週刊少年マガジン連載、nonco氏による作品。
悪魔の少女カナンが、男子高校生の供犠くんの魂を狙って近づいたところから始まる恋人関係を描いたラブ&コメディ。
どちらかというと、ギャグ、コメディ色強め。
高圧的な態度をとりつつも恋愛に対してはピュアなカナンが、ストレートな物言いをする供犠くんに照れる、というのがお約束の流れ。
そこに、サキュバスメイドのアミや、ドMの幼馴染撫子、ポンコツ天使ジャンヌ、などのサブキャラを絡めた物語が展開していきます。
意外にも(?)、お色気表現は控えめ。
第3巻からは、夏休みに実家(魔界)に帰省するカナンに、供犠、アミ、ジャンヌが同行するストーリーが展開。
第4巻のラストで、湖での水着バカンスなどありつつ、家族に供犠との恋人関係を認めさせ、人間界に帰ることに。
第5巻の冒頭の57話、人間界へ帰る電車に乗ろうとする一行ですが、湖の一件からジャンヌの姿が見えないことに気付きます。
ふと、そこに巨大なイカが現れ、その口元からジャンヌの両手がはみ出しているのを発見。
ジャンヌはそのまま丸呑みにされますが、次のコマではイカは討伐され、水着姿で全身消化液まみれのジャンヌが吐き出されます。
第60話では、眠っているジャンヌがイカに襲われ丸呑みにされたときのことを夢に見るシーンがあります。
57話とは違い体内描写あり。
丸呑み関連シーンは以下の4ページ。
目の前の海から巨大なイカが出現、口元からジャンヌの頭の先と両手だけがはみ出しているシーン
ちゅるん、という音と共に丸呑みにされイカの口が大きく膨らむ、救出され胃液まみれのジャンヌがゆっくり起き上がるシーン
胃液まみれで泣きながらジャンヌが供犠くんに抱きつくシーン
夢の中でジャンヌがイカに捕まる、丸呑みにされ全身を肉壁にみっちりと締め付けられているシーン
ギャグ要素とラブコメ要素がバランスよく描かれている作品。
序盤は、供犠くんの性欲強めの言動が目立ち、好みが分かれそうでしたが、それ以降は露骨な表現は鳴りを潜め、読みやすくなった印象です。
深いストーリーは無いため、悪魔なのにちょろいカナンがどぎまぎする様子を、軽い気持ちで読んでいるだけで楽しめるか。
丸呑みシーンとしては、丸呑みにされる過程、丸呑み後の体内描写の両方の要素あり。
ただし、尺は短めなのが残念なところ。
消化液まみれで吐き出される様子などはかなり気合入れて描かれているため、丸呑み的にも見ごたえがあります。
DMM.comでは、試し読みにて第57話の丸呑みシーンを確認することができます。
興味がある方はチェックしてみるとよいでしょう。
以下、掲示板より抜粋
「カナン様はあくまでチョロい」57話と60話に丸呑みシーン有り。
ヒロインの一人ジャンヌが巨大イカに呑まれますが、どちらも1~2コマ程度
|