光と闇と   5                   



王宮の傍には街が広がり、そこには隣国の商人も訪れ活気だっていた。


人々が笑顔で物を求め、旅人はその品の豊富な市場を見てこの国の豊かさを知る。

だが光ある所に影はでき…

運命の星はその影の部分で生き抜いていた。


大通りから一歩中に入ると、そこは貧しい者達がひしめき合う闇の部分。
その日の糧を得る為に何でもまかり通るスラムの街。

焼き討ちにあってから5年。そこで少年は日々を送っていた。



「一晩3000でいいんだな。」

「違う!一回3000だ!」

青い瞳を持つ少年は、キッとした顔で眼の前の男を睨みつけた。

「だから一回ってのは一晩ってことだろ?」
「馬鹿言うな。一度出せばそれで一回だ。」
くるっと向きを変えて、部屋の隅にあるベットに向かってすたすたと歩き出す。
ポンポンとその寝心地具合を確かめると、上着を脱いでその脇に座った。

「やるのかやらないのか。客はお前だけじゃないんだ。さっさと済ませてくれ!」

下着は脱がず、すっと片足を広げ、まるで娼婦の様に男を誘う。
男はゴクンと唾を飲み込み、服を脱ぎ捨て少年の上に覆いかぶさっていった。


褐色の絹の様に滑らかな肌にごつごつした男の手がすべり、少年はビクンと身体を震わせる。

「はっ…んん…」
小さく声をあげるが、男の愛撫が上手いからではない。
全てはその日の食糧確保の為。

男は少年の首筋に吸い付き、跡を残す。

…こいつもやるのか…
いつもそうだ…自分を抱く男は皆首筋の人から見える場所に跡を残す。

まるで自分の所有物だと言う事を知らしめるが如く。


下らん行為…俺は誰の物にもならない。
俺は俺自身の物。誰に屈する事もない。

今はスラムに身を落としていてもいつかは王宮の仕官に登りつめてやる。


その為には金だ…金が必要なんだ…



「何ぼぉっとしている!ちゃんと奉仕をせんか!」
眼の前に差し出された男の男根にはっと現実に引き戻される。
キッと男を睨みつけると、静かに眼を閉じ先端にキスを落とした。

「あ…ぐっン…」
標準より大き目のそれを先端から根元まで丁寧に舐めあげる。
括れに舌先を突き刺し、その刺激で男をその気にさせる。


数年に及ぶこの行為で得たテクニックを駆使し、少年はスラムでも有名な娼婦として名を馳せていた。


動作の一つ一つに色気をまとい、だが決して媚びたりはしないその高飛車な態度。
気の強い女王様タイプの少年を自分の下に組み敷く快感は一度味わうと止められない。

少年にはパトロンが多く付き、少年を抱くのに大きな金が動く時もあった。


「んっ…はぁ…話には聞いていたが…さすが…上手い…な。」
しなやかな栗色の髪に指を絡ませ、奉仕を続ける少年を見つめている。
自分を見る事もなく黙々と舐め続ける少年に、男は少しむっとして無理やり引き剥がした。

