ぐぅ…。
それは、いびきではない。
の腹の音。
宛がわれた部屋の一つ、プライベートルームのソファーに座り、そこに据え付けられていたクッションを抱きしめながら、は一つため息。
お腹空いた……と言う言葉の代わりに、腹の虫が鳴く。
「ですから、嫌でも我慢してお食事なされば良かったんですよ……」
の腹の音が聞えたのだろう、部屋の隅で待機している沢木が言う。
「う……だって……」と、いいながらもは後悔していた。
今の時間は、もう夜。
そして、事の発端は夕刻、夕食の時間だと、を使用人の女性が(清音ではない)呼び出しに来たときの事だった。

「お食事は、家の主である景吾様がご在宅の場合、必ず景吾様とご一緒に取っていただきます」
使用人の女性が、そう言った。
なぜなら、が一人で食べたいと言い出したからだ。
夕食が出来たので、ダイニングへくるようにと言われた時、は跡部の所在を聞いた。
あの男も、一緒なのかと。
すると、はい という言葉がすぐに帰ってきて……。
は、跡部景吾を嫌っていた。
昼間の件が更にそれを増強させた。
トイレに篭って1時間以上も泣き続けたのは、あの跡部景吾という男のせいだ。
とにもかくにも、は跡部が大嫌いで、顔をあわせるのもしたくない。
一緒に食事など、冗談ではない。
だからは、食事は一人でしたいと言い出した訳だ。
しかし、返ってきた言葉はあまりに無常な一言で。
「景吾様とご一緒になさらないのであれば、今晩のご夕食は無しという事になりますけれど……それでもよろしいですか?」
それは跡部が指示した事に、間違いはなかった。
使用人の女性の無常な言葉に、は一瞬怯んだ。
一緒に食事をしないからといって、食事抜きだなんて…。
お前は『美女と野獣』の『ビースト』かよ!とは跡部に対して怒りを感じた。
とはいえ、実のところ、泣いていたせいでお腹は空き始めている。
だが、大嫌いなあの男の顔を見ながら食事なんてしたくない。
その二つがせめぎあい、結局嫌いな男と食事をしたくないと言う気持ちが勝ってしまったのだ。
おかげでは夕食抜きという状況になってしまった。

とはいえ、食事を抜くという事になれていない訳ではない。
叔母夫婦と暮らしていた時は食事抜きにされるなどしょっちゅうであったし……。
とはいえ、出物腫物所嫌わず。
腹の虫は鳴いてしまうのだ。
お腹空いたな……と、は心の中でつぶやく。
やはり沢木の言ったとおり、嫌でも我慢して食事をして入ればよかったのかもしれない。
だが、あのセクハラヘンタイ男と一緒に食事をしたら、きっと不味いに決まってる。
絶対嫌だ、とは思った。

そんなを見て沢木は、何をそこまで意固地になる必要があるのか……と、小首を傾げずにはいられない。
昼間、跡部がに何をしたのかは、一応の口から聞いている。
……確かに、寝込みを襲うなど随分不埒な振る舞いではあると思う。
が、の反応は些か大袈裟過ぎではないか。
まぁ、貞操に関しては、流石に穢されてしまうのは哀れだと思うし、夜伽を…と言う話になった時は、どうにか誤魔化すつもりではいた。
流石に、そのような行為まで強いてしまっては、売春と同じだろうし……。
しかし、キス程度くらいは我慢してもらいたい。
跡部はを自分の妻になるだと思っているのだ。
そのようなやり取りは、少しくらいあったとしても、当然の事として考えられるのだが……。
それにしても、の反応は正直沢木の想定外で。
まさか、キス一つで1時間以上もトイレに篭って大泣きするとは思わなかった。
16歳にもなって、キスの経験一つなかったは、一体今までどの様な青春を送っていたのだろうか……。
……いや、16歳でキスの経験がないのはおかしい、というのは差別かもしれないが、ファーストキスくらい、今の時代の中学生で済ませていてもおかしくない気がする。
いや、しかし、それでもファーストキス一つでトイレに篭って大泣きし、食欲よりも顔も見たくないと言う気持ちを優先させる…というのは大袈裟過ぎだと、沢木は思ってしまう。

