いってほしい‥こと 1

「もう、だから俺が後から入るって言ったのに」
「そんなつまんないこと言うなよ」

 剣は俺と一緒に風呂に入りたがらない。それは俺がしつこいくらいに 剣の体に触ってしまうからだ。
 だけどこんなに可愛いのだから触りたくなってもしょうがないじゃないか。 なぁ。

 いつものように飯を食ったあと、少し勉強をしてから風呂に入ることに なった。そしていつも剣は俺に先に入るように言う。それを何とかして剣が 先に入るよう仕向けるのが最近の俺の勤めだった。

 今日もちょっとお腹が痛いから先に入ってろ、と言ってトイレにこもった。 剣は少し待っていたが、元来が気が短い。そうそう長らく待てるはずがなく さっさと風呂に入った。
 俺はトイレでその音を確認し、こうして後から入り込んだのであった。


「俺が洗ってやる」
「もうヤダってば。だから先輩と入りたくないんだって。貸して」
 剣は俺からブラシを取り上げるとイスの上でくるりと回り背中を向けた。 そんなことで引き下がっていたらこいつとは付き合えない。

 ボディーシャンプーを手に取るとそれを擦り合わせて泡立たせる。 そして後ろからそっと抱きしめた。
「自分で洗うって」
 そう言って剣は身をくねらせる。だがその仕草は俺を興奮させる。

「剣‥、可愛い」
 泡だった手のまま抱きしめる腕に力を入れる。そのまま首筋にキスをして 耳を甘噛みする。シャンプーの済ませてある頭からいい香りがする。
「んんっ、もう」

 この諦めに似た溜め息が出たら了解のしるしと取っていい。初めは本当に 嫌なのかと思って途中で止めたりしていたのだが、やりだして止めると言う ことは男にとってとても辛いことである。それでいっそう機嫌が悪くなって いたことに気が付くのに時間がかかった。だからいつもいつも謝っていた ような気がする。
 剣は意地っ張りで気が強いから、ちょっとくらい無視してちょうど いいのだ。

 横からあごのラインに、舐めるようにキスを降らせる。 その間に抱きしめた両手は剣の華奢な身体を滑らせて上下する。 その途中でくっきりと分かるようになった突起も一緒に滑らせる。 そこを通過するたびに剣は可愛い声をあげる。それが楽しくて堪らず、 剣が嫌だと言うまで繰り返してしまう。そこらへんが嫌われている原因 なのだが分かっていても止められない。


 剣はひざの上に置いた両手でブラシを握り締めてその感覚をやり過ごそう と頑張っている。でもその姿がまた可愛い。
「剣、食べてしまいたいくらいに可愛い」
 泡で滑りのよい手で両方の突起を一緒に摘んだ。

「ぁんっ‥」
 剣はびくっと身体を震わせた。両手を交差させて抱きかかえているので 自由には動けない。俺は執拗にキスを繰り返しながら、摘まんでも摘まんで も指をすり抜ける乳首をまだ嬲り続けた。

「もっ、あっ‥。先‥輩‥。しつこ‥い」
 耐えられなくなったのか少し身を捩る。
「そろそろこっちも触って欲しいか?」
 剣のモノは硬くなり、もの欲しそうに震えている。俺が片手だけそちらに 移動させ握り締めると、剣の身体は一瞬硬直する。それでもお構いなしに くびれの部分に人差し指以下を巻き付けて親指で先端を擦り潰した。
「あんっ‥」
 剣の手からブラシが落ちる。縋る物が無くなった両手は俺の手の動きを 止めるように手首を掴む。

 俺は先端を親指で円を描くように擦り、突起は人差し指で玉を転がすよう に擦った。どちらも石鹸のおかげでツルツルと円滑に動く。

 しばらくそうしてると剣は我慢が利かなくなる。
「ねっ‥ったら、早‥く。イ‥き‥たい」
 腕の中で小刻みに震え続け、堪えているのか小さく喘ぐ。

 このままの状態でずっといられたら。
 そんなことを思ってしまうほど幸せでやり甲斐があり興奮する。

 なのに我慢するってことが大嫌いな剣は、自分で自分のモノを握り、 追い上げ始めた。俺の手の下に出てる半分だけでイこうとする。
「こら、自分でイくなよ」
「やっ‥もう、‥んんっ、‥イきた‥い」
「わっ分かったから。俺にやらせてくれよ」
 自分でイかれたら一体何のために俺がいるのか分からない。

