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第11話 「三つ巴の戦いD〜村での攻防戦〜」

 

『やべろおおおお!!!!!おでを刺すなああああああ!!』

『ゆびいいいいい!!!!ドゲス!裏切ったなああああああ!!』

ほとんどの女性がレイパー化し、オークを襲うようになった頃、洞窟の外へと退避していたオーク10賢者の3匹の内の2匹、ゴウメイとユウギは、作戦の大失敗を受けて、子供オーク達に制裁されていた。

竹槍でプスプス刑が執行され、2匹の身体に次々と竹槍が突き刺さる。全身からは、血が垂れ流れ、激痛を感じる度に、2匹は苦痛の悲鳴を上げていた。

『無能は、死ぬんだぜ!後は、最強の賢者であるドゲス様に任せて、あの世で素晴らしい女性を抱いて、幸福になるんだぜ!』

オーク10賢者、最後の1匹である子供オークの名はドゲスという。人間の言葉を話す事ができ、オークの巣の近くにある1000人規模の村で、長の言葉を通訳する事で、権力を手に入れたオークさんなのだ。ただし、人間の言葉を話せるオークは、成長して強くなってから、人間の勢力と結託する可能性があるため、他に人間の言葉を話せるオークができたら、高級豚肉として、長達に食べられる予定である。

長オークが欲しいのは、自分の言葉を通訳できる道具であり、己の権力を脅かす危険な反乱分子が欲しい訳ではないのだ。

≪新しい群れに、頭は3つもいらないんだぜ!このドゲス様1人いれば、十分なんだぜ!ぶひひひひひ!≫

ドゲスは、今回の内乱が、失敗に終わった事を悟り、人間の村を制圧して、そこを拠点に新しい群れを作ろうという計画を建てたのである。その計画を、洞窟から脱出した子供オーク達に話した事で、制裁を免れたのだ。

子供オーク達も、人間の言葉を話せるドゲスなら、労働用奴隷となる予定の人間の男に命令して、効率よく新しい群れを作れるはずだと思ったが故の利害の一致である。

『人間の村に攻め込む前に、この2匹で焼肉パーティを開くんだぜ!皆も準備するんだぜ!』

ドゲスの言葉で、食欲が沸いた子供オーク達は、嬲っている2匹の賢者にとどめを刺すべく、竹槍を思いっきり突き刺す。だが、中々致命傷にはならないため、ひたすら殺す気で子供ーク達は2匹を突き刺す。

『ゴウメイが悪いんだあああああ!!!!おでは悪くねええええ!!!ゆぎいいいいいいい!!!!』

『ゴウメイ様の智謀の損失はああああ!!世界の損失ううう!!!!ゆげえええええええ!!!!!!』

さすがに、大量の出血と、体への大ダメージで、2匹は、最後の悲鳴を上げて死んでいった。

この2匹の血と肉は、子供オーク達の糧となり、他の命が生き延びるための犠牲になったのである。

 

 

 

高級豚肉を食べて、英気を養った100匹近い子供オーク達は、ドゲスに率いられて、陵辱エロゲーの伝統が息づいている村「オニイ・ザン」の近くへときている。アイとイブキが滞在していた村であり、黒髪フェチの男達が多数住む豊かな村だ。

