成長日記 冒険記
ゼン爺の成長日記
  第31話「灼熱の洞窟 ソルセックの眼」
前回、クナーク観光中に誘いを受け、アントニカ大陸へGateの魔法でひとっ飛びで戻った僕は、ラヴァストーム山脈にある「ソルセックの眼」というダンジョンへ行くことになった。
 
ソルセックの眼は、火山の火口すぐ近くにある洞窟状のゾーンで、内部にもあちこちに溶岩が流れているいかにも熱そうなゾーンだ。
 
場所によっては溶岩内に転落すると生還が困難な場所(注1)もあるので、溶岩に落ちないように細心の注意を払いたい。
またゾーン内には、ノームの小さな街(注2)があったりもして、ノームの僕としてはなにやら心強かったりもする。今回はそんなソルセックの眼のキャプテンルームと呼ばれる部屋で、キャンプをしてきた。
 
ソルセックの眼にいるキャスタータイプのゴブリンは、Invisibilityの魔法が通用しない(注3)ので、姿を消して一気にキャンプポイントまで移動するということが出来ない。そこで仕方なく、入口から地道にモンスターを駆逐しながら進むことにした。
 
ソルセックの眼にいるモンスターの大半は赤い肌のゴブリンで、見た目通り火に強いという特性を持っているらしい。
 
そのため火系の魔法はこのゴブリンには通用しにくいので、僕ら魔法使いは雷系や氷系の魔法を駆使して戦うことになる。
 
そんな風に少し工夫しながらばったばったとゴブリンをなぎ倒して進む僕らの周囲には、ゴブリンの死体、通称ケツが累々と積み重ねられていくのであった。
次々にゴブリンに襲われ少し苦戦しながらも、僕らはキャプテンルームに到着した。ここからは、この部屋に出現するゴブリンをさばきつつ、部屋の周囲のモンスターを自分たちのペースで倒していけばいいので、安定期に入ったと思っていいだろう。
 
この部屋で狙えるレアモンスターは多い。
 
・この部屋に現れるinferno goblin captain
・少し先の部屋に一時間おきに出現する(可能性がある)reckless efreeti
・この部屋の周囲を巡回するKindle
・少し遠くを巡回するSinge
 
と、なんと四種類のレアモンスターを狙えうる場所なのだ。もちろん、自分たちのいるキャプテン以外の場所に他のキャンパーがいたら、そこは狙えないし、そもそもKindleやSingeは巡回するモンスターなので、別の場所にいる人にも倒すチャンスはある。
 
とはいえこのときは僕らしか近くにいなかったので、このおいしい部屋でこれらのレアモンスターを視野に入れつつキャンプ始めることにした。
 
まずこの部屋についた時点で、reckless efreetiがすでに湧いていたので、これを引っ張ってきて撃破。
 
うん、幸先のいいスタートだな。
 
さらに部屋や周辺のゴブリンを倒し続ける。
ここは経験値やお金の入りもなかなかよくて、しかもテンポよく狩りが続くので、あっと言う間に時間が過ぎていく。到着するまでが大変だけど、ついてしまえばなかなかいい場所だ。
 
三回目のリ・ポップで、部屋の中にinferno goblin captainが現れた。
 
「キャプテンきた!」と大騒ぎしながらこれを袋叩きにするグループの面々。ちょうどキャンプが安定してダレ始めた頃にレアモンスターがでると場が湧く。
 
さっくりとグループがかりで倒されたキャプテンから、魔法のブーツを分捕り、グループのタンクに分配される。うむうむ。
さらにその後もう一回キャプテンが出現し、そろそろ帰ろうかと言う相談をしていたとき、最後にまたレアモンスターが来た。
 
プラー 「INCOMING! [ Kindle ] を攻撃せよ!」
 
おおおおお。三種類目が来た! 最後の戦いとばかりに、一斉に攻撃を開始する。
 
戦闘後はEVACで帰るだけと決まっているだけあって、情け容赦ない攻撃が、哀れなKindleに加えられる。
 
戦士が殴り、ウィザードが魔法を唱え、なんとクレリックまでがDDを打ち込みまくる始末。
そんなわけで、ほとんど一瞬で絶命したKindleから魔法使い用のグローブを奪い取った凶悪な冒険者達は、こうしてソルセックの眼キャプテンルームをあとにしたのであった。彼らは短時間の間にレアモンスターが出まくりで、非常に幸せだったそうな・・・。
 
なお、この魔法使い用グローブは、僕はロールに負けてもらえませんでした。ちぃぃぃぃ!
 
ゼン爺の合計プレイ時間 6日18時間24分

注釈
(注1)溶岩内に転落すると生還が困難な場所:
ラヴァストーム山脈からの入口すぐの溶岩は、落ちると陸に上がれる場所までが比較的遠いため、地形に詳しく、かつ水泳スキルが高くない場合、落ちると普通死ぬという恐ろしい場所だ。これは死ぬな、と思ったらせめてもの努力ということで、死んだあと死体を「/corpse」コマンドで上から引っ張り易いところで死ぬようにしよう。
 
(注2)ノームの街:
ソルセックの眼の中にはノームのいるエリアがある。そこには城のような建物があり、また商人もいる。この商人は、戦利品を売るのに便利であるほかに、重量を軽減する魔法のバッグ、足を早くする魔法のブーツを売っている。魔法のアイテムはモンスターを倒して手に入れる、というのが一般的なノーラスにおいては珍しいNPCだ。なお価格はともに5000ppを越えるほど。
 
(注3)Invisibilityの魔法が通用しない:
レベルが上がるにつれ、Invisibilityの魔法を看破するモンスターが増えてくる。アンデッドではないモンスター相手でも、必ずInvisibilityの魔法が通用するとは限らないので注意が必要だ。


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