成長日記 冒険記
ゼン爺の成長日記
  号外「ゼン爺の、PoP新ゾーンレポート〜(後編)」
PoPゾーンのレベルの高さを思い知った僕、こと、ゼン。逃げ帰るかたちでPoKにまで戻ってきた僕は、翌日、仲間をそろえて、PoPゾーンでの狩りを敢行することにしたのだった。
 
PoKに集まる
てことで、PoKの一角に集まる僕ら一行。僕以外はレベル60以上というハイレベルな面々だ。
 
その中のネクロマンサー氏がPoPゾーンに詳しいと言うことで、彼の先導に従って進んでいくことにする。
 
  ウォーリア氏
  「で、どのプレインにいくの?」

 
よし、ノーム天国を提案だ。
 
  ゼン  「PoIはどう?」
 
  ネクロマンサー氏  「ちょっとこのメンバーだとぬるいですね」

 
・・・ぬ、ぬるいのか。恐るべし、レベル60超グループ。
 
  ネクロマンサー氏 「楽なのはPoD。熱いのはPoVってとこですかね」
 
PoDはプレイン・オブ・ディシーズ、PoVはプレイン・オブ・ヴァラーの略だそうだ。僕らは話し合った結果、最初はPoVに挑戦してみて、ダメそうだったらPoDに行こう、という二段構えの計画を立てて、出発することにした。
 
  ネクロマンサー氏  「あ、一発500ダメージくらい来るのでよろしく」
 
ギクギク。
 
ファイブ・ストーン
移動開始である。前日に一人で歩き回っただけあって、PoKからプレイン・オブ・トランクィリティまではよどみなく進むことができた。
 
さらにここから、ファイブ・ストーン(5stones)とか呼ばれる、五つの石碑が並んでいる小洞窟へいって、そこでPoV行きの石碑に触れることで、PoVへと入るのだ。
 
ネクロマンサー氏の指示通り、五つ並ぶ石碑の左から二番目に触れると、無事にPoV、プレイン・オブ・ヴァラーに入ることができた。
 
PoVに入ってみると、中にはなんと40人近いPCがいた。さすがに発売直後の新ゾーンは人気が高い。LoY直後のデュラック湾や、SoL直後のグリークの袋小路を思い出す。
 
墓地
ついた場所は、墓石の並ぶ場所。つまるところ墓地だった。
 
多くのPoPゾーンでは、このような墓地がゾーンの入口に設置されていて、死亡後十数分から数十分経つと、死体がこの墓地に転送されるようになっているのだ。
 
このシステムは、死体を必ず回収できるというメリットと同時に、壊滅後に素早く死体を蘇生しないと、死体が前線からなくなってしまい、迅速な再挑戦ができなくなるという、特にレイドの時などに影響するデメリットがあるらしい。
 
まぁ、レイドには当面関わりのない僕とっては、素直に嬉しいシステムだ。
 
さて、おなじみのキャンプチェックをすると、「S字渡ったところ」「城上右」「城上左」「南西洞窟。入口で引っ張ってる」などという返答があった。
 
なんのことやらさっぱりわからないが、ネクロマンサー氏はわかったようなので、ついていくことにする。目指す場所は、ゾーン北端の城壁沿いだ。今いる墓場がゾーンの南端なので、ゾーンを縦断する形になる。いい観光ができそうだ。
 
墓場のある森林地帯を、大きく迂回するように、ゾーン南の岩壁、ゾーン東の川と、反時計回りに進んでいくと、やがて川沿いに建つ大きな建物が目に入った。
 
これがどうやら、先ほどのキャンプチェックで言うところの「城」らしい。この「城」は川を挟んで南北両岸に一つづつ建っていて、両「城」の二階部分にある川をまたぐ通路で結ばれている。
 
この二つの「城」を結ぶ通路が、川を渡るための巨大な橋の役割を果たしているようだ。僕らもこの橋を渡って、森林地帯のある川の南岸から、北岸へと進んでいくことにした。
 
S字の橋
渡ってみると、この橋の形状が奇妙にねじ曲がった形をしているのに気がつく。
 
おそらく、これをして「S字」と呼ばしめているのだろう。案の定、この橋を渡りきったところに、キャンプチェックで「S字渡ったところ」と答えたグループがキャンプを張っていた。
 
北岸の城を出ると、南岸の森林地帯とはうって変わって、荒涼たる岩山が広がっていた。
 
この岩山をさらに北上し続けると、やがて城壁のようなものが目に入ってきた。この城壁沿いが、今回のキャンプ予定地だ。
 
ちなみに、この城壁の先へ行くには、クエストか何かで鍵を手に入れなければならず、鍵を手に入れて進んだ先にはかなり強烈なモンスターがいるらしい。恐ろしい話である。
 
城壁沿いに到着した僕らは、ネクロマンサー氏の「500ダメージ」発言に喚起されて、徹底的なまでの戦闘準備に入った。
 
特にメインタンクとなるウォーリア氏には、これでもかといわんばかりの強化魔法がかけられていく。
 
戦闘開始
そしていよいよ戦闘開始だ。
 
ネクロマンサー氏の警告通り、200から500ダメージの攻撃が次々とウォーリア氏に浴びせられる。
 
あっと言う間にヒットポイントを失っていくウォーリア氏。非常に痛そうだ。
 
シャーマン氏のSlowの魔法、クレリック氏のHealの魔法がなんとかウォーリア氏の命を長らえさせ、やっとの思いでモンスターを倒したものの、たった一戦でかなりヘトヘトだ。
 
こいつはきつい。恐るべし、PoV。
 
とはいったものの、完全に不可能、というレベルでもない。慣れてくると、案外一匹づつならいけるものである。たまに複数のモンスターがやってきて、死者を出したりしながらも、なんとかここでキャンプを続けることができた。
 
そうして結局、レベル62以上の魔法をもらえるクエストのアイテム、なども入手しつつ、この日はPoDに路線変更することもなく、ここでのキャンプをやり通して終わったのであった。
 
  ゼン  「どうだった?」
  ウォーリア氏  「痛いですよ。つ、次はPoDにしとこう、かな?」

 
さもありなん。
 
そんなわけで、厳しいPoPの洗礼を浴びた僕。今後、この超上級ゾーン群をどれだけ体験することができるのかわからないが、世の中、上には上がいることを思い知ったゼン爺なのであった。
 
先は長いなぁ。
 

 
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