オークの群れが、遥か昔に洞窟を拠点にした時は、小さな集落だったのだが、お互いに利益がある条約を結び、大規模な村へと変貌させたのである。

その条約の内容を説明すると、このような内容になる。

@村の人間は、オークを傷つけない・殺さない。

Aオークは、村の人間を傷つけない・殺さない・犯さない・誘拐しない。

B越冬の際には、オークの群れは、全ての女を村へと預ける。衣食住は、村側の負担となるが、女の半分を村の所有物にする事ができる。

C村の人間は、春になったら、残った半分の女をオークの群れに返さないといけない。

D巫女さんや他の人間達にオークの群れの事を通報しない。

E森と山は、双方の共有物である。

F人間は、オークの許可がない限り、オークの巣である洞窟に入らない。

Gオークは、人間の許可がない限り、村や田んぼ、畑に入ってはいけない。

H条約に違反したら、話し合いで賠償を決める。ただし、Dを破った場合は、村を攻め滅ぼす。

この条約は、オークの群れが、人間や巫女に駆除されないための知恵である。オーク達が誘拐した美少女や美女を、大量に手に入れる事ができるオニイ・ザンの村は、女達を秘伝の技でチンポを好きになったまま正気に戻し、奴隷商人に完全調教済みの性奴隷として、女を高値で売り渡すのだ。その利権の旨味に、オークの群れの事を秘匿しようと努力するのである。

ただし、人間側には、村をオークの大軍が襲撃してくるかもしれないというリスクを、オーク側には、村の人間が通報してオークの群れを一斉駆除というリスクが双方にあるため、異常な緊張が強いられるチキンレース状態なのである。

オニイ・ザンの村は、長年の間、オークの群れと共存してきたのだが、豊かになるにつれて、村が壊滅するリスクがあることに怖くなり、オークの群れの情報を流しまくったのだった。

ここは陵辱エロゲー世界。陵辱する側の絆は、強くて儚くて脆いのだ。

 

 

 

 

 

オニイ・ザンの村は、外部を侵入者を拒む水堀で囲まれている。村と外部を繋ぐのは、丸太を数本束ねただけの橋一本だけであり、橋の先には、大きな門と見張り台がある。

水堀は、深さは大した事はないが、傾斜が急であるため、上から縄でも垂らさない限り、脱出することは難しい。しかも、水堀を越えても、木で出来た柵が村を覆っているため、柵を壊すための道具が必要である。

しかも、巫女さん達が、オークの群れの駆除を失敗した時の事を考えて、門は閉ざされており、男達は、鉄槍や鉄の鍬、弓矢で武装していて、襲撃に警戒していた。

遠目から、この光景を見ていた子供オーク達は、苛立ち紛れに叫ぶ。

『貧弱な人間が、武装するなんて生意気だよ!』

『竹槍の達人の力強さを見せてやるんだぜ!』

この和風ファンタジー風の陵辱エロゲー世界の常識では、人間は妖怪よりも弱い存在であり、正々堂々と戦えば、妖怪が勝つ事を、子供オーク達は本能で知っている。だが、自分達に反抗する気満々で武装して待機している所を見て、イライラしたのである。

ドゲスは、興奮している子供オーク達を見渡してから、こちら側の士気が高い事を再確認できた事に満足して、右腕に持っている竹槍で、村の野菜が生っている畑を指し示して、叫ぶ。

