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第53話「頂点を目指せ!」 |
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ToFS、こと、凍てついた影の塔へ行き、頂点を目指そう!
という趣旨のもと(・・・だったとおもう)、久々に凍てついた影の塔へ行って来た。
凍てついた影の塔は、地上七階建てというノーラス屈指の超高層建築だ。この日記で紹介した時を含め、僕も過去二回ほどこの塔を訪れたけど、今のところ最高で四階までしか行ったことがない。
というわけで、初めての五階以上を目指して、うきうき気分で乗り込む僕であった。
一階、二階は、Invsibility vs Undeadを。三階以上ではInvisibilityを使って、サクサクと進んでいくことにする。ということで、サクサクと四階まで到達できた。問題はない。
・・・。
途中でメンバーの一人が見つかって、死んでしまったことをのぞけば。
・・・。
初っぱなから、くらーい空気を漂わせつつ、登頂計画は進む。
さて、五階だ。この階は有名な結婚式場としてノーラスの人々に知られている。僕も早速目玉を派遣して、結婚式の様子をのぞき見してみることにしよう。
壇上には犬の神父。その前には吸血鬼の新郎、鳥人間の新婦。さらには列席するゾンビの皆様方。実にシュールな結婚式だ。
僕らはとりあえず結婚式場を避けるように、左への曲がり角を曲がって一息つく。あれ、結婚式場はスルーするのかな? などと僕が思っていると、プラー氏は、
「じゃ、結婚式潰そうか」
おもむろにそう宣言。言うが早いか、プラー氏は走り去り、戻ってくるときには新郎新婦に神父の新婚トリオが一緒だった。
哀れ、幸薄い新婚さん。と思ったか思わないかは定かではないが、情け容赦ない一行は、瞬く間にこの新婚トリオを葬り去り、あまつさえ、その所持品を漁って「ろくなもん持ってないなー」などとのたまうのであった。
お約束通りの、式場荒らしを終えた一行は、さらなる高みを目指して進む。
六階へ上がると、壁の色が黒っぽくなって、違う階へやってきたことが一目でわかる。
この黒く渋い階を少し進むと、袋小路にドワーフの幽霊がねっころがっているのが見えた。五体バラバラでねっころがっていて、多少不気味。というか、一瞬なんなのかよくわからない格好だ。
りあえず「やっとくか」的に、これを倒すことにする。ところが、これが倒れたとたんに「むけた」から驚いた。
死んだドワーフの幽霊から、別のドワーフの幽霊が湧いてでたのだ。なんだかよくわからないなりに、これをも撃破する。強さは大したことなかったけど、ちょっと焦ったではないか。
ともあれ、ドワーフの幽霊を退治しただけで、この階に満足した僕らは、Invisibility vs Undeadをかけて、この階の残りの部分を走破した。途中大量にアンデッド扱いの犬人間がいたけど、全て無視だ。
で、鏡をくぐって次の階へいくと、そこはまだ六階のようだった。少なくとも壁の模様は六階のものと同じだ。ただ、徘徊するモンスターの種類が違うらしく、さっきまでは犬人間がメインだったのに比べて、ここはコウモリが大量に飛び交っている。
試しに一匹倒してみようか。ということで、コウモリに襲いかかってみる。ん、・・・ちょっと堅いけど、まぁそんなに強くもないか。余裕をかましつつ、コウモリを倒す。ところが・・・。
・・・むむむ?
すると、このコウモリがまたしても、「むけた」のだ。コウモリの死体から、今度は吸血鬼が湧いてでた。
ええい、面倒くさいやつめ。二度倒さなければならない事を煩わしく思いつつ、吸血鬼のほうも倒すことにする。
ところが、この吸血鬼が、異常に堅い。とんでもなくHPが多いのか、殴っても殴っても、魔法を撃っても、ヒットポイントがなかなか減ってくれない。
なんとか倒す頃には、かなりのマナを消費してしまい、連戦するのはかなりしんどいということがわかった。
このあと、少しこの階を進んでみたものの、コウモリが大量に来たらさばけないであろうことと、時間がなかったこともあり、この階にて今回の登頂計画は断念しよう、ということに決まった。
うーん、あと一階だったのに、惜しい。
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15日23時間23分 |
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