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まえがき

人間と違う言語は『 』 これで囲んで別言語扱いにすればいいと思ったんだ。なんというか、適当にぶひぶひ書くのが辛い。

 

 

第7話「三つ巴の戦い@〜醜い内戦〜」

 

 

出産イベント。それは陵辱エロゲーヒロインの終着点の一つである。

孕む子供が、化け物か人間かの違いはあると思うが、このイベントがメインヒロインに発動するということは、物語の終わりが近づいている事を示している。なぜならば

「チンポ!チンポ!」

とアヘ顔で連発するようになったヒロインを犯したって、大抵の人は興がそがれるからである。

超一流の陵辱エロゲーヒロインは、チンポが大好きになっても、死ぬ瞬間まで、アヘ顔になってはいけないのだ。

 

 

 

「ひぃひぃ・・・ふぅ・・・ひぃひぃ・・・ふぅ」

親オーク達の多数の暖かい視線の元、腹を大きく膨らませた金髪巨乳美少女が、赤ん坊を出産しようとしている。前世での記憶を頼りにラマーズ呼吸法で、少女は新しい命を生み出そうとしているのだ。

妊娠から、たった1週間で、赤ん坊を出産するのである。父親達の愛(妖力)と母親の愛(霊力)のおかげで、ここまで急成長したのだ。

(愛しい赤ちゃん・・・お母さん・・・苦しいけど・・・頑張って生まれてきてね・・・)

アイは、陣痛の痛みに耐えながら、愛しい赤ん坊のために、必死に頑張っている。父親達である親オーク達も、少女が可愛らしい顔を苦痛で歪める度に、心配そうな顔で、必死に見守る。

『オギャァアアアア!オギャアアアア!!』

そして、少女の頑張りが実ったのか、赤ん坊の頭が膣からでる。赤ん坊は、自力で息を吸って、大声で泣き始めた。健康な子供の証拠だ。

長オークが、赤ん坊の頭を優しく掴み、母親の膣から一気に引っこ抜き、新しく生まれたオークの顔を見たら・・・長オークの顔が硬直した。

長オークの様子が可笑しいと感じた親オーク達も、赤ん坊の顔を見るために、長オークが持っている赤ん坊の元に集まってくる。

そこで彼らが見たものは・・・人間の赤ん坊のような肌、人間の赤ん坊にしてはゴツイ顔と金髪のうぶ毛を見て、親オーク達は

『『『『『『どぼじで!巫女ざんがら!外道オークがうばでるのおおおおお!?!!!!』』』』』』

一斉に悲鳴を上げのたった。

この赤ん坊は、西洋ファンタジー風に種族名をつけるとしたら、オークロードと呼ばれる存在である。オークを統べるような高性能妖怪さんだ。成長が人間並に遅いという欠点があるが、成長すれば、高レベルの前衛巫女さん相手にも戦える妖怪さんなのである。

だが、この高性能妖怪さんは、一般的なオークの群れで受け入れられる事はほとんどなく、生まれた直後に

『しねえええええ!!!外道なオークは死ねえええええ!!!』

と同族から殺される事が多い。

なぜならば、妖怪の群れで成長して強くなりすぎるという事は、群れの上層部の既得権益を壊してしまう存在になり得るからである。しかも、通常の妖怪の群れに属するほとんどの個体は、冬の越冬を乗り切るための保存食として存在するため、下手したら親オーク達が越冬のための保存食になる可能性があるのだ。

今までは、他のオークよりもレベルが高くて力が強い長と側近は、少人数で多くの女性を独占したり、食料を優先的に食べたり、立場の弱いオークを殺して、高級豚肉で焼肉パーティを開いたりと好き勝手な事をやっていたのだが、オークロードの赤ん坊が成長してしまえば

『長と側近はオークロードである俺様の下僕で!それ以外のオークは俺様の奴隷でしょおおおおお!?!?馬鹿なの?死ぬの?』

立場が逆転してしまう恐れが・・・いや、確実に立場が逆転するのである。

ここは和風ファンタジーの陵辱エロゲー世界。陵辱する側は、弱肉強食の世界で生きているのだ。圧倒的に強い妖怪には、弱い妖怪さんは逆らえないのである。反抗する奴は、命を捨てているだけなのだ。