『あの美味しそうなお野菜は、ドゲス達のものになるんだぜ!』

『あれは、サツモイモなんだぜ!焼くと美味しいんだぜ!』

『人間には、勿体無い食べ物だよ!』

子供オーク達の喜ぶ態度に、更に満足したドゲスは、今度は、水路と柵の向こうにある人間の家を、竹槍で指し示して、叫ぶ、

『あの素晴らしい住居も、ドゲス達のものになるんだぜ!』

『カッコイイ建物なんだぜ!俺に相応しい住居なんだぜ!』

『人間には、勿体ない住居だね!』

ドゲスは、息を大きく吸ってから、人間の住居を、宝物を見つめるかのように見ている子供オーク達に叫ぶ。

『あの村にいる女も、家も、食べ物も、奴隷も、全てはドゲス達のものなんだぜ!力が弱い人間が、所有するには相応しくないものばかりなんだぜ!』

『そうなんだぜ!強い奴が一番偉いんだぜ!これは、自然界の掟なんだぜ!』

『弱い人間は、オークの奴隷が相応しいね!!でも、女の子は、優しく可愛がってあげるよ!』

人間が聞けば、怒り狂う言葉を次々に叫ぶ子供オーク達を見て、ドゲスは確信する。

≪これだけ士気が高ければ、長や親に、ペコペコ頭を下げていた村の人間なんて一捻りなんだぜ。≫

ドゲスは、片手で持っていた竹槍を、両手で持ち直して構え、周りにいる子供オーク達に戦いの宣言をする。

『戦って勝ち取って、全てを手に入れるんだぜ!突撃!!!!』

『ぶひひひひひ!』

『たくさん犯してあげるよ!可愛い女の子待っていてね!』

宣言と同時に、ドゲスは走り出す。子供オーク達も、新しい群れでの権力を手に入れるために、ドゲスに遅れないように、竹槍を構えて付いて来る。

村の周りは、畑と水田と田んぼ道しかないため、走りやすい田んぼ道をドゲス達は、走って通り、橋を目指して突き進む。

≪ドゲス達の親に、頭を下げるような貧弱に、ドゲス様が負ける訳がないのぜ!栄光の未来が待っているのぜ!≫

道中に罠はなく、橋と大きな門へと、近づいていくことで、ドゲスは希望が満ち溢れる未来を確信する。

そして、ドゲス達は、丸太を数本束ねた橋を次々と走って渡りきり・・・大きな門を壊す手段がない事に気づくのだった。

『どぼじてごうなるのおおおお!!!』『ゆげええええっ!』

『ゆがぁっ!』『おでのがおがああああ!!』

『ゆびぃっ!』『竹槍が刺さってるうううう!!いでええええ!!!』

ドゲスが、橋の先にある大きな門へと正面衝突した事で、次々と、後列が前列へと衝突していく。竹槍を構えながら走っていた事もあり、衝突した際に竹槍を刺してしまったものや、後ろから衝突された事で転んだりしている。

だが、被害はそれだけはなかった。

『おすなあああ!!!』『おちるううう!!!』

『うわあああああ!!!』『うげええええ!!』

『止まるなあああ!!!』『すすめえええ!!!』

橋と門の間のスペースが、子供オーク達で満員になったために、勢いよく走っていた子供オーク達が、次々と水堀へと落ちていく。後列には、前列で何が起こったかわからないために、連鎖的に、水路へと落ちていくしかなかった。

『おでを踏むなああああ!!!どげろおおおおお!!ゆびいいい!!!!』

『俺の上に降ってぐるなああああああ!!!』『ごぼごぼ!ぶへぁっ!だずげろおおお!!!』

『じにだくねええええ!!!』

水堀へと落ちた子供オークの上に、更に子供オークが落ちていく事で、落下地点にいる子供オークに次々とぶつかり、その痛みと混乱で、深くもない水堀の水に溺死していく。

全員が足を止めた頃には、100匹いた子供オークの集団は、短時間で、20匹を死亡させ、ほとんどの子供オーク達に怪我を負わせる大損害を齎した。水路へと落ちた子供オーク達は、自ら這い上がって地上に戻る事ができないために、使用できる戦力が半分に低下したも同然である。

『門さん!開かないでええええ!!!落ちちゃうう!!!!』『やべろおおお!!!こっちに落ちてぐるなあああ!!!』

『ゆぎゃあああ!!!ゴボッゴボッ!』『どぼじでごうなるのおおお!!!』

更に、子供オーク達に追い討ちをかけるように、大きな門の扉が開いていく。外側へ向けて開く仕様であるため、門の前にいたドゲスを含める15匹が、門の扉によって、水堀へと押し出され、水堀にいる子供オーク達に衝突して、被害を増やしていく。

