6月16日(土)2俺が何回射精できるか、とか、先輩たちが何回やれるかとか。5時までの 4時間の間にそういった合計を記録して、新記録を作っていくもの。 誰が一番早く俺をイかすことができるかとか、抜かずで何回イけるかとか。 その日のうちに何度でも挑戦できるもの。 そんなテーマで色々試されていたのだ。 そして前回、中だけで、要はところてんで何回俺がイけるか。と言う変な テーマのためかなり無茶苦茶にされて失神してしまった。 気を失ったのは初めてだったので、さすがの俺も怒った。いや、怒ってた 理由の半分くらいは焦れすぎたというのもある。だって一度も一番直接 感じるところには触ってくれなかったのだ。どんなけ欲求不満になったこと か。もう二度と決められたことはやらないと宣言した。先輩も謝ってくれた のに。 「ひっ酷い!」 「だけどお前が言ったんだぞ」 先輩はこうなってしまうともう助けてはくれない。 「狼帝」 いつも俺の味方になってくれる狼帝に助けを求めてみる。 「ダメだな。もちろん狼帝は反対していた。だから冬哉がいいって言ったら 認めることになってたんだ」 そっそんな。 5人の男の中で俺だけ1人で裸で、しかもロープに繋がれて、みんなが 舐めるようにじっと俺を見ていることにやっと気が付いた。脚は開かれ すでに虎王先輩の指が蠢いていて、腰はそれにつられて揺れている。 「いやっ、止めて」 慌てて脚を閉じた。 先輩が目で合図すると鷹神と龍将が俺の足を引っ張り真横に開く。 先輩の指を美味しそうに呑み込んでヒクついているところは白日の下、 皆の目に晒された。日に晒されたことのないそこは真っ白に光る。そして 中心だけが赤黒く色づいてみんなを誘う。 「冬哉先輩、いつも言ってるでしょう。嫌じゃなくていい」 鷹神は俺の足を押さえながら耳元で声を聞かす。また俺はゾクッとする。 もう一度同じ感覚が来た。胸が好きな鷹神はしっかり乳首を摘んでいたのだ。 そして欲しかったところに体温を感じた。 「冬哉さん、もうこんなになって。そんなに気持ちいいの?」 まだ中学3年の龍将は背は俺と同じくらいで、もろ少年と言える。俺が 悶えている姿が珍しいらしくいつもいつも同じことを聞いてくる。 気持ちいいときにそう聞かれていいとは中々言えない。だって性的快楽は 苦しいのと紙一重なのだ。それをある程度我慢してやっと解放が与えられる。 しかしここでは苦しいと思うことの方が多い。だってイきたくないのに イかされたり、もうイけないのに突っ込まれたりすると快楽とは呼べない。 呼べないけど身体はまだいくらでも感じてしまう。そして虎王先輩に淫乱と 言われてしまうのだ。 龍将の手が俺のペニスを包んで上下にゆっくりと動かしていた。それで 欲しかったものが与えられて彷徨っていた腰の動きが止まる。 「はぁ‥」 結局いつものようにみんなで嬲り続けられることになってしまった。 しかし身体はそれを求めていたのだろう。欲していたときに緊張していた 身体は、全て与えられて弛緩した。 ぐったりとベッドに沈み込み、みんなの愛撫を甘受する。素直な身体には 素直に快感が伝わる。あまりの気持ちよさに身体が溶ける。だがイけるほど 強烈にはそれらをくれない。 じっと成り行きを窺っていた狼帝は俺が納得したと踏んだのだろう。 ベッドの上に乗ると壁と俺の間に入る。そして龍将から俺のモノを取ると 口に含んだ。 「‥んんっ‥」 かなり強い快感が身体に走る。なま暖かい柔らかなモノは絡みついて動き 回る。 「‥あっ‥ろーて、気‥持ち‥いい」 龍将はベッドから下りると俺を見下ろす。 「冬哉さんの乳首ってプクッとしてるね」 「そう、触りがいがあるったら。感度もいいし」 鷹神に言われて少し気になる。 「おっ‥大きい?」 「馬鹿だな。可愛くていいんだよ。俺たちが毎日育てた結果じゃないか。 まあ元々感度は良かったけどな」 本当に虎王先輩には毎日毎日揉まれてきたのだ。俺も最近少し大きく なってきたような気がしてた。 手が空いた龍将は腰の横辺りに立ち膝をして、内股からお尻の方へ 肌の上を往復している。ゾクゾクが背筋を走る。 鷹神はベッドの下に座り込んで相変わらず乳首を弄っている。遠い方は 指で、近い右側の方は口に含まれて、中で舌で遊ばれていた。ビクビクと 身体が跳ねる。 先輩は俺のお尻の真ん前に陣取り、中の指を3本に増やし、一番感じる ところを強く擦り上げる。ヒクヒクと口が締まる。 狼帝は横から全てを呑み込むと頭を上下に動かし始める。くっくっと腰が 突き出る。 4人もの男に嬲られて結局悦んでいる俺が居るのだ。でも全部を同時に 感じるとそんなことはどうでも良くなる。快楽を追うことが恥ずかしくなく なる。 「あああっ、‥もう出る。‥出‥ちゃう」 恥ずかしげもなくそんなことまで叫んでしまうと狼帝はティッシュを 当ててくれた。 狼帝以外の手は止まらない。ドクドクと吐き出すのに追い打ちを掛ける。 「ああっ‥」 何度出たか、最後にもう一度痙攣するとやっと果てた。 「やっ止めて」 いつもは一度イったら少し休ませてくれるのに、狼帝以外の3人は手を 止めない。 「ダメだ。今日のテーマだからな。勃ったままで何時間いれるかを見る。 それに勃ったままで居たいって冬哉が言ったんだぞ。俺は約束は守って やるからな。楽しみにしてろ」 虎王先輩のその言葉は今日も酷くハードになる予感を、確実という字に 変えてくれた。 その萎えさせてもらえないまま、4人が一度ずつ俺の中に出した。 裏に返され、また表に戻され、順番に犯される。最後の虎王先輩のときに 俺ももう一度達した。 |