「ンはっ…」
「全く!貴様は本当に無視の好かない餓鬼だな。」

肩を押し付け、ベッドに押し倒すと下着の上から少年の陰茎を扱き始めた。

「あっはああ…」
「フン、舐めただけでこんなにしやがって!所詮貴様は売春婦でしかないんだ。」

バッと剥ぎ取ると、膝の裏をぐっと持ち上げ秘部を曝け出す。
ひくつくそこに舌を突き刺し、グチュグチュと唾を吐き出して中を湿らせていく。

羞恥心で真っ赤になりながら少年は顔を横に背けた。
何度こういう行為をしても恥ずかしい事には変わりない。

嫌で嫌で堪らない事に変わりはない…


ぎゅっと眼を瞑ってその屈辱に耐える表情を見て、男はニヤリと満足げに笑った。

そう…その表情…だからお前を抱くのを止められない…


いきり立っている己を秘部にあてがい、そのまま一気に押し込んでいく。

「ふぁああああ!!」
「ほら、もっと啼け!お前はそれが仕事だろうが!」

ぐんぐんと押し上げ奥の奥まで突き上げる。
腰を掴んで自分に引き寄せ、淫らに喘ぐその顔を覗き込んだ。

唇に親指をはわし、咥内の舌を摘み上げる。
少年は恍惚の表情でその舌を絡め取る。
濡れた親指をつつっと身体に擦りつけながら、下方に手で撫で回していった。

その間も腰の動きは休む事はない。


あっあっと声をあげていると、いきなり鋭い痛みが体中を走る。


「いったっああ!」
男が親指の爪を少年の陰茎の鈴口に突き刺したのだ。

ぐりぐりと押し付けられ、少年は眼に涙を浮かべ男を引き剥がそうと腕を胸に押し付ける。
その両手首を掴み、シーツに押し付けると、勢い良く最奥まで突き上げた。

「んっあはああ!」
「貴様はマゾだからな。痛いのが好きなのだろう?こうして組み敷かれるのが好きなのだろう?」
「馬鹿…言うな!」

高飛車な態度を取るのは、己の中に流れる血が下衆な輩に屈するのを拒むから。


落ちる所まで落ちてもその血を汚す事はない。


俺は勇敢な戦士を父に持つ誇り高き戦士の一族。
貴様如きに屈する人間じゃない…


「あぁあああ!!」
ビクビクと身体をそらし、少年は頂点まで登り詰めそして解放される。
同時に男も少年の中に欲望を放出させ、果てた。


放出感に酔いながら己をいまだ出し入れしている男を、少年は艶っぽい瞳で見上げ、右手をそっと差し出した。
抱きしめるのかと思い男もその手を取ろうと手を伸ばす。


「…中出しは割り増しだ…」


にっと笑って右足を男の腹に押し付け一気に蹴り上げた。
ズブッと抜かれる感触に一瞬顔をしかめるが、ドサッと倒れた男に眼をやり颯爽と起ち上がった。


「一回出したから終わりだ。3000と割り増し分で合計5000。今すぐ払え。」
「き、さま!馬鹿にするのもいい加減にしろ!」

この俺をなんだと思っている!貴族の俺をたかが売春婦如きがこうまで舐めやがって!


男の物凄い剣幕に怯む事もなく少年は衣服を身に付け帰り仕度を始めていた。
全く無視する少年に堪忍袋の緒が切れたのか、男は脇からナイフを取り出し少年に向かって突きつけた。


「…何のつもりだ…金を踏み倒す気か…?」
「貴様を買ってやるよ。こんなスラムで売春婦などせず、俺の愛人にしてやるさ。」
「お前は王家に使える仕官になりたいのだろう?俺みたいな貴族の愛人になるといい。」
俺と言う後継者が付けば出世も思うがままだぞ。

ナイフの刃先を見せながら少年に近づいていく。
だが少年はふっと笑い、ドアの方へと足を向けた。

「おい!貴様!俺の話を…」
「貴様如き下級貴族の愛人だと…?バカバカしいにも程がある。」
「俺が目指す地位はお前が今満足しているような低俗な地位なんかじゃない。」

国を動かすような強大な力。
欲しいのはただそれだけ。


「下らん戯言を行ってないでさっさと金を払え。」

見下すように言い放すと馬鹿にしたように男を見て笑った。


「き…さ…ま!!」
男は持っていたナイフを少年に目掛けて突き刺そうと突進した。
少年はそれをかわして男の手を取りナイフを奪い取ろうとする。



ザクッ…



ポタポタと血が滴り落ちる。

少年の手にはナイフが握られており、その手は真っ赤に染まっていた。

眼の前には腹を押さえて呻く男が横たわっていた。


「こ…れは…」

正当防衛だ!不可抗力だ!
だがそんな事を俺が言って誰が信じると言うのか…

相手は貴族。俺はスラムの売春婦。どちらの言い分を信じるかは明白だった。

「くっ!」
少年はナイフを投げ捨て、その場を逃げ去った。







スラム街から少し離れた泉で少年は血が付いた手を洗っていた。


「何て事を…くそ!これでまた一からやり直しだ。」
スラムの家にはもう戻れない。
あの男が生きていれば俺の事がばれるのは明白。
もし死んでいても俺を買ったのは多くの者が知っている。