 剣の手を無理に引き剥がすと、散々焦らした手をゆっくりと上下に動かし 始める。
「ぅん‥先‥輩。はっ‥早く」
 もっとこの時間を引き延ばしたいのに急かされて仕方なく追い込みに かかる。最後は泡立てるくらいに少し乱暴に扱くと、剣のいきり立ったモノ からは白いシャンプーの液と良く似たものが飛び出した。

「ああっ‥、はんっ‥ハァ」

 掠れた息が抜けると剣は俺に体を預けてきた。
「ん〜〜っ」
 もう一度長く息を吐き出すと自力で上半身を起こす。
「良し、じゃあ終了」


「つっ剣〜」
「なに?」
「俺は?」
「俺はって? だって先輩は俺のことを洗いたいって言っただけじゃない」
 さっきまでと違って、すっかりいつもの剣だ。
「何でそう意地悪言うんだよ」
「だって先輩しつこいんだもん」
「俺は剣を気持ち良くしてやろうと‥」
「もうっ、分かったからいいよ。仕方ないなぁ」
 イスの上でまたくるりと回り、洗面器をひっくり返した上に座ってる俺と 向き合うと、何の遠慮も情緒も無しに、ガシッと中心のモノを握りしめた。 そして力いっぱい扱く。

「つっ‥剣‥。その‥竹刀を、磨くような‥、やり方は‥止めて‥くれ‥ って」
 さっきから興奮しっぱなしのそこは痛みを少し感じたくらいじゃめげる ことはなく、剣に握られていると思うだけで上昇していく。

「これじゃイけない?」

 うわっ、出た。確信犯の上目遣い。これをやられた日にゃ俺は何でも 頷いてしまう。

「いっイける」
 するとあの可愛らしい顔はあっさりと引っ込められニヤリとする。
「じゃ、なんも問題ないじゃん」
 もう俺はハイと言うしかないのだ。


 そんな愛情を疑いたくなるやり方でも、とにかくいったん吐き出して 多少スッキリしたら、剣の我が侭が始まった。

 はい、と右手を出し、次、と左手を出す。

 そう、剣の下僕の俺は体を洗わせて頂いているのである。

「もう、結局まだ体洗ってないじゃん。先輩ちゃんと言ったことは実行して よね」
 我が愛しの剣くんは、俺の尽くしたい欲求を見事に満たしてくれるのだ。


 そして表面を洗い終わる。
「もうシャワー浴びるよ」
 剣がシャワーの蛇口をひねろうとする。
「まだ洗ってないところがある」
 俺は剣の片足を肩に担ぎ上げた。剣は体勢がずれて風呂の縁にもたれ 掛かり、下からはすぼまった口が見える。そこに指を当て、 そのままちょっと力を入れると泡の滑りでするりと中へ入っていった。

「もうっ‥、義己ちゃん。イヤだって」
「だからその名前で呼ぶなって」
 顔は苦笑しながら指は喜々として中を掻き回す。そしていいところを 見付けるとそこをこすりあげた。

「あっ、も‥っ、先‥輩‥ってば」
「な、まだ洗ってなかっただろ」

 剣は性格が性欲にも出てるのか、あっさりとして淡泊なのだ。一回抜けれ ばそれで満足しちゃうタイプなのである。でも俺はそんなことで満足して 貰ったら欲求不満が溜まって仕方がない。俺たちはもし別れることがあれば 性の不一致と言う理由かもしれない、そんな心配をしてしまうくらいに 好みが違うのだ。
 でも淡泊な剣のモノもしょせんは雄の証明なのだ。 前立腺を刺激してやればそれは勃ち上がった。
 剣は怒りと快感を両方とも堪えているのか、くぅ〜っと唸った。そして‥。

蹴られる義己先輩
 もっきゅ様作
 ヾ(@^▽^@)ノわはは、ありがとう〜。

 ベシッ!

 なんと剣は残る足で俺の顔を押しのけたのだ。足の裏が顔のど真ん中に ヒットして鼻が痛い。ズルリと足が顔から滑り落ちる。
「ひっひにょい」
「嫌だって言ってるのに」



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