「お嬢様…」と、沢木はに声をかけた。
は、首だけをめぐらせて視線を向ける。
「いきなりキスをされて、嫌いだ…と仰る気持ちは解りますが、貴方は……」
「解ってます……。自分の立場くらい……」
沢木の言葉にはすぐさま反応した。
心では解っている。
自分の感情をあまり優先させてはいけない事を。
は、あくまでの替え玉なのだから……。
「……沢木さん、ごめんなさい…迷惑かけて……。明日からは、我慢して、あの人と食事します」
いつの間にか、項垂れた状態になって、は言う。
「……はい、そうしてください」と沢木は優しく言葉を返した。
しかしその直後、は再び言葉を紡ぐ。
「でも、キスとかは絶対したくない!」
強い口調では言った。
沢木は思わず、やれやれ…とため息をついてしまった。


その後、ぐうぐうと鳴るお腹は相変わらずで。
気を紛らわそうと、つけたテレビに食べ物でも映ろうものなら、口の中に唾液が溜まってしまう。
まだまだ、育ち盛りの16歳である
この年頃は、特に食事量が多いので、余計に腹が空く。
が以前働いていた居酒屋は、大将や女将さんが優しい人だったおかげで、まかないを沢山食べさせてくれた。
更に、店の商品で残り物があれば――ない時でも、何処からか調達してくれて――沢山に分けてくれて、朝食や昼食の代わりにしなさいと、そう言ってくれてもいた。
あの居酒屋で働いている限り、食いっ逸れる事がまずなかったのだ。
久しぶりに、食いっ逸れた
食事抜きに慣れてるとはいえ、それでも空腹は辛い。
は思わず大きなため息を吐く。

そんなの姿を見て、沢木は流石に哀れを感じてしまう。
の夕食抜きは、家の主たる跡部景吾の指示。
沢木はの家から使わされた、――正確には――の専属使用人だが、主である跡部景吾の指示は逆らえない。
下手に逆らって、追い出されては困るのだし……。
だから、跡部がに食事をさせないと言ったならば、それに従って食事を与えてはならない。
とはいえ、腹を空かせて腹の虫を大合唱させているの姿は……可哀想だ。
沢木は仕方がないと小さく息を吐き、に声をかける。
が沢木の声に反応して、彼の方を向く。
「沢木は、休憩の時間ですので行って参ります」
に向けてそういうと、は「いってらっしゃい」とにこりと笑って答えた。
「その時に、こっそり何か食べられそうな物を頂いてきますので、私が戻ってくるまでお待ちくださいね」
そんな沢木の言葉を聞いたとき、の瞳がキラキラと輝いたのは、見間違いではない。
思わず小さく笑みを浮かべ、沢木は踵を返して部屋を出ようとした。

と、その時。
ノックもされず、ドアが開く。
突然な事で、驚いた沢木が足を止める。
も突然ドアが開いたので、驚いた様子でノックもせずに部屋へ入ってきた侵入者を見やった。
部屋の中へ突然入って来た人物。
それは、この屋敷の主である跡部景吾。
その手には、雑穀パンで作られたサンドイッチや陶磁の器に入れられたスープ、見た目美しいイチゴムースの乗せられたトレイが。
あまりの驚きの展開に、のみならず沢木までも目が点。
「よぉ」と、不敵な笑みを湛えた男は遠慮もせずにの座るソファーまでやってくる。
そして、の目の前のコーヒーテーブルに手にしていたトレイを置く。
更に、「失礼します」と跡部専属使用人である清音も部屋へと入って来た。
彼女もその手に、ティーセットの乗せられたトレイを持っている。