「ほとぼりが冷めるまでここを離れるしかない…か…」


ゴロリと泉の淵で横たわり、星空を眺める。


そうだ…中にある汚物を掻き出さなきゃ…
あの男の匂いを消さなきゃ…

ゆっくりと身体を起こし、服を脱ぎ捨て泉に身を沈める。


負けはしない…こんな事ぐらいで負けて堪るものか!
必ず王宮へ入って地位を上げてやる!

そして母様達を殺した盗賊を探し出して殺す!

「その為には力が必要なんだ…全てを支配するほどの力が…」



がさがさ…



何の音だ!?まさか追っ手が!?

少年は泉に潜って水草に隠れ、音の正体を探った。



「やれやれ…夜までには戻れなかったな…」
「でも王都まではもうすぐです。如何致します?このままこのオアシスで夜を明かすか、それとも王宮まで行くか…」

人影が二つ…一人は若者らしいが…もう一人は…

「いや、折角の月夜だ。ここで夜を明かすのもまた一興。」
マントを脱いで月を見上げるその髪は白く、左の目には黄金の飾りが埋め込まれていた。

「アクナディン様のご酔狂にも困ったものですなぁ。」
クスクス笑いながらまだ少年の青さを残した青年は、馬を近くの木に繋いで今夜の寝床を確保していた。

その首には鍵の様な物を下げている。
そしてそれもやはり黄金色に輝いていた。


「六神官!?何でこんなオアシスに…」
でも絶好のチャンスだ!この人達の傍で働かせて貰えれば王宮への道が開けるかもしれない!

パシャと水音を立てると、若者の方が素早く反応を示した。

「アクナディン様!誰かいます!」
「シャダ?こんな時間にオアシスに誰がいると…?」
「出て来い!そこにいるのは判っているぞ!」

オアシス中に響き渡る怒号に、少年はそっと水草から顔を出す。


「子供…?何でこんな所に…?」
「そこで何をしている!我ら六神官の一人と知っての所業か!?」
「こらこら、何を息巻いておる。この子は何もしてはおらんではないか。」

はっ…としながらアクナディンの方に眼を向けると、その左目が僅かに光り輝いていた。

千年眼を使って少年の心を見ているのか…
それにより、邪心ありと見なせば容赦なく斬り捨てる。

心に悪を忍ばせている場合、それが王国の敵となり、ファラオの敵となる。
我ら六神官はファラオとこの国を守るのが定め…


「フム…この少年は邪心は見当たらぬ。」
にっこりと微笑む老人はすっとその手を差し出した。

「恐がらずとも良い。こちらに来るがいい。」

その言葉に少年はゆっくりと水をかき分け岸へと近づいていった。



「いたぞ!!あそこだ!」

アクナディン達の背後から数等の馬の足音と男たちの怒号が響き渡った。
少年ははっとなりその場に立ち尽くす。

アクナディンとシャダは微動だにせず、近づく男たちに振り返った。


「何だ…?あの者どもは。」
「どうやらこの少年を追っていたようですね…」
泉の中でどうしたらよいのか必死で考えている少年をちらりと見て、アクナディンは男達の前にすっと出た。