橋を渡っていない20匹の子供オークは、集団が壊滅した事に、驚いて口を半開きにしながら呆然としている。だが、彼らが呆然としている事を、村の人間達は許さなかった。

「「「「ヒャッハー!今日は豚肉で、焼肉パーティだ!!!!」」」」

開いた門から、鉄の槍で武装した村の男達が、次々と出撃して、完全に勢いを失くした子供オーク達に、襲い掛かったのだ。

『ゆげぇっ!』『ゆびぃっ!』

『りぃだあぁあああ!!!だずげろおおお!!!うぎいいい!!!』

橋に近かった子供オークから順番に、鋭い鉄の槍の餌食となる。一撃で死ななくても、数と武器の質で完全に勝っている人間達が、子供オーク達を鉄槍で突き刺して、致命傷を負わせていく。

『にっ逃げるんだぜ!ゆびぃ!』

逃げようとする子供オークもいたが、背を向けて逃げ出そうとしても、すぐ近くまで来ている人間に、鉄の槍で後ろから刺され、止まった所を、多数の鉄の槍によって、身体に致命傷を負わされて死んでいく。

『どぼじでごうなるのおおお!!!』『やべっでえええええ!!!!』

『だずげえでええええええ!!!』『ゆびいいいいいい!!!』

人間の圧倒的な数の暴力に子供オーク達は、飲み込まれ、矛を直接交える戦いを開始してから僅か2分で、水路以外にいる子供オーク以外は、高級豚肉となったのである。

攻城戦は、策とか、攻略のために必要な道具を用意していないと、莫大な被害を生み出すため、やっては駄目なのである。

 

 

 

 

 

『やべでぐだざいいいい!!奴隷になりますがら!!!!だずげでええ!!』

『どぼじでごうなるおおおおおおおおお!!!』

『石をおどずなああああ!!!おでは、オークの戦士なんだぞおおお!!!』

村の人間達は、水堀にいる子供オーク達を始末するべく、投石をしている。延々と降り注ぐ石の雨に、子供オーク達は頭や体に石が衝突し、負傷していく。水堀を伝って、他の場所へと逃げようとしても、水堀一杯に、子供オーク達がいるため、お互いが邪魔で身動きを取れない。

『ドゲスを制裁するんだぜぇえええ!!!苦しみ抜いて死ぬんだぜええええ!』

『全部ドゲズが悪いんだああああ!!!死んで責任をどれえええええ!!』

『はああああああ!?!ドゲスは何も悪くないんだぜ!お前達が無能なせいなんだぜ!自分の事を悪くいう奴は死ぬんだぜ!』

あまりの混乱に、このような状況になったのは、全てドゲスのせいにして、仲間割れまで始めている。しかし、水堀に落ちた際に、竹槍を落としている子供オークがほとんどであるため、足場の悪い場所での拳と拳による熱い殴り合いだった。

『水堀から川に逃げれるんだぜ!』

『やったよ!これで助か・・・ゆべぇっ!』

「ヒャッハー!豚が逃げるなよ!美味しい焼肉になろうぜ!」

『どぼじで人間がいるのおおおお!!!!』

村の水堀は、川の水を引いて使用しているため、川の近くまで移動できた一部の子供オークだったが、当然のように村の人間達が武装して、待ち伏せしていた。

その後も子供オーク達は、投石や、人間の待ち伏せ、同士討ちによって、次々とその数を減らし、人間の言葉を話せるオークは高く売れるという理由で、ドゲスだけが捕獲され、それ以外の子供オークは、全て高級豚肉として扱われたのである。

 

 

 

 

 

陵辱エロゲーの伝統が息づく村であるオニイ・ザン村には、監禁陵辱プレイ用の地下牢が、村長の家の真下に存在している。普段は、村に訪れる身寄りのない女性や村から逃げ出そうとする女性を監禁して、村人達が輪姦するのだが、現在の牢屋には、縄でグルグル巻きにされたドゲスと、それを監視している1人の青年しかいない。

