愚かなる狂宴 5

   



       「はっんん…んくっ…」





       ロイは一心不乱にブラッドレイのモノを咥え、その強度を高めていく。

       すぐ傍にエドがいるのに、そんなことは気にせず、また、エドを見ようともしなかった。







       「ククク…見えるかね、エドワード君。彼が私に奉仕する姿が…」

       ブラッドレイはロイに髪をかき上げ、わざとその口元をエドに見せ付けた。



       エドは震えながらも、その光景から眼が離せなかった…







       ブラッドレイはロイの頭を押さえ込み、更に奥へと咥えさせた。

       それは彼がイキそうな合図…

       ロイは己の中に放たれるのを身構えて待っていた。





       不意に口の中が開放される。





       驚いて目を開けると同時に、ブラッドレイはロイの顔にその欲望を射精した。



       白濁の液で汚れた口元をロイが舌で舐める…

       その仕草があまりにも淫猥で、エドは自分の思考がおかしくなっていきそうだった。









       犯りたい…大佐をめちゃめちゃにしてみたい…









       そのどす黒い欲望をエドは必至で抑えていた。



   

       「我慢しなくてよろしい。エドワード君。先程のガゼル達の様に大佐を犯してみたいのだろう??」

       エドの心の中を見透かした様に、ブラッドレイはエドにそう話しかける。







       「マスタング、四つん這いになりなさい。エドワード君の方を向いて、な…」

       ロイはその命令を聞いて一瞬強張ったが、すぐにそれに従った。





       ブラッドレイは四つん這いになったロイの腰を掴み、自身を秘所にあてがった。

       ロイはこれから来る苦痛に耐えるよう、顔を下に向ける。



       すかさずブラッドレイはロイの髪を掴み、後ろに引っ張った。

       「あっ、い、たっい」

       「駄目だよ、大佐。君の愛すべき人にちゃんとその顔を見せてあげなくては…」





       ロイの視線の先にはエドが立ちすくんでいた…





       「エ…ド…」

       そう呟いた途端、後ろから鋭い痛みが全身に走った。







       「や、あはぁぁ!!」

       ブラッドレイは力も殆ど残されていないロイの体を、容赦なく貫いた。

       突き上げては引き、また激しく突き上げる。

       その度にロイは体中に痙攣が走り、激しい快楽に溺れていく…





       ブラッドレイが髪を掴んでいるので、顔を下げて耐えることが出来ない。





       それどころか、自分の痴態を一番見せたくなかった人に見られている…







       そう考えただけでロイの体は更に熱くなっていった…







       「エドワード君、大佐の口が寂しがっている。君のを入れてあげなさい。」

       「な…!俺はあんた達とは違う!そんな事…」

       「マスタング大佐…君も欲しいんじゃないのかね?愛しき人のモノが…」





       ブラッドレイがロイの顎を掴む。と、同時にロイの最奥を突き上げる。





       「ひ、あぁぁ!んん…ハァ…ハァ…」

       「さぁ…君もお願いするといい。エドワード君は君のお願いなら聞いてくれるかもしれないぞ?」







       ロイは涙目になりながらエドの方を訴えるように見つめていた。



       





       …そんな目で見るな…







       心の中でそう呟き、エドはロイの方へ近づいていった。

       そして跪き、ロイの唇を奪う…





       お互いの舌を絡めあい、貪るようにロイの口を犯していく…

       膝立ちになり、自分自身を取り出すと、ロイは自ら手を添え、それを口に含んだ…





       「ふ…うんっ…」

       先程からの二人の光景を見て、エドのモノはすでに濡れそぼっていた。

       ロイはエド自身を丹念に舐めた。先程の行為ではあまりエドに奉仕できなかったからだ。

 



       「んっ…」

       流石に上手い…すぐにでもイッてしまいそうだ…





       敏感にそれを察したブラッドレイは、ロイの髪をグイッとつかむ。

       「駄目だ!大佐。もう少しエドワード君を楽しませてあげないと…」



       そう言って、自身を先まで一端引き抜き、一気に最奥へと突き上げた。







       「んぅぐっ!!」

       エドのモノを口に含みながら、ロイは悲鳴をあげる。

       それが更なる快感をエドにもたらしていた。



       ブラッドレイが突き上げる度、エドのモノはロイの口の奥へと飲み込まれていく…





       エドの思考が次第に麻痺し、今はこの快楽に没頭したかった…









       自分のモノを咥え、身悶える大佐をもっと見ていたかった…







       「大佐もそろそろ我慢できなくなってきただろう?」

       ブラッドレイは薄笑いをしながら、ロイ自信を掴み、上下に擦りあげた。



       ロイにはもはや体力は残されていなかった。

       成すがままにされ、両手はすでに体を支える余裕はなく、ガクガクと震えていた。

       エドとブラッドレイが支えていなければ、そのまま床に崩れ倒れていただろう…





       後ろで貫かれ、自身を擦りあげられ、そしてエドのモノを咥えている…





       3方から来る刺激と快感にロイは耐え切れず、悲鳴をあげながら絶頂に達してしまった。

       それとほぼ同時にエドとブラッドレイもそれぞれの中に放出した。









       すべての体力を使い果たしたロイは、そのまま床に崩れ落ち、気を失ってしまった…

           

       



       To be continues.






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