快楽のいばら街道 9


 スタッフが何を言っているのか‥もう理解しようとも思わなかった。ただ中から振動しているモノが抜けて違うモノが入ってきた、それだけだった。でもその刺激がもっと欲しくてねだるように腰を振った。スタッフはそんな俺を無視し、バイブの性能について勝手に説明しだした。
スタッフ 「最大径5センチの極太サイズでS字になってるんですよね。それが回転します。ほら、こんなふうに」
「ああっ、いいっ‥」
 もう何でも良かった。そこに刺激をくれるのなら。俺の中は前立腺のあたりとその奥とではちょうど逆さまに動いていた。グチャグチャに掻き回される。なのに動きだけ俺に確かめさせるとすぐにスイッチを切った。
「もっと!‥欲しい‥」
スタッフ 「ほんとに聡さんっていやらしいですよね。もう仕事だって言うこと忘れてるでしょう。でもこれは満足してもらえますよ。回転しながら振動もします。両方一遍に味わえるんですよ? 最高に気持ち良さそうでしょう。それだけじゃなくて根元の方は段々になってるんですよ。ほら」
 そう言ってバイブの抜き差しをゆっくりと始めた。肛門の括約筋がぐぐっと伸ばされ、そしてまた一気に締まる。最大径と最小径の差が大きい。バクバクと開け閉めを繰り返すと堪らなく感じる。
「ああっ、これもいい‥」
スタッフ 「5センチと1センチですからね。この落差が気持ちいいでしょう。一つずつじっくりと体験させてあげますよ。いやらしい聡さんにピッタリですからね。これを全て味わったらもう普通の物は物足らなくなると思いますよ」
 その並べ立てる凄さが早く欲しい。期待に溢れて身体中がゾクゾクした。とにかく早く、一刻も早くその刺激が欲しかった。そしてイかせ欲しかった。俺の全ての性感帯は刺激が欲しくて泣いていた。
写真家 北岡 「聡、次も出来るだけ我慢しろよ。でも今日は好きなだけイっていいんだからな。お前が欲しいだけの刺激をやる。何度でも達していいぞ」
 ああ、嬉しい。イけることがこんなに嬉しいなんて。頭の芯から射精することだけに犯される。
「早く‥、早くそれをくれ!」
 説明をしただけで、そのあといっこうに動きがない後ろに焦れた。
スタッフ 「聡さん、一回イったとはとても思えない元気さですね。ほんとに獣になったみたいですよ。ただの獣には少し乱暴なくらいが丁度いいでしょう。まず中を掻き回してあげますよ」
「あああっ、凄く‥いいっ‥」
 中で動き回る物は普段ならきつかったかもしれない。でも今はスタッフが言うように丁度良かった。それどころかもっと刺激が欲しくて、腰を振った。尻のシッポがつられて揺れ太ももをサワサワと撫でる。その反動で中も左右に振られる。ああっ、いい。
スタッフ 「そんなに気持ちがいいですか? でもまだまだ序の口ですよ。なんといっても4日間禁欲した聡さんを喜ばせるための特注バイブですからね。次は振動させて見ますか? これは振動を5段階に調節できるんですよ。まずは一番弱いのから試してみますか?」
「なんでもいいから早く‥、もっと強いのを!」
  中を掻き回していたバイブは回転を続けながら振動を始めた。
「あぅっ‥。ぁんぁん‥。いい、いいよ‥クる‥」
スタッフ 「そんなに悦んでくれるとこちらも嬉しいですよ。サービスしてもう一段階上げますね」
「はぅ‥」
 振動はまた少し強くなった。ブルブルと震えるそれはとてつもなく気持ちがいい。快感に震え吠えるように身体を前後させる。でもそれだけじゃイけない。俺は射精したいのだ。
「前も触って‥早く‥イきたい」
写真家 北岡 「よし! 聡その調子だぞ! もっと激しく快感を表現するんだ! 聡、今のお前は最高の被写体だ。おい、前は触らずに後ろだけでもっと快感を高めてやれ」
スタッフ 「聡さん、そんなに焦らなくても今日はいくらでもイっていいんですよ。だからどうせなら長くこの快感を味わっていたいでしょう? イっちゃったらそこで終わりですからね。勿体ないでしょう」
 いっイヤだ‥。ここまでの快感なら4日間の間にも死ぬほど味あわされたのだ。そう、イヤってほど。またここで止められたら今度こそ気が狂ってしまう。痺れるような刺激を全て取り込んでなおまだ射精のための刺激が欲しかった。
「‥イかせてっ‥!」
スタッフ 「ほら、こんなに気持ちがいいくせに。先から汁が垂れっぱなしですよ」
 そう指摘されることで、ビクビクと震えながら汁をたらしてしまっているところが尚更意識されて、もうどうにもならない位のもどかしさが体を貫く。
「ううっん!なんでもするからぁぁっ!あうっも、イかせ・・ああーっ」
 なりふりかまわず叫んでいる途中で急に強い刺激に襲われた。
スタッフ 「もう聡さんてば、仕事だって分かってますか? でもまさしく野獣になってますね」
「あうっ‥」
 胸の辺りから電気のように刺激が走った。撮るのは顔だけなので胸にまで手が伸びてきたのだ。そう言ったスタッフに両方ともがきつく摘まれて堪らない。
「そっ‥そこ‥、じゃ‥なくて‥。まっ前‥を」
 激しい快楽だけで吐き出せなくて苦しいのだ。