「ドゲスをだすんだぜえええええ!!!!ださないと親達が無慈悲な報復を村に与えるんだぜえええええ!!!」

ドゲスは、青年に向かって北朝鮮の広報のような脅迫をする。肝心の親とは敵対関係にあるのだが、人間を脅迫する材料として使える事は、ドゲスなりにわかっているのだ。

「今頃、群れごと、巫女に駆除されてるだろ・・・」

「はあああああああ!!?!!巫女さんごときに、親が負ける訳ないでしょおおおお!!!現に、巫女さんは親達の公衆肉便器になってたんだぜ!」

ドゲスの様子に呆れている青年の言葉に、ドゲスなりの根拠を持って、反論する。巫女さんを、ドゲスは見ていないが、親達が巫女を独占して犯していた事は知っていたのだ。

「仮に、巫女が失敗したって、この村をお前の親達が襲撃したら、巫女協会や、周りの村や町に通報する事を知っているから、お前を助けになんて来ねぇぞ。」

だが、人間のほうが駆け引きでは、一歩も二歩も先に行っていた。保存食にする予定の子供オークが捕まったり、死んだりしたくらいで、親オークが村を襲撃したりしない事を理解しているのである。

「なっなら!条約違反なのぜ!!!人間は、オークを殺したり、傷つけたりしたらいけないのぜ!!!謝罪と賠償を要求するのぜ!」

さっきの話題では、青年が動じない事を悟ったドゲスは、オークの群れと人間の村が結んだ条約の話を持ち込んで、己の立場が有利になるように画策する。

「お前達が先に、村を襲撃したんだろうが・・・」

「証拠はあるのかぜ?オークは、人間を1人も傷つけていないのぜ!」

言っている事は、滅茶苦茶であるが、ドゲスは、生後4ヶ月の子供オークである。感情的な年頃なのだ。青年は、器が広いのか、ドゲスの言う事に、一つ一つ理屈をつけて反論していく。

「俺達がオークを殺した証拠はあるのかよ?」

「たくさんの血の跡と、仲間の死体が証拠なのぜ!」

「殺した場所は、水堀と、村の門の前だけだろ?今頃、血の跡は、土で埋めるか、水で流れてるから、消えてると思うぞ。」

ここは、普通の一般社会なら犯罪行為に該当する陵辱の伝統が息づく村なのだ。証拠の一つや二つを消すのは、簡単なのである。

「はああああああ!!?!それがどうしたのぜ!親達が、確認するために、村に来れば、大量のオークの死体が見つかるのぜ!」

「今頃、オークの死体は、村の中でバラバラにして、今夜やる焼肉パーティで食べられる予定だぞ。まぁ、かなり余るだろうから、ほとんどは倉庫行きだろうがな。」

「どぼじでぞんなごとずるのおおおおおお!!!!親がそれを見たら、この村を滅ぼすのぜ!」

さすがに、自分よりも弱い存在である人間が、強者であるオークの肉を食べるという行為に、ドゲスのプライドは耐えることができない。怒りに身を任せて、男を怒鳴りつけるのだった。

「さっきから、疑問に思ったんだけどな。この村を攻めたのは、お前の独断専行か?」

「そうなんだぜ!優秀なドゲス様が、人間みたいな下等種族を奴隷にするために、やったこと・・・そっそんなことはないのぜ!」

青年の尋問に、うっかり、本当のことを喋りそうになったドゲスは、慌てて誤魔化すが、青年には、バレバレである。

「・・・独断専行で大量のオークを死なせたお前を、親達が助けに来るの?お前馬鹿だろ。」

「ゆぎぎぎぎぎっ・・・!黙るのぜ!賢いドゲス様を助けるために、親がくるのぜ!」

男の言葉に図星を突かれたドゲスは、男を黙らせようと、怒鳴りつける。しかし、青年は、ドゲスが精神的に苦しむように、更に話しかける。

「それにさ。証拠の確認とかいってるが・・・条約で村にも入れないのに、どうやって確認すんの?自分で賢いと思ってるようだが、致命的なレベルの馬鹿だぞ。」

「黙れ!黙れ!黙れええええええええ!!!」

親に完全敵対しているという負い目と、青年との言い争いにも負けたドゲスは、怒りが頂点に到達する。しかし、青年は、それを全く気にせずに・・・むしろ楽しむかのように聞いて、ドゲスの怒りを煽るような話を続ける。。

