6月16日(土)1前7回くらい 後ろ3巡したから12回?『今日は都築の家に行く日。去年からずっと そう決まってる。毎週土曜日はおばさんが陶芸に行く日だ。 1時から5時までが宴の時間。春になって鷹神と龍将が参加しだした。 俺は4人も相手をする。 何の相手かって言うと‥‥やっぱ書けないや』 都築の玄関を開けると虎王先輩が迎えてくれた。水曜日にも会ったけど、 やっぱり先輩は格好いい。俺は嬉しくてにっこりとする。 「随分嬉しそうだな。そんなに好きか?」 これからのことを考えると身体は疼くけど、でも今嬉しかったのは違う。 「ちっ違う。先輩に会えて嬉しかったんだよ」 「ふーん、ほんとに?」 「ほんとだってば」 「じゃあ今日は俺だけとするか?」 「うん」 俺は先輩と2人っきりでそういうことをするのはとても久しぶりなので 喜んで返事をした。 「言うこと聞けよ」 「うん、分かってる」 虎王先輩の部屋に入るとやっぱり俺だけ脱がされる。ベッドの上に 腰掛けた先輩の膝に座らされて上も下も剥ぎ取られる。 たったそれだけのことで俺の分身はもうそそり勃っていた。 「えらく期待されてるな」 先輩にそう言われるまでもなく身体は熱い。でもあまりに淫乱なようで 凄く恥ずかしい。俺は前を手で隠した。 「隠さなくてもいいだろう」 「だっだけど‥」 「冬哉は淫乱だって分かってる」 「そっそんな」 勃ってるモノが淫乱の証のような気がして俺は脱がされた服を取って隠す。 先輩はおかしそうに笑う。 「お前ね、こういう関係になってからもう10ヶ月経つんだぞ。 今更って思わないか?」 たっ確かにそうなんだけど。でも俺の一番は先輩だから、誰にでも やられて悦んでると思われたくない。より一層力を込めて服を押し付ける。 「ほら、力抜いて」 先輩はあの長くて節のある指で俺の乳首を押しつぶす。そこもとっくに 硬くなっていてまわされると良く転がった。 「あっ‥先‥輩」 先輩は俺の反応を見ると手法を変える。摘んで上に倒し、そのまま 擦り潰される。 「ああっ‥」 ピリッとした刺激に仰け反ってしまう。服を掴んでいた手は、 もっと確かな物に縋りたくて先輩の腕を掴む。 「どうだ? 淫乱って納得したか」 虎王先輩に触られているというだけでもうどうでも良くなりそうだったが、 残る心で反抗してみる。 「ちっ‥違‥う」 乳首だけが嬲られていると他も刺激が欲しくなってくる。違うと言って おきながら腰も揺れる。 「そうか、じゃあ冬哉にも大義名分を作ってやろう。無理矢理されたと 思えば淫乱じゃないだろう」 えっ、先輩に無理矢理なんて思ったこと無いのに。 でも先輩は用意してあったのか、ベッドの上に置いてあったロープを 取ると俺の両手首を一纏めにして括った。そしてその先をベッドの柵に 繋ぐ。 「なっ、これでいいだろう」 「やっヤダ」 みんなでされることはあったし、手だけ拘束されることもあったけど、 こんな風に繋がれたのは初めてだ。少し恐い。 先輩のベッドは狼帝にも許すといって俺を分け合ってから替わった。 男3人が乗るには狭かったのでセミダブルのパイプベッドにした。前後には 鉄パイプのしっかりした柵が付いている。都築の家はけっこう金持ちなのだ。 「俺がここまでしてやってんのに何がヤなんだ」 しまった。先輩を怒らせた。先輩は恐そうなんだけど、実際に怒ったり、 感情を剥き出しには滅多にしない。まあ、静かな方が恐いってのも あるんだけれど。そして自分の思う通りに行かないとたまにこんな風に 自己中丸出しになるのだ。 俺は怒らせてしまったというショックと恐怖で泣きそうになりながらも 必死で謝った。 「ご免なさい。いいです。これで無理矢理されたって言えます」 「分かったならいい。泣くな」 命令されて涙も引っ込む。そして先輩はすぐに元に戻る。 もしかして嘘‥だった? 先輩は絶対に俺が言ったことしかしない。もしここで本気で嫌だと言えば 外してくれる。だが当分後がないだろう事は容易に想像できる。 しかし俺の危惧は吹き飛ばされた。そんなことを考えてる余裕が無く なったのだ。 いつもの慣れた手順で後ろに潤滑剤を入れ、指を入れて解される。 俺より良く知っている指は一番いいところを攻め立てる。 「あん‥、先輩‥いいっ」 ペニスにも触れて欲しくて腰が浮いてしまう。 「ここも触って欲しいのか?」 先輩は優しく、でもどこか悪魔的な笑みを浮かべながらそう訊く。 俺はもどかしさを感じながら頷く。 「なあ冬哉。今ここで止めるのと、ずっと勃ってるのとどっちがいい?」 触って欲しいばっかりでよく考えてなかった俺は即答する。 「勃ってる‥のがいい。だから‥早く」 虎王先輩の顔は本当に悪魔が笑ったように見えた。背筋に寒気が走る。 俺の欲求が満たされるどころか先輩は大きな声を出した。 「おう、今日のテーマが決まったぞ。勃ちっぱなしだ」 しっしまった。やられた。 狼帝の部屋で待っていたのだろう。男ばかり3人がこっちに入ってきた。 「こっ虎王先輩!」 先輩は返事の代わりに中を強く擦る。 「あんっ‥」 4月の途中から鷹神が、そして5月の途中から鷹神の馬鹿が口を 滑らせたせいで龍将が加わっていた。 鷹神が加わってから先輩は毎回何かテーマを決めて俺を嬲るようになった。 |
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ついに妄想部室も15万打ですねぇ〜。 本当に皆さまのおかげです。どうもありがとう〜! 感謝して「冬哉くんの日記」の一部を公開させていただきます。 だからギリギリまで公開することに決めました。それに伴い小分けして5万進むたびに土曜5まで上げます。メインの6だけは同人誌を見て下さいね。 |