調査

・・・ドサッ!

2「向こう側の一番端にあったやつです〜
  そちらは何か、めぼしい物はありかしたか〜?」

青「いや、全然無いですよ〜(><;
  会議の記録だの、◎◎店の売上だの・・・」

2「一体、何を売っているんでしょうかねぇ〜?
  中を覗けば分かるでしょうけど、
  出来る限り気づかれないままでいきたいですし〜」

青「・・・ですよね。
  !??こ、これ何でしょうか?」

青龍は2しゃんが持ってきた包みの一番下から、
真っ黒な封筒を取り出した。

今までは全て、茶色っぽい封筒だけに、
この封筒はひときわ目を引いたのである。
チョンチーの出す光に照らし合わせながら、
青龍は何か書いてあるのかを覗こうとした・・・

青「・・・何も書いてませんね・・・」

2「何だったら開けてみましょうか?
  何だか気になって気になって、しょうがないですし〜」

ア(・・・ねぇ、まだ終らないの?)

少々、イラダチの声でラティアスが声をかける。
そんな書類の事よりも、ラティオスの事が気になって仕方が無いようだ。

青「ラティアス、後少し待ってて。
  これを調べたら、他の所に逝くから・・・」

そう言って、青龍は黒い封筒を開けてみることにした。
ラティアスが持っていたので、半ば強引に包みを破る・・・

2「何かのファイルですかね〜?
  でも、ただのファイルなら、わざわざ包みに入れる必要が無いと思いますが〜」

青「とにかく、何が書いてあるか調べましょう!!」

そう言って青龍は、ファイルをチョンチーのヒカリにさらした。

青「・・・こ、これはっ!?」

2「何が書いてあるんですか〜?」

そういいながら、2しゃんはファイルを覗きこんでみた。
ファイルの書かれた文字を見るなり、2しゃんの表情がこわばっていく・・・

ア(・・・ねぇ、どうしたの・・・?)

ラティアスも続いてファイルを覗き込んだ。
大きな文字で書いてあった題名、それは・・・

『最強最悪軍団作成プロジェクト』

ア(・・・!??こ、これって・・・!?)

2「さっき、ダーク団の2人が言っていた事じゃないんですか〜?」

青「・・・となると、やっぱりここはダーク団と何らかの
  接点をもっているとみて、間違えは無いみたいですね・・・」

2「もしかしたら、
  この会社自体、ダーク団のメンバーで結成されているかも・・・」

ア(・・・ねぇ。
  そのファイルの中身、見てみない・・・?)

2「そうですね〜
  もしかしたら、ダーク団がラティオスをどうするのかわかるかもしれませんですしね〜」

青「では・・・」

そうして青龍は、ファイルを開きかけた・・・
何やら、怪しげな図が見える・・・。

中に書いてある文章を読みとろうとした・・・

その瞬間っ!

シューーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!

突然、何かの爆発音とともに、周りに白い煙が立ちこめた。

2「ゴホッゴホッ・・・な、何だっ・・・」

青「ゴホッ・・・と、とにかく、、外・・・に・・・・」

ドサッ!

2人は、何も分からないままその場に倒れこんでしまった!
実はこの白い煙の中には、キノコのほうしが含まれていたのだ!

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もどりゅ


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