「親がいないと何もできないの?低脳なの?本当に死んだほうがいいな!ハハハハハ!!!」

「この縄さえなければ、お前をギタギタに殺す事ができるのぜ!縄を解く・・・ユギィッ!」

青年が、ドゲスの頭を思いっきり殴りつける。

「自分が不利になるような事をする訳ないだろ?ほらっ!弱い人間様に、歯向かってみろよ!この豚が!」

「いでええええええ!!!足をどげろおおおおお!!!!」

ドゲスの豚面を、青年が足で少しだけ体重を乗せて踏んでいる。頭の痛みで、ドゲスは苦痛の声を上げる。

「お前の未来はな!通訳奴隷として高く売られてた先で、一生働くんだよ!」

「ゆぎいいいいいいいい!!!!!」

青年は、今までの会話の鬱憤を晴らすかのように、ドゲスの頭に体重を更に乗せる。

「そしてな!そこで、避妊の方法を教えられて、極上の美少女や美女を抱けるんだよ!許せねぇ!」

「もうやべでええええええええ!!!!死んじゃうううううう!!!!」

さすがに、これ以上、体重を乗せて、頭を壊して死なせたら、責任問題になるので、青年は舌打ちをしながら、足をどける。だが、青年のドゲスに対する嫉妬は治まっていなかった。

「美味しい料理!都会派な暮らし!どうして、お前がそれを手に入れられるんだよ!この豚が!」

「いでぇっ!ゆびいいいいい!!!」

青年は、手加減をしながら、ドゲスの腹を何度も蹴る。素晴らしい未来を獲得できる豚に対する人間の嫉妬である。

「俺も、都会で暮らしてええええええ!!!美味しい料理食べてええええ!!!都会の綺麗な女抱きてええええええ!!!」

「にんげんざんっ!もうっやべでっ!いだいよおおおおお!!!!」

その後も、嫉妬心丸出しの青年によって、ドゲスは蹴られ続けたが、妖怪としての耐久力と回復力があるため、致命傷には至らなかった。

そして、人間の悪意を痛みとともに学んだドゲスは、青年に対して従順になり、その従順さが評価されて、奴隷商人に高く売られ、通訳奴隷として、京都にある巫女協会本部に売られたのである。

人間への恐怖から、巫女協会で、一生懸命働いたドゲスは、次第に極上の美少女揃いの巫女達と仲良くなり、夜の相手として求められ、妖怪としての最上位の幸福を手に入れたのだった。

 

 

ここは陵辱エロゲー世界。陵辱する側が、ハーレムを築いて、ハッピーエンドを手に入れる事は、可能なのである。

ただし、ハーレム要員が、巫女さんの場合は、大量の経験値のために複数プレイを求め続ける事になるため、一匹で1人も独占できないのだ。大勢の男達と共有するハーレムなのである。

 

 

あとがき

 

虐待お兄さんっぽいものと幸福になる妖怪をだすべきだと思ったんだ(´・ω・`)

これで、アイを求める三つの勢力の内、子供オークが完全に壊滅して、残りは親オーク達とイブキ。アイではなく、親オークのチンポ狙いのレイパー集団になりました。

次で、このオークの巣での醜い戦いが最終決着すると思うよ!ゆっくりしていってね!たぶん、レイパー要素たっぷりだと思うよ!プロット的に!

 

 

余談ですが、オリジナル板の終わる世界の7日間はいいですね。一週間という限られた時間で、ゆっくりとした日々を過ごす青年と少女達の話が癒されますね。

ええ、少女達を陵辱する作品を書いているから、余計に癒されます。

ゆっくり戻るよ!
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