こういう立場の逆転が起こってしまうから、オークロードは外道オークと呼ばれる。先祖がオークロードによって酷い目に合わされ捲くったという記憶が、子孫である彼らにも伝わっているのである。

 

 

 

 

『どうする?殺したほうがいいのか?』

『間違いねぇ!こいつが成長したら巫女さんを独占するに決まってる!殺せ!』

『巫女さんが悲しむぞ!惚れた女の泣く顔がみたいのか!』

赤ん坊を殺そうか殺さないかで悩んだ親オーク達だったが、赤ん坊の母親である少女が歩いて近づいてきて

「豚さん。私にも赤ちゃんを抱かせてくださいよ。」

笑顔で、話しかけてきた事で、赤ん坊は殺される危険から免れたのだった。なにせ、一週間も同じ部屋で、大乱交をしているのである。普通の女性ならば、陵辱死しているところだが、平然と耐えて、親オーク達の性欲を受け止めてくれるのだ。これで惚れない訳がない。

長オークは渋々と赤ん坊を少女に渡す。赤ん坊を受け取った少女は、赤ん坊の重みを腕に感じる事で、自分が新しい命を産んだということを実感していた。

「顔が、豚さんじゃないのですよ・・・よかったのです・・・」

人間の赤ん坊にしては、顔がゴツイような気がするが、豚のような醜い容姿よりはましであると少女は思っている。現実でも、和風ファタンジー世界でも、容姿が醜いということは、不当な差別を受けやすいからだ。

精液まみれの美しい母親に抱かれた赤ん坊だが、未だに元気よく泣き叫んでいる。少女は、赤ん坊が泣き叫んでいる理由は、お腹が空いているのかもしれないと思い

「母乳・・・がでればいいんですけど、不老不死の身体って母乳でるのかな・・・」

自らの豊かなおっぱいの先端にそびえたつサクランボ色の乳首を、赤ん坊の口に含ませたのだった。赤ん坊は、母親のおっぱいから、霊力が篭った母乳がチューチューと吸い出す。

陵辱エロゲー世界の法則。別に妊娠してようがしてまいが、陵辱エロゲーヒロインのおっぱいから母乳がでるが発動したのだ。陵辱されている女性から、母乳がビュッビュッとでることに興奮する人達がいたために、作られた法則なのである。

(ああ・・・物凄く・・・幸せなのですよ・・・気持ちいい・・・)

赤ん坊が乳首から母乳を吸いだす度に、少女は幸せと少しの快楽を感じていく。赤ん坊も母親のおっぱいからでる母乳が美味しいのか、泣き叫ぶのをやめて、母乳を吸うのに集中している。

親オーク達は、この呑気な光景を見て、心を癒されていた。

なにせ、今まで孕ませた女達はアヘ顔という美しさとか可愛さとは程遠い表情で子供を次々と生み、オーク達のチンチンを求めていたのだ。

ひたすらアヘ顔でオークのチンチンだけを求める女性に愛着が湧くであろうか?それは否である。陵辱時間以外は、普通に過ごせる女性で、陵辱時間は性奴隷というギャップに人間の男や妖怪さんは萌えるのだ。

17歳という若さで母親となってしまった金髪巨乳少女は、親オーク達のほんわかとした視線の元、赤ん坊が飽きるまで母乳をあげつづけ、心を和ませながら愛しい赤ん坊の世話をするのだった。

 

 

 

 

 

 

アイが幸福な母親プレイを楽しんでいた頃、大部屋の外では、子供オークの集団が親オーク達が交戦していた。長と側近達が相手していた女達を他の部屋へと移したために、女達から子供オークへと情報が漏洩してしまったのが、この戦いの原因だ。

当初は、犯す順番を待っていた子供オーク達だったが、何日待っても、親オーク達が交代してくれないため、子供オークによる大暴動が発生したのである。

ここは陵辱エロゲー世界。メインヒロインが誰なのかは妖怪さんにはわかるのだ。犯したこともないのに、巫女さんを犯せば極上の快楽と経験値が手に入る事を本能で知っているのである。

『『『『『巫女ざん抱かせろおおおおお!!!おがざぜろおおおお!!!どくせんはゆるざねえええええ!!!』』』』』

アイがいる長の部屋へと続く細長い通路で、大勢の子供オーク達が、長の部屋へと突撃しようと竹槍を構えている。通路の至るところに、子供オークの死体が転がっており、子供オーク達は、親オーク達の迎撃で莫大な損害をだしていた。