「何だ!てめぇは!」
「どきな、俺達はあの小僧に用があるんだ。」
「ご老体はさっさと家に帰って寝た方がいいですぜ。」

はははと高らかに笑いあい、馬を降りてアクナディンを押しのけようと手をかけた。

その瞬間、アクナディンの左目がカッと光る。

その輝きが男達の身体を貫き、皆へなへなとその場にしゃがみ込んでしまった。

「アクナディン様!?」
「フム…成る程。あの少年はこの男の弟を死なせてしまったようだ。」

困惑している少年の方に眼を向け、ゆっくりと近づいていく。


少年は逃げる事無く、真っ直ぐな瞳をアクナディンに向けていた。


「…人を刺したようだな…」
「……正当防衛だ。向こうが俺を刺そうとしてきたから揉み合って、それで…」
馬鹿だ…俺は…こんな事を言っても信じて貰えるはずがない…
六神官の一人ともある人がこんなスラムの娼婦の言う事なんか聞くものか。

拳をぐっと握り締め、唇を噛み締める。

村を焼き払われ、何度も王宮の兵士に訴えても取り合って貰えなかった。

「子供だから」

その一言で片付けられ、結局犯人である強盗はいまだ捕まっていない。

だからこそ力が欲しいのだ。



全てを動かす強大な力が…



「力が欲しいか…」


少年ははっとなってアクナディンの顔を見上げた。
まるで自分の心を読み取ったようなその言葉。

「俺…は…」
「や、やい!貴様!今何をしやがった!」
「そいつは俺達の物だ!さっさと渡しやがれ!」

腰を抜かしたようになっていた男たちが何とか立ち上がり、アクナディン目掛けて詰め寄った。

「アクナディン様!」
シャダが腰の剣に手を当てるが、アクナディンが手をかざしそれを制す。


「この子は正当防衛だと行っているが?」
「そんな売春婦の言う事なんか信用して何になる?」
「いつも嘘ばっかり言って俺達から金巻き上げる悪い子だ。渡して貰おうか。」

ぬぅっと手を出し、少年を掴もうとするが、アクナディンは少年を庇う様に自分の後ろに引き寄せた。


「シャダ、嘘を言っているのはどちらだ?」

シャダは千年錠を男達に向け眼を閉じていた。
カッと開いたその瞳は怒りに満ちている。

「勿論、その男達です。その少年は嘘を言った事はありません。」
「行為に至る前に料金を説明し、合意を得て事に及んでいました。」

少し頬を赤らめながら少年を見つめ、そして男達に近づいていった。


「いたいけな少年になんて事を…」
その強い視線に男達の勢いが鈍る。
アクナディンも一緒に傍により、男達を睨みつけた。


「この少年は私が貰う。良いな。」
「ば、馬鹿言うな!こいつは俺の弟を…」
「自業自得です。少年の言っている事は正しい。それにもし殺人を起こしたのなら兵に報告すべきでしょう。」

男達はにっと笑って、ごつごつした手をシャダ達に向け、少年を再び捕えようとした。

「だから、その兵に差し出すんだ。さっさと渡してもらおうか。」

少年はアクナディンのマントを掴み、だが決して負けないと言う表情で男達を睨んでいた。
アクナディンはそっと少年を引き寄せ、その肩を抱く。

「その必要はない。我らは王宮に仕える六神官の一人。この少年の処遇は我らに任せよ。」



その一言で男達の表情は一変し、平伏しながら泉を転がるように逃げ去っていった。



「大丈夫か…?」
「あの…どうして俺を…?」
いえ、どうして身分の低い俺の事を信じてくれたんだ…?

