6月14日(木)前4回 後ろ5回。『今日は狼帝の番だ。えっとなんの番かというと‥俺の後ろに回る番って書いとこ。 狼帝と鷹神は常にローションを所持している。いつでもやれるように。 まだものすごく混んでないうちから後ろに回った狼帝は指にローションを 付けて俺の中に入ってくる。もう俺のそこは嬲られるのに慣れていて、 入ってくるって思った瞬間から疼く。 そして鷹神が来るまで待つのだ。鷹神が乗ってくるといつもと反対になる。 俺は鷹神にしがみついて狼帝の激しい動きに耐える。 なんの動きかって言うと‥』 そこまで書くと中を擦られる感覚が蘇ってくる。 ああっ、手が股間に行ってしまいそうになる。 狼帝はとにかくイくことが一番の快感だと思ってる。だから一番直接的なペニスに刺激を送るのが好きだ。中に自分のモノを入れ、なお俺のペニスも扱く。あんまり上下には動けないから腰だけを振って、俺の中で摩擦の刺激を味わい、俺にも突かれる刺激をくれる。 時間さえあれば何度でもイかされてしまう。だからなるべく出さないように必死で耐える。あんまり出しちゃうと1日がだるいから。 その激しい動きに耐えてる間、鷹神はやっぱり前を全部はだけ、俺との間を少し取り、両手の手のひらを胸にピッタリ押し付けて粘土を捏ねるように大きな手を回すのだ。 胸全体に体温が伝わり、擦られる感触の中、素肌より飛び出しているところはコロコロと転がって、その動きを止めさせたくなる。 あぁっ、‥鷹神、乳首がちぎれていきそう。 転がされて敏感になったところを摘まれた瞬間、飛び上がりそうになる。でも足が地に着いていない。代わりに狼帝が答える。 「冬哉、締めすぎ」 あんっ、そんなこと言われても勝手に締まるんだもん。前も擦られていい気持ちになってくると狼帝と一緒に2回目も放った。 『そして今日は帰りに鷹神に捕まった。捕まったっていう言い方は良くない かな。でも真っ直ぐうちに帰りたかったのに帰してくれなかった。 帰りのあまり混んでない電車でも肩を組む振りをして胸に手を下ろす。 えっと、手を下ろしてどうするかって言うと‥これも書けないや』 帰りの電車。 「ちょっと、鷹神。止めてってば」 そういってるのに、シャツの第2、第3ボタンを外す。 胸に下ろした手でシャツを横にちょっと引っ張ると、 ネクタイの隣に乳首が顔を出す。俺は慌ててカバンを前で抱く。 そうしないとみんなに丸見えになってしまう。 そうやって顔を出したモノを鷹神は嬉しそうに摘む。 「‥あんっ、ダメ‥ってば」 親指と中指で根元を擦るようにすると、先端が上下に振り回される。 そこを空いていた人差し指で軽く押される。 んっ、触られなくて焦れていた先端はとても貪欲になっていて、 根元が動くにつれ、軽く添えられた人差し指の指紋ですら感じてしまう。 「ねっ、冬哉先輩。止めたいの。気持ちいいの。どっち?」 「ヤッ‥止め‥て」 「ふーん、口は嘘を付くもんね」 そう言って俺の股間を触った。 「身体は正直になってるよ。このままでいいの?」 鷹神は自分で降りる駅を乗り過ごし、俺が下りるところまで付いてくる。 そして歩き出してもそのままの格好を止めない。 摘んだまま歩かれると、着地の振動で上下に引っ張られる。 「あっ‥やっ‥もう‥止めて‥てば」 一生懸命に鷹神を引き離そうとするんだけど、絶対に離れていかない。 そして都築の家に連れ込まれた。 「かっ‥帰るっ‥てば」 「もう呼び鈴押しちゃったよ」 狼帝のお母さんが出る。 「あら、狼ちゃんはまだ帰ってないのよ」 「知ってます。今日は英会話に行ってるんですよね。 宿題教えて貰う約束になってるんで。待っててもいいよね。理香おばさん」 「冬哉君も?」 「その間冬哉先輩も教えてくれるっていうから。ねっ?」 そう言うと帰ると言いかけた俺の摘んでいるところに力を入れた。 「つっ‥」 返事が出来ないうちに話は進む。 「だからいいでしょう?」 「分かったわ。お夕飯も食べてく? じゃあ買い物もしてこなくちゃ いけないわね」 おばさんは俺の様子が変なことに気が付かず、 狼帝の部屋に通されてしまった。 「止めろって」 鷹神に抗議する。でも彼は止めるどころかベルトに手を掛けファスナーを 下ろす。 「全然止めて欲しくなさそうだけど?」 硬く屹立したモノを取り出して俺に見せる。 「ほら、これってどういうこと?」 