成長日記 冒険記
ゼン爺の成長日記
  第6話「新しい魔法」
前回のプレイで初のグループ戦闘を体験し、レベルが4にまであがった僕、こと、ゼン爺。
 
レベル4といえば、ウィザードにとっては初めて使える魔法が増えるレベルだ。ウィザードをはじめとするピュアキャスター系(注1)の職業は、レベル4、8、12、16・・・と4の倍数レベルごとに使える魔法が増えていく。上のレベルの魔法は、当然下のレベルの魔法よりも強力なものばかりなので、レベルが4上がるごとに出来るだけ早く新しい魔法を覚えていきたいものだ。
 
ってなわけで、僕もさっそくアッカノンにある我がギルドホールであるところの「Library Machanimagica」へと駆け込み、新たな魔法を売っているNPCのところへと向かった。
 
さて、ここで問題となるのが、どの魔法を買うか(注2)、ということだ。レベル4で新しく使えるようになる魔法は、アッカノンに売っているだけでも7、8種類ある。しかし、現在の所持金で買うことができる魔法は、せいぜいそのうちの2つだ。ここでのチョイスが、今後の僕の狩り人生を大きく左右すると言っても過言ではない。さぁ、どうするか。
 
エバークエストは辛口なゲームなので、その魔法がどんな効果を持っているのかが、ゲーム中では明確に記載されていない。買って、使ってみて、はじめて分かる、というシロモノなのだ。しかし、それでは金銭難の序盤に、しかも魔法に対する依存度の高いピュアキャスター系にはあまりに過酷だし、テキトーに勘で買うというのもギャンブルすぎる。ここは一つ、魔法の効果について詳く載っているホームページを見て、どの魔法を買うか選んでしまおう。
 
一旦ログアウトして(注3)、EQJ公式サイトの「公認パートナーサイト」を参考に、魔法を調べる・・・。
 
ふむふむ。よし、DDの「Shock of Fire」(注4)と、敵を足止めできる「Root」の二つを買うことにしよう。ウィザードの役目である魔法攻撃を効率よく行うためには、DDを強化して火力をアップさせるのは必要不可欠だし、「Root」があれば戦術の幅も相当広がるはずだ。
 
ということで、再度ログインして、「Shock of Fire」と「Root」の魔法を買う。魔法の値段も高いなぁ。ああ、お金がもうスッカラカンだ。トホホ・・・。
 
とはいえ、お金が減ったことよりも、新しい魔法が手に入った喜びの方が大きい。嬉々として魔法を魔法書に書き込み、覚え込む。書き込んでいるうちから、新しい魔法を試し撃ちしてみたくてしょうがないぞ。わくわく。

 
二つの新しい魔法を覚え終えた僕は、早速街の外へ出て・・・じゃない。待て待て。その前にもう一つやることがあった。
 
ウィザードにとってレベル4は魔法を増やせるということに加えて、新しいスキルを習えるレベルでもあるのだ。その名も「瞑想」スキル。英語版からの人からは「medi」とか呼ばれるスキルだ(注5)。このスキルは魔法の記憶速度や、マナの回復速度を速めることができるという、魔法使い必須の重要スキル。きっちりレベル4になったら習っておこう。
 
新しいスキルを習う方法は簡単で、ギルドのトレーナーに会って、アビリティーポイントを新しいスキルに最低1ポイント割り振ればいい。ちなみに新しく覚えるスキルは、習った時点でのレベルの値と同じだけのスキル値からスタートする。レベル4で「瞑想」を覚えた場合、覚えた時点での「瞑想」スキルの値は4だ。
 
よし、これで今度こそOKだ。街に出た僕は、早速「Root」を試し撃ちしてみた。ターゲットは・・・自分だ!

 
ぼわーん。
 
Rootを唱えはじめた。
足が地面にくっついた。
 
かかった!
 
エフェクトウィンドウにはしっかりと「Root」のエフェクトが表示されている。試しに動こうと移動キーを押してみても全く動けない。左右に回転することはできても、前後には動けないのだ。よしよし、これは使えるぞ。
 
さて、喜んで魔法を試射していると、前回一緒にグループを組んでもらった人たちが、また狩りをしているではないか。新魔法を手に入れ、パワーアップした僕は、再び彼らと一緒に狩りをさせてもらうことにした。

 
実地の戦闘で使ってみても、新しい魔法の使い心地は良好だ。魔法のチョイスに間違いはなかったらしい。一発で与えるダメージの倍加したDDで、モンスターのヒットポイントを小気味よく削ったり、また時にはRootでモンスターを足止めしたりと、今まで以上にバラエティーに富んだ狩りを楽しむことができた。そして、気がつけば僕のレベル5を越えていたのだった。
 
よしよし、だんだん魔法使いらしくなってきたぞ。

 
ゼン爺の合計プレイ時間 6時間34分

注釈
(注1)ピュアキャスター系:
第一話参照。
 
(注2)どの魔法を買うか:
エバークエストでは魔法は「買って覚える」と言うのが基本。レベルをいくら上げても、魔法を買わなければ魔法使いは強くはなれない。世の中ゼニや。
 
(注3)一旦ログアウトして:
エバークエスト日本語版では、ご使用の環境にもよるが、2003年2月現在、一応、[ALT+TAB]キーや、[ALT+ENTER]キー、[ウィンドウズ]キーなどを使うことで、エバークエストを立ち上げたままウェブサイトを見たりすることもできるようだ。
 
(注4)DDの「Shock of Fire」:
DDとは、Direct Damage(:直接攻撃)の略。主に一体の標的にピンポイントで当てるタイプの攻撃魔法を指す言葉。複数の敵にいっぺんにダメージを与える魔法は、AEとかAOE(Area Effect/Area of Effect)とか言う。また、毒などのように、一体の標的に対して時間をかけてじわじわとダメージを与える魔法は、DoT(Damage on Time)といい、DDとは区別して呼ばれる。
 
(注5)「瞑想」スキル/「medi」:
「瞑想」スキルは英語版では「Meditation」。そのため、瞑想スキルは「medi」とか「med」といった呼称で呼ばれることが多い。「マナ少ないのでmediしますねー」「20m medi(マナが20%しかないので瞑想します)」。なお、「瞑想」するにはただ座っていればいい。座っているときには自動的に瞑想していると判断され、マナの回復が早くなる。


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