展開についてゆけず、は相変わらず呆然としたままで。
「腹空かせてんじゃねぇかと思って、わざわざ持ってきてやったんだぜ。優しい夫に感謝しろよ」
跡部はそう言いながら、何故かの隣にどっかりと腰を下ろす。
そこで、やっとは我に返る。
目の前には、おいしそうなサンドイッチ、スープ、更にはデザートのイチゴムース。
無意識に、口に溜まってきた唾液を飲み込む
その様子を見て、跡部がクスリと笑った。
その笑いが聞え、ははっとなる。
この男、何か企んでいるのではないか?と、疑心暗鬼になったのだ。
空腹の目の前に、並べられた食事に、後ろ髪は引かれるが……。

「どうした、食えよ」と、なかなか食事に手を出さないを見て跡部が言う。
は、じろりと疑いの眼差しを向ける。
この男の企みはなんなのか、見定めよう。
そんな事を考えて、は跡部の顔をじっと見詰めた。
「あーん?飯より俺を食いたいのか?」
疑いの眼差しをから向けられているというのに、全く違う意味で捉えて……わざとであるが……跡部がにやりと笑う。
「んなっ!誰があんたなんか!」
は慌てて跡部から視線を逸らす。
そして、食うという言葉から連想してしまった事を振り払うように頭を振った。
しかし、それすらも跡部の想定内の事象であったらしく。
「いやらしい想像でもしたか?」と、の耳元に自分の顔を寄せて囁く。
「してない!!」
は思わずソファーから立ち上がり、そう否定すると跡部をギロリと睨む。
しかし、顔が朱くなっているので、あまり迫力はない。
そんなの様子を、跡部は楽しそうに見詰めている。
のイライラは、どんどんと増してゆく。
と、その時。
ぐぅぅぅぅ。
という、音がの腹から豪快に鳴った。
の顔が更に朱く朱く染まる。
噴出して、大笑いする跡部の笑い声が、部屋いっぱいに響き渡り、は羞恥の極みにまで追い込まれた。

そして、ひとしきり笑い終えた跡部は「食えよ」とを見て言った。
「スープも紅茶も冷めちまうだろ?せっかく冷えてるデザートだって、ぬるくなっちまうじゃねぇか。さっさと食え」
気が付けば、おそらく清音が注いだのであろう紅茶まで、湯気を立てていて。
お腹は空いた。
目の前にはおいしそうな食べ物。
まだまだ、育ち盛りで食べ盛りの
「く…う……」と、は喉から絞る出るような声を出し……。
結局、食欲に負けた……。

いけ好かない男、跡部に見守られて食事を取るのは嫌だったのだけれど。
それでも、空腹にはやはり勝てない。
結局、意地より食欲が勝るのだ。
例えどんなに空腹に慣れているとはいえ、それでも、空腹の目の前に食べてもよいと食事を出されたならば、ありつかずにはいられない。
心の中で歯噛みをしながら、それでもは目の前にあったサンドイッチに手を伸ばすのだった。

「いただきます」と手を合わせながらそう一言つけて、はサンドイッチを食べ始める。
今まで食べた事がないほど美味しいサンドイッチで、は次第に食べることに夢中になってくる。
一方、サンドイッチやスープに口を付けるの様子を見ていた跡部は、何故だかほほえましい気分になった。
嬉しそうにサンドイッチを頬張る姿は、とても愛らしく見えたのだ。
はといえば、とても美味しいサンドイッチに頬が緩んでいる。
本人は無意識なようだが……。
美味しそうに食事をする女の子は可愛い。
そんな話をキラキラした目で語っていたのは、誰だったか……。
―――たぶん、中学時代からの友人の忍足侑士だったと思う―――
確かにそうかもしれないなと、跡部は思った。
そして、ふと、跡部はに声をかける。
「うまいか?」と……。
するとは「うん!」と嬉しそうな返事を返してきた。
「特にこのツナサンドが美味しい!」
そう言ってニコニコと笑いながら跡部の顔を見て……、はっとなって顔を逸らす。
食事のあまりの美味しさに、怒りを忘れて素で喜んでいた事に気付いたのだ。
すぐにむっつり顔になって、それでもサンドイッチやスープに、時折 紅茶に手を伸ばすのだった。