そっそんなこと言われても触られたら誰でも勃っちゃうだろう。 俺のモノを握りしめそれをそのまま下に引っ張られると、 四つん這いになってしまった。鷹神はすかさず俺のお尻を出すと、 常に常備しているゼリーのチューブの口を俺の中に突っ込んだ。 そして押し出す。 「ひゃっ‥冷た‥」 冷たいものが中に入ってきて変な声が出る。 「すぐに暖めてあげるから」 鷹神の指が入ってきて中をかき混ぜる。 「ちゃんと締めとかないと漏れてくるよ」 尾てい骨に響く声でそう囁くと前も一緒に扱く。 ああっ、こんなにされちゃうと抵抗できなくなる。 もう快感が身体中に回ってしまって、それだけに支配される。 「止めて欲しい?」 鷹神はそこまでしておいてまだそう訊く。 「‥いっ‥イかせて」 「やっぱり」 「一回だけ‥だ‥ぞ」 なのに階段を上がってくる音がした。 「たっ鷹神、止め‥誰か‥」 狼帝の部屋は8畳あってけっこう広い。 虎王先輩の部屋ももちろん同じ広さだけど。 勉強机とベッドの他に冬はこたつになる座卓も置いてある。 鷹神が俺の肩を掴んで起こすと、ちょうど机の前で正座する格好になった。 俺は焦っていた。 「冬哉先輩、ボタン締めとかないと」 そんなことよりズボンを上げる方が先だったのに、 その言葉を鵜呑みにする。ボタンをかけ終わったその時、 狼帝のお母さんがコーヒーとお菓子を持ってきた。 間に合った、そう思った。 「コーヒーで良かった?」 おばさんが机の向こうから訊く。下を覗いたり、こちら側に回ったら 俺の勃ち上がったモノやお尻が丸出しになってることがばれてしまう。 しかも鷹神はいつの間に出したのか教科書を並べ、 俺に教えて貰う振りをして真横にいたのだ。 ズボンを上げようとしたら、まだ鷹神の指が入ってることに気が付いた。 俺が睨むといいところを押す。ああっ、声が出そうになって唇を噛む。 前におばさんが居るのだ。机の影でこんなことをしてるとは夢にも 思ってないだろう。 さっきまでイきそうになってたモノは少し萎えかけていたが、 鷹神に中を擦られ続けて、また元気を取り戻す。 「鷹ちゃん、学校はどう? もう慣れた?」 呑気なおばさんは鷹神と話し出した。早く出ていって欲しいのに。 鷹神はわざと引き延ばして話しているみたいだ。 その間に指は2本に増え、よりいっそうの刺激を送る。 だんだん苦しくなってきて、イきそうになるのを堪える。 グッと下腹に力が入る。こんな所で痙攣するわけにはいかない。 「冬哉先輩きつい」 突然、そんなことを言う。 「なっ‥何を‥」 緩めたら出てしまう。それよりおばさんの前でそんなこと。 「あら、冬哉くんって優しいわよ。きついなんてうちの子たちは言ったこと ないわ」 「そうかなぁ。俺はよく聞きますよ。王ちゃんも狼ちゃんも冬哉、 きついからもっと緩めろって」 こいつ、ヌケヌケとそんな話を良くするな。 きついの意味が違うじゃないか。でも、もうほんとにダメだ。 耐えられないよ。 鷹神の耳を引っ張ると小さな声で止めてと懇願する。 すると鷹神は自分のネクタイを取り俺の足の上に置いた。囁き返された。 「これで締めといたら」 鷹神の指は動きを止めようとはしない。おばさんも部屋を出る気配がない。 あっ、ああっ、もう言葉も出ないほどに力が入っている。 仕方なくネクタイで根元を括る。皮を巻き込まないように 少しずつ締めると、先端から今にも出そうだったのが、 奥の方で渦巻いている。苦しいけれど切羽詰まった感じはなくなった。 「あっ、冬哉先輩、緩んだ」 鷹神は嫌がらせのようにわざわざ口に出す。 「何がかしら?」 当然のようにおばさんは聞き返す。俺は口を開いたら喘ぎしか出ない気が して黙っているしかない。 「ほら顔が」 「あら、ほんとだわ。でも冬哉くん暑いの? 顔が赤いわよ」 「おならでも我慢してたんじゃないの?」 「あら、やだ」 おばさんと鷹神は平和に笑う。おばさんは机の向こうで俺の下の口が 鷹神の指を銜えて悦んでいるとは想像も出来ないだろう。 でもその間ですら鷹神の指は休むことなく動き続ける。 会話の合間に作り笑いをするだけで必死だ。 でもいつまでもこれじゃ耐えられない。 「ほっほら、‥宿題‥しな‥きゃ」 息が漏れて喘ぎにならないよう注意しながらそう言うと、 やっとおばさんは立ち上がった。 「冬哉くんもお夕飯は食べていくんでしょう?」 