『LOVER』
〜想い続けたキミへの贈り物〜
16本の赤いバラと、ひとつの赤い風船。
《登場人物》
大泉・ときめきレッド 森崎部長・ときめきグリーン
安田主任・ときめきブルー シゲ・ときめきピンク
音尾・ときめきイエロー 川井純子…川井・J・竜輔
めぐ…小山めぐみ 達子・たっつん…小島達子
素絵…山村素絵 すっこ…福村澄江
■ あらすじ ■
テーマは『愛してる』で終わる物語。 主人公・大泉洋と、その腐れ縁の彼女未満・めぐの恋のお話。
大泉の職場の同僚と、めぐの職場の同僚による合コンが主な舞台になり、その合コンでときめいてカップルになってゆく森崎×素絵・安田×純子・音尾×達子・シゲ×すっこの恋愛も描かれています。
シゲと素絵は以前付き合っていた所謂元カレと元カノ。
合コンで再会し、気まずい思いながらもこの合コンによって別の相手を見つけます。
一方、唯一の既婚者である音尾は妻との間に無くなってしまったときめきを、達子との間に見いだし、不倫の関係へ。
以前マリッジブルーで結婚直前に破談になった森崎は、新たな恋に賭け、素絵へ結婚を前提としたお付き合いを申し込むことに。
純子はその美貌を武器に安田を自分の虜にし、何かと翻弄し続ける。
そして肝心の大泉とめぐの恋。
合コン後に全員がいなくなったあと、二人きりになった大泉はめぐに想いを伝えようとしますが、既にめぐはこの時、以前からの夢であるファッションデザイナーになるために、イタリアに渡ることを決意しており、大泉は自分の気持ちを伝えることが出来なくなったのでした。
その後、全てのときめきと恋はそれぞれの形に帰結していきます。
素絵にプロポーズして、振られてしまう森崎。
奥さんに子供が出来たことを知らされて、苦しみながら別れを決意した達子。
シゲの元カノ・素絵に嫉妬し、シゲにまで八つ当たりをして別れてしまうすっこ。
虚勢の裏で自分を傷付け、貶めてしまう純子の真実を知っても尚、プロポーズする安田。
大泉だけが気持ちを伝えることも出来ず、ただめぐの出発の日は近付いてきます。
そして、出発当日。
ときめきマンたちの影の活躍により、大泉は空港でめぐに想いを伝えました。
『めぐ、愛してる!』と………
エピローグ。
3年後の札幌。純子の結婚式に、達子宛の手紙を寄越すめぐ。
その手紙には大泉との遠距離恋愛が続いていることが書いてありました。
そしてラスト、花婿・安田に逃げられてしまう純子。
でも気持ちはまた新たな恋に向かって……
と、こんな感じのお話でした。
ワタクシが書いたお話は、このお話のその後という形での
パロディです。
因みに、小説内のシゲという表記は、台本通りにカタカナです。
普段の小説は洋ちゃんがシゲを呼ぶときだけ『しげ』なのですが
あくまでもこれはLOVERのパロなので☆
LOVERを見たことがない方にも、楽しんで読んで貰えれば幸いです…