「お前の心が純粋だからだ。」
どんな行為をしようとも、心が純粋であれば自ずと人は信じてくれよう。

不安げに見つめる少年の髪を、アクナディンはそっとなでて不安を和らげた。

「だがお前は人を死なせた。その罪は免れぬ。」
「…でもそれはっ!」
「たとえどんな理由であろうとも、一人の人間の命を奪ったのだ。何もないでは済まされぬ。解るな。」

少年は俯きながらこくんと頷いた。


これで俺は奴隷身分へと降格か…
苦役で一生を終わるのか…


嫌だ…俺にはしなければいけない事が…



「しなければいけない事とは何だ?」

少年は驚愕の表情でアクナディンを見上げた。
またも自分の心を見透かすかのような言動。

この人は一体…


アクナディンはふっと笑いながら少年の髪をなで続けた。
まるで怯える子供をあやすかのように。


「お前はこれから私の家に行き、そこで共に暮らす。」
少年はカッとなって、アクナディンの手を振り払った。

「お門違いだ!俺はあんたの愛人なんかにはならない!」

何を言ってる…身分の高い奴の愛人になれば、出世は間違いない筈なのに…
何故だろう…この人とそういう中にはなりたくない…


そういう人であって欲しくない…


「ははは、私はもうこんな老体だ。お前をどうこうする体力など残ってないよ。」
「お前は私の家に行き、そして学ばねばならない。」
「学ぶって…何を…」
「死なせた人間の魂を天に導かせ復活させる儀式をだ。」

シャダが驚いたようにアクナディンと少年のやりとりを見つめていた。

アクナディン様!?まさかこの少年を…


「お前はこれから神官校で学ぶのだ。そして神官となり、その男の魂を弔うのだ。」
これがお前に与えられた使命。そして罪の償い。

「神官…に…?」
「そうだ。勉強次第では我等六神官の一人になれるやもしれん。おまえの欲しがっていた力を得る事も出来るぞ?」

力を…得る…

「だが神官校に入るのはエリート貴族のみ。身分の低いお前が入れば必然と注目を浴びよう。」
「私が後継者になれば尚の事。スラム以上に苦しむ事になるやもしれん。」


それでも来るか?


少年の眼をじっと見つめ、その青い瞳の輝きを見る。
少しも衰えず輝くその瞳に、アクナディンはこの少年の意志の強さを見出したのだ。


「行きます。俺をあなたの家に連れて行ってください。」


アクナディンのマントからすっと離れると、少年は跪き頭を垂れる。


男達に見せた傲慢な態度とは一変して、礼節をわきまえ、眼の前の神官を敬った。


アクナディンはにっこりと微笑、「宜しい」と一言呟いた。


何と言う誇り高き魂よ。
尊敬に値しない者には決して屈せず…
逆に自ら認めた者には最大限の礼節をつくす。

権力だけの貴族にはない高貴な輝き。



それこそ王の持つ輝きに匹敵する。



「少年よ…お前の名は…?」



「……セト……」


ではセト。お前の生い立ちを話してくれまいか…?
はい、アクナディン様。


「その前に服を着なさい!裸ではアクナディン様に失礼だろうが。」
身体のあちこちに見える赤い跡に眼を細めながら、シャダはセトに服を渡す。

セトはぺこっと頭を下げるが、アクナディンの様には敬わない。

アクナディンはクスクス笑いながらセトを引き寄せた。

「セトはまだお前を認めた訳ではないようだな。」
「全く、生意気な餓鬼です。」
やれやれと溜め息をつきながら、シャダは一夜を明かすための準備を始めた。


セトとアクナディンは火の傍で一晩中語り明かした。


自分の信じる事をしたが為に村ごと焼き討ちにあってしまった事。
生きる為に身体を売っていた事。

信じる事、国への思い、将来への夢…


セトはこんなに話したのは久しぶりなくらい、アクナディンと語り合った。




そうか…そんな苦労をしてきたのか…
しかしそのお蔭でお前の心は純粋なままに育ってくれたようだ…


その凛とした顔立ちは愛しいあの人に良く似ている。


ここで会えたのも運命だったのかもしれない。




今は名乗る事は出来ぬが…せめてお前の夢が叶う手助けをさせてくれ。




我が愛しき息子…セトよ…






そして王宮ではもう一つの星が新たな動きに導かれていく。


それは千年リングの現所持者であった神官の死で始まった。




To be continues.








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