『『『『『巫女ざん抱きたいいいいいいいい!!!!』』』』』

子供オークの集団は、長の部屋にいる巫女さんを徹底的に犯したいという願望のために、何度も何度も突撃しては、親オークの攻撃で命を散らしている。

『巫女さんは、俺らの嫁だっていってんだろうがああああ!!低威力弾幕!20!前方に射出!』

『あぢいいい!!!ユゲッ!』

『おでのうでがあぁあああ!!!ユガッ!』

親オークの前方に差し出した両手から放出される拳大の20個の光の塊が、隠れる事がない通路で、子供オーク達に被弾し、身体に火傷を負った痛みで地面へと転がり、後列にいる子供オーク達に踏み潰されて死んでいく。この細長い通路での子供オークの死因のほとんどは、味方に踏み潰されることが原因による圧死である。

『『『『『げどうはじねぇええええええ!!!!!』』』』』

極上の女を抱くためならば、死んでもいいと思っている子供オーク達は、仲間の死すらゴミのように無視して、親オークを殺そうと竹槍を構えて迫ってくる。だが、ここは細長い通路である。2、3人の横列が限界な長さだ。

『妖力30!収束!前方に射出!』

『『『『『むねがあぁああ!!あづいいいい!!!!!ユギッ!』』』』』

前方に手を差し出して、呪文を唱えた親オークから、レーザーのようなものが放たれ、子供オーク達を十数匹貫通させて消え去る。子供オーク達は痛みで地面に転がって、後続に踏み潰されて圧死する。縦に長く隊列が延びているが故の脆さだ。

子供オークの集団は、仲間を犠牲にしながらも、着実に親オーク達との間の距離を詰める。

『妖力が残り少ない!後は任せた!』

『『おうよ!』』

妖術による遠距離攻撃を行っていた親オークは、後衛系の能力しか持たないのか、鉄の槍で武装した2匹の親オークに後を任せて、大部屋へと入っていく。ちなみに、妖怪さんも巫女さんと同じで、妖力を使いきれば死亡する鬼畜仕様である。

2匹の親オークは、鉄の槍の柄のほうを前方へと構え、迫りくる子供オークの集団の先頭に向けて、渾身の力を込めた突きを放つ。長年の間、鍛え上げられた槍術により放たれる突きが、子供オークの胴体に直撃し、後方のオークを巻き添えにして吹き飛ばす。

今までの妨害で、突撃の速度が緩めになっていたのか、子供オーク達は、吹き飛ばされた子供オークによって、ドミノ倒しのように倒れる。

細長い通路では、槍は振り回せないため、突くことしかできないが、子供オークよりも遥かに力を持っている親オークなら、工夫次第では、子供オークの集団への迎撃は容易いのである。

『やべでぇええええ!!!ごろざないでええ!!!!ユゲッ!』

完全に勢いを失った子供オーク達は、圧倒的な強者である親オークによって、次々と狩られていく。子供オークは、命乞いをするが、反乱を起こした不安分子を生かしておく訳がなく、鉄の槍で、胴を貫かれて殺される。

『おでを踏むなぁああ!!ユガッ!ユギィッ!』

『いでぇええええ!!!ユビィッ!』

追撃してくる親オークから逃げようとする子供オーク達によって、次々と子供オークが他の子供オークに踏まれて圧死していく。

細長い狭い通路である事が災いし、親オークが殺した数よりも、仲間に踏まれた圧死した子供オークの数のほうが遥かに多い。統制されていない集団は、突撃も適当なら、撤退する時も適当すぎて大被害を受けるのである。

無統制の民衆が、よく訓練されて、装備を整えた職業軍人と戦うようなものである。しかも、どんな兵力差も、細長い通路のせいで意味がなくなるため、親オークを少しだけ疲労させる程度の意味しかない。

 

 

 

 

2匹の親オークは、深追いは危険だと判断し、大部屋の前まで通路を引き返す。仲間を大量に死なせた子供オークの集団は、通路の遥か向こうから、親オーク達に罵声を浴びせていた。

