ホテルの最上階… エドは軽い足取りでその廊下の一番奥へと向っていた。 今度は何だろう??大佐も気に入ってくれるかな… 無邪気に笑いながら歩いていく… トントントン… 「大総統??俺!エドワード!約束通りに来ました!!」 「よく来たね…手が離せないから入っておいで…」 重いドアを両手で押し開け、広い部屋へと入っていく… 「あぁっ…んんっ!」 誰の声…? クチュクチュと厭らしい音が部屋中をこだましている… 「大総統…?」 「こっちだよ、エドワード君…君の愛しい人も一緒だ…」 「大佐…?ここに来るって聞いてな…」 広いリビングの向こうに大きな寝室が見えてくる。 そこには一際大きなベッドが、まるでその部屋の住民のようにそびえていた。 二つの影がその上で揺れていた… 「大総統…?何を…」 「君が、大佐があまり感じてくれないというから、本当にそうなのか試しているんだよ…」 バックの体勢でブラッドレイはロイに激しく突き上げていた。 深く挿入される度、ロイの両手に繋がれた鎖がジャラリと鳴り、喘ぎ声と一緒に部屋中を響かせていた。 その鎖…俺が夕方ここに来た時…錬成したやつだ… 訳も分からず、言われるままに錬成した… まさか…こんな事に使うんだなんて!! 「君が創った鎖…ほら、とっても役に立っているよ。」 鎖を引っ張り、ロイの腕を上げさせる… その動作の連動で体が起き上がり、更に深くブラッドレイ自身を咥え込む格好になってしまった。 「んああああっ」 苦痛の表情を浮かべながらも、その顔は妖艶さを増し、下手な娼婦よりも男の欲望をそそるものだった。 ……なんて綺麗なんだろう… エドはそんなロイに思わず見惚れてしまっていた。 俺の時にはこんな表情見せてくれない… やっぱり俺じゃ駄目なのか…? ブラッドレイの動きが早くなり、ロイの呼吸もそれに合わせて早くなっていく… 「んっ…」 「はああああっ」 同時に声を上げ、ブラッドレイはロイの中に、ロイはシーツの上に精を放出した。 「ふむ…中々感度はいいがのぅ…何がいけないのか…」 壊れた玩具を点検するかのように、ブラッドレイは荒い息をつくロイを見下ろした。 「エドワード君、薬は持ってきたかね?」 「あ、はい…」 エドはポケットから小さな小瓶を取り出し、ブラッドレイに渡した。 「これをどのように大佐に飲ませたのかね?」 「え?俺の時のようにワインに混ぜて…」 「あぁ…だからか…」 ブラッドレイはは小瓶を見つめ、にやりと笑って見せた。 限りなく黒い微笑で… 「大佐はワインに混ぜた程度ではあまり効きはしない。もっと直接飲ませないとね。」 そういうと、ロイの両足をもち、秘所をさらけ出す様に大きく広げる。 ロイのそこは、先程抽入された白濁の液が溢れ出していた。 ロイには何をされるか、おぼろげながら理解していた… だが逃げ出したくても手錠で繋がれている以上、逃げる事は出来ない… 繋がれてなくても、この男は逃げる事を許さないだろう… ブラッドレイは、己が出した液を掻き出すと、その小瓶を秘所へと差し込んだ。 「はっあああんっ」 「大佐は元々淫乱な体をしているからね…こうやって直接下の口で飲ませなければ効きはしない…」 ただでさえ強い薬とエドから聞いていた… この前も飲んだだけで体が疼いて仕方がなかった… こんな…直接入れられたら… 直腸から染みこんだ媚薬が体中に行き渡る… ロイは体をしならせ、奥底から疼いてくる快楽に耐え切れなくなって甲高い喘ぎ声を上げ始めた。 「あぁっ、ハァァ・・もう…」 「まだだ!堪え性のないのは困るよ。」 ブラッドレイがそっとロイ自身に触れた途端、ロイはビクッと痙攣しながら達してしまった。 ブラッドレイの手が白く汚れている… その手に付いたものを舐めながら、ベッドサイドにある小さなものを取り出した。 「!それは…」 「あぁ…これも君がさっき錬成したものだったね。」 「何に使うか、教えてあげよう。」 小さな金属のものは輪の形をしていて、ちょうど、ロイ自身の太さにあう大きさだった。 イったばかりで少し張りが失われているそれに、ブラッドレイはすっとはめ込んだ。 ぴくっと体を震わせ、冷たい感覚に耐える… 根元までしっかりはめ込むと、それはロイ自身をギュッと締め上げるリングと化していた。 「あぁぁ…やぁぁ、ンン…」 薬のせいで、ちょっとでも触られるだけで絶頂感に苛まれる。 だが、根元に食い込んだリングがそれを許さない… イきたいのにイけない苦しみが、ロイの興奮を更に高めていく。 「エドワード君、来なさい。大佐に奉仕して貰うように…」 「マスタングよ。そのリングはエドワード君が錬成したもの。彼でなければそれは外れないよ。」 「外して欲しかったら、一生懸命に奉仕する事だ。」 エドはふらふらとベッドに這い上がり、服を脱ぎ捨て、ロイの前に己をさらけ出した。 先程からのロイを見て、エド自身はすっかり出来上がっていて、透明な液で濡れそぼっていた。 ロイは震える手でエドのモノを掴み、そっと口付けをして咥え込んだ。 一心不乱で奉仕するロイを見て、エドは満足どころか、悲しみと違和感を覚えていた。 どうしてだろう…こんなに気持ちいいのに…涙が出てくる… 大佐がこんなに綺麗なのに…何だか違うと感じるのは…何故… あなたが満足するなら、何でもするって心に誓ったのに… これは本当に、俺が望んでいた事…? To be continues.
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