とマレーシアという場所を、
ピンポイントで攻めてくるかなぁ〜というところだ。
そんでもって、私が悲しくもないのに(眼精疲労で)泣きたくなるような、
ごっつい地図を作らせるかなぁ〜ということなのだ。
私が金と暇があったら是非訪れたいと思っている場所の
第1位と第2位の場所を嫌いにさせる気か(T_T)
(因みに第3位は屋久島だったり。屋久杉に会って癒されたいよ)
いや、ここは前向きに京都とマレーシアの地理に詳しくなれてラッキー♪
と思うべきか?
↑行けもしないのに?(爆)
海外と言えばさぁ。
あまり先輩だと認めたくないけれど、出身校が同じだから、
どうしても先輩にはなってしまう人に、『伝説の人』がいた。
先生が講義の最中にその人のやらかしたことを語る程度には。
私の行っていた学校は、希望者(選考試験有)が海外研修に行けたんですが、
その先輩(以下、某Kさんと記す)も、その研修に参加したんです。
今も昔もきっと未来も英語が苦手な私はそんなものに興味はなかったので、
研修の詳しい内容は知らないのですが、
某Kさんは、その研修の間、どこかのおうちにごやっかいになっていました。
いわゆるホームステイってヤツですね。
親切なホストファミリーに囲まれ、日々楽しく過ごしていた彼女ですが、
ある日、ホストファミリーにこう言われます。
「今日はあなたがわたしたちに日本食を作ってご馳走してくれない?」と。
某Kさんはしばし思案した後、こういった。
「じゃあ、カレーを作ります」
おいっ!
と突っ込みたくなった人は大勢いるだろうが、この話の突っ込みどころはそこではない。
その証拠に、この話を語ってくれた先生も、
「まあ、カレーが日本食かどうかは、この際どうでもいいんだけど」
ときっぱりと仰った。
(余談。ここでカツカレーとか、カレーうどんとか言ってくれていたならば、
私は彼女を評価しただろう。あれは完全に日本特有の食い物だ)
話をもとに戻す。
多分、したい質問は他に山ほどあったことと推察されるが、
心優しいホストファミリーは、全ての疑問を飲み込んで、
「材料はなにがいるの?」と某Kさんに聞いた。
えーと、じゃがいもに人参に玉葱に牛肉に……と、
カレーに入れるべきものを某Kさんは羅列し、
もちろんカレー粉も買ってきてくれるように頼んだ。
さて、ここで問題がおきた。
『カレー粉』という言葉に対する双方の認識の違いである。
某Kさんが思い浮かべていたのは『カレールー』で、
ホストファミリーが思い浮かべていたのは、正真正銘『カレー粉』なのだ。
そもそも、カレールーなんぞというものは、日本にくらいしか存在しないものらしい。
料理があまり得意ではなかった(というより苦手……というより料理おんちの)彼女だが、
取りあえず途中まではなんとかやったらしい。
しかし、いくらカレー粉を投入し続けようとも、彼女の望むようなとろみは出ない。
これでもか、これでもか、と彼女はカレー粉を鍋に振りかけ続け、
とうとう一瓶全て使い切ってしまったとさ。
その日の夕食、その家の食卓に何が並んだのかは、
この話を教えてくれた先生も知るところではなかったらしい。
そして、この話のすばらしいオチは、
彼女が栄養学科(栄養士)専攻の学生だったことでしょう。
チャン、チャン。
この話が出たついでに、次回は同じ先生が語ってくれた、
びっくり水の謎についてなんかをお送りしたいと思います。
↑次回予告のある日記なんて、既に日記じゃないじゃん(爆)
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