『このぐぞおやあああああああああ!!!!こどもごろじのげどうううううううう!!!!』

『みござんをだがぜろおおおおお!!!!!』

『おでのぎょうだいをがえぜえええええええ!!!!』

親オークには、毎年の保存食作りのための大量虐殺で子供達の罵声は聞き慣れたものだが、イライラする事には変わりなく、少しだけ不機嫌になっている。

『クソガキは、大人しく焼肉の材料になってしまえばいいんだよ!このクズが!』

怒りにまかせて親オークは、子供オーク達に怒鳴り返す。親オークの罵声が聞こえた子供オーク達も次々と罵声で返す。

『同族殺しのくぞげどうおおおおおおお!!!!!』

『共食いするキチガイイイイイイ!!!!』

この罵声合戦は、大部屋の中にいる赤ん坊にも聞こえてしまい、一日中泣き叫ぶ赤ん坊を泣き止ます仕事でアイは大変だったという。

(育児には、最低の環境なのですよ・・・オチンチン好きですけど、子供のために、脱出しないといけないのです。)

アイ本人には、オーク達が何を言っているのかはわからないが、口調から醜い言い争いである事はわかるため、赤ん坊の成長には、不適切な環境であることを把握し、洞窟からどうやって脱け出そうか考えていた。

今はほのぼのタイムであるため、アイは犯されないが、時間が経てば、ムラムラしてきた親オーク達によって優しく輪姦され、大部屋からでれば、子供オーク達に徹底的に犯されるのである。さらに、イブキとすれ違いで村に到着しても・・・たぶん、犯されるだろう。後衛職の単独行動は、陵辱エロゲー世界での鬼門なのだ。

 

 

 

 

 

 

 

アイが赤ん坊の世話をしていた頃、アイのパートナーであるイブキは、青と白の縞々パンティーを頭に被って、森の中を歩いていた。大乱交の途中で行方不明になったアイを捜索しているのである。

イブキは戦闘者ではあるが、探索者ではないため、オークの足跡を見つけて追跡するという芸当ができる訳もなく、広い森の中を無作為に探索し、一週間浪費して得たものは、アイの元へと向かおうとしている青と白の縞々パンティーだけだった。

アイと旅をしている間、アイの履いている縞々パンティーには、所有者の元へと帰還する機能があることを知っているイブキは、縞々パンティーを頭に被って、探知機代わりにする方法を思い浮かんだのである。

「パンティーの微妙な動きで、アイちゃんがどこにいるかがわかるで!」

アイの元へと向かおうとするパンティーの微妙な動きによって、イブキは、アイ本人がどこにいるのかが理解する。

「こっちや・・・この方角や!間違いない!」

森の中を、イブキは進んでいく。アイがいるという確信があるため、その足取りはしっかりとしたものだった。そして、3時間ほど歩いた頃・・・イブキは、オークが巣として利用している洞窟の入り口へと到着したのである。

洞窟内部で、親オークと子供オークとの内戦が起こっているため、群れの機能は崩壊し、本来いるであろう見張り役のオークの姿はなかった。

「アイちゃん・・・うちが助けたるからな!待っておいてや!」

イブキは縞々パンティーの導きのもと、敵がいるであろう洞窟へと突入する。イブキ本人にとっては、大切な大親友を助けるために、単騎で敵の基地を攻略するような素晴らしいシーンなのであろうが、頭に被っている縞々パンティーが全てを台無しにしている。

ここは陵辱エロゲー世界。一般的な倫理観を期待してはいけないのだ。陵辱にはたくさんの変態要素が存在するのである。ヒロインが頭にパンティーを被ってるぐらいで驚いてはいけないのだ。

 

とにもかくにも、長、親オーク勢力vs子供オーク勢力vs前衛巫女イブキによる三つ巴の醜い戦いが始まったのである。

 

 

 

 

 

あとがき

 

一週間ぶりに、細かいプロット作って書いてみたら、イブキさんが変態になってたよ!

  ___♪  ∧__,∧.∩
/||(^ν^)|| r( ^ω^ )ノ  どうしてこうなった!
|....||___|| └‐、   レ´`ヽ   どうしてこうなった!
| ̄ ̄\三   / ̄ ̄ ̄/ノ´` ♪
|    |   ( ./     /

最初は、縞々パンティーに糸とか括り付けて、宙に浮かばせて探知機代わりにしようと思ったんですが、なんか盛り上がらないので、イブキに被らせてみた(´・ω・`)

 

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