ラティアスとの出会い

ア(・・・そうよ。あなたの目の前にいるポケモンが私。
  人間は私のこと、ラティアスって呼んでるみたいね・・・)

2「ラティアス・・・
  この世の中に人間の言葉をしゃべれるポケモンが
  いるなんて、思いもしなかったなぁ・・・。」

ア(・・・いいえ、私は人間の言葉をしゃべれない。
  でも理解することは出来るの。
  あなた達には、テレパシーを使って話ているだけ・・・)

2「へぇ〜・・・
  んで、さっきは何であの2人に追われていたの?」

ア(・・・!?そうだ・・・お兄ちゃん!!)

2人「お兄ちゃん!?」

ア(・・・そっか。あなた達は知らないのよね・・・
  私にはお兄ちゃんがいるの。人間はラティオスって呼んでるわ。
  ・・・でも、さっきの爆発で離ればなれに・・・
  突然、訳のわからない人たちに追われちゃうし、
  ・・・・・・ちょっとまって!)

突然、ラティアスの体がほのかに光り始めた。

2人はこのことを知らなかったが、
ラティアス達は血縁関係のあるラティオス・ラティアスと
互いに交信が出来る能力が備わっている・・・
それは念力による物であり、その力を発動するときには、
体がほのかにひかるのだ・・・!



・・・光がやんだ。


ラティアスはひどく困惑したような表情をしている。
何が起こったかわかっていない2人は、
しばらくの間、ラティアスを見守っていたが・・・

・・・沈黙を破ったのは、青龍だった。

青「・・・今の・・・何だったんですか?」

ア(・・・お兄ちゃんと通信してみたの。
  でもお兄ちゃん、すごく苦しそうで・・・
  今どこにいるのかわからないっていってた。
  多分、さっきの人たちの仲間に捕まったんだと思う・・・)

2「ラティオスが・・・捕まった!?」

ア(・・・多分だけど、そうだと思う・・・
  さすがにお互いの場所を知らせる事は、私達にも出来ない・・・・)

ラティアスは頭を垂れてそう言った。

2「でも、何とかしてラティオスを助けなくちゃっ!」

青「・・・さっきの奴らが言ってた事が本当だったら、
  冗談抜きに、大変なことですよ!!世界征服だなんて・・・」

2「と、とにかく、
  急いでラティオスの居場所を突き止めなくてはっ!」

ア(・・・でも、どうやって探すつもり・・・?)

2人「・・・・・・」

青「・・・とにかく、なにかしらの情報があれば、
  何とかなるんですけど・・・」

2「ラティアス。
  ラティオスは他になにか言ってなかった?」

ア(・・・特に何も言ってなかった。
  お兄ちゃんの場所を示す物は何も・・・)

青「ラティオスが何を見てるのかがわかれば、
  その中でなにかがわかるかも知れないけど・・・」

ア(・・・お兄ちゃんの見ている物!?そうだっ!)

再び、ラティアスの体が光り始めた。
と、その時・・・!


前に戻る 次に行く

もどりゅ


テレワークならECナビ Yahoo 楽天 LINEがデータ消費ゼロで月額500円〜!
無料ホームページ 無料のクレジットカード 海外格安航空券 海外旅行保険が無料! 海外ホテル