スタッフ 「聡さん、前なんて触らなくても後ろにこんなにいやらしいバイブが入ってるでしょ。ほら、大サービスでもう2段階上げてあげます。今イったらきっと最高に気持ちいいでしょうね。バイブの快感だけでも十分イけるはずですよ」
写真家 北岡 「おい、ちゃんと射精させろよ。分かってると思うがイくときの顔を撮るんだからな」
 十二分に焦らされ射精ではなく精液だけが押し出されてイきっぱなしにされる寸前を見計らって、スタッフはまた軽く前を扱いた。
「あああっ‥ぁうっ‥んんっ‥」
 それだけで死にそうなくらいに気持ち良く発射した。もう四つん這いになってられないほど脱力する。それなのにまだ俺の身体は刺激を欲しがる。
写真家 北岡 「ああ、聡‥。素直になってだんだんといい表情になってくるな。羞恥に震えてイった顔もそそるがやはり今の顔の方がいい。まだまだ欲しいだろう?」
 生殖機能だけが働いて、身体中が泣き叫ぶ。
「もっと、もっと‥!」
 俺の中に入っている物はまだ動くことを止めてないのに。それでも一度達してしまった刺激では物足りなくなる。
「ああっ、前を触って!」
スタッフ 「聡さん、凄い楽しんでますね。2回イってもまだイきたいんですか? でも今日は好きなだけイっていいんですからね。身体の芯から悦ばせてあげますよ。もう4段階目なんですけど最強にしますよ」
「はぅぅっ‥!」
 気持ちが良くてどうにかなりそうだ。でもそれでもまだ俺は射精したい。何回でもイきたいのだ。バイブが揺れているのか、俺の身体が動いているのか、中だけが揺すられているのか、全く分からなくなる。どこにそんな体力があったのかと思うほど身体中が痙攣してる。ああっ、ペニスも扱いて。触って。
スタッフ 「こんな淫乱な獣は見たことないですよ。聡さん、ほんとに気持ちいいんですね」
「ああっ触って!」
 腰がめちゃくちゃに動いてしまう。そのとき今まで感じたことがないヌルリとした感触と共にスタッフの手がペニスをゆるく握ってきた。その何かを塗り広げるように手が動く。
「ひぁっん、いい!」
写真家 北岡 「ああ、いいぞ。聡。まだ、まだだぞ。今度も少しは我慢しろよ。そのままもっとその快感を堪能しろ」
スタッフ 「ゼリーたっぷり塗ってあげますからね。これ、気持ちいいでしょ?」
 ヌルヌルとペニスを覆い尽くし鈴口にまで塗りつけられて気持ちの良さに震える。でもそれだけでとどまらず下腹部から乳首まで塗られた。いったい何本の手が這っているのか。陰嚢から足の付け根まで全てがヌルヌルと這いずり回る。
「はぁっっ‥やっ‥耐えら‥れ‥な‥い」
スタッフ 「聡さんの肌、すごく手触りいいですよね。すべすべしてて・・・・。でも一番さわり心地がいいのはやっぱりここかな。乳首にもいっぱいゼリーをつけてあげますね」
「あ、あぁ・・・ッ、あ、あ・・・」
 素肌に触れる何本もの手から、次々に快感を引きずり出される。
「ああっ!!あ、あ、あ」
 時折きつく乳首やペニスを刺激され、たまらず身体がのけぞってしまう。
スタッフ 「そんなに悦んでもらえるとは思いませんでしたよ」
 よっ喜んでる訳じゃないのに。でもこの快感が堪らなく気持ちがいい。どうしてこんなに感じてしまうのだろうか。どうしてこんなにこれが欲しいのだろうか。その言葉で少しだけ理性が戻るがまた射精したくなる。
「いっイきたいっ!」
スタッフ 「聡さん、イけるのがよっぽど嬉しいんですねぇ。2回目イったばかりですよ。でもそれだけ悦んでくれると、こちらとしてもやりがいがありますけどね」
写真家 北岡 「聡、お前ほんと堪え性がないなぁ。まだほんの少ししか経ってないぞ。漏らしっぱなしでどうする。もうちょっとだけ我慢しろ」
「ああっ・・・無理ッ・・・イかせてっ・・・くれっ!!!」
 もう何がなんだかわからなくなってきた。ただ、ただイきたいという気持ちが身体中を蹂躙していた。北岡さんやスタッフの言葉通りにして早く終わらせたいのに、もう自分でコントロールが出来ない気がした。
スタッフ 「もう自分で支えられないみたいですね。北岡さん、どうしましょう?」
写真家 北岡 「そうだな、今日で撮影も最後だし、少しくらい跡が残ってもいいだろう。マネージャーがうるさいようなら、跡が消えてから帰せばいいし。胸にロープを掛けて引っ張るんだ」
 もう、上半身を支えていられなかった。体は快感で溶けて腕の力が抜けていく。スタッフは乳首の上下に2本のロープを掛けると後ろから引っ張る。崩れ落ちる寸前でまた俺は元の形に戻された。
スタッフ 「ほら、聡さん。プリプリしてますよ」
 そう言ってロープの間から顔を出しているだろう先端を弾く。
「あああっ」
 先ほどのゼリーと上下からの圧迫とでゴムのピンでも弾いてるかのように潰して倒しても勢いよく元に戻る。もう片方はもっと見せようと言うのかピアスの輪っかを引っ張られる。それでなくても身体中は無数の手、無数の指が這いずり回っているのに。
写真家 北岡 「聡。そうだ、もっともっと欲しがれ。貪欲に快感だけを欲しがるんだ。その先にあるものを掴め。その瞬間のお前の顔を撮影するんだからな」


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