そんなの様子を見ていた跡部は……。
ものすごく照れていた。
は顔を逸らしてしまっていたので気付いていないが、近くで様子を見守っていた清音と沢木はそんな跡部の表情を目の当たりに。
清音は、あらあら、なんて微笑ましい光景でしょう、とばかりに微笑んでおり、沢木は…、内心これは困ったことになりそうな予感だ、と思いながら、それでも無表情でその様子を見守っていた。
跡部は、慌ててその表情を隠そうと思ったのだが、どんな顔をしていいのか一瞬思い付かず、しかし、すぐにいつも使う不敵な笑みを頬に浮かべる。
幸い、は跡部の表情の変化に気付いていなかったので、照れて動揺した心を落ち着かせるのは簡単だった。

そうこうしている間に、はサンドイッチとスープを腹に収めて、今度はデザートに手を伸ばした。
いつの間にか、の表情からむっつりとした物は消え去り、先ほどと同じ、嬉しそうな緩んだ顔に戻っている。
更に、大抵の女の子が大好きなスィーツがデザートだ。
嬉しそうな顔に更にキラキラした瞳が付加してくれば、彼女の醸し出す微笑ましい雰囲気は更に効果倍増。
やべ…可愛い……と、思わず思ってしまった跡部。
跡部は慌てて自分の右手で口元を覆い、から視線を逸らす。
耳が熱くなってきたのは、気のせいではない。
そんな莫迦な、何でこの俺様が八つも年下の小娘に中てられなきゃならねぇんだ!
跡部は思った。
しかし、すぐに思い直す。
八つも年下――八つ年下で18歳なのはであって、は16歳なので跡部とは十歳差である――の小娘…という所で、はっとしたのだ。
そう、目の前にいる少女はまだまだ子供だ。
キスも先ほどまで経験のなかった、お子ちゃまだ。
そして、今はそんな子供に食事を与えている状況。
置き換えれば、仔犬だ仔猫だに餌を与えているのと同じ状況だ。
そうだ。
動物に餌を与えていて、その様子が可愛いと思うのは当然ではないか。
決して、目の前の少女の愛らしさに中てられた訳ではない。
跡部はそう考えて自分を納得させた。
そうすれば、先ほどの調子が戻ってくる。
再び、不敵な笑みを湛える、いつも通りの自分に戻る跡部。
その頃には、はデザートを食べ終え、「ご馳走様でした」と手を合わせていた。

腹が満足すると、怒りだとかそういう負の感情は案外忘れてしまうもので。
更に言えば、食事をさせないと言ったのは跡部なのに、お腹をすかせていたに、わざわざ食事を持ってきてくれたのだから、案外、「美女と野獣」での最初の頃の「ビースト」よりも優しいのかもしれないと、がそう少しだけ跡部を見直そうかな…などと思っていたのだが……。
それが敗因だった。
自分を取り戻した跡部が思いついた悪戯にはまってしまうのだから…。

「おい、」と不意に跡部が呼んだ。
一瞬、戸惑いそうになったが、跡部はだと思っているのだから、そう呼ばれるのは当然だったなと思い直し、は跡部に視線を向けた。
「口元、パン屑付いてるぜ」
跡部にそう言われて、「え、何処?」とは慌てて口元を指先で拭った。
しかし跡部は「まだ取れてねぇよ」とを見て言う。
は何処なのだろうと指先で口元に触れる。
しかし、それらしい物が感じ取れず小首を傾げた。
自分の身だしなみに夢中になった
跡部はニヤリと口の端をゆがめると、一気に自分との顔の距離を近づける。
不意打ちで急接近されて、え?と思考が止まる
「ここだ」と、跡部はそう言うと、の唇の端を自分の舌先でぺろりと舐めあげた。