帰ると言いかけたら、中の2本の指に1番感じるところを力を込めて 挟まれた。 「あつっ‥」 「先輩も食べてくって」 鷹神に決められてしまった。 おばさんが出ていくとすぐにネクタイを解こうとした。 その右手を鷹神が掴む。そのまま後ろに持って行かれ肩甲骨の下辺りに 折り曲げられた。力が入らない。 「何‥するんだ」 「いいこと」 鷹神は俺の首にあるネクタイを取ると、何とかしようと頑張ってる左手も 後ろに持っていき、右手とひじから先を重ね、そのネクタイで縛った。 手が封じられるとシャツのボタンが外される。 鷹神は鼻歌交じりで酷く楽しそうである。 「ほら先輩。乳首も触って欲しそうに勃ってる」 俺は抱き上げられて、足を前に出されると、下半身を全て剥き出しに された。 「鷹神、やってば」 それを無視し膝裏に手を入れ股間を全開にして持ち上げられた。 鷹神の猛ってるモノの上に下ろされる。 「あっ、ああっ‥」 自分の体重で鷹神のモノを呑み込んでいく。 鷹神は足を持ち上げたまま俺の乳首をまた嬲る。 開かれて一番最奥まで銜え込んだ口はそれでもヒクヒクと伸縮する。 「ほら、冬哉先輩見て」 少し向きを変えるとタンスの全面に貼った鏡に自分のあられもない姿が しっかりと映った。 「ヤッ‥止めて」 足をばたつかせるが、そんな格好では力が入らない。 鷹神の腕から抜けることは出来なかった。 鷹神がキュッと力を入れると下は見事に反応する。 「ほら、締まった。見えるでしょ」 わざわざ結合部を触って俺に見せつける。 だいぶそうやって弄ばれていたが、鷹神の方も耐えられなくなってきた のか、持ち上げては落とす、という行動に出た。 ぐいっと持ち上げられる。 「やだなぁ。先輩のここ離れたがらないよ」 いつまでも鷹神に絡みついてる口。 鷹神が力を抜くとずんっと響く。これ以上はないくらいに奥まで 入ってくる。ああっ、もう止めて。イかせて。 その激しい振動でクラクラしてきた。 「いっ‥イきたい」 必死でそう言うと足から手を抜いて前にそっと倒された。 手が付けないので肩と頬が床に張り付く。 鷹神は激しくピストン運動を始める。あっあっあっ、苦しい。止めて。 もうダメ。 中で熱い物を感じた。ドクドクと脈を打っているのが分かる。 「はぁっ、先輩の中、気持ち良すぎ」 何度か痙攣を繰り返すと、また足ごと抱き上げられた。 「くっ‥‥んっ、もう、お願‥い、イかせて」 「だって、1回だけでしょう。冬哉先輩は1回しかイきたくないし、 俺は沢山したいから、両方がいいようにするにはこうするしか ないんじゃないの?」 屁理屈を捏ねてるとまた階段を上がる音がした。 「たっ鷹神。下ろして」 でも鷹神は俺の前を全開にし、銜え込んでる場所までも見えるほど 足を上げる。 「やっ止めて」 だんだんと足音は近付いてくる。やっヤバイって。 身体中が総毛立って冷や汗が流れる。 「お願い、下ろして」 何とかしようと身を捩ると乳首を捻られた。 「‥んんっ」 その凄い淫らな格好のままでドアが開かれた。思わず顔だけを伏せた。 他の部分は全てをさらけ出しているのに。 「冬哉!」 なんとそこに現れたのは狼帝だった。少しホッとしたがこんな姿で 迎える羽目になって羞恥心で顔が真っ赤になる。 平気だった鷹神は狼帝だって分かってたんだ。 そう言えばおばさんは買い物に行くって言ってたっけ。 「鷹神、お前何してるんだ」 「見ての通りのことだけど」 「狼帝‥助けて」 「冬哉が嫌がってるじゃないか」 「嫌がってると思う? こんなになってるのに」 両乳首を摘まんだ指が力を入れるとペニスは小刻みに揺れ、 鷹神のモノの形まで分かりそうなところはヒクつく。 「ああんっ‥」 「ほら、これでも?」 鷹神がそう言うと狼帝は黙ってしまった。 「ちっ‥違う。‥これ‥取っ‥て」 俺は腰を少し前に突き出すとネクタイを見せる。 「‥あっ、ああ」 狼帝は俺のこのいやらしい姿に見とれていたのか、反応が鈍い。 それでもやっと締めていた物が取られてティッシュが当てられた。 「‥はぁ‥んんっ‥‥んっ、‥‥んんっ」 溜まっていたモノはもう何度でも出てくる。 そのままベッドに上半身だけ乗せられると鷹神は抜かずの2回目を出す。 狼帝も替わって挿入すると一緒に上り詰めた。 『とにかく狼帝のうちで夕飯までよばれて帰ってきた。 今日はけっこうハードだった。終わり』 |