成長日記 冒険記
ゼン爺の成長日記
  第42話「死にガエルと生ガエル」
ナガフェンの寝室と並ぶ旧大陸のレベル50への登竜門的ダンジョン、ガック下層へついに挑んできた。
 
いつものようにLFGタグをつけてたたずんでいると、「ガック下層へ行きませんか?」というお声をかけてもらったのだ。

 
「グループに入れてもらえればなんでもいいでゲス」
という卑屈な気分だった上に、是非行ってみたいと思っていたダンジョンへ行けるとあっては、断る理由などなにもない。
 
早速集合場所である南部ロー砂漠のドルイドリングへ向かい、グループのみんなと合流した。
 
ここからガックは、さほど遠くもない。全員が集合したのを見計らって、速やかにドルイドがSoWをかけ移動を開始すると、すぐにガックの入口へ到着した。

 
ガック下層は、ガック上層の奧から入ることのできる、いわば「ガックの二段目」とでも言うべきダンジョンだ。
 
このガック下層では、生きているフロッグロック(a froglok shin knight等)と、アンデッドのフロッグロック(a shin ghoul knight)とがお互いに対立している、という構図(注1)になっている。
そして内部は、生ガエルこと生きているフロッグロックがいるエリアと、死にガエルこと死んでいるフロッグロックのいるエリアがきっちり分かれているのだ。ちなみに、それぞれライブサイド(Live Side)、デッドサイド(Dead Side)などと呼ばれている。
 
今回はこのうち、死にガエルのいるエリア、すなわちデッドサイドへ行き、死にガエルを退治して経験値とお金と、あわよくばアイテムをせしめよう、という計画である。
 
ガック下層のデッドサイドに入った僕らは、入り口付近に少しだけいる生ガエルを始末したあと、全員にInvisibility vs Undeadをかけて、ベッドルーム(BR)と呼ばれる部屋まで一気に移動することにした。
デッドサイドのカエルは、カエルに見えて実はアンデッドなので、通常のInvisibilityではなく、vs Undeadを使わないとだめなのだ。

 
 
ベッドルームは、その名の通り大きなベッドが横たわっている部屋だ。ここで一旦Invisibilityを解除して、先の道にいるモンスターを始末する。
 
というのも、この部屋の先には攻撃的なコウモリが数匹いて、こいつは当然生きている普通の動物だから、Invisibility vs Undeadが通用しない。かといってコウモリに対応するために通常のInvisibilityに切り替えると、今度は死にガエルに見つかってしまう。
結局、この部屋でコウモリを退治してしまうしかないのだ。
ベッドルームでコウモリを退治したら、再びInvisibility vs Undeadをかけて、一気に突き進む。

 
 
しばらく行くと、大きな塔のような建物に行き当たった。今回の目的地はこの塔の最下層だ。
 
この塔には、Assassin、Supplier、Savant、Cavalier、Sage、Scribe、Executioner、と7種類にもおよぶレア・モンスターが潜んでいて、それぞれがレア・アイテムを出すという正にアイテムの宝庫(注2)だ。
 
この塔では3グループ前後のグループが、それぞれ1-3種類のレア・モンスターをキャンプする、というかたちで日々狩りが行われている。
 
今回はこのうち、最下層にいるCavalierの部屋に乗り込んで陣取り、さらにできれば一つ上の階にいるSavantも狙っていこう、という方針になった。

まずInvisibility vs Undeadのかかっている間に、一気にCavalierの部屋まで行く。そこで前衛からInvisibilityを解除して、最初の陣地確保の戦闘を開始だ。この部屋には3匹の死にガエルが湧くので、最初は3匹同時に処理しなくてはならない。多少苦戦しつつも、なんとか部屋の制圧に成功する。
 
一旦陣地を確保できれば、あとはよほどすさまじいプルをしない限りはまず安心だ。ここから第二目標のSavantの部屋までにいる死にガエルを、プラーが引っ張り、みんなでボコる。
そんな感じで、なんとかSavantの部屋の死にガエルも安定して処理できるようになり、Savant、Cavalierのキャンプ体勢が完全に整った。

 
 
こうなればもうあとは、ひたすら引っ張っては倒し、引っ張っては倒す、いつもの惰性モードである。ノンキに会話をしたり、恒例の目玉を出したりしながら、まったりと狩りを続ける。
 
で、狩りを続けること数時間。結局、解散までに最大の当たりアイテムというべき、黒プレート(注3)はでなかったものの、かなりの経験値を稼ぐことができた。
ここは経験値もいいし、ウィザードにも良さそうなアイテムもいくつかあるみたいだから、また機会があればここでキャンプしたいものだ。そんなことを思いつつ、帰路につく僕なのであった。

 
ゼン爺の合計プレイ時間 10日13時間54分

注釈
(注1)生ガエルと死にガエルの対立の構図:
この対立の構図の影響を一番大きく受けるのは、死にガエルを倒し続けると生ガエルのファクションが上がっていく、という点だ。もともと生ガエルに嫌われている種族や、ガック上層や下層のライブサイドで生ガエルを狩りすぎて生ガエルに嫌われても、死にガエルを数多く退治すれば、生ガエルとの関係を友好的に戻すことができる。なお、死にガエルはどうやっても敵対的。
 
(注2)アイテムの宝庫:
タンク用の武器・鎧、ローグ用の武器・仮面、クレリック用の肩あて、キャスター用のベルト・帽子、重量軽減バックなど、多くの職業にとって役立つものが出る。
 
(注3)黒プレート:
Enameled Black Chestplate。AC25。装備すると黒いプレートアーマーに見える。
 


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