次の瞬間、は脱兎のごとくトイレに駆け込み、今度は2時間以上わんわん泣き続ける羽目になった。

 

一方跡部はというと。
悪戯が成功して満足したらしく、トイレに篭って大泣きしているを宥めている沢木を尻目に、さっさと部屋から出て行ってしまう。
その後ろを、の食事の食器を手にした清音が付いてくる。
「………結果がわかっていながら、どうしてあのような余計な事をなさるんですか、景吾坊ちゃま」
ご機嫌で廊下を歩く跡部の後ろから、清音がそう言葉を放つ。
「坊ちゃまはやめろ」と、そう突っ込みを最初に入れて、跡部が言う。
「よくよく考えると、面白い反応だからな。なかなかいないだろ、今時キス一つであれだけ大泣きする奴」と……。
それを聞いた清音は、これ見よがしな大きなため息。
やる事が子供じみてはいやしないかと、清音は思う。
「わざわざ坊ちゃまお手製のサンドイッチを差し上げたのは何故ですか?」
更に、ふと清音はそんな問いをする。
そうなのだ。
跡部がに食べさせたサンドイッチは跡部が作った物。
まぁ、はさんである具の中で、手の込んだ物やスープ、デザートのイチゴムースに関しては、違うのだけれど……。
「だから、坊ちゃまはやめろっつってんだろーが、清音」と、跡部は一瞬だけ足を止めて清音を睨んで言う。
しかし、それに怯むような清音ではないのだが……。
「アイツを手の内で転がして遊ぶのは楽しそうだったからな。実際、おもしれぇし…。そのための布石だ」
跡部はそう言うと、視線を前に戻して廊下を歩きはじめる。
「……ファーストキス奪って泣かせて…更に食事抜きにするのは可哀想過ぎると思われたんではないですか?」
少し呆れたような視線を跡部の背中に注いで、清音が言う。
一瞬だけ、跡部の動きが止まった。
どうやら図星であるらしい。
しかし、すぐに我に戻ったようで、しかし照れている様子で、歩調を速めてしまう。
そんな跡部の様子を見て、清音はやれやれと肩を竦ませる。

どうやら、清音が幼い頃から世話をしてきたこの青年は、シャイな所があるらしい。
あれほど、自分が作ったサンドイッチを美味しそうに食べるの姿を見て、嬉しそうに頬を緩ませていたくせに、問いただせば誤魔化してしまう。
―――一番出来の良かったツナサンドを彼女に美味しいと喜ばれた時、嬉しさで照れていたくせに……―――
何故、彼女にサンドイッチを作ってやる気になったのか…そのあたりは、相変わらず謎なのだけれど、一つだけ解った。
この家の主は、婚約者としてやってきたかの少女を、随分と気に入ってしまったらしい……。

しかし、26歳にもなって、気に入った異性を苛める心理が働いてしまうのは……これは流石にマズいのではないだろうか……。
清音は気掛かりでならない。










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<あとがき>
あい、餌付けネタ。
そして失敗跡部さん。
余計な事する人ですね……。
そのセクハラさえなければいいのに、26歳の癖にやることが子供です。
ええ、子供ですよ。
男なんて、幾つになっても子供なんです。
そして、ヒロインちゃん、再び号泣inトイレット。
今度は2時間です。
しかし、今回の話は長くなったなぁ……。
あ、沢木さん結局休憩にいけてなさそうですね。
そのうち、沢木さんは胃潰瘍になるかもね……。
しかし、清音さんは……突っ込み大王かもしれません、いろんな意味で。
ちなみに、こっちの跡部は簡単な料理が出来る方です。
今時、男で料理が出来ないなんておかしい!と、清音さんが跡部が中学に上がった頃からいそいそと、彼に料理を叩き込んだのです。
この小説の跡部は、母親よりも清音さんのほうに頭が上がらないのかも…(自分で設定しといて何を言うか)



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