| BASTOGNE HISTORICAL CENTER |
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住所:Colline du Mardasson,
6600 Bastogne
電話:(0032)061/21.14.13
休館日:1月、12月24・25、31日
開館時間:
2〜4月 10時〜16時30分
5〜6月 9時30分〜17時
7〜8月 9時30分〜18時
9月 9時30分〜17時
10〜12月 10時〜16時30分
売店休憩時間:
12時15分〜13時15分 |
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バストーニュの町の北東にある、アルデンヌの戦いを記念して建てられた歴史博物館です。丘の上の、平たい星の形をした建物で、センターの前には三台の戦車(一台はドイツ軍、二台がアメリカ軍)が飾られていました。
入り口の壁にはBoBのポスター、中の壁にはスクリーミング・イーグルの壁掛け時計が飾られ、ここがドラマの舞台にもなった戦場だと実感します。
入場料は、パンフレット一冊も一緒に購入して、2人で19ユーロちょっとくらい。入場前に写真撮影とフラッシュをたいても大丈夫かと尋ねると、受付のお姉さんはOKサイン。ところが、本当は撮影禁止だったらしいです…。
展示エリアは薄暗く、円を描くように展示されており、一番外側の壁には米・独軍の武器や装備品が飾られていました。説明は仏・蘭・英・独語の四ヶ国語で書かれていて、さすがベルギーという感じがしました。
また、当時の米・独軍それぞれ陣営の様子が、写真を元にマネキン(蝋人形?)で再現されたコーナーがあったり、さまざまな時期のユニフォームを着た人形がぐるりと円状に、ショーウィンドウ状態で並んでいたりしました。さすが独軍のコートはおしゃれです!
エリアの中心ではBoBのエキシビジョンが開催されていました。フォレスト・ガス軍曹、リチャード・ウィンターズ少佐の装備品や記念品、原作でも紹介されたスピヤーズ大尉の手紙の実物なども見ることができました。ドラマで使用された小道具、撮影中の写真などもたくさん展示されていました。
ちょうど私たちが軍服に見とれているとき、突然、迷彩服の人影が動いてビックリ!よく見ると、なんと本物の軍人さん。たまたま現地研修中のフランス軍(もしかしたらオランダ軍?)と出くわしたようです。みなさん、とてもまじめな厳しい表情で展示に見入っていました。
その他、30分間ほどの記録映画の上映が随時おこなわれています。映像は白黒で、英語のナレーションに他三ヶ国語の字幕付。砲撃のシーンなどはさすがに迫力があってゾッとしました。
センターの外に出て、記念モニュメントを見学。モニュメントの中央部分の床には記念碑が埋め込まれ、その前には花束が置かれていました。柱の壁には各師団のマークの入ったプレートがはめ込まれています。
屋上は展望台になっており、角の部分に、それが示す方向の地図が設置されていました。残念ながら、この日は天気が悪く、遠くまでは見渡すことができませんでした。
帰りのタクシーを待つ間に、売店に寄りました。多くが第101師団を記念したものですが、戦車のプラモデル(日本製!)や、なぜかポケモンもあったり。またアルデンヌの戦いについての本がたくさんありました。英語と仏語で書かれたものが半々くらいでしょうか。
私はBoB関係の本がほしかったのですが、実物がなくて、受付のお姉さんに尋ねると、あちこち在庫を探してくれました。結局センターにはなくて、バストーニュの町の観光案内所を教えてもらい、そこで手に入れることができました。 |
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